第百四十九章 皇統第百五十四代[神倭第五十七代]

   (せい) () 天 皇  [御身魂 ()(ジョウ)(ダイ)(ジン)大神]

 僧「行教」[身魂 御幣田姫(ごへいだひめ)神]、勅使によりて、「宇佐八幡」を男山に勧請し、神体として仏體を用う。「八幡神」は、「彦火火見天皇」の御神霊なる「地上丸(ちじょうまる)大神」なるが、此の神霊を駆使して、之に代うるに仏霊を以てしたるなり。後代、「八幡太郎義家」、此の「男山八幡」に於て元服す。此の頃一般民衆に対する武門の勢漸く強く、各地の武家は、部門の総師(そうすい)たる「義家」の威風(いふう)を望んで、津々浦々(つつうらうら)に「八幡神社」を建立せり。而も、斯くて建てられし「八幡神社」は、総て神体を置かずして仏體を入れたり。之を「僧形八幡(〇〇〇〇)」と云う。

 此の当時、神界に於ては、「山武姫(ヤマタケヒメ)大神」が「御幣田姫(ごへいだひめ)神」[普賢]をして盛んに外国化を行わせ、自神は皇室の外戚中に漸く侵入せんとしつゝありき。是れ、政権が外戚「藤原氏」に移らんとする素地(そじ)にして、而も、更に此の時、日の本神社「八幡宮」に仏魔の侵入を許容したるにより、(やが)て、其の「八幡宮」を利用して仏魔は、其の勢力を武門に扶殖(ふしょく)し、遂には政権を武門の手に掌握せしむべき前提を成就せり。

 

 

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