物事の一番初めに宇宙が剖判して、神の世界と物質の世界に分かたれ、地球の修理固成が終わって人類が発生。神人交通による神政政治が行われてよりこの方、長い年月を経て、その間、自在の時代として天の岩戸閉めが昭和5年6月1日をもって再び天の岩戸が開けたことをもって、やがて神霊界と人類界の清掃が完全になれば、神政復古して「三六の大神」が出現し、宇宙は「みろくの世」に入り、ここに、「天地根本大祖神」が大昔より計画された「神政成就」の殿堂に到る門戸が開かれることになる。
この三六の大神の出現の有様は、左のように、各々三段六神が並立し、その上に「天照皇大御神」が宇宙主宰神の宝座に在して、三十二相・八十種好円満具備の姿として整備された神界荘厳の神相を、「みろく[三六]大神」の出現と称する。

この大御代の出現によって、統一ある神の世界の政治が行われ、地上には「万国棟梁天職天津日嗣天皇」の厳御代の足御代出現する。
さらに、この時代での人類界の概況を述べれば、三六大神はいずれも男女並立して一神格を現わすものにして、したがって、以下神界における諸神も、一柱といえども不遇・孤独の神がある事はなく、人類界もこれを模範として倣い、男女で一人格となし、しかもその身魂は駛身界での並立男女神(夫婦)の神霊の分派(これを魂と称す)たるもの。こうして、これら駛身界諸神霊は天津神則を理解して、創造神の神策に任せるままに、統一と自在ある境域で、秩序と限定ある神の世界の政治の下に活躍する神霊となるをもって、これら人類の夫婦も、その身魂たる神霊の動きに従って天津神則に即して行動するだけではなく、さらに、その身魂の個性に応じる「七柱の守護神」(これを魄と称す)を附与されて、その魂が輔佐される。このことをもって、各人がその魂魄(=霊魂)に即して、位所の上下を始めとし、その志や想い・行為・職業の別などおのずから決定され、ここに、秩序整然たる社会の出現を見る。
さらに、これら人類は創造神が直授する所に従って、その社会を規範するに組織を以てし、その人格を薫陶(=徳を以て人を感化し、すぐれた人間をつくる)するに教育をもってする。すなわち、人が生まれ、男女の並立によって一人格をなすに到るまでは、教育で誘導し、男女が並立するに到れば、社会の組織はおのずから調和の原動力たる愛によってその埓(=限界)を越える事を阻止することをもって、極めて僅かでも乱れることなき整然たる秩序を保つことを得る。
以上の天津神則は、神の世界をはじめとして、人類界にこれが適用されて行われ、それを推し進めて幽界の幽政に及び、神・現・幽三界は、この一律をもって一貫されるに到る。この一律を「惟神の大道」と云う。現人類で、この惟神の大道が率先して履行されるか。万国棟梁天職天津日嗣天皇の統率の下、全人類が一団となって、「天地根本大祖神」の究極の目的たる神政成就に向って歩み行くものなり。
昭和7年仲秋(=陰暦8月)15日 神示のまま誌す
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