神示現示の解
神示とは、今より百五十二年以前、「光格天皇」の御宇、文化十一年、「天照日大神」より、「黒住宗忠」に天命直授ありし以来、黒住・金光・天理・大本の各教祖に、神啓垂示ありしもの、及び、其後某方面に現れて垂示ありしものにして、宇宙剖判よりこの方、神の世界の過去に於ける推移、現在の状況及び将来の概況によりて、神の世界に於ける諸神霊の活動、換言すれば、「天地根本大祖神」の御経綸を説くものにして、現示とは、世界人類の始祖たる、日の本御皇室の皇祖以来地上に建設されし、「天地根本大祖神」以下、皇大神達の神霊を奉祭せる「皇祖皇太神宮」の御神体として、太古・上代の歴代天皇が編纂し給いし、歴史の神宝巻に記載せられたる。日の本御皇室を中心とせる世界人類の歴史に明示せらるるものを云う。此の神宝巻たる古文書は、「神武天皇」以前の日の本の歴史と皇室の御系譜を骨子とするものにして、「応神天皇」の御宇、当時既に渡来せし仏教及び、儒教の弘通盛んとなり、個有日の本を破壊し了らんとする形勢顕著となりしを以て、是等の神宝、彼等異教徒の手によりて、湮滅せられむ事を慮りて、深く地中に隠慝せられしが、明治二十六年に到りて、再び地中より発掘せられしものなり。此の歴史は後段説く如き理由によりて、真の歴史を歪曲して書きたる、古事記・日本書紀其の他とは全然相異り、真箇純正の日本歴史なり。而して、以上の神示と現示とに現れたる事実を照合するに、両者全く説を符合する如く、其の間毫釐の差異あることなし、此の両者に基きて編纂されしものが、以下説述する「宇宙剖判より神政成就に到る神界現界推移変遷の概観」にして、同時に「日本天皇の発祥・世界統理・統理放棄・統理復帰・神政復古の経緯」なり。
述者 識す
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