第百五十一章 皇統第百六十代[神倭第六十三代]

   (むら) (かみ) 天 皇

 「金毛九尾」の悪狐霊、皇室を悩ます。怪火起りて、内裡(だいり)初めて焼く。爾後、約百年間に、内裡(だいり)炎上する事十数回。是れ、「山武姫(ヤマタケヒメ)大神」が、外国に於ける諸神の怨嗟(えんさ)より生まれし思凝神(シコリガミ)たる「金毛九尾」の悪狐の一団を、褒賞を以て使嗾(しそう)し、日の本皇室の攪乱を図りし結果なり。此の悪狐の跳鿄は、其の後より現代に及び、其の間の禍また甚だしきものありき。

 日の本に於ては、大祓祝詞(〇〇〇〇)にある如く、「天の御蔭日の御蔭を隠りまして」と云い、臣下各人の功績は之を悉く天皇の御威徳に帰し、天皇はまた、之を天祖の御稜威(みいつ)に奉る。是れ、日本魂の根源なり。然るに、外国に於ては、「一将(いっしょう)功成(こうな)り、万骨枯(ばんこつか)る」と云う如く、部下の功績は「山武姫(ヤマタケヒメ)大神」悉く之を(わたくし)する為に、諸神霊の怨恨一団となりたるものが、即ち思凝神(シコリガミ)「金毛九尾」なり、此の悪狐の禍にて、天皇御悩みあらせられたる時、当時十一歳の「阿倍晴明」、此の悪狐を祓いて、玉體(ぎょくたい)を安んず。「晴明」の身魂は「(タイ)()(シャウウ)(グン)」にして、これにより「(タイ)()(シャウウ)(グン)」また「安倍隆盛上大神」と名付けらる。

 

 

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