氏神とは、その土地へ初めて開拓に来た者が漸次子孫繁栄し数代の後には一村又は一部落が形成さるることになった。そこで何か神様を祀りたいということになって、その宗家の祖先を祀った――それが氏神である。
然るに部落が漸次大を成すに及んで産土神を奉斎すべき必要に迫られ、とりあえず氏神様に昇格を願い、産土神として鎮祭されたので、今日見るが如く、産土様と氏神様と混同され易いのである。
又、昔産土神社を造営した際、祭神としてその近くにある神社から分霊を仰いだり、又稲荷様を昇格させた場合もある。産土神社の祭神は大体右の如く三種類あるのである。
(光 二〇号)
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