第百三十五章 皇統第百十二代[神倭第十五代]

   (オキ)(ナガ)(タラシ)(ヒメ)天皇(スミラミコト) [(じん)(ぐう)皇后]

 即位元年十一月十四日、筑紫国蚊田宮にて皇子「誉田別尊」御誕生まします。天皇詔して、御自ら「竹内宿禰」[身魂 八尾(やつお)大陣(だいじん)大神]を率いて三韓に進み、「忍熊王」を始め五十三王を征伐し給う。蚊田宮に残し給いし誉田別尊には、「竹内木菟宿禰」及び「景行天皇」の皇女「五百城入姫尊」に鳩八十羽を付け置かれ、天皇と皇子との御文通はこの鳩によりてなし給う。即位三年冬十二月二十三日、天皇蚊田宮に御凱旋ありしが、其の時まで「誉田別尊」の御誕生を発表せざりし為め、皇子は三ヶ年間母天皇の御胎内に在ませし事として、伝えらる。

 即位五十四年甲戌五月五日、「(たけし)(うち)宿(すく)()」に詔して、筑紫三井垂将玉垂の地中にうつら(虚)を作らせ、天皇の御宝、潮満玉(〇〇〇)潮干玉(〇〇〇)を祕蔵し給う。其の所に、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」「太陽日神」「大陰月神」「日向津天照大神」「豊玉彦神」「豊玉彦姫」を、「高良玉垂の神」として勧請し、天皇自ら祭主となり、宿禰祭長となりて、祭祀し奉る。即位六十九年四月十七日、御齢百十歳を以て、若桜宮に崩御し給う。池上に葬り奉る。

 

 

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