天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇 [御身魂 大地将軍]
天日豊本葦牙気皇美神皇后宮 [御身魂 常世姫大神]
統治神「天照日大神」より天孫降臨の御神勅下りて、日の本の皇室発祥したる時、皇統第一代として即位し給いし天皇は、前述の如く「大地の上の将軍」及び「常世姫尊」なり。之を「天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇」及び「天日豊本葦牙気皇美神皇后宮」と称し奉り、御身魂は夫々、「大地将軍」及び「常世姫大神」にてあらせらるる。即ち、統治神「天照日大神」の御意志として、人類界の統治者たる日本天皇及び皇后の御身魂は、永久に「大地将軍」及び「常世姫大神」と神定せられたるなり。
天皇・皇后両陛下は、神勅によりて、地上に於ける天津日嗣の高御座に登り、天の親神たる「天照日大神」に天盃を捧げて、皇位に即き給えり。(現今、天皇より賜る天盃の本来の意味は御即位式に当りて天皇が天神に捧ぐるものなりしが、それが後代転化したるものなり。)此の時、「天照日大神」は、将来日の本の皇統継承の象徴たるべきものとして、天璽―ひひいろがねの (は) 玉(宝球の玉)―を天より降し給えり。此の
(は) 玉が天より降りし場所は、現今に於ける越中国婦負郡神明村字公郷(久郷)にして、其の降りたるを最初に発見せるは、久延毘古[山田曽富騰](山田の案山子)と云う者なり。蓋し此の金属は隕石の如く光芒を曳きつつ落下し来れるものにして、神明の名は之に出づ。
天皇は、「天照日大神」以下燿身界駛身界・諸神霊を地上に勧請(写し鎮む)し奉りて、之を
天神人祖一神宮
と称し奉れり。天皇の御即位百六十一年三月二十一日、親しく詔して、
『天照日大神の御神勅により、天祖天神より降し給わりし宝玉、ひひいろがねの (は) 玉を以て作る品品の神宝こそ、天下一人「天照日大神」の皇子孫々、カンツカサ(神主)・アメマツリ(天職)・クニマツリ(国政)・スミラミコト(天皇)の神宝にして、此の神宝を承くる者こそ、一人天皇の神皇ぞと定む』 と宣はらせられたり。即ち、「天照日大神」の神勅によりて、将来皇位継承の神宝にして金属を以て作らるるものは、必ず此のひひいろがねたる事に神定され、従て、爾後製作ありし十種の神宝・三種の神器等のうち、金属のものは悉く此の金属を以て作製せらる。
天皇は、皇子に夫々人類一般の生活に必要なる衣食住の道を研究せしめられ、其の研究の結果を漸次臣下及び其の子孫等に伝授せしめられたり。又天皇は、日本島の各地に是等の諸皇子を派遣され、各各其の赴きたる地に住居を命じ、其処に住居し給う皇子の名を以て、其の土地の国名となし給えり。是れ日の本に於ける諸国の名称の※濫觴にして即ち左の如し。
(※ 濫觴……ものごとのはじまり)
扨て、其の当時日本島は、上述の如く、北は樺太・北海道より、南はフィリッピン島に及び、此の東北より西南にかけて点在する長き島嶼が『い』の国、即ち日本[天国・天皇国]にして、此の以外の土地を万国、即ち『ろ』の国と云ふ。此の日本の各地に、天皇の皇族及びそれより分れたる人々を派遣し、其の土地の支配者として住居を命じ給いたるものなり。
斯くて、様々に天皇御経営ありし結果、日の本の人口は、皇族及び其の臣下より岐れて、漸次増大し行きたりしが、此の国民相互の意思疎通の為、天皇の教へ給いし言語は、其の当時、神授によりて人類に伝えられたる五十一音・七十五声にして、現今の日本人が語る所と全く同一のものたり。また天皇は、「天日万言文造主命」に命じ給い、万物に名称を附与し、其の形を基として形仮名を作らしめられ、又世界万国の地図を作成せしめられ、十六方位を定めて、先づ方位の名を各国名となし給う。
天皇の皇子女のうちに、日の本の人種とは其の皮膚の色を異にする者生ぜり。即ち、黄色・青色・白色・黒色・赤色の五色人にして、是等の皇子女を、世界万国に於ける五色人の鼻祖(いろびとおや)と云う。天皇は此の鼻祖より生れし子孫を漸次各外国に派遣して定住を命じ給えり。是れ世界万国に於ける各人種の祖なり。此の五色人の祖及び其の子孫の身魂は、最初育成・化成によりて創造されし五十五祖の御魂が燿身界・駛身界の神々の身魂を直接に受け継ぎたると異り、其の神々の従臣等の身魂の分派を以て、身魂とせしめられたり。此のうち、黄人(キビト)種とは、支那及び沿海州等に住居する人種にして、日本人の黄色とはその意味を異にし、日本人は黄人と書きて之をひびとと読み、五十五の人祖より審殖したるものにして、黄人(キビト)種とは五色人種の黄色人より蕃殖せしものにして、全く其の根源を異にす。
『ろ』の国即ち万国の各地方に於ける五色人種の分布の概要は、左の如し。

斯の如くして、皇統第一代天皇の御代に於ては、万般の御経営着々と進捗しつゝありて、人類界最初の政治は円満完全に行われ、長く御治世続きたる後、天皇は、フクミミフジ山(富士山)より神幽り給えり。
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