第百二十二章 万国大地変

 太古以来日の本並に万国(トコヨクニ)に勃発せし大地変の状況は、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」「地球地形図作りの巻」に記載しあり。其の記述極めて簡単にして、詳細を知るに(よし)なけれども、其の間或は大陸の海中に陥没せるあり、或は又島嶼(とうしょ)(あらた)に隆起せるあり。有史以前の地殻変動の概要を覗い知るを得るものなり。

一、(クニ)(ヨロズ)(ツクリ)(ヌシ)(オホ)(カミ)其の他諸神の地球修理固成の神業進捗中、大変動により地球数百度、土の海となる。この遺跡として今日見る如く、岩石の角丸くなり、又(カヒ)がらの化石等高山峯の岩石の中にあるが(〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇)土の海となりたる印なり(〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇)。地形定まりて後、詔(神勅)して、地球形図を作らしめ給いしもの左の第一図にして、地球最初の地形図なり。

[第一図]

(原図の7/10縮尺)

二、(アメノ)()(ヒカリ)(オホ)(ヒナカ)()()()大御神天光日神[(アマ)(テル)()大神]、左の諸尊をして、地形図を作らしめ給う。是れ、第二図なり。  

   天豊地球形図造根尊    天日万国地形図書根尊

   万国八意五十一言造根尊  万国言語伊吹尊     

[第二図]

(原図の3/4縮尺)

三、天日豊本(アメヒノムト)(アシ)()()(キミ)(ノシ)身光(ミヒカル)大神(オホカミ)天皇(スミラミコト)、即位〇年詔して、

   (アメ)()(ヨロズ)(コト)(フミ)(ツクリ)(ノシ)尊   天豊地球形図造根尊

   天日万国地形図書根尊

 等に命じ、地球地形図を作り、更に十六方位の国を定め名付け、(注 第十三章参照)地図を「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」に御神體として奉斎す。之れを第三図とす。

[第三図] ……(※ 地図内の国名は「十六紋=日の本」を中心に、「ヒガシ」「ヒアケ」「ヒウタ」「ヒウイ」「ヒムカ」「ヒトヅ」「ヒネコ」「ヒイル」「ヒニリ」「ヒサリ」「ヒコシ」「ヒイロ」「ヒナタ」「ヒアシ」「ヒイタ」「ヒタツ」)

(原図の3/4縮尺)

四、(ツクリ)()()(ヨロズ)()天皇(スミラミコト)の御代 万国(トコヨクニ)土の海となる。

   (アメ)()(ヨロズ)(コト)(フミ)(ツクリ)(ノシ)命     天日豊本葺(葦?)原大彦命

   底予六都志古女命     平民八百万陪産命

に命じて、地球地形図を作らしめ、「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」に神體として納祭す。之を第四図とす。

[第四図] ……(※ 地図内の国名は、「十六紋=日の本」を中心に、「ヒアケ」「ヒガシ」「ヒムア」「ヒトツ」「ヒコネ」「ヒイル」「ヒニリ」「ヒサリ」「ヒイロ」「ヒナタ」「ヒタミ」「ヒイタ」「ヒタツ」

(原図の3/4)

 (ツクリ)()()(ヨロズ)()天皇(スミラミコト)、即位〇年、再び詔して、地球地形図作り、「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」神體神宝(カンダカラ)として奉祭す。是れ。第五図なり。

[第五図]……(※ 地図内の国名は、「十六紋の日の本(ワ)」を中心に、「オルト」と、絵文字5国)

五、天日豊本(アメノヒノムト)黄人皇(ヒノヒミノ)天皇(スミラミコト)、即位〇年、詔して、地球地形図を造り、五色人(イロヒト)住居る図を造り、万国(トコヨクニ)と名付け、また分国(アゲチクニ)と云う。「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」へ納祭す。是れ、第六図なり。

 即位〇年、地球全部に大変動起りて、一面土の海と化し、万国(トコヨクニ)万物全滅す。天皇、皇族三百九十七名を率いて、天空(あめそら)(うき)(ふね)に乗御・秋津根大台原峯より天日球の国に登らせられて、大難を逃れ給う。

[第六図]……(※ 地図内の地名は、「十六紋=日の本」を中心に、「アヂチタニ」「ヨモツクニ」)

(原図の4/5)

六、(アメノ)()(ナカ)(ヌシ)天皇(スミラミコト)御宇(ぎょう)万国(トコヨクニ)土の海となる事二度に及ぶ。木に餅がなる。此の地変によりて、太平洋の二陸「ヒ大アケ・ヒガシ」「ヒタツ・ヒイタ」、一夜にして陥没す。(註 第十九章参照)

  即位〇年

   天八下王尊   天日公運之命   天豊地球治生王命

 に詔して、地球地形図を造らしめ、「天神(アマツカミ)人祖(クニツカミ)(ハジメ)(タマシヒ)(タマヤ)」の神體として奉祭す。是れ、第七図なり。

[第七図]……(※ 地図は、真ん中に「十六紋=日の本」があり、その両側に、「オウナハラへオチサガル」(大変土ノ海トナル 国全部落下ル 人全部死ス))

(原図の3/4)

七、(アメノ)(アイ)(アワス)(ミド)天皇(スミラミコト)の御代、天下万国(トコヨクニ)に大変動起り、土の海と化す。必らず木に餅が出来る。

八、(アメノ)()()(ヨロズ)(タマ)天皇(スミラミコト)の御代、天下万国(トコヨクニ)土の海とカユウラクス(ひっくりかえる)。

九、高皇産霊(タカミムスビ)天皇(スミラミコト)(アメノ)()(ナカ)(ヌシ)天皇(スミラミコト)の御代より五度に及び地球大変動の後、

   天豊諸道辻命  天日支那唐魂命  天日支那天竺魂命  少彦名命

をして、地球形図を定めしめ、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」「()()(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」神体として、納め祭る。是れ第八図なり。

[第八図]……(※ 地図は、「十六紋=日の本」が真ん中で、その両側に「海原ヘ落沈む」)

十、神皇産霊(カミムスビ)天皇(スミラミコト)の御代、万国(トコヨクニ)、土の海と化し、カユウラクス。木に餅がなる。

十一、(クニ)()(トコ)(タチ)天皇(スミラミコト)御即位天万陪猿日主〇年(申年〇年)コノメ春ケサリ円一日、日球(ヒダ)の国に登り、地球万国(トコヨクニ)土の海と化す。木に餅がなる。万国(トコヨクニ)人全部死す。天皇の国の日の大神の神勅により、ムツヒ月立一日、地球万国(トコヨクニ)の政主一人と定め、越根国ニ井ヤの祖来(オヤクル)岳に、天皇・皇后・皇子・皇族五色人(イロヒト)の祖王達と共に天降る。

十二、角樴(ツヌグヒ)天皇(スミラミコト)即位〇年、ウベコ月立二日、天下万国(トコヨクニ)土の海と化し、木に餅がなる。五色人(イロヒト)全滅に帰す。

十三、(オホ)()()()(ワウ)天皇(スミラミコト)の御代、万国(トコヨクニ)に大変動起り、土の海となる。木に餅がなる。(アメ)(ノヒ)天皇(スミラミコト)、日球の国に登り給い、地球定まりて後、天降り給う。

十四、伊邪那岐(イザナギ)天皇(スミラミコト)即位〇年、カナメ月円六日、万国(トコヨクニ)に大変動起り、土の海と化す。カユウラクス、木に餅がなる。

十五、(アマ)(サカル)(ヒニ)(ムカ)()()()天皇(スミラミコト)即位〇年、ナヨナ月立三日、地球万国(トコヨクニ)に大変動起り、土の海と化す。其の後、木に餅がなる。天越根中日見日高見神光池上の地、地球大変動の結果低下せる為め、詔して、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」の本殿及び前殿を新築せられ、飛騨位山より天降り、大遷宮祭を行わせらる。(註 第四十二章参照)

 高皇産霊(タカミムスビ)天皇(スミラミコト)の御代、地変の為に土の海となる事八度に及び、定まりて後、詔して、

   思兼命  児屋命  太王命  手力命  宇受女命

に命じて、地形国図を作らしめ、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」「()()(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」の神體に納祭し給う。之を第九図とす。

    [第九図]

(原図の3/4)

十六、葺不合(ふきあえず)四代(タマ)(オギ)天皇(スミラミコト)即位五年ハヤリ月、天地に大変動起り、土の海となり、万国(トコヨクニ)五色人(イロヒト)多く死滅す。

(神武即位四万三千二百八十年なり。)

十七、葺不合(ふきあえず)十代、()(タル)(ヒメ)天皇(スミラミコト)即位四百二年ウベコ月より、地球万国(トコヨクニ)大変動起り、土の海となり、大木・小木に餅が出来る。図の国なくなりて、海の底に落沈む。[嗚呼オトロシヒヱ(〇〇〇〇〇〇〇〇) 地変ぞ(〇〇〇)]即ち、此の時印度洋中より大陸陥没す。(註 第五十五章参照)(神武即位前二 万八百七十四年なり。)後、詔して、万国(トコヨクニ)地図御作成あり。

  八意兼武命   表春雲形命     児屋万国地形命

  太玉唐国明命  日竹内地球形知命  中臣若臼命 

等、其の作成の任に当り、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」「()()(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」御神體として納祭す。これ、第十図なり。

    [第十図]

(原図の4/5)

 同天皇即位五百八十一年、ケサリ月籠七日、地球地形図改造、大地変。後に定まる。国の地形図を造り、「(スミ)(オヤ) (スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」「()() (オホ)(タマシイ)(タマヤ)」に神体として奉斎し給う。これ第十一図なり。

    [第十一図]

(原図の3/4)

十八、葺不合(ふきあえず)十八代(ヨリ)(ホソ)()(ヒメ)天皇(スミラミコト)即位二百五十三年ナヨナ月、天越根国に大変動地震あり、人間多く死滅す。[アミン](神武即位前一万七千八十八年なり。)

十九、葺不合(ふきあえず)二十代、(アマ)()(アカリ)(スク)()(オオ)(ナムチ)(ヒコ)天皇(スミラミコト)の御代、天変地変あり。万国(トコヨクニ)五色人(イロヒト)多く死滅す。[アマ](神武即位前一万六千百年の頃なり。)

二十、葺不合(ふきあえず)五十七代(アマ)()(テル)()()()天皇(スミラミコト)即位二十一年ウバコ月、天地大変動、五色人(イロヒト)多く滅す。[ナンムナク、アアミン](神武即位前四千五百九十六年なり。)

二一、葺不合(ふきあえず)六十九代(カン)(タル)(ワケ)(トヨ)(スキ)天皇(スミラミコト)即位三十三年サナヘ月、日本島大変動あり、土の海となる。地変の為め人類多数死す。[アアオドロシヘ](神武即位前八百七十三年なり。)

 天皇の御代には、相次いで二回の大変動ありて、最後の時紅海及びアラビア砂漠出現す。

二二、葺不合(ふきあえず)七十一代(アマ)(テル)(クニ)(テル)()()(モモ)()(ウス)(キネ)天皇(スミラミコト)即位二十一年カナメ月、日本島、南無大地変動大地震あり、人類多数死滅す。南無天地人(ナムアミン)。(神武即位前二百二十九年なり。)

 以上に列記せる日の本古代の記録によりて、所謂有史以前に於て、全世界に起りし大地変の片鱗(へんりん)を覗い知るを得べし。而して、日の本歴代の天皇は、斯くの如き地変ありたる後は、恒例として、天皇御自身万国(トコヨクニ)を御巡幸し給い、或は、皇子其の他を御派遣ありて、其の都度、万国(トコヨクニ)地図の御作成ありて、之を「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」に奉納し給えり。

 ()て、斯くして太古以来、上代二十五代葺不合(ふきあえず)朝七十二代てう悠久なる年月を経て発達し来り、()いては世界万国(トコヨクニ)文明の淵源となり、言語・文字或は祭祀の法其の他人間生活の万般に関して万国(トコヨクニ)を教え導き来りし、日の本の太古の文明、即ち「葺不合(ふきあえず)朝文化」は、例せば、希臘(ぎりしゃ)神話に伝えらるるアトランチス大陸の沈没に似て、又南太平洋に存在せしと伝えられ今日其の付近の島嶼(とうしょ)其の他各地にその遺跡を散見(さんけん)し得る某大陸及び其の文化の覆滅(ふくめつ)(本章第六節・第十九章参照)に関する伝説及び学説の如く、又は、中央亜米(あめ)()()に於て今日猶廃墟を存せるインカ帝国の末路に似て、而も、之等の有史以前の各国各州とは、(ことごと)く日の本に発祥せし万国(トコヨクニ)五色人(イロヒト)の住所に外ならず―須叟(しゅゆ)にして、而も、全く煙滅(えんめつ)し、今日に比するに甚だ特異にして且つ華麗盛大を極めし、其の世界最古の文化の存在は、今日ただ「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」に存する古文書に()る以外には、何人も夢想だに為し能わざる有様となりしものなり。

 

 

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