(お 伺) 昭和二十四年五月頃急に喘息となり多くの名医にかかっても効果は一時的で反ってひどくなり、医学ではどうにもならなくなりました。それで弁天様をお祭り(裏庭へ)したら丁度六十日咳一つ出ず、全く治りましたが、又再発し、それから色々と宗教に頼り、昭和廿五年八月頃大元愛善様と称する大元愛善主大神を奉祭する社と、先祖代々の霊を祭った小さな仏壇と二つを床に祭りました。この仏壇は私の家より御位牌を全部持って行き(山口県支部)先祖代々の霊を移してもらったものです。それで今迄の真宗の仏壇には先祖の霊が居ないそうです。然し、半年も一生懸命拝みましたが何一つ御利益はありませんでした。
ふと此お道を聞き今年初め、御利益を頂き、二月入信させて頂き、尚屏風観音様も拝受させて頂きました。すると浄化が起り、午前二時頃より夜明け迄咳の連続で六時頃にはケロリと治ります。他の時も時々発作がきます。何か霊的関係でしょうか。浄霊は何処をしたら良いでしょうか、又大元愛善様を片附け度いと思うのですが如何致したら良いでしょうか。尚祖先の霊は元の真宗の仏壇に移し度いのですが、何ういう風にして行ったらよいものでしょうか、又弁天様の祠(石造り)は何う致したらよいものでしょうか。尚屋敷内には昔の武士の墓が三つ、四つあり、私の祖母はひどい喘息で死亡、父は崖から落ち不慮の即死、母は脳充血で死亡しております。
右御教示御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
大元愛善様と云うのは、別に、神様――御神体じゃないですがね。之は、やっぱり元にお帰り願ったらいいですね。一寸お盛り物をして、やはり何かの神様が居られますからね。然し光明如来様をお祭りしなければ駄目ですよ。光明如来様をお祭りしてからお帰り願う。この神様も私の部下ですからね。安心して祖先の霊は真宗の霊界に行くから、是非仏壇に元通りにしなければならない。弁天様の祠は早速お祭りしてやらなければならないです。昔の武士の墓は――之は光明如来様をお祭りすればなくなります。横隔膜に固まりがあります。それを浄霊すれば良い。それから背中、首のまわり。そうすれば、段々治って来ます。
(お 伺) 今年六月十四日入信されました四十歳の男(職業、桶屋)で御座いますが今年三月頃より手足の関節が痛み、特に手首、足の踵が夜中に痛むそうで又胸部も遇(偶?)に痛むそうで、身体が非常に痩せて居ります。食事は普通で起きて居ります。医者には殆んどかかって居りませんが、以前カルシウム注射を十本自分でした事が御座います。入信前はお灸をして居りました。入信後は御浄霊させて頂いて居りましたが、痛みは変りなく痩せて参りました。又妻(三十二歳)は骨膜炎で手術致して居りますので右膝関節が曲りません。この家は代々子供がなく右の夫婦も養子で御座いますが二人の子供が御座います。
右は霊的に何か関係が御座いましょうか御伺い申し上げます。
〔御 垂 示〕
之は別に霊的に関係はありませんよ。足首、踵は元は薬毒が固まっているんだから、浄霊してやれば良くなります。非常に固まっているんですね。カルシウムの注射は、之とは関係ありません。痩せて参り――と云うのは、痛むところに微熱がある。それで痩せるんです。それで、良く押して見て痛い所を浄霊するんです。治る筈ですがね。浄霊に力が入るんでしょう。だから治りが悪いんです、骨膜炎で手術――筋さえ切ってなければ治りますがね。子供がない――子供がない位だから、相当メグリの多い家庭だね。
(お 伺) 私の息子二十四歳は本年一月より体具合が悪く、医師の診断を受けました処、膀胱及び腎臓が悪いと云われ色々と医療を加えて行く中に、二カ月目に膀胱腎臓結核と云われ、腎臓の手術を勧められましたが、その儘で切らず三カ月放任し、五月中旬頃より御浄霊を受けております。御陰様で腰痛は取れ、今迄小用する度に膀胱が痛みましたがそれも少しは取れましたが、まだ小用する度に少し痛みます。最近は特に食事が進みません。
因みに昭和二十三年九月長女清野(十九歳)は腸結核にて死亡、続いて二十四年六月夫は心臓、肝臓、腎臓病にて死亡、本年七月十九日次女厚子(十九歳)は咽頭結核にて死亡しております。家には光明如来様、御屏風観音様共御奉斎させて戴いて居ります。御浄霊は特に何処をさせて戴いたら宜敷いでしょうか、又子供の死亡は成長してから死にます。幼い時は皆元気ですが、何か霊的に関係が御座いましょうか御伺い申上げます。
〔御 垂 示〕
之は、やっぱり医学の犠牲になる訳ですね。反って、一人子供が死ぬと、この次には用心して医者を余計頼るからね。そう云う時、お医者様はおどかしますからね。手後れだとか云って、別に手後れじゃないですね。やっぱり、系統とか、血統とか、体にもそう云う点はあるんですね。腎臓の系統ですね。ですから腎臓を良く浄霊してやればいいですね。それから、膀胱は痛い所、そこを浄霊する。こう云うのは、小便に相当薬毒が入っているから、膀胱の粘膜を刺激するんですね。こんなのは何でもないですよ。少し気長にやれば治ります。腎臓を切らなくて良かったですね。小用する度に少し痛むというのは、腎臓から尿道に行く出口あたりでしょうね。
(お 伺) 昨年二月入信の廿八歳の信者、本年六月五日お産の折、難産にて二日二晩陣痛に苦しみ、漸く子供の頭が三分の一程出た折、産婆が長い苦しみの為、母体が弱っているから、楽にお産の出来る様にと陣痛の起る注射を二本、左右両大腿へ打ってしまいました。当人が産婆の言葉を信じて注射を打った為、神様の御守を落したのでしょうか。それからは陣痛が起きず、頭が半分出たのみにて、産婆は機械で出すようにと、再三奨めましたが、注射の為に陣痛が止ったのだと思い、御浄霊を続けておりましたが、三日目の夕方になっても生れず、遂に機械で子供を出しました。子供は出た時、一呼吸したのみで死亡致しました。母体よりは其後沢山の毒血が下りましたが、現在、小便と大便の出るのが判りません、御浄霊は其後続けております。御加護によりまして、三週間目より起られる様になりました。一時陰部と肛門の間に腫物が出来、座る事が出来ませんでしたが、御浄霊戴く度に下り物となって膿が出て治癒させて戴きました。小便や大便は心得て行く様にして居り、行けば必ず多量の小便が出るとの事です。何処に原因が御座いましょうか。現在鼠蹊部がつり全身的に肥満し、後頭部が痛むと云って居ります。夫は五年前入信させて戴いて居りますが、先妻が他の男と関係し其後別れました。先妻との間に女児が一人あり、夫が引取って居ります。先妻は子供に対して相当執着を残して居る様で御座います。
現在の妻は一昨年後妻として迎え、初めての子供で御座います。又当人(後妻)は先夫の見持が悪い為離別して現在の夫の許へ嫁いで来たとの事です。
先妻の怨も御座いましょうか、又御浄霊は主に何処を致したら宜敷うございましょうか。御垂示の程御願申上ます。
〔御 垂 示〕
之は薬毒がウンとあります。おかしいんですが、陣痛微弱だと云って注射打つと、余計陣痛微弱になる。不思議ですね。この人は大小便の感覚がないと云うのは、薬毒が下に固まっているんです。気長にやれば出ますからね。出ただけは治って行きますからね。全身的に肥満――腎臓に固っているんですね。全部薬毒です。漢方薬でしょう。漢方薬中毒が、こう云う風ですね。漢方薬も恐ろしいものですよ。霊的の関係はありませんよ。ですから、今云った様にね、――下の方ですね。薬毒が始終下に行っちゃ困るんです。肛門や陰部ですね。それを浄霊して出しちゃう。痺れるのも薬毒ですからね。そうしていれば段々良くなる。
(お 伺) 前田よね(五十歳)腸結核及び腸閉塞と診断され、聖路加病院に入院致しストレプトマイシン注射後下痢は止り、その為医師は便通をつける為強力なる下剤を服用させ、之に依り腹痛及衰弱甚だしくなり、入院後一カ月目にて医師にも死の宣告を受け、又伏見稲荷を熱心に信仰をして居りました関係上、前記稲荷にお伺いを立てました処、伏見様がお怒りになって居るから日蓮様が替りにお出になったとの事、その時のお授けには当人の命は後廿日しかないとの事で御座います。
その後三十日目より御浄霊をさせて頂いてより下痢その他強力なる薬物は服用致さぬ様にして居り、又食事は現在軽く取って居ります。
昨今の症状は毎日熱が七度五分より四十度位を上下致して居り、御浄霊三日目より腹部固結も大分軟かくなり腹痛も薄らぎ下痢を始めましたが、排尿の際は非常に苦痛を伴います。
因みに現在に至る以前、伏見稲荷にお百度詣りを致し、その節より相当の腹痛及硬直状態にて下痢を始めました。尚前記稲荷は家の中に祭って居ります。
現在では当人始め家族も一生懸命此お道にお縋り致し、早速入信させて頂き度いと申して居ります。
今後稲荷の処置及び病院内での御浄霊を如何致しましたら宜敷いので御座いましょうか。御垂示御願い申上げます。又御守護の程御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
病院に入って居るのは困るな。ザルに水を汲んでいる様なものだ。伏見稲荷は光明如来様をお祭りしてから、一年位経ってから、お帰り願うと云う様にすればいい。然し大体薬毒はお医者さんがつくったので、その作られた所に居ては命を無くするから、命が惜しかったら退院するんですね。稲荷どころじゃない。医療の方が余っ程恐ろしい。腸閉塞で食事を取って居ますが、いゝ加減な事を云っているんですね。おかしいですね。之を知らせるのが救いなのですからね。
政府始め、みんな迷信している。吾々のやっているのは、みんな迷信打破なんですからね。吾々を気違いと云うが―気違いが正気の人を見れば気違いと思う様にね。
【御 教 え】
癌にはレントゲンとかラジウムが良いとしているが、癌の破壊作用としてやるんですが、癌だけ破壊するのは結構ですが、癌を破壊する為にその局部の筋肉迄破壊して了う。肋膜に水が溜るから水を取る。実に単純なんですね。水が溜ったから水を取るのではなくて、水の溜る原因は何処にある――それを溜らない様にする、と言うそこに気がつかない。熱が出るから氷で冷やす。悪い所があるから手術する。実に単純な考え方で実に野蛮極まる。つまり悪い処が出来たら取ると云うのは薬剤迷信の考え方と同じです。医学とか――医術なんて科学性は全然ないですね。ですからそこに気をつかせるといふ(う?)のが我々の仕事なんです。だから救われた人だけは、それだけ気がついて識るんです。今の処はそれより他にないからやっているんです。
それから赤痢が今年は流行ると云うので大騒ぎですが、赤痢の原因が頭にあると言ったら、医学の方ではびっくりして了います。赤痢は黴菌によって起るんだと言う事になっているが、実は黴菌は御自分の体にわくんです。伝染するのもあるが、集団赤痢は伝染するんです。伝染するのは、黴菌をつくって皆んなに移させるんです。だから良い役目をするんです。よく黴菌が何処から来るかと言う事を大騒ぎするが、結極(局?)何処から来るか判らない。それは頭の中にわくんです。それが赤痢として出るんです。だからこんな結構な事はない。そんな事を知らないから人間は悪い事をする。悪い事をしている人の魂を治すと言う事は何う言う事かと言うと、霊が曇っているから、その曇りを取ると言う事です。
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