日本は木の国

 この事は余り人に知られていないから、一通りはかいてみるが、それは日本は(れい)の国、外国は(たい)の国と自ら定っているのである。それについて気のついた種々の点をかいてみるが、第一建築である。日本は木造建築が多く、外国は天然石と人工石ともいうべきセメントが多く、模造石さえ出来ている。又楽器にしてもそうだ。琴、三味線、笛等、木と竹が主となっているが、外国は金属が主となっている。又声にしても日本人は鳥の声に似通っており、外国は獣の声に似通っているのも、日本は草で作った畳の上に寝起きするに対し、外国は石やセメント、絨毯という獣毛で出来た物を敷いている。そうして日本は気の国というのは、気は霊であり、外国は身であり、体である。又気は火であり、陽であるから男性である。これに対し体は水であり、陰であるから女性である。という意味によって、昔から日本は男の方が威張って、女の方は温和(おとな)しいのである。又妙な話だが、日本人の米食であるのも、米の形は男子の○○の形であり、外国人の麦であるのも、女子の○○の形であるにみても分るであろう。

 まだ色々あるが、これだけでも大体分ったであろう。処がこれがミロクの世となるに従い、両方が歩み寄り、経緯結んで伊都能売(いづのめ)となるのである。という事が分って、その目で現在の世界をみるとハッキリしている。それは、日本は体的米国文化を盛んに採入れると共に、米国の方も近頃日本文化を大いに採入れ始めたという事で、つまり東西文化の融合である。という点からみても、人間には気が附かないが、神の経綸は一歩々々進んでいる事が頷けるであろう。

(栄光 二〇三号)

 

 

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