第四十章 第8次神政内閣

 桃上彦神

 津上姫神

 「行永春神」(身魂「(アマ)照彦(テルヒコ)大神」)と「言足姫神」(身魂「気津久姫(きつくひめ)大神」)の意志と外国諸神霊の策動が効を奏し、外国魂を有する「桃上彦神」が「津上姫神」を妃として主班となり、「(ドウ)(ショウ)(ドウ)(ワウ)」」「独立道王」を輔佐として、第八次神政内閣が成立。

 神政の施設のすべては外国諸神が行い、八方美人の「桃上彦神」は、全く偶像(=崇拝の対象となる)で終った。「桃上彦神」をあやつり人形とした神々は、親神の「行永春神」「言足姫神」、その他外国より渡来した諸神「(コウ)()(ダマ)大神」「盤古(ばんこ)大神」「十億道(じゅうおくどう)神」「七尾岳(ななおだけ)神」「山武姫(ヤマタケヒメ)大神」「天若彦大神」「横領姫大神」等。こぞって裏から神政政治を操縦し、駛身(かけりみ)界政治はことごとく等外国諸神の掌中に帰したため、日の本個有の神々は隠退するか国外に逃走離散し、外国諸神は思うままに神政政治を行った。その間も、「八百八光(はっぴゃくはっこう)神」と「八百幡神(はっぴゃくはたしん)」の争闘はやむことがなく、その状態はその後長く、昭和の今日に到るまで継続した。

 駛身(かけりみ)神霊界が全くその掌中に帰したことから、外国諸神はさらに限身(かぎりみ)人類界にまでその手脚を延ばし、絶えず万国(トコヨクニ)棟鿄(オムヤ)天職(アメマツリ)天皇(スミラミコト)たる日の本皇室の皇霊統と、重臣などの霊統に侵入し、実質的な日の本掌握を全うしようとした。ところがその間、隠退した日の本諸神は絶えず守護して外国諸神を妨害。外国諸神の願いを貫き通させず、こういった時代にもかかわらず、皇室の御霊統にはしばしば日の本の大神が出現されて、外国諸神の策謀を覆す方策を講じられた。この守護・妨害の任に当った主な日の本の大神を「十六柱の大神」と申し上げ、現今のわれわれが見つつある十六菊型の花辯の一つ一つは、この大神の一柱一柱を象徴したもの。(第四章参照)

 司配慾と恋愛慾を満足させようとする諸神霊と、これを防いで反対しようとする諸神霊とが、敵味方となって争闘を継続。駛身(かけりみ)界の混乱を繰り返しつつある間に、各神霊は天の御三體大神の御意志による試練を受けつつあったが、争闘が推移する状況は次第に限身(かぎりみ)人類界に反映して、人類界に治乱興亡の歴史を発生させる。

 この第八次神政内閣の状況の反映が、日本皇室に対して顕著となったのは、皇統第二十一代「()()()()天皇」「伊弉那冊(イザナミ)皇后」の御代。第八次神政内閣は、当時より現今昭和5年5月31日まで継続しため、第八次神政内閣の神霊界での様々な治乱荒廃の経過は、その反映と顕現である「()()()()天皇」「伊弉那冊(イザナミ)皇后」の時代より以降現今に到るまでの、人類界の歴史を考察する事でその大要を窮い知ることができる。

 

 

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