【御教え】
愈々熱海も明日切りで、明後日箱根に越す積りです。四、五日前に行って見た処、大体美術館は壁が出来る丈で完成します。壁も半分位は出来てました。凡て私の思う通りに出来たんで非常に気持が良いんです。それで之から何んな建築でも、みんな私が設計家になって、思う通りにやろうと思ってます。そうすると非常に安くも出来るんです。私のやり方は、出来る丈余計な事をやらない様に――出来る丈整理しちゃうんです。だから反って気持が良いです。処が商売人は立派に見せようというんで、余計な事をするんですね。だから金がかかっていて効果が薄いという事になる。美術館は見れば解りますが、そんな様な意味で、私としては非常に良く出来たと思ってます。他の事は大体話してありますから、何んですか、モミジは粗方終りました。ですから、何時か話した苔ですね。苔も、此次箱根の方に来られる時にボツボツ持って来て貰いたいと思うんです。随分広いですから、相当要るだろうと思います。成可く多く、どうせ新聞紙に包んで来れば大した荷物にもなりますまいから、来られる度にね。それに今月から来月にかけて入梅ですから都合が良いです。そうして京都の苔寺以上の苔庭にしたいと思ってます。
美術館の方も大体品物は整備して、又ケースも此間見本が出来てきましたが、やっぱり非常に工合良く出来てました。ケースなんかも。最初立派なものを拵えましたが、あれは全然反対で、私は出来る丈平凡に立派さのない様にしたんです。というのは、中の品物に精神が集中しなければいけないので、廻りに気を取られるようでは、反って面白くないですね。ですから、そうかといって安っぽいものや楽なものでは工合が悪いから、安っぽくない程度で、ケースなんかに気を取られない様にした方が良い。そういう意味で歩く処なんかは、市松にする予定――建築屋の方の予定だったんですが、そうするとやはり派手になって気を取られるから、一色でやらせたんです。色も極く神経を刺戟しない様に柔い色ですね。そういった様にして出来る丈他に神経を取られない様にね。で、美術品許りに集る様に、そういう考え方でやったんですがね。色々――日本、支那、朝鮮――そういう工合に並べるが、何しろそういった種類が多いですから、むしろ並べ切れないんじゃないかと思っているね。品物の方が多過ぎるんじゃないかと思っている。例えて言えば、支那陶器ですが、支那陶器なんかも、世界中――といった処でアメリカとイギリスですが、外国の博物館や美術館の支那陶器なんかを調べてみると、私の方は負けていないんです。それは種類に依っては負けているのもあるし、又勝っているのもあるし、平均して負けていないという事が分ったんですね。で大いに満足したんですがね。支那陶器でさえああいった国と負けていないとすれば、その他に日本の美術品が主ですからね。無論世界で何処にも負けないのだから、世界一という事は断然言えると思うんです。ですから、兎に角段々世界中に知れる事に無論なると思います。然も日本に来て箱根に行かない外人はないです。箱根に行けば必ず其美術館を見るという事になりますから、割合に世界中に知れるのは早いだろうと思います。だから此点丈でも大変に国家に良い働きをするだろうと思います。日本人の秀れた文化的の価値を認めさせると共に、外貨獲得――という程大袈裟な事は言えませんが、でも幾らか外貨獲得にもなりましょう。外貨獲得に、大いになると結構だと思います。沢山来る様になったら、入場料をうんと高くして大いに儲けようと思ってます。そうして置けば、又美術品の良いのを買えますからね。それは、日本は大した国で未だ未だ素晴しい美術品は随分あります。財閥とか旧大名ですね。それから、明治以来の華族もそうですし、未だ取っておきの良いものがあるんです。それでああいう処で売るには、裾物から先に売っていくんです。で、うんと良いものは惜しくて売れないんです。あとに残して置きますからね。二級品迄は大抵今迄売った処が多いんです。一級品というのは中々売らないんだけれども、懐が苦しいですから何時かは売らなければならない。今でも値に依ったら売るというのが沢山ある。相場よりずっと高いんですね。大きく言えば倍位といえば殆ど売らない処はない。それには金が要りますから、ですから入場料がうんと入って来たら、そういうものを買いたいと思ってます。いずれ熱海に出来たら、箱根以上のものを造りたいと思ってます。ですから品物もそれ迄に大いに優秀品を集めたいと思ってます。今度の美術館なんかも、一級品はありますが、有名品とか特別品とか、そういうものは思う程はないんです。然し、そういうものは、手に入れるのは大変なものです。中々金丈出した丈では駄目だというのもありますからね。そういうのは又別な方法で、出品という事で、なんとかならない事もない。箱根の方はそれ程大きくないし、今準備した丈で充分ですからね。それでも、今言った様に世界一という位に値打があるんですからね。
それで、ゆっくり見るとどうしても半日はかかりますね。普通そういう事に趣味のない人で、通り一ぺんに見るとしても一時間位はかかりますね。そうかといって、あとを押されて見る様じゃ、やっぱり鑑賞出来ませんからね。相当余裕をとって見るというのと、楽しむというのと両方にとってですから、休憩所を作ったり、人を制限して次々入れるという様にする積りです。それで一般の人や信者さん。それから研究家、特殊な好事家――そういう人の満足の行く様な方法をとりたいと思ってます。それから、雨の降った時なんか自動車で濡れずに入れるという様な、そういう設備をする積りです。地形が、神様が準備してある丈にちゃんと旨くいっているんです。そういう設備ですね。美術館はもうそんなに細かく説明しなくても、直き見られるんですからその位にして置きます。
いずれ出来る光明台ですね。あれが今ツツジが非常に盛りですから、今度箱根に行ったら、丁度此次の二十五、六、七位は一番盛りですから、それを是非見て貰いたいと思ってます。何しろ相当前に植えたので大きくなってます。非常に見事なものです。それは今度、第二になりますが、そこは又別の意味のものを造る積りです。で、将来公園も――登山会社の公園ですね。あれも大いにこっちが手伝って立派にして、いずれ箱根一流の地上天国という様な事になるでしょう。
美術館も色々ありますが、環境ですね。廻りも箱根の方は一寸驚くだろうと思います。未だ早い様ですが、この秋あたりは――いきなり入ると、左手の方が紅葉ですね。紅葉が、丁度この間二百本ありました。相当大きい木ですからね。それが紅葉して、それから萩の道を通って竹林を見て、それから美術館に入る。その様相ですね。それで大抵な人はアッとするだろうと思います。ですから段々知れるに従って、随分来るだろうと思います。先づ(ず?)一度は見るという事になるだろうと思います。
それから熱海の方も、之は大抵誰方も見ているでしょうが、神様の方の計画ですね。それも着々として進んでいるんです。それは、次々に土地が手に入って来る事になっているんですね。それがやっぱり、何時も言う通り順序良くね。別に、こっちは急って何うするんじゃないが、ちゃんと順序良く手に入って来る様になっているんです。実に何んとも言えない面白味があるんです。会館はこの夏あたりの予定ですがね。何しろ許可をとるとか色んな準備をするんですから、思ったより後れますが、けれども神様はちゃんと決っているんだから、何も心配する事はありませんがね。之は箱根と違って素晴しい、規模の大きい、大変な事になりますけれども、之は未だそうお話する程度にはなっていませんからね。
今年の六月十五日ですね。六月十五日が節ですからね。之が過ぎると、余程表面的になって来ます。去年、一昨年あたりを見ると、随分メシヤ教というものを、世間で見る目が違って来た様です。之はまあ時節ですね。ですから、もう一息ですね。美術館が評判になるという様な事が、今迄のメシヤ教を変な目で見られたり、兎に角マイナス的存在の様に見られたのが、今度は反対に「大変なものだ」「今迄の見方を変えなければならない」という様な事になると思います。宣伝も非常にし良くなる訳ですね。で、それが矢張り時節で、大本教のお筆先に「時節程有難いものはないぞよ」「時節には神もかなわぬ」「時節程有難い恐いものはないぞよ」なんてお筆先があります。よく出ていると思います。
それから今度二十日過ぎると九州の方に宣伝旅行に行く事になってますがね。それで何時もの通り原稿を書いて置きましたが、ざっと書いたので、それを今読ませます。幾らか、一寸面白い処があると思いますから――。
(御論文「舌に代えて」) 【註 栄光一五八号】
舌に代えて
(栄光一五八号)
私はメシヤ教教主岡田茂吉であります。実は皆さんに直接お話したいのでありますが、そういう訳には参らないので、残念ながら原稿にして読ませますから、その御心算で聴いて貰いたいのであります。
そもそも我メシヤ教は、御存知の通り最も新しい宗教であります。それと共に最も大きなスケールの下に活動しつつある宗教であります。それは何かというと病貧争絶無の世界、すなわちこの地上に天国を造るというのであります。もっともこの説はキリストの天国は近づけりとか、釈尊の弥勒の世の未来成就説などを始めとし、幾多の聖者は同様の予言をされている事は、誰も知る通りでありますが、私はその予言を実現する。すなわち理想世界を如実に造るのであります。という訳でいずれは誰かが造らなければ、右の二大予言は造る人が出なければ空言となってしまうでしょう。とすれば釈迦、キリストは嘘を吐いた事になり、二千有余年間人類は騙されていた事になりましょう。それでは聖者どころか大嘘吐きとなるので、そのような虚偽が二千年以上も長い歳月、暴露しないはずがないでしょうから、この事だけにみても、我メシヤ教が出現すべき理由と、その時期の来た事は、何ら不思議はないのであります。
今一つ是非知って貰わねばならない事は、現在の文明は進歩したといっても、それは外形だけで、内容に至っては空虚で、魂がないといってもいいでありましょう。判り易くいえば物質的には進歩したが、精神的には何ら進歩は見られない事で、それは事実がよく証明しております。何よりもこれ程文化が進歩したと言いながら、人間の幸福は進歩の程度と余りに伴わない事で、人類の苦悩は絶える事なく、全く地獄そのままの世界であります。それはどういう訳かというと、今申したように唯物科学偏重の結果、精神科学を忘れてしまったからで、つまり人間なら半身不随で、不具的文明であったから、幸福な社会など出来るはずはないのであります。
次にこの世界は造物主すなわち神様が御造りになられた事は、何人といえども否定する事は出来ますまい。そうして世界を造られると共に、神様の御目的は真善美完き理想世界にまで進歩させるにある事で、それがため最初の経綸として、物質文化を発達させたのであります。ところが最早ある程度物質面は完成の域に達したので、ここでいよいよ精神文化の面を一挙に飛躍させ、両々相まって進む事になったので、ここに初めて天国世界実現の段階となるのであります。これを判り易くするため、一つのたとえを申しましょう。昔からいう計画とか、企画とかいう言葉で、この下の文字は画くという字になります。そのように神様は大計画の下に、長い年月を経て世界を主題とした名画を描かれたのであります。もちろん種々の色彩が必要であるが、これも世界の国々をみれば分るでありましょう。たとえば米国は黄色、英国は紫、ソ連は赤、日本は白、独逸は柿色、フランスは浅黄、イタリアは黒、中国は青、朝鮮は鼠というように、それぞれの特異な色を持っている。その色を駆使して神様は思いのままに筆を揮われ、ここに世界画をかき上げたのであります。ところが描いただけでは何にもならない。どうしても魂を入れて、生きたものにしなくてはならないが、それには目玉を入れる必要がある。つまり瞳を入れるのであります。だがそれは誰が入れるかというと、かく申す私であります。
ここでちょっと瞳について説明を致しますが、これも言霊上ヒトミは火と水の事で、日月であり、日月は眼に相応します。また火は経に燃え、水は緯に流れるから、つまり経緯であり、この経緯が結ばれてこそ、両眼揃って完全な働きをするのであって、換言すれば経が精神文明で、緯が物質文明であるから、両文明が一致して、初めて天国世界が生まれるのであります。つまり経が父で緯が母であるから、その結合によってミロクという立派な子が生まれるのであります。以上はなはだ抽象的でありますが、これで概念だけは得られたと思うのであります。
以上申したように、今までの文化は不具であって、何も彼も上面だけで、中味がないから、間違いだらけの世の中になっていたのであります。そこへいよいよ我メシヤ教が出現して、それら一切の誤謬の因をハッキリ分らせると共に、本当のやり方を教えるのであります。何よりも個人としては本教を信ずるや、たちまち運命の大転換となり、病に悩む不健康者は病は癒えて、完全健康人となりますから、思い切って働く事が出来るので、貧乏は吹っ飛んでしまい、争いもなくなるのはもちろんで、家庭は天国化すのでありますから、天国的家庭が増えるに従って、天国的社会となり、ここに天国世界が実現するのであります。だがこれだけを聴くと余りに旨い話で棚牡丹式なので急には信じられないでしょうが、それも無理はないので、何しろ今までにこのような素晴しい救いはなかったからであります。ところがこれは一点の誇張や掛引もない事実ありのままをお話しするのでありますがら、いささかなりとも疑いのある人は、実地にブツかってみる事であります。その結果本当であれば信ずるより外はないし、もし偽りであるとしたら、断然私を葬ってしかるべしでありましょう。だが私はそんな恐ろしい自殺行為は、真ッ平御免であります。という訳で私は神の代行者として、絶対確信をもって救いの業に邁進するのであります。余り長くなるからこの辺で筆をおくのではなく、代弁者の舌を閉じる事に致します。
それから此間火星が接近したとか言って新聞なんかに色々出てましたが、火星に生物が居る。それから運河や何かが出来ているという様な事を言ってますが、実に出鱈目も甚だしい。それから月の世界に行けるという説で、一生懸命に準備しているという様な事を新聞なんかに出てますが、それに就いて一寸書いてみたんですがね。
(御論文「宇宙は地球以外に生物なし」) 【註 栄光一五九号】
宇宙は地球以外に生物なし
(栄光一五九号)
外国の天文学者は、余程前から火星に生物がいるとか、運河があるとかいう説を唱えていたが、私は以前火星には生物はなしと記いた事がある。ところが近頃になって火星無生物説を唱える学者もボツボツ出て来たので、私は愉快に堪えないのである。という訳でまだまだ現在の天文学は幼稚極まるものと私は思っている。ところが近頃は月の世界への旅行可能として、準備している物好きな学者が英国辺りにあるそうだが、これなども実に気の毒なくらい低級な学者達である。
ここでそれらについて少しかいてみるが、この大宇宙には、地球以外に生物は決して生存していない事を断言する。そうして月の世界はいつもいう通り氷の塊であって、その冷たさは到底零下何度などと人間が想像出来るような生易しいものではない。全く絶対無極の大氷塊である。だからもし人間が行けたとしても、一瞬にして石のごとく氷結してしまうと共に空気など一粍もないところの無と同様な世界であるから、まず諦めた方がよかろう。という訳で望遠鏡に映る種々な凹凸は氷塊の不規則な一面である。ついでだから太陽も説明してみるが、これも想像もつかない程の巨大な火の塊であって、いわば火の霊であり、火の体は地球の中心になっている火の塊である。つまりこの天と地とにある火熱が、氷塊である月球を溶解し、水素を造って地球活動の役目をしているので、海も、川も、雲も、霧もその変化したものである。そうして星は地球を牽引しつつ、星自体の霊気を宇宙線を通じて地球に供給し、地球の活動を助けているのである。
以上の理によって現在学者が誇りとしている天文学なども、まず原始時代に毛の生えたものと思えばいいので、全く唯物科学ではこの謎を解くなどは痴人の夢である。ところがいつもいう通り、現代科学は独り天文学ばかりではない。医学も農業もあらゆる文化も右と同様の程度であるから、その盲点を明らかにして科学のレベルを引上げるべく、私は現在骨を折っているのである。
それから時々医学で――二、三日前も新聞だかなんだかで、盲の貧乏人の女の人で、肉腫が二つとか出来て、それに妨げられて見えなくなったというのを手術したら、忽ち見える様になったとデカデカと出てましたが、之は何でもないので、之は肉腫じゃないんです。膿の固まりなんです。何故肉腫ではないかというと、非常に痛んで熱が出たというんです。痛んで熱が出るのは肉腫と違うんです。膿なんですからね。それを二つとか取ったら見えて来たというんですから、何でもないですよ。我々の方でこう(御浄霊)やれば、膿が取れますから見えて来るんです。そういう様なつまらない事を大変な事の様に書いてありますがね。それで我々の方ももっとひどい盲を、之(御浄霊)で治しても、知らん顔してますね。聞いても見ても、そんなものは、もう隠してますね。実に可笑しいですね。
近頃聞いてみると、薬屋さんなんかが非常に悪く言って、色々投書なんかをしているそうですがね。今は薬屋に影響――結局大して影響しますまいが、影響すると心配しているんでしょう。それはもう一歩考えてみると、それ程薬屋に影響するのなら、薬を使わなくて病気が治るという事を証明しているんですから、そうすると、薬を使わなくて病気が治るとしたら大変な救いですから、薬屋さんをやめて大いにこっちの方の宣伝をするのが本当です。薬屋さんの目的というのはお医者さんと同じで、矢張り病をなくして人を救うというのが目的ですから、薬を飲んで死のうと悪くなろうと、唯金さえ儲かったら良いと、それでは本当の悪魔的ですからそんな筈はない、(。?)兎に角如何なる商売――普通の商売と違って、人の病気を治し命を救う商売ですからして、先づ(ず?)己の金儲けは次でなければならない。処がメシヤ教は薬に対して「邪魔する」「けしからん」という考え方というのは可笑しいんです。こんな事は沢山ありましょう。私の方は別に薬屋を悪く言う訳でも、お医者さんを何うする訳でもないんですよ。それで、医者で治り薬で治れば結構ですから、私の方はやめちゃいますよ。然し、それでやると治らないし、反って悪くなる。それでは黙って見て居られない。それを知らないからなんだが、根本的に知った以上は黙って居られない。それが斯ういうものだという事を明ら様にはっきり分らせる事ですね。分る事が、其人には大変な困る事になるでしょう。だから先づ(ず?)やめるより他にしようがないですね。やめたら飯が食えないというのならば、直ぐにやめなくても色々準備してやめれば良いんです。一番良い事は我々の方に相談に来る事です。何うしたら良いだろうと――そうしたら、やめて浄霊の方にとね。そういう事が社会に沢山ある。そういう社会だから、神様はそれを解らせて、それを救わなければならないという事になるんですが、まあ仕方がないでしょうがね。
それから、米国通信が二、三日前に来ましたがね。今あっちで一番多い病気は、癌と小児麻痺と結核と、此三つが一番多いそうです。私は之を書いて米国に送る積りです。此間の原子爆弾に関する「原爆恐るるに足らず」というあの論文は、教団の方で米国のそういった要路に送ったそうです。反って、翻訳するよりか日本文の儘の方が良いそうです。それはそうでしょう。それをあっちの翻訳する人に依って幾らか違いますからね。こっちで翻訳して了えばそれっきりですからね。反ってあっちで翻訳した方が、色々に訳するからして、それを綜合すると反って良く分りますから間違いない事になるから良いと思いますね。で、あっちの大統領だとか、陸軍長官。又空軍関係の偉い人だとか原子科学研究の方面と、随分方々――多方面に送ったそうですから、反響があるか何うか、一寸、反響迄いかないと思いますが――唯吃驚して口を開いている丈だろうと思いますがね。で、まあ兎に角そういった一つの刺戟を与えて置くという事は、将来何かになると思います。だから、今の米国の病気も書きましたが、今度新聞に出します。癌というのは何んでもないんです。あれは肉の毒ですからね。肉食人種に多いんです。日本なんかも昔は癌なんて殆どなかったんですが、肉食になってから起ったんで、肉の毒が段々溜っていくんです。それは何んだというと、野菜の食べ方が少ないんです。野菜を食べれば調節されてそういう事はないんです。肉の方に偏する為ですね。それで野菜の食べ方の少ないという事は、つまり原因は肥料ですね。之が、非常に原因するんですよ。外国は科学(化学?)肥料が多いですから、野菜が不味いですから、どうしても肉を余計食う事になるんですね。だから、野菜を美味くするのは無肥料でなければならない。無肥料は此点にも非常に効果がありますね。
それからもう一つ注意したい事は、よく御守護の電報が来るんです。電文を読んでみると、つまらない病気で、非常に重態の様に思って、電報打って来るんですが、何処が苦しいとか、何処が痛いとかですね。浄霊すれば、他の信者の人がやっても訳なく治る様な程度です。それを、どうしても治らないから寄越すんですが、浄霊の仕方が未だ間違っているんですね。力が入るんです。大抵の痛みは本当に力を抜いてやれば、割合に早く治るんですよ。力が入ると治らない。ですから力を抜く事を、一層骨折ってもらいたいですね。それで、力を抜いて其霊が出来る丈向うに通るようにね。そうすると非常に治るんです。ですから、つまり力を抜く稽古をするんですね。処が、苦しがったり痛がったりすると、反って一生懸命になるんですね。一生懸命になると力が入るんです。だからむしろ一生懸命にやらない様にする方が良いですね。苦しがって七転八倒すると、反ってボンヤリして、何を苦しんでやがるんだという積りでね。ですから、自分の力とか、治そうとする熱意とか、そういうものは出さないんです。何んだこんなもの。といった様な、要するに一生懸命にならない事です。そうすると良く効くんです。だからそれには力を抜く事ですね。そこの処が、一つの修行ですね。
それからもう一つ注意して置く事は、浄霊すると痰が出ますね。咳が出て痰が出ますが、之は肺から出るんです。溶けたものがね。処が胃から出る場合もある。胃から出る場合は、胸がムカムカして来て吐きそうになる。よく頭が痛いとかで、浄霊をやると頭は大変良くなって、胸が何んだか工合が悪いという事がよくあります。それは溶けたのが肺の方に行かないで胃の方に行くんです。それで胸がムカムカする。そういう時には胃の方をやるんです。そうすると直き良くなります。之は今迄私は注意しなかったですが、そういう点がよくありますから、今注意します。そういう時には鳩尾の辺を目掛けて霊を放射するんです。それから場合に依ると背中の方ですね。そうすると胸の悪いのは割合に早く治ります。
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