今日は珍しく雨ですが、雨が降るということは、光が強くなるほど降るのです。光が強いという事は、やっぱり熱が強いのです。今日は此処は二十度で、東京は十七度なのです。ですから東京より三度高いのです。大体今年は平均して東京よりも強羅の方が暑いのです。こういう事は今までにないのです。けれどもその割には東京よりも涼しいという事は、空気が乾燥しているためです。空気の乾燥という事は、暑さに余程違います。五度以上は違います。箱根は霧があったりするので、大変湿るように思ってますが、実は高山地帯というのは乾燥しているのです。それから又今年は方方に水害があって非常に雨が多いですが、これも霊界に火素が増えたわけなのです。今日は時間があまりないのに、お話しする事の項目が多いので、簡単に要点だけをお話します。
自然農法の事ですが、普及会員も大いに増えて、大分そういった方面の注目を引いて来ました。又今年ぐらい不作の年はありません。昨日の発表でみると五千八百五十万石というのですが、そうすると最近一番とれた年が六千六百万石ですから、七百五十万石の減収です。それがヤレ農地改良だとか、いろんな施設をしたり、肥料なども今年は今までで一番多いそうです、(。?)それにもかかわらず、かえって逆になるのですから、やっぱり私の言う説のとおりになっているわけです。なるほど九州の水害は相当影響しましたが、しかし全体からみるとそれほどでもありません。むしろ東北地方の冷害の方が大きいです。この冷害というのは、ただ冷えるだけでなく、冷害のために害虫が死なないのです。天候や何かで害虫が弱ったり死んだりしますが、この冷害のために虫が弱らないのです。その害が大きいのです。ですからただ寒いだけでとれないものなら、昔から有名な越後の信州や秋田でもとれないわけです。寒いためにとれないという事は、結局虫が減らないからなのです。そういうわけで害虫の影響が一番大きいのです。という事は、肥料がわかせるわけです。それから、こういうふうに不作にすれば早く分るという、神様の一つの御仕組と思ってもよいのです。しかしどうも、神様は随分ひどいと思うかもしれないが、本当に知らせるには、やはり病気と同じようなもので、人間苦しまなければ分らないのです。だからこの苦しみは一時的で、結局将来は非常に大きな良い結果になるのですから、これもやむをえません。
それから米国への布教ですが、先月からロスアンジェルスで始めたのです。まだ幾らにもならないが、シヤトルとサンフランシスコにも非常な奇蹟でどっちも信者が三人ずつできたのです。ですからこれも近々支部ができると思います。即ちロスアンジェルス、サンフランシスコ、シヤトルに支部ができて活動を始めるわけです。非常に早いです。今年一ぱい――と言って年末までですが――には相当に何カ所かに拡がると思ってます。それであっちが燃え始めたら、とても日本どころではありません。非常に早いです。おまけに、あっちの方は大分遅れていますから、神様の方は非常に急がれています。来年あたりは目覚ましい発展をするわけです。それからハワイは無論ドンドン発展しつつありますから、非常に面白いと思います。何時も言うとおりアメリカで発展する事が日本の発展に一番刺戟になるのです。アメリカの物なら何んでも良いと思っているのですから。……化粧品の広告などを見ても、〝アメリカ、アメリカ〟で、必ずアメリカ製とか、アメリカで流行るという事が出てますが、あれを見ても如何に日本はアメリカ崇拝が盛んかという事が分ります。ですから宗教も、大いにアメリカ人に発展するという、それだけでも、一番の宣伝になるわけです。
それから美術館もだんだん知れて来て、観覧者も増えつつあります。特に外人が来るようになりました。この間の日曜には十三人来ましたし、殆んど毎日何人かは必ず来てます。これも大変面白いと思います。来年の計画は桃山展をやろうと思ってます。去年でしたか、東京の或デパートで桃山展をやりましたが、間に合わせのようなものでした。こっちのは、ちょっと驚くような計画です。そういった品物も相当に集まっていますし、前からそういうような計画がありましたから、なるだけ見せないようにして、〝これは〟という物は出していないのです。ですから相当に評判になると思ってます。それからもう一つは近代名品展というのをやって、明治以来の総ての傑作品を出そうと思ってます。これも今まで門外不出の物が殆んどなのです。近代美術でこんなにも良い物が出来ていると驚くような物も相当にあるつもりです。例えて言えば工芸品は蒔絵の白山松哉、彫金の加納夏雄、彫刻の佐藤玄々、竹細工の飯塚琅玕斎、陶器は板屋波山、堆朱は揚成、――これ等の人は明治以来の工芸では第一人者ですが――そういう人達の特に傑作ばかりです。ですからその道に興味のある人には垂涎物ばかりと思います。それから絵の方では栖鳳、大観、玉堂、春草、雅邦、芳崖、抱一、そういう人達の傑作ばかりを出すつもりです。それで桃山展は開期(会期?)中やりますが、今の近代名品展というのは六月七月の二カ月の予定です。それから浮世絵展がばかに評判がよいので来年もやりたいと思ってます。それに新しい物も入ってますから、そこで第二回の浮世絵展を八、九、十月にという予定です。
それから今世界中の学者が来て会をやってます。これは湯川博士のあれだけの功績に対して、そういった学者が日本に集まるというわけで、これは日本としてもその方面だけは漸く世界の水準になったので、大変結構です。ところで今中心となっているのは物性論です。これはつまり素粒子論から物性論に入って来たのですが、物性論というのは、まだ顕微鏡などでも分らないもので、けれども有るという物の性質、つまり霊です。そこに入って来たわけです。それでそれから先には進めない。ここで行詰っているわけです。ですからこの間の発会式で湯川博士が、〝丁度暗闇の中をみんながどっちに行こうかと迷っているようなものです。それが今の科学界だ〟と言ってましたが、うまい事を言ったもので、全くそのとおりです。それで今の科学では物性論から先には行きようがないのです。そして今のは理論物理学ですが、私のは理論神霊学です。それは理論物理学から先に行くと理論神霊学に入って来るのです。それはもう学科ではないから宗教には違いないが、しかしそれは今までの観念で見る宗教観とは違うのです。というのはまだ宗教でもそこまでは分らない世界です。それで今までの宗教は水準がまず科学と同じくらいなものですから、私はその先を説くつもりです。そうなると神様の解剖という事になって来ますが、これはまだ誰もやった事がないのです。それがすっかり分ると、浄霊で病気が治るという事も何んでもなく分ります。従っていくら科学者でも、浄霊で病気が治るという事だけはどうしても想像がつかないのですが、それを説くつもりです。何処まで説けるか、なにしろ難かしいのです。そうすると善と悪の根本もすっかり分ります。ですからこれは大変な未来の学問です。
それから二、三日前に光明台に行って、大体地面の設計だけはしました。三十分くらいで、すっかり言いつけてしまいました。これはどうしても三年ぐらい先になりましょう。丸い家が建ちます。大体建築は三千坪ぐらいで、一万人収容の予定です。それから家の外の廻りに立てるのが二万人くらいのつもりです。大体形やいろいろな事はすっかりできましたが、なにしろ一万人の人間が、四角のでは遠過ぎてとても駄目ですから、そこで、そう遠くならないようにしなければならないのです。それには円形より仕方がありません。丁度外観は前の国技館というような形になりましょう。そうして大体全部丸いのでもなく、半円形でもなく、三分の二くらいの丸さです。そうしてそれは扇形、末広形になります。というのはこれ(扇)形は末広がりで、非常に発展する形なのです。富士山は末広と言います。それでここに要がありますが、ここに非常に神秘があります。それはいずれ話します。要というのは大変な意味があります。大体今度の光明会館はそういったような形になるわけです。それはずっと先の事で熱海が出来た後の事です。それで神様は総て順序ですから、チャンと順序が合わないとスラスラと行かないのです。だから何んでもやってみてスラスラ行かない事は、みんな何処かに、霊的に間違ったところがあるからです。そこに気がついてやり直し、計画を変えるという事が肝腎です。そうするとスラスラと行きます。だから楽に行く事でなければ、うまく行くものではありません。苦しむようでは決してうまくは行きません。箱根が出来て熱海に移り、熱海が出来て今度は又箱根に行く、という順序なのです。それで私のやっている事は肝腎な経綸ですから、ちょっとでも順序が違うと直ぐに神様からやられてしまうのです。これは古い信者の人はよく知ってますが、とても面白いのです。
それから私のお腹の中にある光の玉は大分大きくなってます。ドンドン大きくなりつつありますが、これが世界的に大きくなった時がミロクの世です。そこまで大きくならないうちに、いけない者は片付いて行くわけです。まだ今のところの大きさは、この会場くらいの大きさですが、これがドンドン大きくなって行きます。という事は火素が増し浄化が本当に強くなるという事です。そこで自然に善い悪いの差別がついて来るのです。それを知っていて世の中を見ると、もう二、三年も先になると大分はっきり分って来ます。
題目みたいな話になりましたが、時間がないからそのくらいにしておきます。
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