第百五十五章 皇統第百八十四代[神倭第八十七代]

   () (ほり) (かわ) 天 皇

 貞応元年、「日蓮」[身魂 (ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神]生れ、後、「()(ふか)(くさ)天皇」の建長五年四月二十八日、日蓮宗(〇〇〇)を開宗す。天皇の政権は、多年外戚「藤原氏」に移りいたりしが、「頼朝」に到りて武門に帰し、間もなく其の外戚「北条氏」に移り行きし経過は、天の御三體大神の黙視する能わざる一大事にして、為に、「(アマ)(テル)()大神」は、「神武天皇」当時以来因縁ある「(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神」[饒速日尊(にぎはやひのみこと)の神霊]に対して、天皇の政権確立の勅命を発し給う。是れ、「日蓮」が「(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神」の身魂を有して出現せる所以にして、「日蓮」は、承久の乱を以て下剋上の甚だしきものとなし、而も斯の如きは当時に於ける仏教各宗派の誤れる教義に由来せしものとなせり。「日蓮」、先づ仏法の研鑚終りて後、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」に到りて日の本の根本神道を究めんとし、訪う事三回、当時の神主(カンツカサ)「竹内氏」より其の熱誠(ねっせい)を認められ、遂に「竹内氏」系図の披見(ひけん)を許され、玆に初めて、太古よりの日の本歴史の真相を識る事を得、直ちに「伊勢大廟」に参籠(さんろう)し、二十一日を経て、郷里小湊に帰り、日蓮宗の立宗(りっしゅう)を行えり、其の立宗の真意義は、武門に移れる政権を返還せしめて、皇室を確立するに在り。これによりて「(アマ)(テル)()大神」の神勅に報じ奉らんとするが、其の身魂「(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神」の意志なりしなり。

 然るに、此の間の消息を察知したる仏魔「妙見菩薩」[盤古大神]は、此の「日蓮」の(かく)(さく)成就するに於ては、多年日の本に扶植(ふしょく)し来れる自己の努力喪失すべきを以て、玆に咤呮尼天(〇〇〇〇)吒枳尼天(〇〇〇〇)?)(だきにてん)[狐霊]「妙太郎」「法太郎」を使嗾(しそう)して「日蓮」を引落し、「(ジフ)(ダウ)(ユキ)(ナリ)大神」の画策を挫折せしめんと努む。為に、「日蓮」遂に其の業の半途にして志を失い、単なる一宗門の開祖として終り、初期の目的を達する能わざりき。「(アマ)(テル)()大神」、為に大いに怒らせられ、

 『日蓮妙見天に(なぐ)り上げて、おみとに入れて()し殺すぞ。』

と宣せらる。以上は即ち、外国渡来の神たる「盤古大神」が、日の本在来の神霊を敗北せしめたる経緯の一例なり。

 

 

 

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