(お 伺)
稲荷大明神又〇〇明神等と明神なる言葉を用いますが、明神に就て、又天王様、天神様とは如何なる御神格の神様でしょうか。
〔御 垂 示〕
明神―最初は偉い神様などにつけていたが、それが段々出鱈目になった。こういう事が世の乱れる元になる。下の位の者が、上の位の神の名を犯したりしている。それが人間界へ移って位の上の人が下へ落ちたり、下の人が潜上の位置になったりいろいろ乱れた。
天王、天神も同様である。彼の菅原道真を天神などとつけたのは、道真が死後讒者に対して憤り、龍神となり、雷火によってそれらを傷つけた。ついに紫宸殿にまで落雷したので慌てて祭ったので、そのため天神とつけたものであろう。
次に天王であるが、天は印度名で、毘沙門天、弁財天などといい、王もやはり印度語であり、孔雀明王、愛染明王などと言うそれから起ったものであろう。
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