今風邪で大騒ぎをやってますが、私も十二日から風邪を引いて、まだすっかりとはいきません。けれども、する事は不断と違いません。一晩だけは仕事もしないでゴロゴロしてましたが、あとは不断と変りません。だから、信者でない人は驚いてますが、こう言ってやるのです。〝風邪というものはなおるに決まったものだから、若しなおらないとすれば、それはなおさないのです。放ったらかしておけばなおるに決まっているので、長引くとかこじれるというのは、なおさない様にいろんな事をしているからで、そうしてみれば怖い事もないので、不断どおりに苦しくない程度にやっている方が得だから〟と言ったのです。今の人はそれさえ分らないのですから実に可哀相です。風邪は万病の元と言って、肺炎になりはしないか何の病気にならないかと、心配しているのですが、実に馬鹿馬鹿しいのです。又そういう様に教育されているから、そう思ってしまったのですが、その教育される頭が、前の代のその又前の代から嘘を教えられて来て、それからそれへと来たのです。それで文化が進んだとか学問がどうとか言っても、それしきの事が分らないのですから情けないものです。そのためのわれわれの方はあの手この手でいろいろと知らせる様にしているのですが、なにしろこれは何百年前或いは紀元前から教育しているのです。ヒポクラテスの時代から薬を使ってやっているのですが、それが今もって分らないほどに瞞まされきっているのです。ですからこれをぶち壊すという事は容易な事ではないので、一朝一夕にはいきません。しかし神様の方では、浄霊でなおる様にするので分ります。そういう様で救世教の信者だけは分ったわけですから、それだけ気強くはなりました。それでだんだん分る人が増えていけばいいのです。それについて面白く書きました。
御論文 〔風邪引き結構〕 【註 栄光一九三号】
風邪引結構
(栄光一九三号)
昨今何処も彼処も風邪引流行で、アチラでもゴホン、コチラでもゴホンで、都会も田舎も咳の騒音地獄だ。そうかと思うと例のマスクの氾濫で、人間窒息機械か、緘口具のような変なものを掛け始めたのをみると、さぞ窮屈だろうとお察しするが、御本人は風邪予防と思っているのだから、何をか曰わんやである。何しろ空気さえ絹漉しにしなければ、安心出来ないという文化族なるものは、吾々からみれば洵に哀れな存在である。これでは折角の美女美男も、見せたい顔も出すことが出来ず、目ばかりパチクリさせているその格好たるや、虎魚が陸へ上ったようである。
そこで拙者は風邪引流行について、どんな頭の悪いお人にも、一遍で分るようにかいてみようと思うが、先ずこの地上を眺めてみれば、隅から隅まで埃だらけ塵だらけ、偶々低気圧の孫みたようなチンピラ風が吹いても、砂塵濛々目も口も開けられぬ有様、だがこれは水撒人夫や舗装路洗いで、どうやら綺麗にはなるし、家の中でのそれも朝晩嬶やおさんどんが、尻を捲って箒とハタキのバタバタ作業で相済むし、人間様も朝起きて顔を洗って脳天のフケでも落せばスッキリするし、躰の垢は一風呂浴びればサッパリする。以上は誰でも知ってる至極当り前のことだが、茲に誰も気の附かない処に、飛んでもない間違が伏在していることをこれからかいてみよう。
それは外でもない。これ程世の中が展けても人間様の智慧が進んでも、肝腎要の躰の中に年中溜る汚れものに、お気が附かない安本丹振りである。だが言うだろう。
“そんなことなんかあって堪るもんか、人間は皮膚という天然ゴム製ズックを被いて隠し蔽わせている以上安心なもんだよ”と。成程それも御尤だが、よくよく考えて見て貰いたいのは、仮令躰の中でもだ、ヤッパリ汚いものが年中溜るから不思議だ。何故かって訊くだけ野暮だよ。人間食ったり飲んだりする物にも毒があるし、夫よりも厄介な事には薬という恐しい毒なんだ。これこそ拙者がいつも曰っているが、その外糞毒尿毒も手伝い、人間様の腹の中の汚い事は、まるで塵溜、泥沼、肥料溜と同様なんだから、何よりも自惚を捨てる事だね。それが証拠にはヤレ蛔虫、ヤレ蟯虫、ヤレ十二指腸虫、ヤレ何々と、色んな虫が湧くにみて分るじゃないか、と言ったら一ペンにギャフンだろう。そこで神様も如才がないよ。人間共が行っている春秋二季の大掃除をして下さるんだ。だが神様の方は縁の下じゃない。人間の躰の中一面だよ。この掃除を名附けて風邪というんだから、風邪程結構な有難いものはないじゃないか。この掃除のおかげで躰の中は清潔になって、健康は増すのだ。どうだ分ったか。それをどう間違えたものか、そんなに結構な掃除を止めようとするのが、昨今政府始めお医者さん達総掛りの仕事なんだから、その馬鹿さ加減は呆れて物が言えないよ。これも全く医学迷信のためなんだから困ったものだよ。
従って拙者の申すこの説を聞いたら意外も意外、余りの意外にアフンと逆立してもオッツクまい。そこで今これを分り易くかいてみよう。先ず以て風邪引同志の話を聞いてみると、今度の風邪は性質が悪い、いつもと違って中々治らないので困りますよ、などと愚痴やら泣言やらを並べているのは皆知っている通りであるが、これこそ風邪は躰の掃除だという事を知らないため、掃除の邪魔をするから治らないのであるから、誰でも風邪を引いたら何にも手当などせず、放っておけば必ず治るんだ。そうして寝たきりでもよし、起きたけりゃ起きててもよし、仕事をしたけりゃしてもいいので、要するに気儘にしていればそれで結構治るんだから、少しの心配もないんだよ。それで治らないとすればヤハリ薬や手当で掃除を止めるからなんだ。
この様な素晴しい真理を話しても、今の人間直ぐには承知出来まい。何しろ長い間に医学迷信の虜となってしまった人達ばかりだから、反って逆にとり、“ヘンそんな馬鹿な話があって堪るもんか、救世教の奴時代離れのした非科学的蒙言などを言やがって、迷わせるのは怪しからん、そんな甘いことで善男善女は騙せるとしても、吾々インテリは相手にはしないよ”と鼻高々と威張っている人もあるだろうが、斯ういう人は、毎日日日ゴホンゴホンの連続で、熱で逆上せた赤い目玉で天井睨んで、ガンガン痛む頭を枕に乗せて、この寒いのに氷詰めになって、ブルブル、ビクビク、フラフラ、ウンウン唸っているのだから、医学迷信の恐しさが沁々分るんだ。中には住宅難の今日、エエ面倒だ、いっそ娑婆を見限り、彼の世とやらへ転宅をしようかと迷っている人もあるだろう。
先ず戯言はこの位にしておいて、再び本論に戻るが、さて人間の躰の中へ溜った汚れの掃除こそ風邪なんだから、論より証拠咳と嚏は箒とハタキで、痰や水洟は塵埃でも、そうして湯で洗った汚れ水が汗と思えばいい。頭や躰の痛いのは、棒で叩かれ塵を浮かせるためだ。という様にこれだけでも、ハハーナールホドと感心せずには居られまい。処が斯んな結構な掃除をば、ヤレ注射、ソレ熱冷し、咳止め、湿布、吸入、葛根湯、梅干の黒焼、玉子酒などをガブガブ飲んで、蒲団被って簀巻同様になって、じっと我慢しているその辛さは馬鹿馬鹿しいにも程がある。そんな余計な苦しみをせずとも最初から放っておけば、腹の中の汚い雑物はスッカリ出てしまい、石川で尻洗ったようにサバサバする処か、一銭の金も、手数も要らずに治って、後は健康が増すとしたら、これ程有難い話はないではないか。
処がまだ厄介な事には、掃除を止めたため沢山の汚物は残ってしまうから、今度は一遍にドカンと大掃除が始る。これがみんな恐れてる肺炎なんだから、肺炎という奴は人間が造ったものに違いない。処がまだある大いにある。それは誰でも今度の風邪は性質が悪い、思うように治らないというのは、これこそ近頃の薬が進歩したため、掃除を抑える毒力が強くなったからである。つまり折角出ようとする塵埃を、出さないようにする方法が進歩したのだ。そのため汚物は肺の中で固ってしまうから、この塊りを診たお医者さん、コリャ大変、結核の初期だと言うので、奴さん吃驚仰天青くなり、頬はゲッソリ落ちてしまい、眼ばかり光って愈々生きた屍になる修行に取掛るという訳。テモサテモ今の人間の哀れさは、虫ケラ同然犬猫同然、アキレ蛙のヒキ蛙、泥沼に足突込んで、ギャーギャー鳴いても追っつかない。とは情ない世の中になったもんだよ。
さてこれだけ読めば頭のいい御仁ならピント来て、早速医学迷信西の海へさらりと捨てて、救世教の幸福の門に入って、何年振りかのニコニコ顔になるだろう。そういうお方はこれからドシドシ増えるに違いない。何よりも本教で救われた天国族は、風邪の流行など屁とも思わない処か、大いに結構、御蔭で一文要らずで掃除が出来るんだから、その有難さ嬉しさが身に沁みるよう。これを世間様に比べたら月にスッポン、ダイヤに硝子処ではない。恐らく斯んな大きな福音は、世界中何処探してもないに決っている。以上思うままをかいてみたので、拙者も肚の中の掃除が出来たような気がして、久方振りにスーッとしたのである。
それで風邪と言っても、私のは最初水洟がうんと出たのです。それは鼻紙が山の様になるほど出ました。そうすると頭がずっと軽くなりました。これは昔の歯に付けた薬毒が頭にあったのですが、それが水洟になって出たのです。それから歯茎が痛かったので浄霊すると、やっぱり水洟が出るのです。ですから歯茎から洟が出るという事は一寸気が付きません。それで歯の痛いのも大分よくなりました。そして一旦なおってから、咳と痰がまだ出るので、何処から出るのか一寸見当が付かなかったのですが、これは下腹の右の方に毒の固まりがあって、そこから熱が出て、足がだるいのです。それが溶けて足に流れていたのです。それを浄霊すると咳と熱は冷めて余程よくなりました。それは咳と痰が出るのですから風邪には違いないが、その原因たるや下腹にあるのですから、これも一寸気が付きません。そういう様で風邪と言っても、体中の何処かにある薬毒が抜けるのだから、風邪を引けば何処かの掃除ができるわけです。それを知らないから止めるのです。人間も随分馬鹿気た所が沢山ありますが、これはその馬鹿気たうちの王様だろうと思います。それでワクチンを大いにやらなければならないとか盛んに言って、ワクチン何万人分という事を言ってます。二百人分というのですが、それをまるで宝物の様に思っているのです。二百人分というのですから余程重い人とかにやるのでしょうが、本当に馬鹿気た事で見ては居られません。とに角唯物科学のためですが、文化民族というものがあまりに低能なので、どうしていいか分らないくらいに思います。尤もこっちが分り過ぎるのかも知れません。これがだんだん分る様になるのですが、それにはやはり神様の方でも、これでもかこれでもかと、どうしても分らなければならない様にやる……わけではないが、神様がやる様な形になるのです。自然なのですが、それを書いてみました。
御論文 〔大恐怖時代来らん〕 【註 栄光一九四号】
大恐怖時代来らん
(栄光一九四号)
この題を見たら、誰しもギョッとするであろう。信者はそうでもあるまいが、初めて見た人はそう思うに違いあるまい。この事に就いては普段から私は凡ゆる面から説いて来たが、その時期が大分近づいた様だから、玆に徹底的に書こうと思うのである。勿論霊界に於る浄化作用が、日に月に強くなりつつある今日、近き将来一般社会も天手古舞をするようになるであろうが、それに就いて私は最近医学革命の書なる著述を書き始めたが、これもその必要を痛感するからである。
そうして信者はよく知っているであろうが、今日どんな人でもその薬毒の多い事は驚く程で、分れば分る程洵に恐ろしい気がする。といっても、今日世間を見ると、至極健康そうにセッセと働いている人も沢山あるので、上辺からみると、そんな恐ろしい時代が来ようなどとは到底想像もつかないのである。その様な訳で、未信者は無論だが、信者でも信仰の新しい人などは首を捻って、容易に信じられないであろうが、実をいうと健康そうに見える人程危い訳で、それというのは薬毒が大いにあり乍ら、非常によく固まっているからなのである。従って愈々となると寧ろこういう人こそ一ペンに浄化が起って、真先に槍玉に上げられる側の人と見ねばなるまい。
私は二十数年前から病気の原因は薬毒である事を唱えて来たが、初めの内は中々信じられない人が大部分であったが、信者になって長くなる程徹底するのである。しかしそれも無理はない。何しろ先祖代々病は医者と薬という合言葉同様になっている位だから、一度や二度で掌を返したように分る人は、先ずいないといってよかろう。それでも近頃は大分わかり方が早くなって来たようで、それ丈こちらを見る目が異って来た訳である。併し前記の如く浄化が段々強くなる以上、分る人も愈々増えるのは勿論である。というのは、医療の固め方法が一日増に固らなくなるからで、それに引替え浄霊の方は溶かす方法である以上逆になるからで、つまり時節が浄霊に味方する訳である。
そうなると病人は増える一方で、今迄にないような種類の病気も多くなり、医師はどうしていいか判らない事になって、二進も三進もゆかなくなるのは当然である。又今までなら直に効いた飲薬も注射も、全然効かない処か逆結果となって、医師が手を附けるや忽ち悪化したり、死んだりするというような恐怖時代が来るであろう。こうなると政府始め専門家も一般人も医学の真価が分って、医療をボイコットせざるを得なくなるから、これこそ大問題である。そこで始(?初)めて救世教の説に頭を下げざるを得なくなると共に、アノ時随分変な説と思って悪く言ったが、実に申訳なかったという事になり、玆に初めて目が醒めるのである。
然もこうなったら命には代えられないから、インテリもジャーナリストも、束になって救いを求めて来るのは勿論だが、そうなったら一どきになる以上、コチラはやり切れない。マア事情の許す限り救ってはやるが、誰も彼もという訳にはゆくまいから、御気の毒だが外れた人は自業自得と諦めて貰うより仕方があるまい。大本教の御筆先にこういう一節がある「愈々となりてから神に縋りて来たとて後の祭であるぞよ。不断から神の申す事を上の空で聞いていた人民には、神は構うておられんから、どうしようもないぞよ。俄か信心は間に合わんぞよ」という寸鉄殺人的の言葉がある。これが丁度私が今言わんとする処と同じである。又御筆先に「今度の建替えはこの世に神が有るか無いかを分けて見せてやるのであるから、神有る事が分りたなら、如何な人民でも往生せずには居れまいがな」。何と痛烈骨を刺す思いがするではないか。
玆で誰も余り気がつかない事で且他教に関する事だから気が進まないが、何しろ時節が迫って来たのと人類救いの為としたら、言わない訳にはゆかないから思い切ってかくのである。それは何かというと、愈々来るべき最後の審判に際しては、宗教は何の役にも立たない事になるのである。というのは、その宗祖、開祖の殆んどが、最早世を救う力がない処か、御自分及びその信徒が救われねばならないから、近来、私に対して後から後から歎願に来る有様で、これにみてもその辺よく分るであろう。成程凡ゆる宗教は、今までの世界が続いているとしたらそれ相応の役には立つが、愈々世界大転換という空前の事態となった以上、既成文化は一度は破局的運命とならざるを得ないからである。それと共に万教帰一の時となるので、玆に一切の宗教は一団となって、本教を中心に人類救済は固より、地上天国建設に協力する事になるのである。
今一言いわねばならない事がある。それは帰する処本教に背を向けて滅びるか、本教に抱かれて助かるかの二者何れかを選ばなければならない事になる以上、今から覚悟すべきである。これが今後に於ける全人類の課題でもあろう。
昨日聞いた話ですが、この間心臓弁膜症で何かの薬を胸に、湿布の様に付けたのでしょうが、そうすると直ぐに死んでしまったというのです。弁膜症を何回もすると、よく死ぬのだそうですが、今まではそういう事はなかったそうです。だから今はそれを知らないから付けてますが、お医者が手をつけたりすると、すぐ悪化したり死んだりするという事が、これからだんだん出てきます。つまり浄化が強くなったから、その浄化を止めるからそういう事になるのです。ですからもう少したつと、今効いている新薬が非常に恐ろしい結果になってきます。ストマイだとかテラマイだとか、マイの付くのがそうです。マイマイ療法という事を言うので、何かを想っていたらストマイ、テラマイ、それでいくのだそうですが、おかしな話です。そういう様で薬も注射も、すぐに悪くなるので、恐ろしくてできなくなるという時代が来るのです。それからがこっちが一ぺんに発展するのです。今いろんな本を出してますが、これはその準備です。そういう事を一寸でも言ったりしておくと、そういう時になって〝これだな〟という事が分りますから、そこで救世教に行かなければならないという事になるのです。病気の事はそのくらいにしておいて、面白い論文を読ませてみます。
御論文 〔スターリンの肚〕
スターリンの肚
(栄光一九五号)
この題を見ただけでは変な題と思うであろうが、この広い世界にこれ程偉大な存在はあるまいと思う。見よ、現在鉄のカーテン内もカーテン外の国々の人民も、等しくこの僅か一尺余りの塊りが脅威の的となっているからである。何しろ世界中が今最も怯えている第三次戦争にしても、この肚一つで有る無しが決るのであるから、この肚を何とかしたいと思うのも当然な話である。今度、米大統領アイク元帥にしても、狙う中心はこの肚一つであろう。
処が常識的に考えれば、右の通りであるとしても、これを宗教的に見ると素晴しい神秘があるのであって、これは誰しも是非聞きたいと思うであろうが、今の処全部打明けられないのが遺憾である。併しチョッピリだけ言ってみると、マアこうである。
それは各国の偉い人達が想像しているよりも、もっとズットドエライ計画が彼の肚の底深く蔵していることであって、これが人の目につくようになったら最後、大変な事になる。只問題はその時であるが、それは割合速いようでもあるし、遅いようでもあるが、先ず〇年位と思えば間違いはあるまい。只どこまでも警告したいことは、ヨーロッパ方面であって、それこそ大変であるが、まだその認識が足りないとみえて、防備の点が甚だ手緩いようであるから、何としてもウンと力を入れなければ千載の悔を残すことになろう。併しこんなことが分るのは、スターリンと連絡があるのかと怪しむかも知れないが、私には神霊通信社から、絶えず電報じゃない、霊報が来るので分るのだから安心されたいのである。
今ソ連が朝鮮とか、最近は千島の上空や北海道の端の方に時々戦闘機などが偵察に来ている様ですが、これは日本に挑戦するわけではないので、一つの牽制策なのです。それから中共が中央アジアのビルマとか仏領印度支那の方面を大分脅やかしてますが、これはそこを占領してどうするという事ではないのです。ああやってアメリカの力をアジアの方に引き入れるのです。要するに牽制策です。それが狙い所です。それで彼が本当に狙っているのはヨーロッパなのです。ところがヨーロッパの英・仏では、ソ連はアジアに力を注いでいるから、ヨーロッパにはそれほど関心を持たなくてもいいと言って、むしろチャーチルは、一年前からみると余程戦争の脅威は薄くなっていると言ってますが、それは奥を知らないで現われただけをもって判断するからです。ところがスターリンの肚はそうではないのです。ヨーロッパにあるのです。ですからいろいろな事は、結局そこにあるのです。そこで朝鮮問題にしろ、中共をおだてて、そうしてグズグズしているという事は、とに角アメリカの力を大いにアジアの方に集めて消耗させ様という消耗戦術です。そしてヨーロッパの防備を薄くする様にとやっているのです。それでスターリンの肚の狙い所は、結局英国にあるのです。ですから私が栄光の新年号に「世界夢物語」で書いたとおり、アメリカはこれから中共に対して、むしろ中国全土に対して大いに攻撃をやる肚ですが、そういう外電がしばしばあります。ただアイクの肚は、一挙に満州爆撃とか沿岸封鎖、それから蒋介石が台湾から進出させるという事を一挙にやりたいが、しかし連合軍の方は戦局が拡大しますから非常にいやがるのです。この間チャーチルがアメリカに言ってアイクに言われたのです。〝そういう様に戦局を限定したら、結局何時までも埒があかないから、思いきってやらなければならない〟という事で、昨日かの外電ではチャーチルの考えがアイクに会ってから変った、という事を言ってましたが、結局そうなるのです。チャーチルもなかなか偉いですから〝なるほど、では一つ考え直そう〟という事になったらしいのです。では案外中共攻撃を思いきってやるかという事になりますが、最初アイクの肚では韓国軍を大いにあほって北朝鮮を占領してしまい、そうして合併させるという肚だったのですが、これは本当言うと消耗したわりに効果は薄いのです。ですから敵の急所をやらなければならないのです。それでマッカーサーを呼んだのですが、マッカーサーは最初から、中国をやれば朝鮮問題はついでにうまくいくというくらいの大乗的の見方なのです。それでどうやらアイクもそういう考えになって来たらしいのです。そうすると案外早く進展するわけです。ところが今までは、トルーマンという人は気の小さい人で、若しそれがきっかけになって第三次戦争になっては大変だと、それを考えていたのです。ところが中共をいくらやっつけてもスターリンは或る程度以上は援助しないという事も分って来たらしいのです。そこで、では一つやっつけ様というわけです。それで私が新年号に書いたとおり、中共はやっつけられても、第三次戦争にはならないと書いてますが、それはそうです。中共は見殺しにするのです。というのはスターリンの肚というのはアジアでなくヨーロッパにあるからです。むしろアメリカが中共をうんとやっつけると、相当大きな戦争をする事になる、という事はスターリンの望む事かも知れません。そうしてアジアにアメリカ始め国連軍を引付けておいて、ヨーロッパを一挙にやろうという計画かも知れません。それは神様の計画もそうなってます。それは神様がやられるわけですが、神様がやると言っても、邪神にやらせるのです。それで邪神がやる事を黙って見て居られて、許される事はやらせるのです。大掃除と同じで、神様の方では仕方がないから、やるだけやらせているわけです。要するに神様はお許しになっているわけです。それが今言った様な戦略になるわけです。だからこれから面白くなって来ます。しかしこれは救世教だけが言うのですが、というのはこっちは建設であっちは破壊なのです。そこでメシヤ会館が出来る頃になると、西の方に神様の東方の光が行きますから、朝鮮から中国、ヨーロッパ方面にだんだん光がさして行きますから、そうなるとだんだんあっちは掃除をされます。その頭で見ていくと空前の大芝居で、世界的チャンバラ劇が始まるわけです。
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