第百五十八章 皇統第二百三代[神倭第百六代]

   () () () 天 皇

  享禄二年、本願寺家宰「下間(しもつま )筑前坊(ちくぜんぼう)」の一味、「(スミ)(オヤ)(スミラ)(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」を破壊し、神主(カンツカサ)を殺す。又、加能越三州の明神社神主(カンツカサ)を悉く殺害す。斯くて、上代天皇より以来悠久の歳月に亘りて厳存(げんそん)したりし、万国棟鿄(トコヨクニオムヤ)(スミ)(オヤ)(スミラ)(アマ)(テル)()(オホ)(タマシイ)(タマヤ)」は、暴虐なる仏徒の手によりて、玆に全く没落し終れり。而も、此の事態に際会(さいかい)したるにも拘らず、猶上代より相伝せし万国棟鿄(トコヨクニオムヤ)天皇(スミラミコト)の神器・神宝(カンダカラ)は深く土中に埋め置かれしため、遂に僧徒・土賊(どぞく)の難を免れて其の(まった)きを得たりしは、是、(ひとえ)に十六菊形御紋章に象徴せらるゝ日の本守護の十六神大神の加護に依るものにして、上代天皇が(コノ)御紋章を御(ちょく)(じょう)ありし御真意に深き思いを潜むると共に、仏魔の陰険(いんけん)執拗なる裏面の魔手が奈辺(なへん)にまで及びたりしかを、思い廻らさざるべからず。

 

 

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