太古以来、日の本と万国に勃発した大地変の状況は、「皇祖皇太神宮」「地球地形図作りの巻」に記載した。その記述は極めて簡単で、詳細を知る根拠はないが、その間、あるいは大陸の海中に陥没したものもあり、あるいは新たに隆起したものもあり、有史以前の地殻変動の概要を覗い知ることができる。
(一)、万国造主大神その他の諸神の地球修理固成の神業が進捗している中で、大変動によって地球は数百度、土の海となった。この遺構として、今日見るように岩石の角は丸くなり、また蛤の殻の化石等が高山峯の岩石の中にあることが、土の海となった印。地形が定まって後、神勅によって地球形図を作られたものが、左の第一図で、地球最初の地形図。
[第一図]

(原図の7/10縮尺)
(二)、「天御光太陽貴王日大御天光日神」[天照日大神]、諸尊「天豊地球形図造根尊」「天日万国地形図書根尊」「万国八意五十一言造根尊」「万国言語伊吹尊」に、地形図(第二図)を作らせられた。(原図の3/4縮尺)
[第二図]

(原図の3/4縮尺)
(三)、「天日豊本葺牙気皇王身光大神天皇」即位〇年、「天日万言文造主尊」「天豊地球形図造根尊」「天日万国地形図書根尊」等に命じて地球の地形図を作り、十六方位図の国を定め、名前を付けた地図(注 第13章参照)を「天紙人尊一神宮」に御神體として奉斎。
[第三図] ……(※ 地図内の国名は「十六紋=日の本」を中心に、「ヒガシ」「ヒアケ」「ヒウタ」「ヒウイ」「ヒムカ」「ヒトヅ」「ヒネコ」「ヒイル」「ヒニリ」「ヒサリ」「ヒコシ」「ヒイロ」「ヒナタ」「ヒアシ」「ヒイタ」「ヒタツ」)

(原図の3/4縮尺)
(四)、「造化気万男天皇」の御代、万国は土の海となり、「天日万言文造主命」「天日豊本葦原大彦命」「底予六都志古女命」「平民八百万陪産命」に命じて、地球地形図を作らせ、「天神人祖一神宮」に神體として納祭。
[第四図] ……(※ 地図内の国名は、「十六紋=日の本」を中心に、「ヒアケ」「ヒガシ」「ヒムア」「ヒトツ」「ヒコネ」「ヒイル」「ヒニリ」「ヒサリ」「ヒイロ」「ヒナタ」「ヒタミ」「ヒイタ」「ヒタツ」

(原図の3/4)
「造化気万男天皇」即位〇年、再び地球地形図を作り、「天神人祖一神宮」神體神宝として奉祭。
[第五図]……(※ 地図内の国名は、「十六紋の日の本(ワ)」を中心に、「オルト」と、絵文字5国)

(五)、「天日豊本黄人皇天皇」即位〇年詔、地球地形図を造り、五色人の住居図を造って万国と名付け、また文国と言った。この第六図を「天神人祖一神宮」へ納祭。
[第六図](原図の4/5)……(※ 地図内の地名は、「十六紋=日の本」を中心に、「アヂチタニ」「ヨモツクニ」)

「天日豊本黄人皇天皇」即位〇年、地球全部に大変動が起り、一面土の海と化して万国万物は全滅。天皇は皇族397名を率いて天空浮舟に乗り、秋津根大台原峯より天日球の国に登って大難を逃れた。
(六)、「天御中主天皇」の御世、万国が土の海となる事、2度。到底あり得ないこと。この地変によって、太平洋の二陸「ヒ大アケ・ヒガシ」「ヒタツ・ヒイタ」が、一夜にして陥没。(註 第19章参照)
即位〇年、「天八下王尊」「天日公運之命」「天豊地球治生王命」に詔して、地球地形図(第七図)を造らせ、「天神人祖一神宮」の神體として奉祭。
[第七図](原図の3/4)……(※ 地図は、真ん中に「十六紋=日の本」があり、その両側に、「オウナハラへオチサガル」(大変土ノ海トナル 国全部落下ル 人全部死ス))

(七)、「天相合美天皇」の御代、天下万国に大変動が起り、土の海と化す。必ず、到底あり得ない。
(八)、「天八十万魂天皇」の御代、天下万国は、土の海となり、ひっくり返った。
(九)、「高皇産霊天皇」「天御中主天皇」の御代より、5度の地球大変動。その後、「天豊諸道辻命」「天日支那唐魂命」「天日支那天竺魂命」「少彦名命」に地球形図(第8図)を定めさせ、「皇祖皇太神宮」「別祖太神宮」神体として納祭。
[第八図](原図の3/4)……(※ 地図は、「十六紋=日の本」が真ん中で、その両側に「海原ハ落沈む」)

(一〇)、「神皇産霊天皇」の御代、万国は土の海と化し、ひっくり返る。到底あり得ない。
(十一)、「国之常立天皇」の即位、天万陪猿日主〇年(申年〇年)コノメ春ケサリ円一日、日球の国に登り、地球万国土の海と化す。到底あり得ない。天皇の国の日の大神の神勅によって、ムツヒ月立一日、地球万国の政主を一人と定め、越根国ニ井ヤの祖来岳に天皇・皇后・皇子・皇族五色人の祖王達と共に天降られる。
(十二)、「角樴天皇」即位〇年、ウベコ立二日、天下万国が土の海と化す。到底あり得ない。五色人全滅。
(十三)、「大斗能地王天皇」の御代、万国に大変動が起り、土の海となる。到底あり得ない。天日天皇は日球の国に登られ、地球が定まって後、天降られる。
(十四)、「伊邪那岐天皇」即位〇年、カナメ月円六日、万国に大変動が起り、土の海と化す。ひっくり返る、到底あり得ない。
(十五)、「天疎日向津比売天皇」即位の年、ナヨナ月立三日、地球万国大変動が起り、土の海と化す。その後、到底あり得ない。地球大変動の結果、天越根中日見日高身神光池上の地が低下したために、「皇祖皇太神宮」の本殿と前殿を新築され、飛騨位山より天降られて、大遷宮祭を挙行。(註 第42章参照)―103頁―。
「高皇産霊天皇」の御代、地変のために土の海となる事8度。それが定まって後、「思兼命」「児屋命」「太王命」「手力命」「宇受女命」に命じて、地形国図(第九図)を作らせ、「皇祖皇太神宮」「別祖太神宮」の神體に納祭。
[第九図](原図の3/4)……(※ 地図は、「十六紋=日の本を中心に、その両側に「大土海より落沈ム」」

(十六)、葺不合4代「玉噛天皇」即位5年ハヤリ月、天地に大変動。土の海となり、万国五色人多く死滅。(神武即位4万3280年なり。)
(十七)、葺不合10代、「千足姫天皇」即位402年ウベコ月より、地球万国に大変動。土の海となり、大木・小木に餅が出来る(到底あり得ない)。図の国は無くなり、海底に落ち沈んだ。[嗚呼オトロシヒヱ 地変ぞ]この時、インド洋で大陸が陥没。(註 第55章参照)(神武即位前2万874年なり。)その後、「八意兼武命」「表春雲形命」「児屋万国地形命」「太玉唐国明命」「日竹内地球形知命」「中臣若臼命」等が万国地図を作成し、「皇祖皇太神宮」「別祖太神宮」御神體として納祭(第十図)。
[第十図](原図の4/5)……(※ 地図は、「十六紋=日の本」を中心に、「シズム」「落沈ム」)

「千足姫天皇」即位581年、ケサリ月籠七日、地球地形図を改造。大地変が起き、定まった後、国の地形図(第十一図)を造って、皇祖 皇太神宮」「別祖 太神宮」に神体として奉斎。
[第十一図](原図の3/4)……(※ 地図は、「十六紋=日の本」のみ)

(十八)、葺不合18代「依細里媛天皇」即位250年ナヨナ月、天越根国に大変動の地震があり、人間は多く死滅。[アミン](神武即位前1万7088年なり。)
(十九)、葺不合20代「天津明少名大汝彦天皇」の御代、天変地変があり、万国五色人多く死滅す。[アマ]。(神武即位前1万6100年の頃なり。)
(二十)、葺不合57代「天津照雄之男天皇」即位21年ウバコ月、天地大変動があり、五色人多く滅す。[ナンムナク、アアミン](神武即位前4596年なり。)
(二一)、葺不合69代神足別豊天皇即位33年サナヘ月、日本島で大変動あり、土の海となる。多数の人類が死す。[アアオドロシヘ](神武即位前873年なり。)天皇の御代には、相次いで二回の大変動があり、最後の時紅海及びアラビア砂漠出現す。
(二二)、葺不合71代、「天照国照日子百日臼杵天皇」即位21年カナメ月、日本島、南無大地で大地震あり、多数の人類が死滅。南無天地人。(神武即位前229年なり。)
以上列記した日の本古代の記録によって、有史以前、全世界に起こった大地変の一端を知ることができる。地変後、日の本歴代の天皇は恒例として、天皇自身が万国を巡幸、あるいは皇子その他を派遣して、その都度、万国地図を作成し、「皇祖皇太神宮」に奉納した。
こうして太古以来、上代25代葺不合朝72代という悠久な年月を経て発達し、それが原因となって世界万国文明の源となり、言語・文字あるいは祭祀の法、その他人間生活の万般に関して万国を教え導いてきた日の本の太古の文明、すなわち「葺不合朝文化」は、たとえば、希臘神話で伝えられるアトランチス大陸の沈没に似て、また南太平洋に存在していたと伝えられる、今日その付近の島々他、各地にその遺跡を見得る某大陸とその文化の滅亡(本章第6節・第19章参照)に関する伝説と学説のように、または中央アメリカで、今日なお廃墟が遺るインカ帝国の末路に似ている。しかも、これらの有史以前の各国各州は、ことごとく日の本に生まれた万国五色人の住んでいた所であり、ほんの少しの間、しかも全く跡形もなく消滅した。今日比べるに、はなはだ特異かつ華麗盛大を極めたその世界最古の文化の存在は、今日ただ「皇祖皇太神宮」に存する古文書に拠る以外には、何人も夢にさえみない有様となった。
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