第二十五章 皇統第九代[上代第九代]

   天(アメノ)八(ヤ)十(ソ)万(ヨロヅ)魂(ダマ)身(ミ)光(ヒカル)天(アマ)津(ツ)日(ヒ)嗣(ツギ)天皇(スミラミコト)

   天(アメノ)八(ヤ)十(ソ)万(ヨロヅ)日(ヒ)女(メ)皇(キサ)后(キノ)宮(ミヤ)

 天皇、皇子を万国(トコヨクニ)に派遣し給い、商法・市場の法を開き、道路・家造・牧畜・井戸鑿(さく)の法を伝授せしめ、更に臼杵(うすきね)の製法・酒造法・川海漁魚法等を教えしめらる。又天皇、詔して万国(トコヨクニ)御巡幸を仰出(おおせだ)され天(あめの)浮船(うきふね)に御坐乗ありて、天竺尼波羅国に天降り給う。時に万国(トコヨクニ)五色人(イロヒト)民王及び官民十六万八千余人参集して、天皇を奉迎し、大前にて奏楽す。其の所を呼んで大黒人山と云いしが、後改めて大黒山と称す。天皇、此処より長門の国に御還幸あらせ給う。天皇の御宇(ぎょう)、万国(トコヨクニ)に大変動あり。「高(タカ)皇(ミ)産(ムス)霊(ビ)尊」「神(カ)皇(ン)産(ムス)霊(ビ)尊」の両皇子御誕生あり。御位を「高(タカ)皇(ミ)産(ムス)霊(ビ)尊」に譲り給いし後、陸奥の恐山より神幽(カミサ)り給う。天皇を五行の「水の神」として祀り奉る。

 

 

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