第二十章 第五次神政内閣

   大野大陣(おおのだいじん)大神  大野姫(おおのひめ)大神

 「大鶴姫(おおづるひめ)大神」其の他外国諸神霊の策動其の効を奏して、遂に「国万造主(クニヨロズツクリヌシ)大神」隠退し給えるを以て、『ろ』の国より「(アマ)照彦(テルヒコ)大神」を迎えて、隠然(いんぜん)駛身(カケリミ)界司宰神の位置に据えしによりて、新に「大野大陣(おおのだいじん)大神」「大野姫(おおのひめ)大神」(大鶴姫(おおづるひめ)大神の変神)主班に立ちて、第五次神政内閣を組織せり。玆に到りて、外国諸神は意の侭に横暴を極むる事となり、また此の風雲を望んで他の外国諸神も陸続(りくぞく)として日の本に竄入(ざんにゅう)し来り、また在来の日の本神霊に於ても、表面に立ちて活動しつゝあるものは悉く外国神の感化を受けて日本魂を殆んど喪失し、四次元駛身(カケリミ)神霊界は全く外国化され、其の司配権は完全に外国諸神霊の掌中に帰するに到れり。為に、「国万造主(クニヨロズツクリヌシ)大神」と共に隠退したる日の本諸神霊は、憤怒遣る方なく、時々表面に出現しては外国諸神霊と戦いしために、争闘擾乱(じょうらん)()む時なく、日の本駛身(カケリミ)界は全く乱麻苅菰(ランマカイコ)の有様なりき。

 此の内閣の時、外国より竄入(ざんにゅう)せる大神達は、自己の勢力を永遠に扶植(ふしょく)維持せんがために、あらゆる方面に手脚を延ばして努力経営を押しまざりき、其の一例として、当時日の本にありしあらゆる神社に、悉く彼等の部下たる外国諸神霊を蹯居せしめ、日の本個有の神霊を何処までも圧迫駆逐する手段を講じたり。

 

 

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