第十九章 皇統第四代[上代第四代]

   (アメ)()()(ナカ)(ノシ)(ノカミ)身光(ミヒカル)天皇(スミラミコト)  [御身魂 盤古大神]

   (アメ)()()(ナカ)()皇后宮(キサキノミヤ)    

 第四次神政内閣に於て、前述の如き大変動ありし為に、その反映によりて、人類界に於て皇統第四代として立ち給いし「(アメ)()()(ナカ)(ノシ)(ノカミ)身光(ミヒカル)天皇(スミラミコト)」は其の御身魂「盤古大神」にてあらせらる。

 此の故は、第三次神政内閣当時日の本に竄入(ざんにゅう)せる「取込大神」等が皇霊統に侵入せんとしたる画策が愈々成功したる為にして此の天皇の御代以降、天皇皇后の御身魂は漸次紊乱し初める事となれり。四次元界の混乱は、猶も此の天皇の御宇(ぎょう)に反映して、世界万国(トコヨクニ)に大地変起る事前後二回、加うるに日の本及び四方の外国各所に草賊(そうぞく)大いに蜂起したるを以て、日の本に於ては、皇子達の率うる官軍之を撃破せり。又天皇は詔して、皇族・大臣・百官・五色人(イロヒト)の各民主を御皇城(オミンジョ)に召集して、万国(トコヨクニ)跋扈(ばっこ)せる賊徒の平定を命じ給えり。

 又天皇は、「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」の御建替の時に当り、社殿の四方に鳥居(〇〇)を建て給えり。之は、さきの「取込大神」が日の本の神威を閉塞せんとして建てしめしものにして、是れ実に、日本神宮に於ける鳥居の嚆矢(こうし)なり。天皇の御代に「(アメ)()(ヨロズ)(コト)(フミ)(ツクリ)(ノシ)命」(言上姫(コトジョウヒメ)大神)新に創造されし天地の造化万物に、又各々名称を追加附与せらる。皇統第一代と此の御代とに附与されし万物の名称は、形又は作用を表わす如くに作られあり。例えば、

うま(())、うし(())の二語を見るに、「()」は「()」なり、即ち(おん)にして力を意味す。「()」は(まどか)(まこと)(まっすぐ)なり。即ち「うま」は直進の力を意味す。また、前足より立上る。「()」は(シメル)(シボル)の音なり。即ち「うし(〇〇)」は力の凝集の作用を表わす。また、後足より立上り、下り坂によろし。また、

ちち(〇〇)(父)は即ち「()」(地)なり、根源なり。はは(〇〇)(母)は即ち「()」(葉)なり、繁茂なり、蕃殖(はんしょく)なり、而も其の母が以て子を養うは、即ち「ちち(〇〇)」(乳)なり。

 右の如き極めて単純卑近(ひきん)なる例によりても、吾人(ごじん)の祖先が作りたりし、日本語の驚嘆すべき構造の片影を覗うを得べし。

 又、天皇は、数文字の訂正を詔し給い、筆墨紙の製法・農事・製薬・医薬・医術の法を万国(トコヨクニ)人に教えらる。

 また更に、十二方位は(〇〇〇〇〇)天皇の皇子の御名を(〇〇〇〇〇〇〇〇〇)配されて(〇〇〇〇)之れを十二支(〇〇〇〇〇〇)とし、同時に其の皇子達を十二支の守り神となし給えり。

 子   日受万根本一位主尊

 丑   福来()(ノシ)

 寅   戸日開(トヒラ)光出尊

 卯   東宇産大(ウムスヒ)出彦尊

 辰   天立繁辰主(タツノシ)

 巳   天下身力巳陪利(ミミリ)

 午   天日()()()(ノシ)

 未   万色造主(イロドリノシ)

 申   天万()(ザリ)()(ノシ)

 酉   万福酉主(トリノシ)

 戌   万宝(ナガ)()()(ノシ)

 亥   豊受持来主尊

 東   久久能智神

 西   (アメ)()()(ナカ)(ノシ)()(カミ)二神

 南   (ツクリ)(ノシ)()(ヨロヅ)()()二神

 北   天一天柱主(アメハジメアメハシラヌシ)()二神

 中   (アメ)()()(ムト)(アシ)()()(キミ)()二神 

 天皇はまた、「元無極體(ムトフミクライミ)(ノシ)(ワウ)大神(オホカミ)」より「(アメ)()()(ナカ)(ノシ)(ノヲ)天皇(スミラミコト)」に到るまでの歴史を編纂せられて、之を「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」の御神體として奉納せらる。また、地球日本根国を初め支那其の他万国(トコヨクニ)の国境を測量せられ、新に之を制定せられしが、此の測量に当りて同時に尺度の制定(〇〇〇〇〇)をなし給えり。斯くて、天皇は、永き御治世の後、越中国立山より神幽(カミサ)り給いしが、其の御身魂を但馬国奴見山に、「妙見の神」として祀り奉れり。妙見の名は之より始まり、之が、天皇の御身魂たる「盤古大神」を将来仏教に於て「妙見大菩薩」と称する(そもそも)の起源なり。

 天皇の御代二回に亘る地球大地大変動の際、現今の太平洋の東部(北米の西方)に在りし大大陸及び同西部(比利賓(フィリピン)島の東方)に在りし大大陸全く海中に陥没し、両大陸に於ける人類万物(ことごと)く滅亡せり。(がい)両大陸の高峯にして、現今海面上に露出せるものは、東にありてはイースター島、西にあってはフィジー島、ホヘナ(〇〇〇)島、ランドロン島、南にありてはサモア島、タヒチ島なり。イースター島に現存する山腹の巨人像(〇〇〇)は、当時の西方大陸に於ける住民の遺物なり。其の国を「ム」国と称し、人文の発達相当に進み居りしは、印度の某寺に数千年間保存せられし「ナツカル語」にて書きし古書板の示す所なるが、我が日の本に於ては、此の大変動の後に、「(アメ)()()(ナカ)(ノシ)(ノカミ)天皇(スミラミコト)」が天八下王尊・天日公運主命・天豊地球活生主命に命じて、地形図を作成せしめ、「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」へ神体として合祀されし、当時の地図に依りて明示せらる。(後章「万国(トコヨクニ)大地変」の項参照)

 [備考] 南米のアンデス山に棲息する奇鳥あり、毎年必ず月日を間違えず、数百羽列をなして太平洋の真中に飛び行き、尾を波にピタリと付け、また再びアンデス山に帰還す。而も年々必ず月日を違うることなく、博物学の疑問となり居れり。これは恐らく、大陸陥没の当時、其の上に棲息せし鳥類にして、陥没と同時にアンデスに移住せしものなるが、毎年其大陸滅亡の日到らば、故郷恋しくなりて、もと棲息しありし点まで飛び行くものならんと云わる。

 

 

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