まことの宝

――この方が、海一つ越えた寒い国に隠してあるまことの宝を出して、まことの臣民に手柄を立てさせる。

・「海一つ越えて寒い国に、まことの宝 隠してあるのざぞ、これからいよいよとなりたら、神が許してまことの臣民に手柄いたさすぞ、外国人がいくら逆立ちしても、神が隠してゐるのざから手は着けられんぞ、世の元からのことであれど、いよいよが近くなりたら、この方の力で出して見せるぞ、びっくり箱が開けて来るぞ。」(天つ巻)

――神の国にはどんな宝でもあるから、宝の山に攻め寄せるが、神が許さなければ自由にはできない。いよいよとなったら神が宝を取り出して、世界の悪神が心から降参するまで戦をする。

・「宝の山に攻め寄せ来ると申してくどう気付けておいたでないか。神の国にはどんな宝でもあるのざぞ、(かみ)の国、昔から宝埋けておいたと申してあろがな。〇(かみ)の国にも埋けておいてあるのざぞ。この宝は神が許さな誰にも自由にはさせんのざぞ。悪が宝取らうと思ったとて、どんなに国に渡り来ても どうにもならん様に神が守ってゐるのざぞ。いよいよとなりたら神がまことの神力出して宝取り出して世界のどんな悪神も神の国にはかなはんと申す所まで、とことん心から降参する所まで、今度は戦するのざから臣民余程見当取れんことに、どんな苦労もこばらなならんのざぞ。知らしてありた事、日々(にちにち)どしどしと出て来るぞ。われよしすてて呉れよ。」月の巻)

――日本の国はこの方の肉体だから、どんな宝も隠してある。神のご用なら、いつでも何でも与える。

・「日本の国は此の方の肉体と申してあろがな、何んな宝もかくしてあるのざぞ、神の御用なら、何時でも、何んなものでも与へるのざぞ、心大きく持ちてどしどしやりて呉れよ。集団(まどい)作るなと申せば、ばらばらでゐるが裏には裏あると申してあろが、心配(こころくば)れよ。」(日の出の巻)

――海の守護は乙姫。朝日が照り、夕日が差すところに置いてある宝が世に出る。

・「海の御守護は竜宮のおとひめ様ぞ。海の兵隊さん竜宮のおとひめ殿まつり呉れよ。まつわり呉れよ。竜宮のおとひめ殿の御守護ないと、海の戦は、けりつかんぞ。朝日照る夕日たださす所に宝いけておいてあるぞ。宝 愈々世に出るぞ。」(松の巻)

――竜宮の音姫がつくったこの世の宝が、海にある。

・「海にはどんな宝でも竜宮の音秘(オトヒメ)殿 持ちなされてゐるのざぞ、この世の宝 皆この方つくりたのざぞ、」(カゼの巻)

――この世の大洗濯の宝が、東西南北にある。

・「北、南、たから出す時近づいたぞ、世の元からの仕組であるからめったに間違ひないぞ、(中略)西も東もみな宝あるぞ、北の宝はシホミツざぞ、南の宝はシホヒルざぞ、東西の宝も今にわかりてくるぞ、此の宝あっぱれ、この世の大洗濯の宝であるぞ。」(磐戸の巻)

 

 

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