第二十六章 世界文化の発祥

 斯の如く、歴代の天皇は、其の御事業として、日の本に於て世のあらゆる器物を発明し、また様々の手法を案出して、其の度毎に皇子等を派遣せられて、之を外国に伝授せしめらるゝを常とし給えり。其の発明案出(あんしゅつ)に当りては、先づ初め神々より神勅ありて、そを基礎として工夫を重ねし結果、編み出されしものなり。

 斯の如くして、世界の人文は悉く日の本御皇室より発祥せるものにして、其の政は、神の世界に通じ得る人類は、日の本皇室を措(お)いては他にあることなかりしを以てなり。当時神霊界に於ては、混乱争闘絶ゆる事なき時代なりしが、「天一天柱主(アメハジメアメハシラヌシ)大神」が創造神として活躍し給う御事業として、漸次日の本皇室に器物手法の創造発明を神授し給いしなり。

 然るに、之等歴代天皇の御宇(ぎょう)に於ては、前述の如く度々地球に大変動あり、其の度毎に世界各地に於ける五色人(イロヒト)は滅亡し、同時に創られたる器物も破壊せらるゝ所となりしを以て、斯く代々の天皇が幾回となく繰返し、新なる器物手法を発明ありて、全世界の五色人(イロヒト)に分ち与え、不撓不屈の創造によりて、世界文化の発展を図り給う大(おお)御(み)心(こころ)を以て進み行かれしものなり。

 また、前述の如き地球の大変動に依りて、折角各方面に派遣扶植(ふしょく)せる五色人(イロヒト)も其の度毎に滅亡に際(さい)するを以て、其の滅亡の度毎に、日の本より再三再四、新(あらた)に五色人(イロヒト)を派遣せざるべからず。其の為に日の本に於ては、其の必要に応ずべく、五色人(イロヒト)を準備しありたり、其の処は盤城国(いわきのくに)にして、其の住み給う宮殿を神(カ)籠(ゴ)石(イシ)宮と云う。其の五色人(イロヒト)の鼻祖(いろびとおや)は、左の如き五組の男女神にして、皇統第一代天皇より出でたることは既に説けり。

 中     黄人(土)   天(アメノ)中(ナカ)土(ツチ)黄(キ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二神

 東     青人(木)   天(アメノ)日(ヒ)出(イデ)来(キ)青(アオ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二神

 西     白人(金)   白(ヒ)入(イル)金(カネ)白(シラ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二神

 北     黒人(水)   日(ヒ)受(ウケ)水(ミ)主(ノシ)紫(クロ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二神

 南     赤人(火)   日(ヒ)南(ナタ)火(ヒノ)赤(アカ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二神

 嘗(かつ)て、皇統第三代「天(アメ)日(ノヒ)豊(ノ)本(ムト)黄(ヒノ)人(ヒ)皇(ミ)主(ノシ)天皇(スミラミコト)」の御宇(ぎょう)に於ける、地球大変動の後に、飛騨の高峯より天降りたる皇族のうちにて、其の後、黄人の鼻祖(いろびとおや)なる「天(アメノ)中(ナカ)土(ツチ)黄(キ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二尊」は築波山に天降り、白人の鼻祖(いろびとおや)なる「白(ヒ)入(イル)金(カネ)白(シラ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二尊」は加賀の白(〇)山に天降り、黒人の鼻祖(いろびとおや)なる「日(ヒ)受(ウケ)水(ミ)主(ノシ)紫(クロ)人(ヒ)男(メ)女(ヲ)二尊」は越後(えちご)黒(〇)姫山に天降れり。白(〇)山・黒(〇)姫山等の名称の生ぜじ由来は是にあるなり。

 

 

Copyright © 2020 solaract.jp. All Rights Reserved.