三重県鈴鹿市山本町1871
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伊勢国鈴鹿山系の中央麓に鎮座する椿大神社(つばきおおかみやしろ)は、三重県鈴鹿市の鈴鹿山系の麓、清らかな自然に抱かれるように鎮座する、日本最古級の神社。一般的に「つばきだいじんじゃ」と読まれることもあるが、正式な読み方は「つばきおおかみやしろ」。
高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」は、天孫 瓊々杵尊降臨の際、天の八衢に「道別の大神」として出迎え、高千穂の峯に御先導申し上げた。倭姫命の御神託により、人皇第十一代垂仁天皇(すいにんてんのう)の西暦紀元前3年、肇国の礎を成した大神として、「道別大神の社」が奉斎された。社名の「椿」は、仁徳天皇の御代に夢のお告げによって定められたと伝わる。
古くからその地域で最も格式の高い「伊勢国一宮」として、朝廷からも民衆からも篤い信仰を集めてきた。また、主祭神である猿田彦大神を祀る全国二千余社の総本宮で、「地祇(ちぎ)猿田彦大本宮(おおもとみや)」とも尊称されている。
歴史的には、修験道の開祖とされる行満大明神が猿田彦大神の末裔との伝承から、中世には、鈴鹿山脈の自然そのものを神聖視する修験道の重要な拠点としても栄えた。

【御祭神】
主神(しゅしん):猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、
相殿(あいどの):邇々杵命、栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)、
配祀(はいし):天之鈿女命(あめのうずめのみこと)、木花咲耶姫命、
前座:行満(ぎょうまん)大明神。第祀三十二神。
【御神徳】
猿田彦大神は、天照大神との幽契により、天孫を先達啓行、皇大神宮の永久御鎮座の大宮所を定められたことから、地上に生きとし生けるものの平安と幸福を招く「みちびきの祖神さま」と崇敬され、古くから深く信仰されてきた。そのご神徳は、単に物理的な道を安全に進むだけでなく、人生という旅路そのものを幸福な方向へと導く力とされている。
ご利益は――地球国土、土地家屋敷安泰守護、地鎮祭をはじめ、建築、方災解除、厄除開運、家内安全、無病息災、交通安全、旅行安全、商売繁昌、家運隆昌、良縁子孫繁栄、進学修業、事業成就など。

鳥居をくぐってすぐのところで、車と運転手がお祓いを受ける交通安全祈願が行われている。その横を通って、拝殿へと進む真っすぐな道へ。
【庚龍神社(こうりゅうじんじゃ)】
境内に入ってすぐにある祠。金龍龍神、白龍龍神、黒龍龍神の三柱の龍神が祀られ、強力なエネルギーを感じる場所として知られている。
【行満堂神霊殿】
猿田彦大神の神裔で、役行者を導かれた行満大明神を始め、神変尊神他七福神の延命長寿の神、寿老人を祀る。
【高山土公神陵(たかやまどこうしんりょう)】
参道中ほどにある前方後円墳は、猿田彦大神の御陵(お墓)。地球の上に乗った猿田彦大神の珍しい石像もある。神代より、大神直系の神主家・山本神主家が守り続ける。
【御船磐座(みふねのいわくら)】


拝殿に向かう参道の左側にある「御船磐座」は、天孫降臨の際、瓊々杵尊一行が乗ってきた船が繋がれたと伝わる神代の神跡。3つの岩が結界に囲まれている。禁足地となっていて、立ち入りはできない。
【「地衹猿田彦大本宮」拝殿】
外拝殿と内拝殿がある。外拝殿では、毎朝の拝礼行事や、毎月1日の月次祭・朝参りも行われる。祈祷参拝者は、祓殿で心身を清めてから、祈祷を受ける。春秋の例大祭や主な祭典を行う内拝殿は、ご祈祷時の昇殿参拝の拝殿でもある。奥に総檜の神明造りのご本殿が鎮まる。


【別宮椿岸(つばきぎし)神社(天之鈿女命)】
朱塗りの社殿が緑の木々に映えて、非常に美しい。女性性のエネルギーを高めるとも言われる。相殿は、太玉命(ふとたまのみこと)、天之児屋根命(あめのこやねのみこと)。




扇塚
招福の玉
【かなえ滝】

椿大神社境内での龍や水のエネルギーに言及する不思議体験は、境内に祀られている神々と、この地が強力なエネルギーの通り道である「龍穴」にあたるという地形的な特徴に関連していると考えられる。大地のエネルギーが集中する場所「龍穴」は、訪れるだけで活力を得られるとされる。この滝の水を飲むことや、写真をスマートフォンの待ち受け画面に設定すると、願いが叶うとも言われる。
【樅(もみ)の木】
樹齢400年を超える樅の木にご神体が宿るとされ、この場所で手を合わせると、清らかな気に包まれ、心身が浄化されると感じる人も少なくない。
<伊勢とのつながり>
天照大神を祀る伊勢神宮と、その天孫を導いた猿田彦大神を祀る椿大神社は、神話の時代から密接な関係にある。伊勢神宮に仕えた倭姫命(やまとひめのみこと)が受けた神託によって、神社が創始、椿大神社は、伊勢神宮と並んで訪れる人が多く、「伊勢参り+椿参り」はパワースポット巡りの王道コースとも言われている。
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