<善・悪共に、凡て国祖の仕組みの権限>
未来を説くことは予言に屈することから、大神は決してこれを説かれない。(予言されない所に大神の慈悲がある)したがって将来どうやって神政成就に到るか、すなわち、いかにして「みろくの大御代」になるかは、人類が到底推量し得ないところ。
この度、天運循環して自在時代より限定時代に入るに際し、大神は現界人類に対して、宇宙開闢より神界・物質界の出現、地球の修理固成、人類界の発生、神国日の本とその皇室の発祥を初めとし、神界の推移変遷と人類界の進歩変転の状況を精細に示されることとなった。その知り得た過去・現在の状況によって、自ら将来のことを推察できるよう、ここに、神・現両界の将来としてその大要を述べる。
神界の模様は、文化11年、黒住教教祖に対する「天照日大神」の天命直授を初めとし、それ以後150余年間、各方面に神啓を下してこれを説かれた。また、人類界の変遷については、「皇祖皇太神宮の神宝」として、永遠の太初より順次編纂された歴史の古文書と幾多の神宝との出現によって、これを明示された。したがって、以下述べる所は、こうあるべしと大神より垂示があったものではなく、ただ、現在活躍しつつある諸神霊の部署方針等が明瞭なので、その活躍によって近き将来での状況がおのずから明かなため、こう推測し得るというに過ぎない。
前述の如く、駛身4次元界は、建替完了後、宝石のように美しく澄み切り、これより諸神は各々過去での因縁と将来に割り当てられた任務の示す所によって、限身三次元界の建替に対して、それぞれの身魂の分派たる肉體を機関として国祖「国常立大神」の指示に従い、神霊界創始以来、未曽有の大活動をなす時となった。しかも、諸神霊においてはこの期こそ、自在時代での過去の不覚の罪過を償って、その位・所を得るために適切な時期であることから、いかなる努力をも惜しむ事はない。
ところがこの間、米国での「金毛九尾」の配下で、依然として日の本を奪い取る策謀を放棄せず、かえってますますその目的のために狂奔するものがあった。さらに、内外の諸神霊の配下で、未だ天津神策を理解せずして策動をなすものもいた。これらの下級神霊は、前期の「金毛九尾」の配下と共に3次元界に現れ、現在、日の本と世界各地で策動しつつある度量の狭い唯物論的諸党派と、天津神策の見分けがつかない諸団體の各分子に憑依してこれを指導し、この3次元界の秩序紊乱を策しつつある。
国祖「国常立大神」の3次元界浄化に関しての方針は、人類界に及ぼす災害をギリギリ最少にされるために、時が到れば消滅されるべきこれら下級神霊に一時その思うところをさせ、これによって生じる波瀾を逆に利用することで、3次元界の清掃を行われる。この3次元界の清掃は、それが原因となって4次元界での天津神策を理解しないこれら神霊の清掃となる。これらの諸神霊は、その操り人形である前記の諸人間の肉體の死と同時に、宇宙にその存在を許されず、消散せしめられる。これがいわゆる「霊肉共に亡す」で、極めて厳しい神策の権限なり。
ゆえに現在、3次元界に起りつつあり、また将来起るべき凡ての事象は、国祖「国常立大神」が永年の準備、いわゆるその三千年の仕組みに従って、「天照皇大御神」よりの登動の勅令をもって始めて諸般の事象が顕現してくる。これが将来、やがて我々の面前に展開されるべき事象であり、善・悪共に、凡て国祖の仕組みの権限に外ならない。したがって、「自在時代」でのように世界各国が激しく争って各自の利益のために争い、国際間には道徳が存在しないような時代に生まれた観察眼で、現在と将来に起るべき世界諸国の動向を見ようとすると、大いにその認識を間違える。たとえば、東洋で日本帝国が急に勢いが強くなったことは、かつて西洋国の不利を招来した。このため、日本はこれら諸国から事毎に抑圧を加えられ、将来も同じ状況を繰り返す。しかも、この抑圧は現在および将来、その形式で過去の自在の時代でのものと相違することはないが、その抑圧の動機である根本の精神は、天と地ほどの只ならぬ相違がある。なぜなら、「日の本の清掃のために、現在および将来、その抑圧の矛を向け来れ」という国祖「国常立大神」の神策に基いて発動し来るもので、矛それ自体は在来のものと異ならないが、それを発動される根源に重大な相違がある。すなわち、今後の抑圧の矛は、善悪共に万事をことごとく清掃して日の本を確立する以外には、なんらの根拠も策謀もない。
以上の意義で、現在、国内で騒がしく議論されている農村普請商工沈滞等の状況は、決して憂慮するに足りないのみではなく、当然起るべき事が起こりつつあるに過ぎない。ゆえに、このいわゆる国難の時期に物事をうまく処理する方策として、現代の政治家や一般国民がさまざま画策するような方法と、それらの人々が引き起こすような解決の予想は、事実においてなんらの権威をも示さない。この解決は、一に国祖「国常立大神」の意志のままに成り行く。したがって、この国祖の仕組みの中で、将来、神政成就のために相当の破壊を行うべきが当然という場合があれば、必ずその破壊は突然起こり、しかも全く避けることはできない。ゆえに、現在の状況をこのまま人力のみで補って一時的に取り繕い、善い方向に導こうとしても、全く不可能に終わる。要するに、現在の日本と世界的苦境の打開は人為では全くどうにもできないもので、論議の結果でもなく、政治的変革の結果でもなく、はたまた戦争の結果でもなく、全く自然の結果。すなわち、国祖「国常立大神」の仕組みの実施が進捗する結果として、天皇親政なる事実が実現し、これによって打解され、これによって新なる建設が行われると推察される。
<日の本将来の大略>
日の本の将来に起るべき事を、前述の根拠にしたがって推測し、その大略を列挙する。
1、「竜宮乙姫」の活動によって、久遠の昔より「皇祖皇太神宮」に保管して隠されていた、万国棟梁天職天津日嗣天皇の印としての神代上代よりの神宝は、無事、皇室に出現。
2、「天照彦大神」系「山武姫大神」系「金毛九尾」系の落伍神(天津神策を解せざる下級神霊)の策動によって、国際的・社会的・政治的な大混乱が起こり、海外諸国も日の本とほぼ同様の混乱をきたす。その余波はことごとく日の本に向って襲来する。日の本の清掃が大神の第一の仕組みなので、今後世界のあらゆる方面での搔き乱す渦は、ことごとく日の本という中心に捲き込まれて、日の本の搔き乱しはますます拡大する。
3、「天照皇大御神」より神告が降りて、今上「裕仁天皇陛下」が万国棟梁天職天津日嗣天皇の世界統理・神政復古に対して自覚。
4、天に異彩が現れ、天空に異変が起こり、地上に怪しい変異が起こる。
5、幽界の建替え建直しが実施されて、諸霊のある部分の解放が行われ、その諸霊が現界に出現して、現界人間に異状が起こる。
6、日本対外国の戦争が起こる。
7、現界の混乱がその極に達し、どうにも収拾できなくなるに到って、国民が始めて神霊的に覚醒する。
8、国内に戒厳令が布かれ、憲法の一部が自然に停止し、天皇の親政が実現する。
<海外諸国将来の概況>
1、日本から派遣された諸神の指示に従って、海外諸国の各国魂神が活躍を開始し、緩急適切に建設的破壊が行われる。そして、その結果はいずれも日本に影響を及ぼす。
2、全世界に経済的大混乱が起こり、各々が自国を擁護するため、その影響は日の本に及ぶ。
3、支那が徹底的に混乱し、崩壊。太古より「盤古大神」が持ち、荒した国であることから、今回はいよいよ徹底的な崩壊を見る。
4、北米合衆国の徹底的混乱と崩壊。「金毛九尾」の国として、支那と同様の運命に陥る。
5、英国皇室・伊国皇室の没落。
6、印度その他、植民地の動揺。
7、「日之出大神」の霊的操縦によって、猶太人系が活躍。
8、日の本の状況と世界の状況を目撃して、初めて万国棟梁天職天皇を認識し、万国民いずれも神霊的に覚醒する。
以上列挙した日の本と外国に関する各項目について、その発現の先と後の順序は、一に国祖「国常立大神」の仕組の定める所に順応する。あるいは、短時日に数項目が重複して発生することがあるかもしれない。これらは凡て限身3次元界の建直しで、いわゆる建替という部類に屈する現象。この建替が相当の程度まで進んだ暁に、限身界の建直しが開始される。
<現界の建直し>
時期が到れば、「天照皇大御神」より3次元限身界建直しの神勅が降下され、この神勅によって、国祖「国常立大神」が限身界の建直しを命令。4次元駛身界の神霊は、国祖の神告を待って、建替に引続き、3次元界に即してその建直しに従事する。
1、今上陛下より神政復古に関する詔勅を広く天下に発布、それ以後、神政政治のすべての物事は、「国常立大神」より神告に基いて発令される。
2、神人(神政当初に活躍すべき4次元駛身界神霊の身魂を有し、該神霊の機関として活躍すべき肉体)の起用。
3、神人の神庭(=神域)会議。
4、宮中守護の三十二神の身魂を有する神人が、皇室を輔佐する。
5、宮中三殿の建直し。
6、日の本各神社の最新の建直し。
7、日の本に万国総社として「皇祖皇太神宮」を復活し、建立。また、外国総社として「別祖神宮」を復活し、建立。
8、日の本の真の歴史の編纂。(「山武姫大神」が日の本に渡来して、某神人の手を通じて行う。)
9、神の世界の歴史編纂。(「天照彦大神」が、某神人の手を通じて行う。)
10、社会組織・経済組織その他、万般の組織の建直し。(社会組織に関しては、主として「皇祖皇太神宮」神宝の古文書にある神定めの人類社会組織を中心として、これに現代文化に適応する修飾を施す。経済組織に関しては、過去の人類界の経済組織を考案した「高津玉大神」が、あらためて新組織を考案して新しく考え出す。)
11、身魂の建直し。国祖「国常立大神」の発令に従って、身魂の根源神が活躍して、人類の身魂の建直しを開始する。
12、外国建直しのために、日の本より神人が出発。
13、日の本の建直しが完了し、その状況に照らして考えて、万国はこれに倣う。
14、万国を6大区域(日の本を加えて7区域)に分け、各区域に自治を布き、いずれも万国棟梁天職天津日嗣天皇の統治下に入る。
以上のようにして、第2回の岩戸開きの完了(=3次元限身界の建替建直し完結)し、ここに初めて神政復興の形式が整備し、神政成就の彼岸に向って進む事となる。
<駛身神霊界の建直し>
以上、限身3次元界の建替建直しの終了は、4次元駛身神霊界の建直しに入る前提となる。すなわち、諸大神と諸神霊は、その身魂の出所・因縁と3次元界限身界建替建直し完成の功績によって、自在を許された時代での各々の罪過を赦されることになり、それぞれが新たに位・所を得る。また、新たに神名を賜る諸神霊で、功績を上げて名声を充分にあげた者は、統治神の神命によって、6次元仮凝身界か5次元燿身界に還元する。諸神霊は各々天津を真に理解し、創造神の神策の下に神の世界の政治を復古し、駛身神霊4次元界の建直し(=天の岩戸開き)がここに全く完結する。これを「神政復古」という。
この神の世界の神政復古によって、人類界も神政復古する。このように神政復古し、ここに、「三大大神」(みろくおおみかみ)が出現する。(この三六大神の出現を、仏説で「弥勒菩薩」の下生成就という。)
<三六の大神が出現し、みろくの世へ>
宇宙が剖判して、神の世界と物質の世界に分かたれ、地球の修理固成が終わって、人類が発生。神人交通による神政政治が行われてより長年月を経、自在の時代として天の岩戸閉めが昭和5年6月1日をもって再び天の岩戸が開けたことをもって、やがて神霊界と人類界の清掃が完全になれば、神政復古して「三六の大神」が出現し、宇宙は「みろくの世」に入り、ここに、「天地根本大祖神」が大昔より計画された「神政成就」の殿堂に到る門戸が開かれることになる。
この三六の大神の出現の有様は、左のように、各々三段六神が並立し、その上に「天照皇大御神」が宇宙主宰神の宝座に在して、三十二相・八十種好円満具備の姿として整備された神界荘厳の神相を、「みろく[三六]大神」の出現と称する。

この大御代の出現によって、統一ある神の世界の政治が行われ、地上には「万国棟梁天職天津日嗣天皇」の厳御代の足御代出現する。
さらに、この時代での人類界の概況を述べれば、三六大神はいずれも男女並立して一神格を現わすものにして、したがって、以下神界における諸神も、一柱といえども不遇・孤独の神がある事はなく、人類界もこれを模範として倣い、男女で一人格となし、しかもその身魂は駛身界での並立男女神(夫婦)の神霊の分派(これを魂と称す)たるもの。こうして、これら駛身界諸神霊は天津神則を理解して、創造神の神策に任せるままに、統一と自在ある境域で秩序と限定ある神の世界の政治下に活躍する神霊となることから、これら人類の夫婦も、その身魂たる神霊の動きに従って天津神則に即して行動するだけではなく、さらに、その身魂の個性に応じる「七柱の守護神」(これを魄と称す)を附与されて、その魂が輔佐される。このことをもって、各人がその魂魄(=霊魂)に即して、位所の上下を始めとし、その志や想い・行為・職業の別などおのずから決定されて、ここに、秩序整然たる社会の出現を見る。
さらに、これら人類は創造神の直授に従って、その社会を規範するに組織を以てし、その人格を薫陶(=徳を以て人を感化し、すぐれた人間をつくる)するに教育をもってする。すなわち、人が生まれ、男女の並立によって一人格をなすに到るまでは、教育で誘導し、男女が並立するに到れば、社会の組織はおのずから調和の原動力たる愛によってその埓(=限界)を越える事を阻止する。これによって、極めて僅かでも乱れることがない整然たる秩序を保つことを得る。
以上の天津神則は、神の世界をはじめとして、人類界にこれが適用されて行われ、それを推し進めて幽界の幽政に及び、神・現・幽三界は、この一律をもって一貫されるに到る。この一律を「惟神の大道」と云う。現人類で、この惟神の大道が率先して履行されるか。万国棟梁天職天津日嗣天皇の統率の下、全人類が一団となって、「天地根本大祖神」の究極の目的たる神政成就に向って歩み行く。
昭和7年仲秋(=陰暦8月)15日 神示のまま誌す神示のまま誌す
Copyright © 2020 solaract.jp. All Rights Reserved.