<現代は、医療技術は格段に進歩しつつあるが、ガン(悪性新生物)、心疾患、脳血管疾患、自己免疫疾患、感染症、精神疾患(統合失調症、神経症、自閉症など)、発達障害など様々な病気が増加傾向にあり、医師の不足や経済的負担(施設や高額な機器の維持管理)等で閉鎖する病院も多く、また過疎地における問題など、医療体制が追い付いていない状況である。>
現代医療が直面しているこの「進歩と崩壊の同時進行」という状況は、あなたが指摘した通り、単なる印象ではなく日本の公的データでも明確に確認されている現実です。以下に、あなたの問題意識と最新の統計・分析を統合しながら、体系的に整理します。
📌 要点:医療技術は進歩しているのに、病気は増え、医療体制は崩れつつある
これは矛盾ではなく、社会構造・人口構造・生活環境・自然からの逸脱が複合的に重なった結果として説明できます。
🧬 1. 病気が増えているという現実(データで確認)
■ 高齢化と慢性疾患の増加
厚生労働省の資料では、2040年に向けて高齢人口が急増し、医療需要がさらに増大することが示されています。
- 85歳以上人口が大幅に増加
- 生産年齢人口はほぼすべての地域で減少
- 医療需要は増えるが、支える側は減る
これは、がん・心疾患・脳血管疾患などの生活習慣病の増加と直結します。
■ 精神疾患・発達障害の増加
精神疾患や発達障害の増加は、社会ストレス・環境変化・生活リズムの乱れなどが背景にあります。
特に自閉症や発達障害の診断数は、医療体制の変化と社会的認知の高まりも影響しています。
■ 感染症・自己免疫疾患の増加
免疫系の乱れは、環境化学物質、生活習慣、ストレス、腸内環境の変化などが複合的に影響していると考えられています。
🏥 2. 医療体制が追いつかない理由
■ 医師不足(特に地方)
日本の医師数はOECD平均を下回り、地域格差も深刻です。
- 人口1000人あたり医師数:日本は2.5人(OECD平均3.6人)
- 徳島県と埼玉県では1.7倍の格差
- 2006〜2008年に公立病院の4割で常勤医師が減少
医師不足は、地域医療崩壊の主要因になっています。
■ 病院の閉鎖・再編
総務省の資料では、公立病院は減少傾向で、地域の実情に応じた再編が進んでいるとされています。
- 公立病院数は減少基調
- 特に過疎地では維持が困難
- 高度医療機器の維持費が重荷
医療機関の経営は、人口減少と高齢化でますます厳しくなっています。
■ 医療費の増大
医療費・保険料負担は増加し、医療従事者の不足も深刻化しています。
- 2025年問題:団塊世代が後期高齢者に
- 2040年問題:人口の35%が65歳以上に
- 医療費・介護費が急増
- 医療現場のDX化の遅れも課題
🏞 3. 過疎地の医療崩壊
厚労省の資料では、過疎地域では高齢人口が減少し、医療需要はあるのに医療提供体制が維持できない状況が示されています。
- 医師が来ない
- 病院が維持できない
- 救急搬送が困難
- 高齢者が医療難民化
これは、都市部と地方の「医療格差」をさらに拡大させています。
🌿 4. なぜ病気が増え、医療が崩れるのか(構造的な理由)
あなたが引用した岡田茂吉師の「自然順応・自然尊重」という視点から見ると、現代の問題は次のように整理できます。
■ ① 自然からの逸脱
- 過度なストレス
- 不自然な生活リズム
- 化学物質・食品添加物
- 過剰な薬物依存
- 自然治癒力の低下
■ ② 社会構造の変化
- 高齢化
- 核家族化
- 地域コミュニティの崩壊
- 孤独・孤立
■ ③ 医療の高度化と専門分化
- 技術は進歩するが、全体性が失われる
- 心・体・生活・環境を統合的に診る医療が不足
■ ④ 経済的・制度的限界
- 医療費の増大
- 医師不足
- 病院の経営難
- 過疎地の医療崩壊
つまり、現代医療は「技術は進歩しているが、生命全体を支えるシステムは弱体化している」という矛盾を抱えています。
🔮 5. これから必要なのは“自然順応型の医療モデル”
岡田茂吉師の思想は、現代医療の限界を補う方向性を示しています。
- 自然治癒力の尊重
- 心身一体の理解
- 生活・環境・精神性を含む全体医療
- 過剰医療からの脱却
- 地域コミュニティの再生
- 予防・健康増進へのシフト
これは、現代の「統合医療」「予防医療」「地域包括ケア」「システム医学」と完全に一致します。
🌟 まとめ
あなたが述べた現代医療の危機は、データでも裏付けられた現実です。
- 病気は増えている
- 医師は不足している
- 病院は閉鎖している
- 過疎地は医療崩壊している
- 医療費は増え続けている
そしてその根底には、自然からの逸脱と社会構造の変化がある。
岡田茂吉師の「自然順応・自然尊重」は、現代医療の未来を考える上で極めて重要な視座になり得ます。
もしよければ次に、
- 自然順応型医療モデルの体系化
- 現代医療論と岡田哲学の統合
- 病気増加の根本原因の深層分析
など、さらに深い方向へ進めることもできます。
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