2.脳

① 脳の機能

ア.脳疾患の種類

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 脳疾患は種類が多く、脳溢血、脳充血、脳血栓閉塞、脳卒中、脳膜炎及び結核性脳膜炎、脳貧血、頭痛、眩暈、圧迫感、朦朧感、重量感、焦燥感、憂欝〔鬱〕、不眠症、嗜眠性(しみんせい)脳炎、脳脊髄膜炎、脳震蕩等であろう。

イ.一番の中枢機関である小脳を保護する大脳

(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『人体の分類』▲より)

 大脳は頭蓋骨で包まれ、そして小脳を蓋(おお)うております。これは上体のあらゆる機関が小脳に集って居るからで、つまり一番の中枢機関たる小脳を保護する為に大脳があるという訳であります。

ウ.頭の中心は非常に毒素が溜まりやすい。

(S28.7.16/『御教え集』24号)

 頭の中心に非常に毒が溜まりやすいのです。何時も言うとおり、後頭部は感情、前頭部は理性ですが、此処はその真中になってます。だから此処をやるという事は必要です。それからよく頭の芯が痛いとか、芯が気持が悪いという事を言う人がありますが、やっぱりこれです。肺病などにもよくありますが、肺病でどうしても熱が冷めないという事は大抵頭の熱です。ですから肺病の原因は肺にはないのです。肺は中間の機関です。頭から頸の廻りで肺病は大抵治ります。ただ肺は溶けた物が痰になって咳で出るという事になりますから、そこで衰弱しやすいのです。衰弱という事は食欲が最も関係がありますから、食欲さえ多ければ百人が百人みんな治るわけです。浄霊するだけは毒が減って行きますが、ただ衰弱で参ってしまうので、そこで肩という事になります。

② 頭痛

(医学革命の書『浄霊の原理』より)

 頭痛は頭脳内の毒素が熱で溶け、何れかに出口を求めようとし、神経を刺戟する為であり、中耳炎、淋巴腺炎、扁桃腺炎、眼疾、歯痛等悉くそうである。 又、 彼の神経痛、関節リョウマチスもそうであって、人間が手足、指等を屈曲する為、その部に毒素固結するその浄化の激痛である。

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 頭痛は最も多い病気で、しかもほとんどが慢性的である。これは既説のごとく風邪等によって頭痛のおこる場合、浄化停止を行うためであるから頭痛の場合放任しておけば自然治癒するのである。

ア.頭痛        

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 浄霊 第一の急所は耳下腺と頸部淋巴腺、第二は後頭部、第三は肩である。額に熱があり其処を浄霊して少しでも下熱すれば額の奥に原因があるとみてよい。

③ 脳溢血、中風

(医学革命の書『脳疾患・主なる病気(一)』より)

 脳溢血に就いて詳しくかいてみよう。抑々此病気は男女共壮年から老年にかけてのもので、人も知る如く発病するや頭脳朦朧、呂律が廻らず、重いのになると目まで(おか)されるが、此病気は半身不随に決っているのである。之にも非常に重い軽いがあって、重いのになると手や指の節々まで硬直して自由が利かなくなり、足も歩けず、足首がブランとして着けなくなる。そうして先ず此病気の原因であるが、之は右か左の淋巴腺部に相当若い頃から固結(濁血の固まり)が出来或程度に達するや、突如として浄化発生し、之が溶けて頭脳に向って溢血する。溢血するや忽ち反対側の方へ流下し、手足の関節部に固るので、その速さは数秒位であるから、アッという間もなく、実に恐ろしい病気である。その際濁血は脳内にも残り、それが脳的障碍を起すのである。

 此病気も発病後何等手当もせず、自然に放っておけば、緩慢なる自然浄化によって十中八、九は全快するが、それを知らない為、慌てて医療を始め種々の手当を施すので、其為不治となったり、生命を失う事になるのである。言う迄もなく凡ゆる療法は固め方法であり、暫くの間は小康を得られるが、何れは必ず再発するのは衆知の通りである。それに引換え浄霊は溶かす方法であるから、早ければ一、二週間位、遅くも二、三ケ月位で快くなるが、医療を受けた場合は、二回目は数ケ月、三回目は数年位で治るのである。併し今までは浄霊を知る人は少ないから、色々な固め療法を施す結果、浄霊でもそれだけ時日がかかるので、つまり固った度合によって治るのに遅い速いがある訳である。

 そうして此病気は重症になると一回目で死ぬ人も往々あるが、軽症は一旦小康を得ても暫くしてから二回、三回と起る事になるのが殆んどで、そうなったら先ず助からないと思っていい。処が医学では一回目の発病後少し快くなると、二回目の発病を恐れて極力身体を動かさないようにし、食餌も非常に減らすが、之は弱らす為であって、弱る程浄化が起らないからである。そのようにしてどうやら命だけ繋いでいる人も世間には随分あるようで、之なども医学の無力を表白している以外の何物でもないのである。

 右は普通の脳溢血であるが稀には逆中風というのがある(之は私が付けた病名である)。それは脳に向って溢血しないで、逆に下降する為、脳には異状はないが、片方の手足が不随となる症状である。然し之は割合治りいいものであるが、医師は此病原は全然分らないとみえて、不得要領の説明でお茶を濁しているようである。然し之なども放っておけば、割合順調に治るものである。

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 脳溢血は、頚部または延髄部に溜結せる毒結が浄化溶解して脳中に侵入、瞬時にして左右いずれか一方の腕、手指、脚に流下固結する。いわゆる半身不随である。重症は旺(さか)んにヨダレを流し、言語不明瞭または頭脳に支障を来し精神上にも多少の変調を来す事がある。もちろんこの病気も浄化作用のためであるから放任しておけば時日を要するも大抵は治癒するものである。しかるにそれを知らない世人は医療はもとより種々の療法を行うが、それが反って治癒の妨害となり長引くのである。これについて好適例がある。

 私が以前扱った五十歳位の婦人があった。その人は東北の小さなある町の資産家の婦人で、たまたま脳溢血に罹り、東京からも専門の博士等を招き、出来るだけの療法を行ったが、さらに効果なく、約二、三年を経過した頃は幾分悪化の状態となった。しかるにその頃、その町の在に ささやかな農家の五十歳位で右婦人と同時頃中風に罹った男があった。それがある日その婦人の家を何かの用で訪ねたのである。ところが婦人は驚いて、「あなたも中風で半身不随になったと聞いたが、今見ればなんらの異常もなく健康時と変らないのは一体どうしたのであるか、どんな治療を受けたのか、どんな薬をのんだのか」と聞いた所、その老農夫いわく、「儂らは貧乏で医者へかかる事も出来ず薬も買えないから、運を天に任して、ただ寝ていたが、時日の経つに従って、自然に治ったのである」と言うので、その婦人は不思議に堪えなかったが、私の説を聞くに及んで初めて諒解がいったと喜んだのである。これをもってみてもいかに無療法がいいかが判るであろう。

(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『脳溢血』▲より)

 「脳溢血」 原因は、頸椎から延髄へかけての両側に「毒血」が溜結するんであります。これは毒血の沢山ある人が、頭脳を多く使うのが原因であります。近代人は肉食を多くする為毒血が殖える。そこへ頭脳を多く使うからそれへ向って神経が集注し、それが為毒血が溜結するので、中には癌のように固結した人もありますが、これは脳溢血になり損ねて外で固まったものです。そうして毒血の溜結がある程度を越えると、血管が破れて脳の方へ溢出する。それが小脳中の各種の機関に障害を及ぼすので、それの表れが人事不省であり、気の付いた時には中風になっているのであります。

 面白い事には、毒血溜血は左右いずれかであるから、病気症状も必ず右か左か一方なのであります。右が溢出すると左の半身が不随になり、左ですと右半身が不随となります。中風は医学の解釈では頭脳から繋っている手足への神経が切れると言いますが、これは誤りの様であります。なぜなれば、本療法によれば治癒するからであります。ですから、脳溢血を予防するのは容易であって、後頭部へ溜った毒血を浄化すれば絶対に起らないのであります。予防法は、最初一、二週間治療をして後は一ケ月に二、三回位、半ケ年位続ければまず五年間位は大丈夫であります。脳溢血の場合は、最初激烈な偏頭痛があります。そうして発熱と嘔吐があります。そういう症状は、脳溢血の序幕と見ねばなりません。嘔吐が頻繁である程、脳は余計に犯されているのであります。食欲皆無となり、ヌラヌラした唾液を吐きます。嘔吐の少いのは軽症で、つまり嘔吐の多少によって病気の重軽を知るのが、最も確実であります。嘔吐が四、五回以上ある時は重症とみていいのであります。それから人事不省となり、早くて一、二晩、長いのは二週間位意識不明であります。脳溢血になると同時に左右いずれか一方の手足はブラブラになりますが、脳溢血になった時、直ぐに本療法を行えば十人が十人必ず治るので、手足がブラブラになったのでも大抵二週間位で元通りに恢復するんであります。脳溢血の徴候は、血圧が高く首筋や肩の凝り、手の先が痺れたり、手が痛かったり、耳鳴、偏頭痛、眩暈等であります。治療は、頸椎、延髄、小脳部その他熱い所か痛い所、麻痺した個所をやればいいのであります。

(『御教え集』第20号/S28.3.5より)

 脳溢血で一番重いのはロレツが廻らないのです。これは重いのです。ごく重いのは動く(手が震う)のです。しかしこれは滅多にありません。普通はロレツが廻らないのと、意識が不明になるのとです。それで右の手足が動かないというのですから本格的の脳溢血です。

(『御教え集』第24号/S28.7.5より)

 肩に関係のないのは中風だけです。これはむしろ肩の柔らかい人が多いのです。というのは肩の柔らかい人は健康ですが、中風というのは健康な人ほど起こるのです。弱っている人には起こらないものです。結核で痩せた人というのは決して中風は起こるものではないので、中風というのは、かっぷく(ヽヽヽヽ)のよい(あぶら)ぎった血色のよい人に起こるものです。その代り中風の人は頸の廻りに必ず固まりがあります。それは右か左です。それから後頭部ですが、これも右か左にあります。つまり毒素が下に行くべきが、上に行って其処に固まってしまうのです。これはその人の職業的の体の使い方によって其処に固まるのです。そうしてこれが急に溶けて来て頭の中にはいるのが脳溢血です。そうして右が凝っている人は左の手足がブラブラになるのです。中風だけは肩でなく、今言う頸の固まりです。

(『御教え集』第24号/S28.7.6より)

 中風の人はかえって肩が柔らかいのです。(中略)そういう人は体の毒が、肩を通り越して頸に集まるのです。それで肩が柔らかいから非常に健康なのです。その代り頸に固まるから、それが溶けて脳の中にはいって行くのです。だから中風の人は頸と後頭部の右か左にコブみたいな固まりがありますから、それさえ溶かせば必ず治ります。

(『御教え集』第24号/S28.7.7より)

 簡単に言うと、健康な人は中風になり、弱そうな人は結核になるというわけです。中風と結核は極端に反対な病気と言ってもよいのです。

ア.脳溢血       

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 頸部又は延髄部、即ち耳の下の後下の頸筋と、後頭部のやや下方の溜結毒素が浄化溶解して脳中に浸入、直ちに左か右か一方の腕、手指、脚等に流下し固結する。

 症状 半身不随で、重症は盛んに涎を垂らし言語が不明瞭になり、又頭脳に支障を来たし、精神上にも多少偏変調する。

 浄霊 耳の後下の筋と、後頭部、延髄部、前頭部、熱い所、痛い所、腕の附根。

 腕の動かない場合は肩及び淋巴腺(腕の附根)脚の場合は腎臓部、臀部の直ぐ下、鼠蹊部。

④ 脳卒中

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 脳卒中は、脳の疾患中最も恐るべきもので今まで普通状態であったものが、突如として斃(たお)れ死去するので、速きは数十秒である。この原因は首筋及び肩の極端な凝りのためである。すなわち凝りが第一浄化作用によって極度に固結する場合、血管を圧迫する結果 脳への送血が遮断されるからである。故に昔から卒中の場合、肩を剃刀で切り血を出すとよいというのはそのためである。近来医学で唱うる脳血栓閉塞とは脳卒中をいうのであろう。

(医学革命の書『脳疾患・主なる病気(一)』より)

 又脳溢血に似たものに脳卒中というのがある。之は突発的であって、発病するや数秒又は数分で死ぬという最も恐るべき病気で、昔ハヤウチカタルといったのが之である。原因は首の周囲の凝り即ち固結毒素が或程度を越えると血管が強圧され、送血が急に停まり、アッという間に彼の世往となるのである。従ってその固結を溶かして了えば安心だが、それが不可能である為恐ろしがられたのである。処が幸いなる哉、此浄霊法が現われた以上、最早簡単に予防出来る事になったのである。

ア.脳卒中       

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 頸筋(延髄と耳下腺)及び肩の極端な凝りの為、血管を圧迫し送血を遮断する為。

 症状 脳の疾患中最も恐るべきもので、今迄普通状態であったものが突如として倒れ死去するのである。

 浄霊  頸部(特に延髄及び耳下腺)及び肩の凝っている所。

 (注意) 最近は脳疾患による死亡率が最高位を占め、前記諸症状が合併したものが多く、医学に於ては脳軟化症としているが、平常より頸、肩及び腎臓部の浄霊をよくしなければならない。

⑤ 脳膜炎

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 脳膜炎は人も知るごとく小児に多い病気であるが、大人にもたまにはある。これは前頭部の浄化作用で原因は風邪等にて頭痛の場合氷冷を行う結果浄化停止され、それを繰返すにおいて、漸次前頭部の溜結毒素が増加する。その結果その部に大浄化が起るのである。小児はそれの遺伝である。医学においては脳膜炎は治癒困難となし、稀に治癒するも、予後精神的な障害者となるので、非常に恐れられている。しかしながら本医術においては一週間位にて完全に治癒し、予後もなんら異常なきのみならず、むしろ発病前よりも頭脳明晰となり、学童などは脳膜炎全快後成績優良に転ずるのである。この病気の特徴としては、前頭部が火のごとき高熱と、堪え難き程の激痛及び視覚眩(くらみ)のため、不断に瞑目する事である。以上三つの症状によって脳膜炎と断定して差支えないのである。

 次に結核性脳膜炎とは、普通脳膜炎が急性なるに反し慢性的ともいうべきもので、経過執拗なのを医診は結核性というので、実際は非結核である。

(医学革命の書『脳疾患・主なる病気(一)』より)

 次に脳膜炎であるが、之は子供に多い病気で、症状は高熱と前頭部の激痛と、眩くて目が開けられないのが特徴であって、此事を知っていれば素人でも診断はつく筈である。勿論浄霊によれば一週間位で全治すると共に、よく曰われる予後白痴、不具などには絶対ならないばかりか、寧ろ病気前より頭がよくなり、児童など学校の成績も丸で異ってくる。此理由は医療は毒素を固める為脳の活動を阻害するが、浄霊は溶かして出して了うからである。

ア.脳膜炎 

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 風邪等にて頭痛の場合氷冷を行う結果浄化停止され、それを繰返すに於て前頭骨に溜結せる濃毒素に対する激烈なる浄化作用が起るのである。

 症状 堪え難い激しい頭痛。患者は眼を開けると非常にまぶしい。前頭部が火の如く高熱である。

 浄霊 頭の熱い所に毒結があり、主に前頭部を浄霊する。

 注意 目を開けない症状は本病と断定してよい。

⑥ 脳震盪

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 脳震蕩は病気ではなく傷害である。これはもちろん高所からの顛落(てんらく)または打撲等によって内出血を起し、脳髄機能に支障を与えるので、軽症は生命に別条はないが、重症は生命にまで及ぶのは人の知るところである。この重軽を知る方法として、最も適確なるは嘔吐である。嘔吐二、三回位ならば、まず助かるとみていいが、五、六回以上頻繁にわたる場合と、昏睡または耳孔や眼球よりの出血があれば、まず生命覚束ないとみて間違いないのである。脳疾患について知って置くべき事は、重軽を知る方法として嘔吐の多少による事が最も確実である。ただ脳貧血のみはこの例外である。

(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『脳震盪』▲より)

「脳震盪」 よく高所から墜ちたり、転んだりして脳震盪を起す事がありますが、脳震盪でも嘔吐さえなければ脳の内部は異常がないので、もし嘔吐が頻繁にあれば内出血した事になり、生命は覚束ないと見るべきであります。二、三回の嘔吐ならば内出血が少いので、生命の危険はまあないが、五、六回以上の場合は生命の危険があると見ねばなりません。

ア.脳震盪(のうしんとう) 

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 高所から顚落(てんらく)又は打撲等によって脳に内出血を起し、脳髄機能に支障を与える。

 浄霊 打撲した所。

 注意 嘔吐五、六回以上頻繁に渉る場合と、昏睡又は耳孔や眼球より出血あれば、先ず生命覚束ないとみて間違いないのである。

 脳疾患に就いて知って置くべきは、重軽を知る方法として、嘔吐の多少による事が最も確実であるという事である。但し脳貧血のみはこの例外である。

⑦ 嗜眠性脳炎、脳膜炎、脊髄膜炎

(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『人間の造主』▲より)

 嗜眠性脳炎の原因としては、毒血ばかりでなく、膿も混っております。ですから、脳溢血とは全然違う。脊柱の頂部から三分の一辺に、大抵の人は多少膿が参出しているもので、その酷いのが脊髄カリエスであります。脊柱を見ると、そういう人はその個所が窪んでいる。その部を叩くと痛みがあります。これはそこから絶えず膿が滲み出て発達しないからであります。

 よく骨が腐るといいますが、腐る事は決してないので、膿が外部へ排泄されようとして骨に細い孔(あな)を沢山穿(あ)けるのであります。本療法によって膿が溶解消失すれば孔は塞がるのであります。カリエスの膿は非常に多い人と少い人とあります。化膿性肋膜炎、化膿性腹膜炎などもこれが原因であります。又腫物や痔瘻などもそうであります。この原因の又原因としては、人間の祖先の罪穢が霊的に脳の中枢へ流れて来、それが物質化して膿になるのであります。膿が出てる時は宛かも上へ出ようか下へ出ようかと考えている様なものであります。その時頭脳を過度に使用したり、又夏の天日に照らされたりすると上方へ昇ってゆく、すべて膿は神経の集注する個所や、熱した所へ集溜するものであります。それについて以前私が治療した患者で、眼病で医師から「よく蒸せ」と言われたので、毎日毎日蒸した所、膿が全部眼球へ集中し、真白な膿で眼が塞がったのであります。これは蒸し過ぎた為に付近の膿が全部眼球へ集溜したので、その猛烈な症状には驚いたのであります。実に物凄い程でありました。で、膿が上昇して小脳へ入ると非常に眠くなる。これが嗜眠性脳炎であります。又世間には偶に、いくら寝ても眠い人がありますが、これは前述と同じ症状で、僅か宛(ずつ)膿が小脳へ入ってゆくのであって、いわば極軽い嗜眠性脳炎であります。又小脳までゆかずに、その一歩手前で滞溜する場合があります。これが脊髄膜炎であります。嗜眠性脳炎によって小脳にまで侵入した膿は、図の様な経路をとって排泄され治癒されるのですから、恢復時は目脂や鼻汁に血液が混入してウンと出るのであります。この病気で死ぬのは、どういう訳かといいますと、患部を氷冷する為で、その為に膿が排泄され損ねて脳内で固まってしまうからであります。

(註 図のような経路=耳の後ろ側から耳の上を通って眼・鼻へ)

 以前、脳脊髄膜炎を治した事がありますが、十位の男の子で熱がどうしても冷めない。で、後頭部の中央を触るととても熱い。そして圧すと痛がる。子供もそこを気にしているので、そこを浄化し始めたら順調に全治したのであります。これがもっと進んで頭脳の中へ入ると、脳膜炎又は嗜眠性脳炎になる訳で、脳膜炎の方は膿が悪性で、嗜眠性の方の膿は毒血との混合で弱性であります。脳膜炎など罹りたてに来れば必ず治ります。以前医師に見放されて一週間も昏睡状態を続けた脳膜炎の五歳の男子の患者を元通りに全治した例があります。

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 嗜眠性脳膜炎は、夏期炎天下に頭脳を晒す場合、太陽熱直射によって、肩部及び背部一円の毒素が小脳に向かって集中するのである。故に発病の場合、後頭部より延髄付近に毒素集溜し猛烈に弩脹する。その際 毒素溶解法を行う時一時は柔軟になるも、たちまちに弩脹するという工合にすこぶる執拗である。しかしながら根気よく施術するに従って漸次軽減し、一週間位にて快癒するのである。施術後両三日を経て、眼球及び鼻孔より多量の膿が流出し血液を混ずる事もある。右のごとく、膿の滲出がいささかでも認め得れば、最早恢復期に入った事を知るべきで、漸次快復に向うのである。この病気は医学上恐れられているが、吾々の方では治癒しやすいものとしている。医学の一部に、原因として蚊の媒介説があるが、わらうべき誤説である。

 脳脊髄膜炎は、嗜眠性脳炎と酷似したもので、ただ異なる所は、嗜眠性は膿が小脳中に流入するに対し、これは延髄付近で停止固結し、それ以上には進行をしないのである。従って、症状は延髄から脊柱へかけて硬直し、首は棒のごとく前後へは曲らない。もちろん高熱、頭痛、食欲不振等によって衰弱死に到るのであるが、本医術によれば、一、二週間にて全治する。

ア.嗜眠性脳炎

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 夏季炎天下に頭脳を晒す場合、太陽熱の直者によって、肩部及び背部一円の毒素が小脳に向って集中する。故に発病の場合、後頭部より延髄附近に毒素集溜し猛烈に怒張(どちょう)する。

 症状 滾々と幾日も眠りつづける。

 浄霊 延髄附近から小脳部にかけ浄霊する。

イ.脳脊髄膜炎 

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 後頭部から延髄附近へかけて痛み、玉は引攣る如く硬直するという、非常に苦痛を訴えるものである。以上の如き病勢が執拗に持続し食慾も不振となり、衰弱死に至るのである。

 浄霊 後頭部から延髄にかけてする。

 脳充血と脳貧血、脳神経衰弱

(天国の福音『脳疾患』▲より)

 脳充血は、溢血の毒血が脳中に止って中風症にはならない。ただ高熱、頻繁なる嘔吐、激痛、意識不明等で、多くは生命を落すのである。(中略)

 脳貧血は、人も知るごとく頭重、頭痛、憂鬱、首肩の凝り等の症状あり、人混みや騒音等なんらかの刺戟によって発作する。発作するや顔面蒼白、嘔吐、痙攣、眩暈等あり、はなはだしきは人事不省となる事もある。この際 額に掌を触るれば氷のごとく冷え、首の周囲を指査すれば必ず固結を認めるから、それを溶解すれば速やかに治癒する。

 また脳貧血発作は苦痛様相のはなはだしきため、本人も周囲の者も驚くが、決して致命的ではなく必ず恢復するものである。

 近来最も多い文明病といわれる脳神経衰弱は脳貧血の慢性ともいうべきもので、この病気を治癒する方法としては、風邪に罹る事が最も良いのである。何となれば浄化熱によって原因である首の固結が溶解し、喀痰、鼻汁等になって排泄されるからである。

ア.脳充血 

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

原因 溢血の毒血が脳中に止って中風にならないもの。

 症状 高熱、頻繁なる嘔吐、激痛、意識不明等で、多くは生命を落すのである。

 浄霊 頭脳、後頭部。

イ.脳貧血

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

原因 頸の周囲の毒素が血管を圧迫するため一時的に頭脳への送血が遮断されるのである。

 症状 頭重、頭痛、憂鬱、頸、肩の凝り等の症状あり、何らかの刺戟により発作するや顔面蒼白嘔吐、痙攣、目眩等がある。

 浄霊 頸の周囲の毒結。

ウ.脳神経衰弱

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 頸や肩の凝りからの慢性脳貧血ともいうべきものである。

 浄霊 風邪に罹る事が最もよい。頸の固結部を浄霊する。

⑨ 脳疾患の事例

<事例1> 普通の頭の浄化だから、浄霊の力を抜けばどんどん良くなる。

(『御教え集』第5号/S26.12.6)

(お 伺) 鈴木五郎(二十八才)昭和二十年に一家全部入信、大光明如来様を御奉斎させて戴いて居ります。長男照雄(一才)は十一月四日頃から頭の浄化を戴き、三日間程高熱が続き其後も下らず、度々嘔気を催しますが吐きません。耳を掻き、毒血が出ると、幾らか大人しくなります。食欲は御座いません。右は祖霊の戒告で御座いましょうか。又は普通の御浄化で御座いましょうか。

〔御 垂 示〕

 之は、普通の頭の浄化ですね。頭に毒血がありますから、ですから嘔気もその為ですよ。頭を良く浄霊してあげれば――之は力が入るんだな。こう言うのは、力を抜けば、どんどん良くなるんですがね。それから、ここ(頸部)をやってやる。ここに熱があると、前頭部に熱がある。そうすると嘔気を催す。食事は入るんですか。

 「少し入ります」

お乳ですね。

 「摺り粉で御座います」

何でも良いですからね――(。?)

 「母乳を摂らず、熱は少なくなって居ります。ややこしい家庭で御座いまして――」

 然し、この状態では、頭に毒があるんですよ。だから、何でもないんですがね。どんどん治る訳だがね。もう一息です。力を抜いてやって御覧なさい。

<事例2> 後頭部の毒素が溶けかかってきているからよくなる。

(『御教え集』第1号/S26.8.8)

(お 伺) 潮文一と申す信者で御座いますが、昭和二十二年に心臓肥大症及弁膜症にて入院数カ月遂に原因不明処置なしとて退院後浄霊を受け、最初はさしたる変化もありませんでしたが、入信後、頭部に微熱あるを発見、後めきめきと御守護を戴き、爾来今日まで健康に過さして頂きました。

 処が七月二十八日より非常な高熱にて、猛烈な頭痛に苦しみ頸部硬直し、意識も不明瞭になる事もありましたが、数日後幾分下熱し、意識も戻りましたが依然として三十九度五分前後の熱にて午前午後もさしたる変化は御座いません。頸部も左右には楽に振れますが、前後はまだ幾分痛みを感じ、言語応答も少し意味不明の事も御座います。両眼充血し特に左眼よりは涙とめやにが出て居ります。鼻汁は出ませぬ。

 御浄霊致しますと、その局部(特に頸部、前頭部)に熱が出始め、軈て多量の汗と共に下熱致しますが、暫くして、また高熱が出て参ります。日本脳炎の様にも存ぜられます。六十歳を越したる老人で御座いますが心臓病以外さしたる病歴は御座いませぬ。

 御守護願い申上げますと共に御浄霊の個所、其他注意事項御垂示の程御願い申上げます。

〔御 垂 示〕

 之は日本脳炎的のものですね。ここ(後頭部)に固まって来る。根気良くやるとね。之は治りかけて来ている。之は溶けかかって来ているから良くなります。幾らか治り方が遅い方です。固いですからね。一旦柔らかになりますが、又固くなる。だから、それをやるのに、一日に十回位やる(。?)二、三十分置きにやる。すると、二、三日で治ります。それを普通の病気の時と同じと思い、一日一回位やったんでしょうね。

 「毎日つづけてやって居りました」

 まあ―結構ですがね。大浄化ですから、非常に結構ですがね。始終やって居たと云うのは(。?)

 「私はやって居りませんが、家の人が、やって居ります」

 だが、やり方に力が入るから、溶け方が遅い。

<事例3> 頭の毒が溶けて肺や咽喉に行く。頭に毒があるから物忘れ勝ち。

(『御教え集』第1号/S26.8.28)

(お 伺) 私は十二年前胃が悪くエデー薬を飲み、又は温泉に行き一日数十回入浴したる時に、突然腹の左右より神経痛の如く急に咽喉に昇り、其為か咽喉が急に圧迫し呼吸が止る様な感じで、医師二神経痛の注射をして貰い余程良くなって家に帰りました。尚アンマさんに咽喉の真中に針をして貰ったら、又先の如く悪くなり、其後医師に診療を受け、六〇六号をうって貰い、格別に良くもならず病名を与えず、常に咽喉圧迫し熱食を口に入る事好まず、二十四年の五月~御浄霊を頂き二十五年五月に入信し、唯今は余程良くなりましたが未だ咽喉が圧迫し物忘れ勝です。今後御浄霊の個所を謹んで御伺い申上げます。

〔御 垂 示〕

 病名を与えず――よくあるね。病名が判らない。せめて病名だけを頂きたいと言う人があります(。?)病名を貰っても、しょうがないですよ。病名を貰うと治るかと言うと、治る事とは関係がありませんよ。あれは、治らないから、せめて病名だけでも知りたいと言うのですね。最近の新聞に癌の原因を発見するとか、発見するのに進歩したとか書いてあるが、(よしん)ば、発見されてもしようがない。病人は、原因が発見される為に来ているんじゃなくて、治して貰いたい為ですからね。医学では原因を発見してから治すと言うが、我々の方から言うと馬鹿々々しいんですが、こう言う浄霊を知らないとしたら仕方がないですね。心臓の手術とか色んな事を言っているが、可哀相なくらいですね(。?)咽喉が圧迫し――と言うのは咽喉の廻りに毒が溜って、そうして固まるんです。この毒が――頭の毒ですね――溶けて肺にいくから、咽喉にもいく。之が多いのです。多分この人もそうでしょう。だから頭から延髄付近ですね。治ります。大した事はない。物忘れ勝――と言うのが、頭に毒のある人ですね。之は頭です。

<事例4> 頭の薬毒には溶けやすいものと溶けにくいものがある。頭を浄霊すると薬毒が溶けて腹に溜まる。嫌がる子には寝ている時に浄霊する。

(『御教え集』第1号/S26.8.28)

(お 伺) 本年十三歳の女子と九歳の男子二人が肺炎を度々繰返し、其後次第に目が見えなくなり現在二人脳膜炎の様な症状でございます。弟の方は二ケ月程御浄霊を戴きまして、以後腹がはって来て御浄霊を嫌がります。三年前に家族四名が入信させて戴き、其後大光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させて戴いて居ります(。?)御浄霊を嫌がる事は何か霊的関係が御座いましょうか。御浄霊個所を謹んで御伺い申上げます。

〔御 垂 示〕

 肺炎は良い浄化ですからね。肺炎と言うものは、痰になって皆な出るんですからね。それを、痰を出さない様にする。その時に熱がありますからね。頭を氷で冷やした。そこで頭の毒が固まってそれで視神経を妨げた。それで、見えなくなって脳膜炎になった。頭の中に毒を固めたんです。頭を良く浄霊すれば治りますよ。弟の方ですね。腹が張るのは、頭を浄霊すると薬毒が溶けてお腹に溜るんです。ですから、之は薬毒によるんです。非常に溶け易いのと、溶け悪いのがある。お腹迄は良く溶けて、それから小便にならないのがある。

 こう言う嫌がるのは寝た時にやってやると良いね。後をやると良い。背中ですね。頭の毒が溶けた場合は、之が胸の方には行かないんですよ。背中の方に行き、そうして、便とか小便とか――そう言う風になる。だから赤痢なんかも頭の毒が溶けて背中を伝ってお腹に行き、下痢になる。ですから、赤痢の原因は頭なんです。そうすると治ります。目も見える様になります。やはり、そう言う時は霊力が強くなくてはならないから――霊を強くするには力を入れないんです。強くしようとして力を入れると駄目なんです。一生懸命にやると、何うしても駄目なんです。何と言うか、一生懸命に――気を抜いてやるんです。一生懸命になると力が入るから治りが悪くなる。そこで、落着いてやった時は、反って良く効くんです。

<事例5> 薬毒と霊的と両方、笑う中風は後頭部に溢血の固まり。

(『御教え集』第3号/S26.10.8)

(お 伺) 私の妻こう(五十七歳)で御座いますが、昭和廿四年二月八日に中風となり、全身不随となりましたが御守護を戴き、現在では少し身動きの出来る様にして戴きました。最初は言葉も言えず、大声で泣き笑いするのみで御座いましたが、最近では言葉も少し話せる様にして戴きましたが、泣き笑いが激しく祝詞、善言讃詞を奉誦(唱?)させて戴きますと、特にこの症状が激しく、本人に言わせますと、有難いと思い御礼を申し上げ様としても、自然に笑ったり泣いたりすると申して居ります。廿年前妊娠腎の為人工流産を二度致して居り、八年前昭和廿年にも一度現在と同様の中風になりました。その時には灸療法により、三カ月程で平常に復しました。家内一同入信させて戴き、世話人として御神業に御奉仕させて戴いて居りますが、妻の浄化の為に尊い御聖業の妨げとなり、誠に申訳なき事にて、家内一同心からお詫び申し上げて居ります。因みに妻の実家の祖父が、同様の中風で死亡致して居りますが、何か霊的関係が御座いましょうか、(。?)尚御神体、御屏風観音様は御奉斎させて戴いて居ります。

〔御 垂 示〕

 之は普通の中風とは一寸違いますね。それから、中風で――笑う中風がよくあります。泣き笑いと言うのは、頭に脳溢血の毒血が固まる。その関係ですかね。泣き笑いと言うのは、後頭部に溢血したのが溜るんですから、後頭部を良くやってやると良い。之は妊娠腎がある位だから、相当薬毒や消毒薬がある、そこに霊が憑っているので、霊と薬毒と両方ですね。之は治り良いんです。それから、こっち(右)が中風の人は、こっち(左の頸部)に固まりがある。神経はそうなってますからね。だから中風は反対に固まりがある。だから、こっち(反対側)の方を溶かさないと、やはり幾らかづ(ず?)ついきますからね。ですから、反対の方にある人は再発しますね。ですから、反対の方を溶かす。すると良くなる。之は気長にやっていれば治ります。霊的もあるから、良く御神書を読ませる事ですね。それから、成だけ身体を動かす様にしたら良いですね。運動したり働いたりするんですね。

 「里の祖父に当る人を仏壇にお祀りさせて戴きます場合には、如何致しましたら宜敷いでしょうか」

 其場合には、結婚した方を主にしなければならない。実家の方は次の位置にする様にすれば良いです。

<事例6> 中風。舌のもつれは頸部淋巴腺の固結。頭がぼんやりしていないなら軽い。

(『御教え集』第6号/S27.1.16)

(お 伺) 山田なつ(四十五才)二十四才の時裁縫中に側の物差を取ろうとして右手を伸ばした処、物差は取れず、左手が突っ張って其の儘意識不明となり、三日目に恢復と共に左半身不随になり、自由が利かず親戚の医師に治療を受け、又民間療法、電気療法も致し、良いと言う事は何でも致し、既成宗教も信仰しましたが、何等変りはなく、歩行困難、言葉はもつれ、涎も出て、不自由な日を送っております。御浄霊は毎日戴いて居りますが、変りありません。尚御浄霊を戴きますと、左胸部(乳の上)左肩の部より両手先、特に左手先等激痛を感じます。之は霊的で御座いましょうか。又御浄霊の個所を御教えの程御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 之は、薬毒の――つまり中風ですね。丁度、物差を取る時に中風が起ったんです。若い時分だから、割に命に関わらなかったんですね。之は、そんなに(タチ)の悪い方じゃないです。舌は未だもつれてますか。

  「未だもつれております」

 ここ(頸部淋巴腺)に固まりがありますから、ここの固まりを溶かすのが一番です。之が元ですよ。それから、あとは歩けるんですか。

  「歩けます」

 手は動かせるんですか。

  「動かせますが、しっかり握れません」

 そうすると、手を握ってみて、痛い処か痺れた処がありますから、それを浄霊してやる。それから、舌のもつれは、ここ(頸部)です。それから、頭脳の程度は――(。?)

  「普通で御座います」

 ぼんやりしてませんね。軽いんですよ。もう一息で治りますよ。今言った通りにやればね。

<事例7> 後頭部から延髄にかけての薬毒を治せば、健康になる。霊も時々憑るが、憑り切りではない。

(『御教え集』第6号/S27.1.17)

(お 伺) 森本きくゑ(三十八才)昭和二十三年三月突然心臓の動悸が高く打ち、左半身が痺れ、舌が硬張り、医診では神経衰弱が病原との事に医師を変えて色々手当をしましたが、日々悪化する許りで、医師は血の道からとも言い、病状は頭が悪く、肩、胸、腰と、全身の筋肉が硬張り、痺れを感じ、時々寒気が増し又暑かったり致します。又目を閉じますと、引込まれる感がし、眼を開きますと、天井や建物が廻る様に思われ、体の置場もなく困り居ります時、昭和二十五年八月知人の奨めで御浄霊を戴く様になり、夜も良く休める様になり、同年十月入信させて戴きました。二十六年三月頃より耳が遠くなり、神経も手伝い十一月頃より、又元の病状の様な苦痛を感じます。御浄霊箇所を御垂示の程御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 之は神経衰弱じゃないよ。神経衰弱で痺れるなんて、ないですからね。舌が硬張るなんて、ないよ。丸っきり出鱈目ですね。だから、本当言うとお医者さんに診せて、之は解らないと言うなら、偉いですよ――その正直さにおいてね、大体医学で解る訳がないんだからね。血の道――女だから、そう言うんでしょうね。之は、後頭部から延髄にかけて固まりがありますよ。霊も時々憑りますが、憑り切りではないです。やはり、元は薬毒ですよ。之も治りますよ。今に健康になりますね。だから、大体固まりですよ――後頭部から、この辺(延髄)ね。

<事例8> 脳膜炎の時、注射と薬で固めたため、手足が動かなくなった。大した整形手術でなければ、光明如来様の部屋に寝かせ、前頭部中、頸部淋巴腺を浄霊すれば治る。

(『御教え集』第8号/S27.3.6)

 (お伺) 大滝英子(十七才)生後六か月頃風邪を引いて、以来高熱が続き、脳膜炎との事で、注射や薬を続けました。以来十五、六年間凡ゆる治療、祈祷を致しました。整形手術をし、脊髄注射六本をうってを(お?)りますが、何の効果なく、長年寝た儘にてダルマ同様で御座います。昨年夏より御浄霊を戴く様になり、私(父)が入信、御浄霊を致してを(お?)ります。私の父は三十年前に心臓病で死亡、母は昭和十八年脳溢血にて死亡、上の姉は大正九年、下の姉は昭和十七年脳病にて死亡。その為母は熱心な天理教の信仰を致してを(お?)りましたが、母亡き後はお詣りをしてを(お?)りません。私の家は臨済宗妙心寺派の檀家で先祖よりお祀り致してを(お?)ります。之は霊的で御座いましょうか。御浄霊の急所に就き御垂示の程御願申し上げます。

〔御 垂 示〕

 之は霊的じゃありませんね。つまり脳膜炎の時に、注射と薬で固めたんですね。無論氷冷したに違いない。脳膜炎と言うのは前頭部の浄化ですからね。此処を固めちゃった。その為に手と足が動かなくなったんです。やっぱり、この(もと)が中にあるんです。凡ゆる治療と言うのが悪いんです。之をしなかったらね。おまけに整形手術――何処をやったんですかね。脊髄注射六本――之も悪いですね。この為に経過が悪いんです。之がなかったら、脳膜炎なんて訳がないですよ。之は是非治してあげたいですね。急所はこの(前頭部)中ですからね。この中に固まっているから、之をやれば良いんですが、力を入れちゃいけませんよ。力を抜いてね。唯、整形手術を、何う言う風にやったか判りませんかね。之さえ大した事をしてなかったら治りますね。手足の筋でも切ったんですか。判らないですか。

  「足の麻痺した部分と、右足の附根を致してを(お?)ります」

 左は――

  「致してを(お?)りません」

 左も動かないですか。それじゃ、ここ(頸部淋巴腺)を中心にやって、之(頸部淋巴腺)に固まりがあるから、之をやって御覧なさい。治る訳です。力を入れちゃいけませんよ。

  「光明如来様は未だで御座います」

 それじゃ駄目だ。光明如来様をお祀りしてある部屋に寝かせる様にするんです。そうすると早い(。?)そうすると、下手に行っても、片っ方の杖ついて歩ける位にはなりますよ。

<事例9> 前頭部に固まった脳膜炎が、癲癇のような症状を起こしている。目ヤニや痰、洟が出ると治ってくる。頭と腹は天地だから、頭に浄化が起こる時は腹も浄霊する。

(『御教え集』第4号/S26年.1.28)

(お 伺) 十才の男子。四才の時急性胃腸と脳膜炎を起し、医者にて絶望状態を救われましたが、同年九月より、引きつける様になり後天性癲癇と言われ、月一回必ず、夜明け前に発作を起し、症状は、強度に引きつけ尿を漏らします。発作後は無意識に頭痛を訴えます。学校の成績は悪く、いたずらっ子で家人を困らせて居ります。その家には、別に霊的に関係のある様な死に方を致しては居ない様に思われます。祖母は熱心な天理教信者であります。家人が言いますには、お腹の具合が悪い時には、必ず発作を起し易いとの事で御座います(。?)右は如何なる原因で御座いましょうか。霊的でなく腹膜炎を固める事によっても、この様な症状を起すもので御座いましょうか。御救い戴きますには如何致しましたら宜敷う御座いましょうか。

〔御 垂 示〕

 之は霊的じゃありませんよ。脳膜炎を固めてあるんです。それで、前頭部ですね。ここに固まっている。それで、癲癇の様な症状が起るんですね。強度に引きつける――之は前頭部の中の――脳が、非常に神経を使う機能になってますから――それから、尿を漏らします――小便を催すとか言うのは前頭部に神経があるんですから、ここに浄化が起る為に、そう言った神経が鈍くなる――ぼーっとして鈍くなる。それで、尿を漏らす。発作中に無意識――ここに浄化が起るから――強く起るので無意識になる。それが溶ける為です。学校の成績――無論悪いですね。今、天理教じゃ治りませんね。それ丈ですからね。前頭部の中を浄霊すると、すっかり治ります。之も、力を絶対入れちゃいけません。之は、良くなると、目ヤニや洟が出ますから、そうしたら、しめたものです。それから痰が出る事もあります。そんな――排泄物で治って来ます。

 それから、お腹の具合が悪い時は発作を――之は、お腹と頭は続いてますから、ここに浄化が起る時は、お腹も浄化する。だから、ここ(頭部)を浄霊すると、お腹がグーグーと鳴る事があります。天地になってますからね。

<事例10> 頸部淋巴腺や頭の薬毒。注射の薬毒が溶けると手が浮腫む。

(『御教え集』第4号/S26.11.8)

(お 伺) 杉田哲子(十五歳)九月十二日発熱、頭及び首が痛み下痢があり、二人の医師が心臓病と診断し見離され、其後今日も臥床出来ず、座り続けて居ります。寝ますと胸部が苦しく、家族の者に交替で体全体を撫でさせ困らせます。御浄霊は日に二回させて戴いて居ります。御浄霊の箇所を御垂示の程御願い申上げます。

〔御 垂 示〕

 名前が良くないね。頭及び頸が痛み――この浄化ですね。こう言うのは、きっと之(頸部淋巴腺)ですね。之をやると、割合治りが良いです。下痢――結構です。之は頭の毒が溶けて。(、?)下痢になるんだから、非常に結構です。

 「膝から下、手の甲が浮腫んで居ります」

 それは薬毒ですよ。薬毒が垂れていって、浮腫んでいる。それから、手が浮腫むのは、大抵注射です。注射が溶けると、手が浮腫みますからね。之は、その箇所を浄霊すれば何でもないです。割合早く治ります。寝ますと胸部が苦しい――と言うのは、こゝ(胸部)です。肺が圧迫されるから苦しいんです。こう(左下)寝ると苦しいと言うのは、こっち(右側)に毒があるから苦しい。こっち(右下)に寝ると苦しいと言うのは、こっち(左側)に毒があるからです。之は、胸をやってやると良い。治りますがね。大した事はない。薬毒ですから、今言った様にやれば治ります。

<事例11> 禿頭病。薬毒が固まっているから毛が生えないが、薬毒が取れるに従って生えてくる。

(『御教え集』第4号/S26.11.15)

(お 伺) 藤田佳子(十五歳)昨年四月入信致しました。只今禿頭病にて頭髪全部脱落して了い、この状態が三、四カ月続いて居ります。本人は三、四歳頃より少しづ(ず?)つの同病があり電気治療、医療其の他を、昨年入信迄続けて居りました為、其の浄化作用と存じますが、この儘御浄霊を続けさせて戴きましたら、毛は生えて来るもので御座いましょうか。尚本人の父は、先月御資格をお願いして、熱心に御用させて戴いて居ります。御浄霊箇所を御垂示御願い申上げます。

〔御 垂 示〕

 頭髪全部――之は困るな。禿頭病と言うのは治ります。色んな――電気かけたり、薬を塗ったりした為に治らなくしてあるんだから、それ丈け手間がかゝるんですね。そんな事をしてなければ、割合早く治るんです。気長にやれば治ります。頭に毛が生える様に神様がつくってあるんだから――生えないと言うのは、薬毒が――親の毒だか、本人の毒だか――兎に角、毒が固まっている。草の生える様な処に肥料ぶっかけた様なものですね。だから、それが取れるに従って生えて来ますからね。相当に色んなもので攻めてあるから、時日はかゝります。と言っても、そう長い事はないですね。充分に見ても、一、二年かゝる積りでやったら、まあ――治りますね。やる処は、頭全体ですね。それから首の廻りと、大体それで良いです。

<事例12> 薬毒が頭に固まっているから毛が抜けた。黒髪が生えたし、目から涙も出て膿で白くなっているから必ず治る。根気よく頭、頸、肩を浄霊する。

(『御教え集』第8号/S27.3.6)

 (お伺) 木内巴江(二十八歳)頭痛や頸、肩が凝り、顔は非常に赤く、怒り易い性格で御座います。昭和二十五年十月頃より、苦痛もなく眼が次第に見えなくなり、二十三日急に発熱し、耳下腺、延髄、後頭部が非常に苦しく、首が自然に前後に振れ、頭の中がゴンゴン音がして、話声が聞取れず、脈搏は欠滞し危篤状態で御座いました。其後は眼は赤く腫上り、涙が多量に出る様になり、幾日が過ぎました。御守護戴き熱は下りましたが両眼は失明致しました。十二月六日髪を手入れして居りますと、一本残らず抜けて了いました。其後一カ月は一日三、四回着物を着替える程度の発汗があり、下熱致しましてより、白い毛が生えて参り、御浄霊を戴きまして次第に黒髪に変り、元通りにさせて戴きました。眼は瞳孔が白くなっており視力は全く御座いませんが、黒い水玉の如きものが上ったり下ったり致しております。後頭部は重苦しく、御浄霊を戴きますと眼が痛み涙が出て参ります。又時々下痢も致します。御神体、御屏風観音様は御奉斎させて戴いております。尚、夢で赤い蛇を見ました。之は霊的関係が御座いましょうか、御浄霊の個所御垂示御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 黒髪に――之は良いな。之は別に霊的関係はありませんね。之は毒ですよ。薬毒が頭に固まっているんです。それで毛が抜けて――その毒が固まっているんですから、之は治りますよ。黒い水玉――之は目の悪い人は、必ずそう言う事はある。後頭部――頸と頭ですね。涙――こういうのは必ず治りますよ。それから、夢で赤い蛇と言うのは、蛇が救って貰いたいんです。それで、目でも白くなっている目がありますがね。ああ言うのは、きっと治るものです。あれは、膿が固まっているんだからね。だから安心して根気よく浄霊をやりなさい。浄霊の急所は頭だからね。頭の中にうんと毒があるんです。それから頸、肩ですね。その辺もありますからね。それを浄霊して、それで良いです。二十八の婦人ですね。早く――急いで治さないと、結婚も出来ない事になっちゃう。

<事例13> 歩くときに中心が取れないのは、後頭部から延髄にかけての毒結を浄霊すれば治る。

(『御教え集』第4号/S26.11.25)

(お 伺) 私の妹はる(十九才)は本年二月より中耳炎と言われ通院中、四月頃より体がふらつき転ぶ様になり、八月頃には目の前が急に暗くなる事一日数回に及びました処、医師は脳癌と言い手術するとの事に家に帰り、九月より御浄霊戴き、御陰様で当時の浮腫と首筋の腫れは治り、現在は延髄が浄化して動かせない様な状態で、未だふらつき、歩く時には中心がとれず、自然に早く歩き、酒に酔った様な状態です。発病と共に種々の注射もやって居りますが、霊的と思われます点も御座いますが、如何致しましたら宜敷いもので御座いましょうか。

 祖霊中に癲癇で死亡、頭と胴とが離れ々々になって川に流れた者もあり、又祖母には一男六女あり、男子は癲癇で死亡、其嫁は産後死亡、六女は他に嫁し行方不明となり、従って養女として今の私の母が参り、父は酒飲みでよく暴れましたが、腹膜を起し、血を吐き死亡して居ります。尚、私の夫も戦病死して居り、現在は女のみで御座います。御屏風観音様は御奉斎させて戴いて居ります。

〔御 垂 示〕

 脳癌で手術――おかしいですね。医学の方は、脳癌になると死ぬとしてあるがね。脳癌になれば割合に早く死ぬんですね。それで脅れているんですがね。随分厄介な家ですね。之は、霊的ではないらしいですね。癲癇とは違うな。やっぱり、ここに毒がある――後頭部から延髄にかけて固りがありますよ。ここを浄霊すれば治りますね。延髄が浄化して――之ですね。ここに固りが未だ残っているんだ。それを浄霊すれば、それで治りますよ。大したものではない。

<事例14> 脳貧血を起こした古い薬毒に新しい薬毒を加えて固めた。霊的ではない。早く御神体をお祀りしてその前に寝、御神書を本人が読めなければ側で読む。

(『御教え集』第5号/S26.12.6)

(お 伺) 私の夫(警察官。二十五才)本年二月十八日風呂で卒倒し其後勤務先でも二回あり、二月二十五日より頭重、眩暈が伴い、身体がだるくなり医診を受けました。処が、心臓が少し弱っている丈で、大した事はないとの事で、無理に出勤して居りました処、同月末日より一層ひどくなり床に就く様になりました。それからは、発作的に発熱、心臓の鼓動が激しくなり、意識が遠くなる様な状態が日に一、二度起る様になり、入院手当を受けました。発作は小康を得ましたので退院し、自宅で療養致して居ましたが一向治らず、肩も凝り、四月末再び発作が起る様になり、再度入院。其の後は起きられなくなり、食欲も減退して参りました。植物性神経失調症と言われ、発熱毎に水又は氷で冷し重層、葡萄糖、テプロンの注射を用い、其他鎮痛剤、プロム加里を毎日注射又は服用しました。五月にお道のお話を聞き、御浄霊を受け、五月十日私が入信致しましたが、医者を諦める事が出来ませんでした。六月末頃より足が冷たくなり始め、次いで頭も冷たく感じる様になり、極度に衰弱し、医者に見離され退院し、家で御浄霊を戴く様になり、体温が出て参り喜んで居りました処、周囲の反対、本人もはっきりお道が解らず、再び人の言う儘に鍼、医者に通い腰、肩等に注射三十本打ちましたが一向に良くならぬ為に、医療を捨てて御浄霊を戴く様になり、九月二十三日主人も入信致しました。十月初めには少し歩ける様にして戴き、同月六日より名古屋別院え(へ?)参り御浄霊を戴いて居ります。段々血色も出、食欲も普通人と変らず元気になって参りましたが、未だ眩暈、頭重はすっきりせず、肩も凝り頭がぼっとして、常に夢見ている様な状態が、前より激しくなりました。之は霊的でしょうか。私の婚約者であった現在の夫の兄が、三年前川で心臓麻痺で死んで居り、祖父も卒中で死んで居ります。尚、お道の事を解らなかった親も、最近少し解りかけて参り、反対は致しません。お屏風観音様をお祀り致し、光明如来様は戴いて居りますが、お祀りは未だで御座います。如何致しましたら、早くお救い戴けましょうか。

〔御 垂 示〕

 なーに、良い加減なものです。植物性神経なんて――何う言うものだ。神経に植物性と動物性とあると見えるね。之は何でもないんですよ。之は、頸の廻りから肩にかけて凝りがあります。固りがありますから、それを見て御覧なさい。それを溶かせば良いんです。唯、長くかかりますが、之はきっと治りますよ。処が、打擲らかして置けば、訳なく治るんですが、お医者に行って色んな―氷で冷したり――氷で冷すのは悪いですね。固めるからね。重層、葡萄糖――鎮痛剤――之が問題ですよ。之がここに凝りますからね。丁度、病気を増やして貰ったんですね。良かったですよ――このお道を知らなかったら、結局廃人みたいになるか命のどっちかですね。最初は脳貧血だったんですね。脳貧血と言うのは、ここ(頸部)に固まりがあります。溶けて来ると――熱が出て溶けるんだから、そうなるとぼっとするんです。それから眩暈ですね。頭が重い、ぼつとするのは、ここ(頸部淋巴腺)を見て御覧なさい。熱があって、固まりがある。元は頸の廻りですね。心臓にもある。それをやると、治りますよ。早く光明如来様をお祀りして、その前に寝る。それから御神書を、本人が読めなければ、側で読んでやる。それから、霊的じゃありませんからね。之は、古い薬毒に新しい薬毒を足した。それが原因ですから、それを溶かせば良いんだから、一寸も心配要りません。こう言うのは沢山あるんですよ。名を附ければ、薬毒病と言うんでしょうね――今、官吏公務員の汚職事件ですね。あれは役得病でしょうね。

<事例15> 目の手術が原因で脳を患った。相当量の飲薬の薬毒が腸、腰、腎臓に来ているが、直に治る。

(『御教え集』第4号/S26.11.15)

 (お 伺) 私の家にて現在世話をして居ります教師山下睴弘(五十二歳)は、十三歳の時右眼の手術をしてより、三回右眼の手術をし、十九歳の時に脳を患い医師の治療で治り、二十九歳の時に米俵を抱える機勢(はずみ)に、腸にひゞが入ったとかにて、腸の手術をしてより腰の痛みを訴える様になり、本教を知る迄は腰を木の棒にて家族の者に叩かせて居りました。三十五歳の時に肺炎の様な状態となり売薬で治りました。四十二歳の時に盲腸を患い、其時は夢のお告げで、鰯の腸を煮て一日食し、治りました。四十八歳の五月に入信し、十一月より一家中疥癬の御浄化を戴き、翌年九月に良くなりましたので、御本部に御礼詣りに上り、その時より痔出血をする様になり、それから三年間ボツボツ出血して居りましたが本年三、四、五月は毎日五回位出血する様になり、六月には貧血状態にて倒れましたので、家え(へ?)引き取り御浄霊を致して居りました処、出血も止り血色も少し出て参り元気を取戻し、十月十五日には御本部に御参拝に上りました。帰ってより又御浄化を戴き、一カ月程前より家に帰して居りましたが、十月二十一日より又世話して居ります。少量の出血をしてを(お?)り、生来の色白の肌が血色なき為に蒼白となり、食欲旺盛で、痩せは致しませんが、足がふらつき起きた瞬間など視界がみんな黄色になると言って居ります。頭もぼーっとして居り二、三日前より尿量が減り、顔が浮腫んで居ります。入信前迄は凡ゆる薬を飲んだと言って居ります。如何致しましたら御救い戴けましょうか。尚山下さんの奥さんは先夫二名に死別致して居りますが、五日程前に其の二名の位牌を作り、山下家の仏壇にお祀り致しました。それより山下さんの顔がボヤけ、顔が浮腫んで来た様に思われますが、亡夫位牌との関係が御座いましょうか。

〔御 垂 示〕

 腸にひゞが入るなんて――丸で瀬戸物みたいだな。目の手術をした――この為に脳を患っているんですね。そんなこんなで、薬は相当入っている。それが腸に溜って、米俵をかつぐ機勢(はずみ)にその薬毒の固まりが――浄化が起きたんですね。それで、腰も続いて浄化が起った。売薬もやっぱり悪いですからね。痔出血は頭の血ですからね。之はみんな毒血が出た訳だけれども――誰が浄霊しているんですか。何処か――急所がはずれているんじゃないかな。固まりがあるんですか。

 「以前はありました。現在一日三回位致して居りますが、腎臓をやると非常に暖かくなり、目も見える様になり、腰のふらつきも良くなります」

 それじゃ、今は腎臓ですね。それで、良く治る訳ですがね。熱は無いんですか。

 「平熱で御座います」

 腎臓に固りがあるんですか。

 「多少御座います」

 押して痛い程じゃないんですね。

 「左様で御座います」

 腹は。

 「柔かい様で御座います」

 もう直き治るでしょう。別に大した事はない。腎臓と背中――それで良いです。亡夫位牌との関係――無い事はありませんがね。そう言う場合には、この人に憑って、霊が浄霊して貰いたいんです。之は、そう長くはないですね。どんどん解決します。

<事例16> 霊的と体的の両方。産後の古血が出切れないまま頭を使って脳溢血症状となり、いろいろ薬毒を入れたことが原因だが治る。笑いたくなるのは狸の憑霊。

(『御教え集』第8号/S27.3.7)

(お伺) 塚田香苗(三十二歳)昨年八月三度目のお産後五日目より出血が止り、二週間目より家の用事をボツボツ致しておりました処、十月初頃頭の具合が悪く、心臓の動悸激しく、一晩腰が大変痛み、左半身の感覚が段々鈍り、脳血栓と言われ、以来メタボリン三十本、強心剤三十本射ち、マッサージ二カ月致し脊柱より水を一回取り、少し快方に向って参りましたが、再発し二月五日東大病院にて脳腺塞と言われ、其後右半身より全身不随となり、寝返りも出来なくなり、御浄霊を戴く様になりまして三日目より、尿の回数四五回が七、八回となり、少しづ(ず?)つ下り物が始り、右腕関節と鼠蹊部及び関節が痛み、一回ひどく発汗致しました。頭を御浄霊致しますと堪らなく可笑しくなり、笑ひたくなります。話が思う様に出来ず、断片的で呂律が廻りません。祖母の子供に先天的梅毒にて、体が不自由の儘死亡(五十八歳の女)しております。お骨は新潟のお寺に預けてあり、埋骨致しておりません。今年が年回に当っております。霊的に関係が御座いましょうか。御垂示の程御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 之は霊的と両方ですね。産後五日目に出血が止ったと言う、之が(もと)ですね。ですから、古血が出切れないんですよ。何か――頭を使ったんじゃないかな。その為に古血が頭に行った。それが脳溢血症状になったんですね。それから、あとは注射だとか、色んな薬ですね。

 それから、笑いたくなるのは狸が憑いているんですよ。狸と言うのは、屹度笑うんですからね。けれども、之は気長にやれば治りますよ。古血が脳に行ったんだからね。案外早く治りましょう。何も心配は要りませんよ。

<事例17> 頭に直接した注射や鍼の薬毒が頭に固まった状況だから、考えられず、嫌になる。長くかかるが治る。

(『御教え集』第7号/S27.2.7)

(お 伺) 亀谷常次郎(四十四歳)頭が重く人と語るのも嫌になり、物を持つ事も出来ない様になり、仕事も出来なくなり、医師に一カ月かかり、不明の注射を二十本程致しましたが良くならず、鍼を約十回程頭に打込み、腰と足に灸をしました。其後少し楽になってを(お?)りましたが、弟竹次が気違いになり、あちこちと迷った揚句どうしても治らず、最後にお道の先生にお救い戴き、廿三年十月入信させて戴きました。翌年四月熱海本部に御参拝、帰宅後一層頭の御浄化を戴き、一カ月程にて元気にさせて戴きました。廿六年秋季大祭に御参拝帰宅後、又も頭の御浄化を戴き、今日に至るも苦しんでを(お?)ります、症状は、頭が或る日は重く、或る日は頭中に何か詰込んだ様な苦しさもあり、その間は、毎日自分の頭の様ではなく、思う様に考えられず、尚時々身体全体が震えて、胸が詰る様になり、下腹に力なく震え上ります。何事も煩さくて出来ません。五、六歳の時に腸を患い、引附けを起し、母が長谷の観音様に、足が届く様になったら、年一度祭日には参拝する様御願いしてあって、毎年御詣りをしてを(お?)りました。十九歳の時木材が頭に強く当り、口鼻より多量に出血した事があり、約一カ月位は頭中で脳がゴロゴロしている様に思いました。現在の職業(種苗園農業)が嫌になり、転業を考えてを(お?)ります。会長先生の御浄霊を戴きますと楽になりますが、家に帰りますと又頭が変になります。私の母の父は気が狂って亡くなり、義父は脳梅毒で死亡してを(お?)ります。私の頭の御浄化は霊的で御座いましょうか。主として何処を御浄霊戴きましたら宜敷いでしょうか。御教示の程御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 之は、無論薬毒ですよ。不明の注射二十本――之が大変禍いしてますね。それから、鍼――之が悪いですね。直接頭に注射するんだからね。この薬毒ですね。他の薬毒もありますがね。この症状は薬毒が頭に固まった症状なんです。だから、こう言う風なんです。仕事が嫌になったり、頭が――考え様と思う事が、考えられない。纏まりがつかなくて、それだから何をするのも嫌なんですね。之は治りますがね。やっぱり長くかかりますね。段々段々ですからね。後頭部に固まりがありますよ(。?)それから頸の廻りと、兎に角出来る丈根気よく浄霊するんですね。自分でやると良いです。それで治りますよ。

 之は私の経験もあるが、昔の歯の薬毒が頭に行ってね。丁度こんな様なものです。だから自分で――発狂するか自殺するか、どっちかですからね。考え様と思っても考えられない。他の事を考える。痛んで、その薬毒が段々頭に上って、そうして頭に固まっちゃった。

 

 

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