4.内臓の三位一体的活動こそ、健康の根本的要諦

  •  宇宙の三元素「火・水・土」

(明日の医術『火素・水素・土素について』より)

 宇宙における森羅万象一切は三大元素から成り立っている。即ちあらゆるものの生成化育は、この三大元素の力によらないものはないのである。然らば、その三大元素とは何であるかというと、それは日、月、地である。即ち日は火素の根源であり、月は水素のそれであり、地は土素のそれである。そうしてこの火、水、土の力が経と緯に流動交錯密号しているのである。(中略)

 古から、人は小宇宙と言われているが、右の理は人体にも当てはまるのである。即ち、人体における火、水、土は「心臓、肺臓、胃」に相当するのであって、胃は土から生じた物を食い、肺は水素を吸収し、心臓は火素を吸収するのである。故に、人体における心臓、肺臓及び胃は、火、水、土の三元素を吸収する機関で、この機関が人体構成の最重要部を占めているにみても、右の理は肯かるるであろう。然るに、今日までは心臓はただ汚血を肺臓に送り酸素によって浄化されたる血液を還元吸収するというように、血液のみの機関とされていたのは、全く火素の存在を知らなかったからである。

 右の如く、胃は食物即ち土素を口中から食道を経て嚥下し、肺臓は呼吸によって水素を吸収し、心臓は鼓動によって火素を吸収するのである。

 従って病気発生するや、発熱するという事は疾患部の凝結毒素を溶解せんがため、必要量の熱即ち火素を心臓が霊界から吸収するのである。即ち心臓の鼓動は、霊界から火素を吸収するポンプ作用である。発熱時より先に、心臓の鼓動即ち脈搏が増加するのは、火素吸収が頻繁になるからである。その際の悪寒は、浄化に必要な熱量を吸収するため、一時体温の方への送量を減殺するからである。故に、解熱するということは毒素溶解の作用が終わったのである。

② 経緯交錯の三次元的密合は人体にも当てはまる。

(天国の福音『発熱・病気症状の解剖』▲より)

 そもそも宇宙における森羅万象一切は大別して三つの要素から成立っている。それは火、水、土である。すなわち火である火素は太陽の精であり、水素は月球の精であり、土素は地球の精である。そうして天界は太陽、中界は月球、下界は地球というように三段階になっている。これは日蝕の際明らかに見得るのである。右は経の三段階であるが、これが緯の三段階にもなっている。すなわち経緯交錯の三次元的密合であり、それが人体にも当はまるのである。そうして人体中の重要機関として三つの機能がある。すなわち心臓、肺臓、胃の腑である。この三大機能の活動は火素、水素、土素の三原素を吸収し、それによって生が営まれる。すなわち心臓は火素を、肺臓は水素を、胃の腑は土素を吸収するのである。

③ 火水土の三元素から人体は成り立つ。

(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『人体の構成』▲より)

 人体の構成はヤハリ「火、水、土」の三原素から成っております。

  地  土・・・筋、骨、肉、皮・・・等に相応する

  月  水・・・血液、漿液等(水分は人間の身体の約七割に当るという)

  日  火・・・精霊体

(お伺い/出典不明)

――太陽、月、地球の呼吸運動はそれぞれいかなる影響をお互いに及ぼし、また人間に何か関係がありましょうか。

 この関係を人間の身体で言うと太陽の出没は心臓の鼓動、月の盈虧(えいき)は肺の呼吸、地球の四季は胃の蠕動(ぜんどう)とも言うべきで、心臓は太陽の霊気を吸い、肺は月の生気を吸収し、胃は土の精分を採る。これが医学の根本である。

④ 火と水それぞれの機能を発揮できれば、霊肉ともに健全

(医学革命の書『胃病と心臓病』より)

 凡そ人体中最重要機関(器官?)としては此三つであるからで、此三つの基本的活動によって、人間の凡ゆる機能は活発に運動し、健康は持続されるのである。昔から人間を小宇宙と曰われたが、全くその通りであって、即ち心臓は太陽、肺臓は月、胃の腑は土という訳で、言わば火水土の三位一体である。従って此三機能の関係を基礎として、病理を立てたものでなければ、真の医学とは言えないのである。そうして三機能の中でも特に重要なのは、火と水との関係であって、言うまでもなく火は経に燃え、水は緯に流れると共に、火は水によって燃え、水は火によって流動するのである。恰度夫婦関係のようなものであって、若し水がなければ、地球は一瞬にして爆破し、火がなければ一瞬にして氷結するのである。故に人体と雖も火の心臓によって水の肺臓は活動し、水の肺臓によって火の心臓は活動しているのである。又人間の想念にしても、愛は心臓が(もと)であり、理性は肺が原であるから、事実にみてもよく分る。愛情の炎とか〔ハートマーク〕の熱などといわれるし、それと反対に冷静の眼、理智的判断など肺の働きをよく示している。つまり此両機能は陽と陰、持ちつ持たれつの関係にあり、両者夫々の本能を発揮出来れば、人間は霊肉共に健全であるのである。

 そうして次の胃であるが、之は飲食物を処理し、肉体を養う機関(器官?)であるから、火と水の活動が旺んであれば、それだけ胃の活動も活発になる訳で、大地と同様太陽の光と月の水とが充分であれば、土は活発となり、植物はよく生育するのである。従って人体は此三位一体的活動を促進する事こそ、健康の根本的要諦である。此意味に於て右の三機能の内の一つの良否でも全体に影響する以上、医学のように肺が悪ければ肺を、心臓が、胃が悪ければ、それのみを治そうとするのは、如何に間違っているかが分るであろう。

⑤ 太陽を主とし、月も交わった霊気を吸収する心臓を重視した霊的療法。

(昭和10年9月21日)

 観音力の療法は霊的療法ですが、ところが、いままでは心臓が非常に無視されている。(中略)漢方のほうからいうと胃を根本としてある。(中略)そして、西洋医学は肺を一番重要視している。ですから、漢方は食物の養生を重んじ、菜葉、葱、紫蘇などの食物のいろんな薬のあるものを書いてある。西洋医学では空気を重要視し、病気は転地などを主張している。それは胃と肺へ対してはまことによく言ってあるが、心臓に対してはなにも言ってない。

 これを新たに発見したのが観音力療法で、肺は月、心臓は火、胃が土という話をしましたが、胃は土ですから七で、肺は水で六、心臓は五で、やはり五六七になっている。ところが、心臓は五で観音様ということで、観音様はあってもいままで出ぬ。隠れていた。そのために五が隠されていた。実は五が主で、心臓は霊気を吸う。太陽の霊気を主として吸う。根本は太陽の霊気を吸うにある。このことも血が浄化される。きれいになればあらゆる病気は治る。それを知れば空気中に酸素があれば、それで血が浄化されると思っているが、心臓が絶えず霊気を吸収して血がきれいになる。これが本当の心臓の働きおよび霊気で、いままで未発見のものだったが、今度私が発見した。要するに霊気が一番重要な役目になっている。

 要するに、観音力の療法は霊気療法で、世間にも霊気療法はあるが、本当のことは知らない。霊気も人間の霊界じゃない。太陽を主とした月も交わった霊気です。

 で、観音力でするにも無論霊気は出ている。それで血が浄化している。空気のいい所へ行こうとするのは旧時代の療法で、今度はいい霊気のある所へ行き養生するのです。いい霊気のある所はどこかといえば、観音様よりほかにはない。ほかにも多少あるがごく弱い。

 月の霊気もある。むしろ月の霊気は違う。太陽の霊気は放射する霊気、月の霊気は汚いものを洗う贖罪的のもので、これは限りがある。すなわち水のほうには限りがある。日のほうは無限でいくらでも燃える。浄化される。

 その霊気はどこから発生するかというと、観音様から発する。それで観音様を祭ると病気がなくなる。というのは、それで祭ると心持ちがよい。霊気を発する。それによって絶えず霊気を発して浄化される。元々、浄化療法とか浄血療法とかいっても、健康の根本は霊気を浄化するのが根本で、空気のいい所へ行っても肺で死ぬ人はたくさんにある。東京からそうとう離れた空気のいい所へ行って、そうとうの効果はあっても、絶対にすばらしい効果は得られない。また空気のいい所にいて肺病にならぬとは限らぬ。

 観音会で発表した霊気は、空気より何十倍何百倍いいもので、空気だの紫外線など言っていても、未だ観音力の光の本体は科学で発見されず判っていない。いまに時機が来れば、科学的にも実験するつもりです。黴菌を殺すこと、浄血すること、膿が浄化することなど、科学的に実験研究などしようと思っている。

⑥ 火素(日本精神)を多く吸収することが肝要

(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『内臓の三位一体』▲より)

 吾々の解釈によりますと・・・、血液の浄化は「肺と心臓との共同作業」であります。それは、いかなる訳かといいますと、心臓は「火の霊素」を以て「血液中の汚素」を燃焼し、肺は、それの灰ともいうべき残渣を、洗浄する・・・それによって血液は浄化されるのでありますが、その「火水の浄化」の為に生ずる最後の汚濁・・・それの堆積も、病原としての、最大要素となるのであります。これをたとえていえば、地上の汚濁は、日光で消毒し、雨水で洗い浄めるのと同一の意味であります。(中略)

 右の理によって「心臓と肺の関係」は火と水であるから・・・心臓に火力が強ければ、水である肺の活動が旺盛になり、肺に水分が多ければ火である心臓の活動が強盛になるのであります。心臓は「精霊界」から霊素(太陽熱である火素)を絶えず「鼓動」によって吸収しており、肺臓は「空気界」から、気素(太陰冷である水素)を、断えず「呼吸」によって吸収しており、胃は「物質界」から「食物」(物質である土素)を供給されております。吾々はこれを内臓の三位一体といっております。心臓が旺んに火素を吸収する事によって、愛の情動が旺盛になるので、その愛情の強盛によって、憎み、嫉み、怨み等の争の根源が無くなるから、ここに平和が生れるのであります。

 しかるに、今日までは外来的理性文化の影響によって、火素とは反対の「月の冷素」 の方を多く吸収する関係上、どうしても愛の情動が稀薄になり、それが争や戦争、病気等の原因となったと思うのであります。又 科学は、学理から成ったものであるから、どうしても理性に偏るもので、これらも愛の情動を稀薄ならしめる・・・有力な原因で、その結果どうしても個人主義に傾き、人類社会はいかにも冷たかったのであります。事実、肺患者は利己愛の強い人が多いのは、この理によるのであります。近来、外来文化等の影響により、火の霊素即ち日本精神が欠乏する事によって肺の弱い者が多くなったのも当然な訳であります。今日までは「心臓の働き」が判らなかったというのは、日本精神が眠っていたからであると思います。私が多くの肺患者を取扱った実験上、どうも西洋思想つまり科学崇拝者が多いのであります。彼の反日本精神ともいうべき共産主義者に肺患の多い事実はこの消息を如実に物語っていると思うのであります。

 右のような訳ですから、どうしても火の霊素を多く吸収する事が肝要であります。その結果心臓は活発になるから、肺が健全になり、胃の活動も旺盛になるんであります。故に、健康の根本としては、日本精神の保有者たる事が最も肝腎である事が知られるのであります。大きくいうならば、世界の心臓に当る国である・・・日本文化の発展拡充こそ「肺に当る西洋」を目覚めさせる事になり、その結果が「胃に当る非文化国」の幸福と発展を促すという事になるのであります。

 

 

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