四月八日(名古屋市金山体育館において)

 時間がありませんからごく簡単にお話します。これから一軒寄って、それから京都の嵯峨に行きますから時間がないのです。それに熱海から来る時に、信者が増えたので、途中橋のたもとに大勢待っているので、その時には途行(徐行?)して、沢山なものですから非常に時間がかかったのです。

 今度京都に行く目的は少し変った意味があるのです。それは、仏界が非常に変って来て、つまり仏滅の時になって来たのです。仏が滅するという事は、仏教を作ったお釈迦さんが言われるのですから間違いありません。その仏滅の時がもう目前に来たのです。そこで今、仏界のいろいろな偉い仏様が救われたい希望が非常にあるのです。それが第一番の目的です。それで嵯峨というのが言霊からいきますと「サカ」です。「シャ」をつめると「サ」になるのです。それで嵯峨には昔から嵯峨のお釈迦様と言って、有名なお釈迦様のお堂があります。今度の嵯峨の名前は春秋庵とつけましたが、その春秋庵の右手の方が釈迦堂です。それから左手の方が阿弥陀さんです。一昨年京都に最初行った寺で、法然院には本尊様の大きな阿弥陀さんがあります。ですから今度の春秋庵はお釈迦さんと阿弥陀さんとの真中になるのです。それで春秋庵は観音様になって、右、左がお釈迦さんと阿弥陀さんになり、これが本当の三尊の弥陀というわけです。これが三位一体です。それで私が観音の働きをするわけなのです。それでお釈迦さんは私の母親になり、阿弥陀さんが父親になります。だからお釈迦さんは変性女子と言われるのです。だから女になるのです。それで観音様は子になるわけです。それはまだいろいろ深い意味がありますが、今は詳しく言えません。大ざっぱに言えばそういうわけです。そうしてお釈迦さんは仏教を作って今まで救われたけれども、何時も言うとおり仏教は夜の教えです。夜の世界の間は仏教であり、今度はいよいよ昼間になり、日が出るわけです。そうすると仏教は滅するという事になるのです。そのためにお釈迦さんの弟子……これはインドや支那にも仏教はありますが、大体今日ではほとんど日本だけと言ってよいくらいです。従って昔からの日本の偉い坊さんという人達が霊界に行って今まで夜の救いをやられましたが、いよいよ時期が来たために、そういう人達がここで考え直さざるを得なくなったのです。というのは仏教というのは神様の化身なのです。化身仏と言って仏に化けられ、そして救われるというそのために仏をやめて神様の方の仕事をしたいというわけです。そこで神様になりたいけれども、仏様達は今まで非常に罪があるのです。というのは、実を言うとこれは少し話が深すぎますけれども、信者さんばかりですから話します。それで仏様が罪を作られたのです。これは悪人の罪と違って善意の罪悪です。というのは今まで仏教は、仏のミスと言うか、嘘を教えていたのです。それは仕方がありませんが、そこでお釈迦さんは嘘も方便という事を言われましたが、やむを得ざる嘘を教えて来たために、人間は本当に救われず、つまり安心立命の境地になれなかったのです。それは本当の事を教えなかったからですが、夜の時代であったからしかたがありません。今度昼の時代になるにつれて本当の事を教えると、それは今私が書いたり説いたりしている事なのです。そこで大いに救世教の手伝いをしたいのですが、今までの嘘方便をやった罪をとってしまわなければ、救世教の仕事ができないのです。そこで私に、早く救って貰いたい、助けて貰いたい、そうして働きたいという事を非常に希っているのです。大体仏様達は京都、奈良に集まっているのです。そうして各寺々にみんな居られるのです。そうしてお寺にいろいろな彫刻や仏像、仏画がありますが、その仏像、仏画に仏様の霊がうつるのです。つまり御自分の居所になるのです。だから本当言うと美術品として楽しむという事は甚だ失礼なのです。勿体ないのです。そこで仏像から仏様の霊を抜くのです。霊が抜けて初めて働けるのです。仏様の肉体の住居というようなものです。そこで私がこれから嵯峨でやる仕事は、そういう仕事になるのです。ですから仏様達の今までの罪をみんな浄めて、今度は神様になって救世教で大いに働くと、そうすると仏像はカラッポになるのです。そこで美術品として多くの人に見せて楽しませるという事は差し支えない事になります。それで今度大体設計するつもりですが、仏教を主とした美術館を造るつもりです。それで初めて仏様達の霊は救世教として働き、今までの仏像は美術品として大いに働くという事になるのです。これは本当に今までにない事です。けれども信者さんは大抵はそう思うでしょうが、なかなか信じ難いのです。けれども、これは本当なのですから、これからだんだんこの経綸が進むに従って、そういう事が具体的に現われますから、そこでなるほどと分ります。ですから本当言うと、今は京都、奈良あたりのお寺では財政などで随分困って、修繕もできないとか、掃除もできないで随分お気の毒のような状態なのです。そういう事も今度、今まで長い間それらの美術品を守っていたその功労によっても、もっと良くしてあげなければならないと思って居ります。そういう点もちゃんと安心の行くようにしてあげてあいと思って、いろいろ考えもし、これからだんだんそういう仕事をするつもりです。

 そういうようで、次に救いと言いましても、まだキリスト教もありますが、順序としてはまず日本から救わなければならないのです。最初日本から救うとしたら仏教です。あとは神道ですが、神道は大した事はないのです。勢力はありませんから、これはついでにと言っては変ですが、しかるべくちゃんと救う事は決まっているのです。まず仏教を救い、キリスト教を救わなければならないのです。キリスト教を救うとすればアメリカが一番良いです。アメリカが救われればヨーロッパの方は随分楽です。キリスト教としてはプロテスタントもありますが、それはずっと小さいのです。何と言ってもカトリックです。ですからこの方もいずれ救う事になります。「アメリカを救う」という本なども、アメリカを救うというのは医学上ばかりでなく、宗教上もあるのです。そこで両方というわけにはいきませんから、医学的にごく単純なああいう本を出したわけです。来月はロスアンゼルスに支部ができる事になってますが、それからあとはアメリカの各地にできる順序がつきつつありますから、これから目に見えて向うも発展するはずです。現在のところはハワイで樋口さんが活躍していますが、面白いほど非常に信者ができるのです。それは日本と違って、素直と言いますか、何の疑いも持たずどんどん信者になって来るので、日本では想像もつかないように順調になってます。そして向うは手術を盛んにして、その点日本とはまるで違うそうです。ですから私の方の医学に対する話も非常によく分るそうです。

 話が非常に大きくなってしまいましたが、自然栽培は皆さん知っているとおり、この点も今肥料迷信にかかっているのは日本ばかりではなく、世界中がそうなってます。それから政治、経済、いろいろな方向に神様はやられますが、今のところは、ごく初めで序の口なのです。ところが今年からはその序の幕にはいるのですから、これからどんどん目に見えて発展して行きます。ですから今まではかなり押さえつけられ、手足を縛られたり目隠しをされたりして、思うように働けなかったのですが、そういう事がだんだん無くなって来て、今年からは本当に大手をふって働けるという時期になったのです。この話もいずれ話すとして、今日は京都に行く目的と仏界を救うという話をしましたが、何時も言うとおり、五、六、七の「七」が京都になります。この「七」がだんだん出来上るに従って本当の三位一体的な働きになるのです。ですから非常に力が増すわけです。そこで大いにやり良くなった事です。それからもう一つの話がありますが、神様がやる事は如何に早いかという事です。私が初めて京都に行ったのは一昨年の春でしたが、今よりちょっと遅く四月の末でしたが、その時には何もそういう考えはなかったのです。ちょっと京都を見て、大きい家があって平な広い所を見付けて貰いたいという事を言ったのです。ところが広沢の池から嵯峨の野原の辺が一番適当しているので、嵯峨は大変良いからあそこに住わしてくれと言ったところが、ヒョッコリと思うとおりの所があったのです。それで最初は高い事を言うので手が出せなかったが、それが割合に安くなり、売手の方も大変良い人で理解のある人です。そうしているうちに、今日行って住めるようになったのです。ですからまる二年で、何もないような所にスルスルと運んで、行って住めるようになるという早さには実に驚いています。熱海でも経綸が早いと言って驚いていますが、だんだん時の進むに従って早さも増してきます。又早さが増すと共に大きさも増します。余程そのつもりで居ないと、まごまごして居ると遅れます。バスに乗り遅れると大変です。私は大丈夫ですが、あなた方が乗り遅れると大変ですから、乗り遅れないように、大いにフンドシを締めて、覚悟と言うと大袈裟ですが、覚悟して貰いたいと思います。しかしこれは戦争に行ったりするそういう危険なものではないので、世の中を良くして行くのですから安心であり、愉快なのです。そのつもりで居る事です。

 

 

Copyright © 2020 solaract.jp. All Rights Reserved.