――神の仕組は変わらないが、人民の心次第で良くも悪くも出てくるから、思うようにいかない。早く出世したい心を変えなければ、ご用は難しい。
・「我が我がと早う出世したい様では、心変へんと人民は御用六ヶ敷いぞ。神に分けへだてなし、へだては人民の心にあるぞ。(中略)、思ふ様にならぬのは、ならぬ時は我の心に聞いて見るがよいぞ、神の仕組は変らねど、此の世では、人民の心次第で良くも悪くも出て来るのぢゃ、仕事は変らねど出て来るのが変るのざ、悪く変ると気の毒なから くどう申してゐるのぢゃぞ。」(|三の巻)
――弥栄えないものは、神の御心に逆行している。自己慾を段々浄化して、大きい自己の慾とせよ。自分のみの慾となるから弥栄えない。
・「それはそなたの自己慾から出てゐるぞ。自己慾もなくてはならんが、段々浄化して行かねばならん。浄化して大き自己の慾とせよ。自分のみの慾となるから弥栄えんのぢゃ。弥栄えんもの神の御心に逆行。」(月光の巻)
――欲が深いと、先が見えない。
・「慾が深いから先が見えんのぢゃ。」(黄金の巻)
――小さい自分ばかりの慾を捨て、まことの大深慾になろうとすれば、何事も見事成就する。よいことを言って、よい行をしていても、よくない人を、未だ消化する程の所まで行っていないから、化物に化かされるな。
・「化物に化かされんよう、おかげ落さんようにして下されよ。よいことを申し、よい行をしてゐても、よくない人があるのぢゃ。よくないことも御用の一つではあるが、そなたは未だそれを消化する程の所まで行ってゐないぞ。小学生が大学生のまねしてはならん。そなたはまだ慾があるぞ。慾を、小さい自分ばかりの慾をすてなされ。そしてまことの大深慾になりなされよ。その気持さへ動いてくれば、何事も見事成就するぞ。」(月光の巻)
――神の理(ミチ)を踏む者は嫌でも金が貯まる。清くして富むのがまことで、肉と霊と共に栄えて嬉し嬉しとなる。金が貯まらないのは、理に外れているからで、深く省みよ。神と金の二つに仕えることはできないと説いたのは、段階の低い信仰。
・「神と金と二つに仕へることは出来ん、そのどちらかに仕へねばならんと、今迄は説かしてゐたのであるが、それは段階の低い信仰であるぞ。影しか判らんから、時節が来て居らんから、さう説かしてゐたのであるが、この度、時節到来したので、マコトの道理 説いてきかすのぢゃ。神と金と共に仕へまつるとは、肉と霊と共に栄えて嬉し嬉しとなることぞ。嬉し嬉しとはそのことであるぞ。神と金と二つとも得ること嬉しいであろうがな。その次には霊の霊とも共に仕へまつれよ。まつれるのであるぞ。これが、まことの正しき理(ミチ)であるぞ。今迄の信仰は何処かにさびしき、もの足りなさかあったであらうが。片親がなかったからぞ。天に仕へるか、地に仕へるかであったからぞ。この道はアメツチの道ざと知らしてあらうがな。清くして富むのがまことぢゃ。地も富まねばならんのぢゃと申してあらうが。これから先は金もうけばかりも出来ん。今迄のやうな神信心ばかりも出来ん。神の理(ミチ)を進むものは嫌でも金がたまるのぢゃ。金がたまらねば深く省みよ。理に外れて御座るぞ。人は罪の子でない、喜びの子ぞ。」(黒鉄の巻)
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