キリスト教 (聖書の黙示録予言)

1.地震、洪水、飢饉、伝染病、戦争

「マタイによる福音書24章」

弟子が「世の終りの前兆」について尋ねると、イエスは、「戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。」と。

【戦争】

近年、アフガニスタンのタリバン政権の崩壊、インドとパキスタンの紛争、米国によるイラク侵攻、激化の一途をたどるイスラエルとパレスチナの紛争、ロシアによるウクライナ侵攻など、戦火が頻繁に勃発。

【地震・洪水などの大災害】

中国の新疆でM6.4の地震が発生。地震は、トルコのエラズーやカリブ海キューバ南部など各地で発生している。

2019年9月~2020年1月、オーストラリアで甚大な森林火災が発生し、建物5900棟以上が焼失し、10億匹以上の動物が死んだ。2020年1月、オーストラリア大陸が百年に一度の集中豪雨で洪水が発生し、多くの淡水生物が死に、インドネシアでは洪水のため何万人もの人々が家を失った。フィリピンでは火山が噴火。アフリカでは過去25年間で最悪のバッタが大量発生。

2020年、東アフリカで異常発生したサバクトビバッタが草木を食い荒らし、数万ヘクタールの耕地・牧草地が壊滅し、推定270万t(約1800万人分の食料)の穀物が消失し、多くの国が飢餓に直面した。事態は未だ収束しておらず、2021年2月、ケニアやエチピオピアでバッタの群衆が確認されている。

2020年1月、インドネシアで洪水が発生し、カナダ・ニューファンドランドは百年に一度の猛吹雪に襲われた。

【伝染病】

2019年に中国の武漢で発生した新型コロナウィルスは、瞬く間に世界中が大混乱に陥った。

2.聖書の黙示録預言 2:天変の出現

黙示録6:12「小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり」

ヨエル書2:30~2:31「わたしはまた、天と地とにしるしを示す。すなわち血と、火と、煙の柱とがあるであろう。ヤーウェの大いなる恐るべき日が来る前に、日は暗く、月は血に変る。」

近年、月が血のような赤色になる現象が数多くあった。「ブラッドムーン」は2014年から2015年の二年間で4回発生。2018年1月31日には、150年に一回しか現れない「スーパーブルー・ブラッドムーン」が観測された。2019年1月には「スーパーブラッド・ウルフムーン」が現れた。太陽が黒くなるという予言通り、2019年12月26日にはシンガポールで、同年7月2日にはチリでなど、数多くの日食が発生した。

「洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた。そして洪水が襲ってきて、いっさいのものをさらって行くまで、彼らは気がつかなかった。人の子の現れるのも、そのようであろう。そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。ふたりの女がうすをひいていると、ひとりは取り去られ、ひとりは残されるであろう。だから、目をさましていなさい。」

いつの日にあなたがたの主がこられるのか、あなたがたには、わからないからである。

ただ、イエスが世の終わりのことを、「産みの苦しみ」と話されていることに注意してください。出産の直前には、母親は陣痛と呼ばれる痛みを経験します。陣痛の間隔は、出産が近づくにつれて小さくなり、出産の時は非常に大きな苦痛をともないます。しかし、そうした苦しみはすべて、赤ちゃんが産まれた喜びによって過ぎ去ってしまうのです。ですから、産みの苦しみとは、希望のある苦しみなのです。子が産まれるためには、通らなければいけない苦しみなのです。世の終わりにおける苦しみも、それと同じであるとイエスは言われます。私たちには、天の御国を受け継ぐという希望があります。それは、言葉に言い尽くすことのできない、栄光に満ちた希望です。しかし、この御国が来るためには、まず今の世が滅び去らなければなりません。今の世界がある限り、神の国は来ることができないのです。だから、この世はますます悪くなり、住みずらいところとなっていきます。

 多くの人にとって、それは災難の始まりですが私たちクリスチャンは、それを神の国が近づいていることのしるしなのです。自分たちが受ける苦しみが大きいほど、神の国は間近に迫っているのです。イエスは言われました。「わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜び踊りなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。(マタイ5:11-12)」

☆――☆――参照――☆――☆

< マタイによる福音書 >  24 章

  1. イエスが宮から出て行こうとしておられると、弟子たちは近寄ってきて、宮の建物にイエスの注意を促した。
  2. そこでイエスは彼らにむかって言われた、「あなたがたは、これらすべてのものを見ないか。よく言っておく。その石一つでもくずされずに、そこに他の石の上に残ることもなくなるであろう」。
  3. またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った、「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」。
  4. そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。
  5. 多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。
  6. また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。
  7. 民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。
  8. しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。
  9. そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。
  10. そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。
  11. また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。
  12. また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。
  13. しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。
  14. そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。
  15. 預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、
  16. そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。
  17. 屋上にいる者は、家からものを取り出そうとして下におりるな。
  18. 畑にいる者は、上着を取りにあとへもどるな。
  19. その日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、不幸である。
  20. あなたがたの逃げるのが、冬または安息日にならないように祈れ。
  21. その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな艱難が起るからである。
  22. もしその期間が縮められないなら、救われる者はひとりもないであろう。しかし、選民のためには、その期間が縮められるであろう。
  23. そのとき、だれかがあなたがたに『見よ、ここにキリストがいる』、また、『あそこにいる』と言っても、それを信じるな。
  24. にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。
  25. 見よ、あなたがたに前もって言っておく。
  26. だから、人々が『見よ、彼は荒野にいる』と言っても、出て行くな。また『見よ、へやの中にいる』と言っても、信じるな。
  27. ちょうど、いなずまが東から西にひらめき渡るように、人の子も現れるであろう。
  28. 死体のあるところには、はげたかが集まるものである。
  29. しかし、その時に起る患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。
  30. そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光とをもって、人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。
  31. また、彼は大いなるラッパの音と共に御使たちをつかわして、天のはてからはてに至るまで、四方からその選民を呼び集めるであろう。
  32. いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる。
  33. そのように、すべてこれらのことを見たならば、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
  34. よく聞いておきなさい。これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない。
  35. 天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。
  36. その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。
  37. 人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう。
  38. すなわち、洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた。
  39. そして洪水が襲ってきて、いっさいのものをさらって行くまで、彼らは気がつかなかった。人の子の現れるのも、そのようであろう。
  40. そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。
  41. ふたりの女がうすをひいていると、ひとりは取り去られ、ひとりは残されるであろう。
  42. だから、目をさましていなさい。いつの日にあなたがたの主がこられるのか、あなたがたには、わからないからである。
  43. このことをわきまえているがよい。家の主人は、盗賊がいつごろ来るかわかっているなら、目をさましていて、自分の家に押し入ることを許さないであろう。
  44. だから、あなたがたも用意をしていなさい。思いがけない時に人の子が来るからである。
  45. 主人がその家の僕たちの上に立てて、時に応じて食物をそなえさせる忠実な思慮深い僕は、いったい、だれであろう。
  46. 主人が帰ってきたとき、そのようにつとめているのを見られる僕は、さいわいである。
  47. よく言っておくが、主人は彼を立てて自分の全財産を管理させるであろう。
  48. もしそれが悪い僕であって、自分の主人は帰りがおそいと心の中で思い、
  49. その僕仲間をたたきはじめ、また酒飲み仲間と一緒に食べたり飲んだりしているなら、
  50. その僕の主人は思いがけない日、気がつかない時に帰ってきて、
  51. 彼を厳罰に処し、偽善者たちと同じ目にあわせるであろう。彼はそこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。

 

 

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