第百七十三章 人類界建替建直し準備

 人類界の建替建直しの準備として、昭和5年6月12日、国祖「(クニ)(トコ)(タチ)大神」の命によって、「竜宮乙姫」[玉依姫大神]はその部下と共に、竜宮海(丹後沓島の四次元界)より、「(クニ)(トコ)(タチ)大神」の坐ます木曽御岳の四次元界に参集し、日の本の建替建直しについて大神の大命を拝受した。よって、同年6月19日、「竜宮乙姫」はその部下と共に、琵琶湖の四次元界を本拠として内外諸神を集合し、自らがその主座となって、日の本の現界建替について神庭(=神域)会議を開催。会議は5日で終了し、同24日、日の本の各国魂神・各産須那(うぶすな)神と各竜神団は、各々その部署に就く。

 「(クニ)(トコ)(タチ)大神」は主宰神として日の本全般の建替に当り、さらに大神の命を受けて活躍する諸神は、「日之出大神」を筆頭に、「直霊大神」「(タイ)()(ショウ)(グン)[明治天皇 御神霊]」「龍宮乙姫」「八大竜王大神」「国祖系竜神」「竜宮系竜神」「八大竜王系竜神」「各国 魂神」「各産須那(うぶすな)神」「茅の裏竜神団」は、日本島全土を取り捲いて霊的な封鎖をなし、また千代田宮城守護として特命されたものは、「千代田城竜神団」「代々木原竜神団」「肝川竜神団」「三殿守護の白狐(びゃっこ)」等で、各々その任に当たる。

 このように諸神団體が部署に就く中で、再び日の本に紛れ込んだ「金毛九尾」の重臣神は、最後の勇気を奮ってひたすらその画策の実現を企てたため、「竜宮系竜神団」との争闘は次第に猛烈となる。これが現界に出現した最初の事件は、昭和5年11月14日の「浜口雄幸」の遭難。当時、「雄幸」は内閣の主班だったが、ロンドン会議後、日の本に紛れ込んだ「金毛九尾」の重臣神の操り人形となったもので、狙撃者「佐郷屋某」は「竜宮系竜神」の操り人形だった。

 昭和5年11月初め、「天地根本大祖神(てんちこんぽんだいそしん)」より創造神「天一天柱主(アメハジメアメハシラヌシ)大神」、司宰神「天照皇大御神(アマテラススメネホミカミ)」、地の親神「(クニ)(トコ)(タチ)大神」に対して、宇宙開闢以来空前の、某大神の勅が降下した。このため同年11月21日、「(アマ)(テラス)(スメ)(オホミ)(カミ)」[駛身(かけりみ)界に出現された「天照皇大御神(アマテラススメネホミカミ)」]が地上に降臨し、こうして「(クニ)(トコ)(タチ)大神」の日の本建替えの準備は次第に進捗。昭和6年4月20日、「(クニ)(トコ)(タチ)大神」より「(アマ)(テラス)(スメ)(オホミ)(カミ)」に対して、「地上建替準備の完成とその実施に関しては、徐々に下命ありたし。」と奏上。これを聞いた司宰神「(アマ)(テラス)(スメ)(オホミ)(カミ)」より、初めて「現界建替開始」の神勅が降下される。これは昭和6年6月20日の御事で、同時に「(タイ)()(シャウ)(グン)」の神霊が、今上「裕仁天皇陛下」に降臨された。

 ここにおいて昭和6年7月2日、「(クニ)(トコ)(タチ)大神」より「宇賀之御魂大神」[気津久比売(キツクヒメ)大神]に神命が下り、大神は従神と共に直ちに満洲に行き、同月4日(2日?)、万宝山事件が突発。この「宇賀之御魂大神」(「大正天皇」の即位式をかき乱そうと大きく最後まで勝手気ままにふるまった神)が、天津神策を理解すると同時に、最初の神命を承って率先して大活動を開始。自在時代での自神の行跡を大きく贖う意味で、大活躍するに到った。

 次に、昭和6年8月7日に到り、国祖「(クニ)(トコ)(タチ)大神」より「櫛玉饒速日神」[(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神]と「(じん)(ぐう)皇后神霊」[大鶴姫(おおづるひめ)大神]に対して、外国での建替準備という大命が降下した。これは、「(にぎ)(はや)()神」は「(じん)()天皇」の時、「山武姫(ヤマタケヒメ)大神」の日の本皇霊統への侵入を阻止、遷都して矛を取った「(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神」で、当時、「(アマ)(テル)()大神」の神勅によって矛を収めた。また、近世では僧「日蓮」に現れて皇統確立を図ったが、また途中で挫折したことから、今回、特に外国の建替に当たって率先してその統率神である天命を国祖大神より拝受した。また、「(じん)(ぐう)皇后」の身魂「大鶴姫(おおづるひめ)大神」は、「横領姫大神」として日の本の撹乱を画策した一方の旗頭で、「(じん)(ぐう)皇后」の時は罪滅ぼしのために三韓を征伐して国威を海外に発揚したが、未だその罪が赦されるところとならず、さらに、「(めい)()天皇」の皇后宮として出現されるも、また中絶したことから、ここに、「(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神」の随神としてこの大命を拝するに到る。

 昭和6年9月12日に到り、国祖「(クニ)(トコ)(タチ)大神」は日の本の諸大神に摂津六甲山の四次元界に集合を命じ、富士山におられる大神を除く、各大神は全部その地に参集した。内国の擾乱清掃と外国の建替に関して、1週間にわたる大会議の結果、それに対する各神の部署と方策全部が決定する。その部署の大略は――まず、「(クニ)(トコ)(タチ)大神」が主宰神となり、海外派遣神としては、「(にぎ)(はや)()神」「日之出大神」「(じん)()天皇御神霊[山武姫(ヤマタケヒメ)大神]」「日本(やまと)(たける)尊御神霊[山武姫(ヤマタケヒメ)大神]」「(じん)(ぐう)皇后御神霊」「朝日明神」「月日明神」等。さらに、特派神として、「宇賀御魂大神」を支那に、「猿田彦大神」は米国に、「大己貴(おほなむち)大神」は印度に赴く事を命じる。これら諸神は直ちに主宰神「(クニ)(トコ)(タチ)大神」の意を体して、昭和6年9月18日、各方面に向って出発し、外国の各国魂神と協力して決定方策に従って諸般の活動を開始した。すなわち、支那満洲に向った「宇賀之御魂大神」は直ちに同日ぴったり子の刻近く奉天(柳条湖)事件を引き起こさせ、ついに第2回の岩戸開きがいよいよ現界的に開始した。

 こうして、各方面に向って出発した諸神は、天津神策を理解して日の本を樹て、かつ外国建替に当って国祖「(クニ)(トコ)(タチ)大神」の命に従い、その意のように活動すべき諸外国の国魂神と互いに通じ合って、それ以後、機に応じて活躍する。この外国国魂の諸神の主要なるものは――「山武姫(ヤマタケヒメ)大神 英国」「高津玉(こうづだま)大神 仏国」「金毛九尾 米国」「十億道神 露国」「道精堂神 伊国」「独立道神 独国」「盤古大神 支那」。

 次に、昭和6年12月25日に到り、宮中を守護すべき神として、「三十二神(〇〇〇〇)」が神定められる。この三十二神は、近古よりの「八神殿の八神(〇〇〇〇〇〇)」、現在の三殿のうちの神殿(〇〇)に奉斎される諸神に代るべき神霊で、この三十二柱が神霊宮中で守護の部署に就く時が、すなわち神政復古の時。

 昭和7年に到り、再び日の本に紛れ込んだ金毛九尾の重臣神等は、終りに到って奮い立ち、かの日比谷の大逆事件を引き起こす。いよいよ、現界の建替に従事する諸神霊とこれに反抗する諸神霊との争闘が、ますます明瞭に現れる時期に入る。「宇賀之御魂大神」は、昭和7年1月28日、上海に走って上海事件を捲き起し、また「金毛九尾」と「竜神系」との争闘は、5月15日、「犬養毅」の惨殺として現われる。

 

 

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