第五十三章　皇統第三十三代［葺不合第八代］ – The Providence of The Light of The East

　　　光(ヒカリ)徹(トホリ)笑(ワラワ)勢(セ)媛(ヒメ)不(アハ)合(セズ)八(ハチ)代(ダイ)天(アメ)日(ノヒ)身光(ミヒカル)天皇(スミラミコト)

　天皇御在位四百六十八年なり。即位四百六十四年一月六日、初めて「皇(スミ)祖(オヤ)皇(スミラ)太(オホ)神(タマシヒ)宮(タマヤ)」前殿にて高御座(たかみくら)に即かれ、「天(アマ)照(テル)日(ヒ)大神」に天盃を捧げ奉り、南面して即位の大礼を挙行せらる。時に御齢五百七十一歳なり。後四年にして、二月二十六日、丹波別天の橋立大宮にて神幽(カミサ)り給う。葺不合(ふきあえず)六代天皇の皇女「千(チ)種(グサ)媛(ヒメ)尊」践祚(せんそ)し給う。