三月二十三日(春季大祭一日目)

 最近霊界が余程変って来たのです。変ったという事は、いろいろな霊が、だんだん昼間になって来たため、いろいろな事が分って来た。それで、大いに救われたいというわけで、慌て出したのです。あっちこっちに神憑り的の事が大分始まって来たのです。それはみんな別に悪い意味でなくて、良い意味のものです。つまらない狐のいたずらとか、そういう事でなくて、真面目な、本当の神憑りなのです。この人は一人ではないので、二、三人ぐらい、若い娘さんにいろんな霊が憑っており、現界の人は、マレンコフ、モロトフ、アイゼンハウアー、毛沢東、ネール等が憑って来たのです。これは今度の地上天国(註五十八号)に出しますが、その中でごく最近霊界の大分偉い連中が憑って来て、その興味ある所を選って、それを今読ませます。

 (御報告)

 今の中山ミキさんは、その当時話したと思いますが、私が留置所に居る時に、いろんな教祖を呼んで話した事がありますが、その時やっぱり中山ミキさんの霊を呼んでいろいろ話したのです。その事なのです。それから「明主」とありますが、これは私の代理なのです。つまり私の身代りです。それが或る場合にはこういう事をされるわけです。

 これについて、昨日非常に面白い事があったのです。それは或る若い女ですが、去年少し頭がおかしくなった若い妻君ですが、私が治してやったのです。それでまだ少し頸の廻りに毒が残っているので、時々やってやったのです。昨日やってやりますと、いろいろ不思議な事があるので話を聞き始めたのですが、ポロポロ涙をこぼして、後から後から出て来るので、口がきけなくなり、それで少し待って聞いてみると、キリストなのです。やっぱり、(はりつけ)になって長い間それが治らなかったのです。少しずつはよくなってきたようですが、すっかりは良くならなかったのです。私が浄霊してやるのですっかり治ったのです。非常に嬉しいと言うのです。それで〝天の父に御目にかかれて、こんなに嬉しい事はない〟というような事を言って随分有難がっていました。その他二、三話がありましたが、大した事はありません。ただヨハネですが、聞いてみると、この間中からヨハネは時々憑るのです。それでおやっぱりヨハネは救われたというので、私に礼を言ってくれという事を言っていたそうです。その内に、キリストが磔になった、あの霊が見えて来たのです。時々部屋の方方に見えるのだそうです。そうこうしている内に、キリストが、今言ったようなわけなのです。さっき読んだのと今話したのとは全然違う婦人です。だから全然連絡はないわけです。そういうようなわけで、霊界におけるいろいろな偉い人達と言うか、神達と言うか、いよいよこれから活動するわけです。今読んだようなわけで、総掛りでやるわけだから、本当の線に発展して行くわけです。つまり時節が来たわけです。この前には現界のいろんな偉い人が憑りましたが、特に変っている事は、スターリンは憑らないのです。それで、スターリンは救われないというのです。つまり地獄の下、根底の国に六千年苦しむのだそうです。これは霊界の最高の罪がそうなってます。現界で言うと無期徒刑です。それで六千年後に滅びると言いますか、その先は必ずしも復活するということではないらしいのです。マレンコフは、神様はいよいよ活動されるという事が大体分って、つまり改心したわけです。ああいう人が改心すると、力がありますから、将来良い働きをするわけです。そういうような事が出ました。勿論しかしマレンコフとか部下の者が良い働きをするようになると、それだけスターリンも救われるわけですから……。又そこまでゆけば、どんな霊でも改心しますから、結局罪一等を減ずというような工合で、だんだんに救われてゆくわけです。これは現界におけるそれと同じようなものです。それで今霊界では救われたがって、いろんな霊にだんだん分って来るのです。その現われとして、近頃になってから容易に得られないような美術品が来るのです。しかもとても値段が安いのです。道具屋が喫(吃?)驚しているのです。とに角チョッと不思議なくらいです。それはどういう訳かというと、前にも話したが、名人とか、或いはそれを持っていた大名という人達が、一品でも救世教に入れるというそれによって自分達が救われますから、例えてみれば、一品が救世教の美術館に出るようになると、その手柄(てがら)によって霊界において位が上がるのです。位が上がるというと救われたようですが、中には地獄に落ちているのもあるし、八衢にグズグズしているのもあるし、そういうのが一段も二段も上がるのです。ですからそういう手柄を立てたいと思って一生懸命なのです。私の方では坐って居て、とても得られないような品物が不思議に来るのです。一昨日は、御舟(ぎょしゅう)の展覧会の全部の品物にも無いような物がパッと来たのです。これは青森県の人が余程前に手に入れていたとみえて、今非常に高くなったという事をあまり知らないとみえて、金が急に要るというので半分値以下で売りに来たのです。これらも兎に角御舟としては、私はこれ以上の物は見た事がないです。この間の松坂屋の展覧会でも、百点以上ありましたが、その中にもないほどの良い物です。これも全く霊界で御舟が一生懸命に運んだわけです。そういうような事が時々あるのです。ですから今に熱海の美術館が出来ると喫(吃?)驚するわけです。絶対に売らないと言って威張っていたようなものがヒョロヒョロと入って来るのです。ですから非常に楽に入るわけです。従って、無論美術館などは、とに角世界中の話題に上るわけです。何時も話をするアメリカの人達も、美術館に非常に期待しているわけです。将来なかなか大きな計画をしているらしいです。つまり私の力を中心として文化的のユネスコみたいなものを作ろうという事を考えているらしいのです。無論そうなるわけです。

 二、三日前に私はメシヤ会館を見に行きました。相当廻りがぬれたが、足場がまだ取れないのです。しかし大体は分ります。足場も今月一ぱいぐらいには取れるわけです。それで私が一番感心を持っていたのは外郭です。ああいう建築というのは、内部は誰がやってもよいのですが、外部が一番難しいのです。横の幅、高さ、縦と横、それが調和していなければいけないのです。それから縦の棒、柱形であります。その太さ、それから出ッパリ、そういう点が全体的にマッチして、欠点のないようにするという事が、ああいう大きい建築の一番の焦点(しょうてん)です。見ますと、私の思うとおり少しも欠点がないのです。まあ大いに満足したわけです。というのは、大きいですから小さいもモデルなどでは本当には分らないのです。そうかと言って、モデルを実物大に建てるというわけにはゆきませんから、大体のカンでゆくよりしようがないです。しかし非常に良く出来たと言いますか、良いと思います。あれに足場が取れて、下から周囲に木を植えるとか、芝を植えるとかすると、一個の建築芸術で、芸術品が出来るわけです。これはおそらく世界にないでしょう。私は外国の建築の雑誌をとってます。立派な建築はみんな写真でそこに紹介されますが、今度のメシヤ会館ぐらいの建築はまだ見ません。今流行のコルビュジエ式と言っても、みんな実用建築です。勿論宗教的のような物はないです。今度のメシヤ会館は、ごく近代建築に宗教的の感覚を表現したというところに価値があるのです。昔の宗教建築というと、いろんな彫刻をおいたり、屋根をそらせたり、細かい所に絵画的や彫刻的のものをあしらって、いろいろして荘厳みを出したわけです。ところがメシヤ会館は単純極まるもので、曲線を使わないで、全部直線です。ただ色とか形で荘厳みを出したわけです。ですから出来上がったら建築上からの世界的問題になると思ってます。それで横から後ろの方にかけて全然窓無しの無地にしたわけですが、これも大変な意味があるのです。前から少し横の方にだけ縦の線で、白と鼠で調和させて、そうして横の方は非常に広い場面を白色の無地にするという事は、一つの建築美から言って、何んと言いますか、新しい一つの、全体調和を破っているようで調和するというところを狙ったわけのものです。普通ならどうしてもあそこに窓をつけたいところなのです。それで、わざと窓をつけないところに面白いところがあるのです。あれは大抵な人は窓をつければよいなと、思うだろうし、言うだろうと思いますが、そういう訳です。それで段々の橋のような手指や、あの感覚、それからチョット曲線で道をつけるわけですが、そうしてその道の廻りは芝生にするわけです。いろいろな事は今話しても分りませんが、出来上がれば分ります。

 それからもう一つ言わなければならない事は、大体十一月出来(しゅったい)で開館式をやるつもりだったのですが、どうも神様の方ではそれではいけないのです。それで又延びました。来年の三月三日が開館式です。つまり三十年三月三日で、ミロクです。それで今年の二十九年では数字が悪いのです。とに角ミロクというのは数字です。それで今までのミロクは五六七と書きましたが、これからは三六九になるのです。それで五六七は日月地です。つまり基本的の数字ですが、今度は現界の経綸になると三六九になるのです。あらゆるものが三六九が基本になるわけです。それで熱海の経営というものが、つまり現界のサンプル、模型になるわけです。だから会館もそういう意味になるわけです。勿論展望台も一緒に出来ます。それから美術館という事になりますが、美術館の建築の設計はもう出来てます……と言っても、私の頭の中にです。これはメシヤ会館とはまるっきり違います。勿論箱根の美術館とも違います。これは荘厳というよりか、芸術的の一種独特のものが出来るわけです。これもアッと言うようなものが出来るわけです。美術館は来年の秋までに造るはずです。これは大いに楽しみにしてよいと思います。それで其処に出る品物も大体見当はついてますが、幾らかは入っています。大抵見当つけると、何んとかして手に入るようになるのです。ですから「アレ」と狙うと、やっぱり入って来るのです。そういうわけで、出来たら、これこそ世界をアッと言わせられます。

 それから、自然栽培について、農林省の役人で会を作ったのです。委員は何んでも八人だそうですが、農林省の役人だから面白いのです。本元ですから……。これは上の人ではないそうですが、そう下でもないでしょう。中堅所という人達です。尤も上の人が分っても、おいそれとはやらないわけです。やはり一つの権威もあるし、特に日本はそうです。面目とか権威というようなものがあるから、おいそれとはゆかないのです。やっぱり全国的に農村が動いて来て、それから農林省の中堅所が動くというように、いろんな条件が合って来て、新聞も書かなければならないでしょう。それからいよいよ法規を拵えるとか議会に出すとか、という事でだんだん実現して行くのですが、それまではなかなか紆余曲折(うよきょくせつ)、いろいろな事がありましょう。これもその一つですが、これは最も本元、急所ですから、大いに喜ぶべき事と思ってます。趣意書を見ましたが、なかなかよく出来てます。今読ませます。

 〔自然農法の一大朗報〕   【註 栄光二五六号】 

自然農法の一大朗報

(栄光二五六号)

 本農法について数年前から実地調査研究されていた、農林省食糧業務第二課長山川達雄氏が主唱者となり、今回八名の共鳴者諸君によって左のごとき自然農法研究会が結成されたのであるから、国家のため慶賀の至りである。何しろ同省は農業界の本山ともいうべくこの方面の専門家がこれだけ認識されたという事だけでも、本農法がようやく軌道に乗ったと言うべきである。従って今後の進展は期して待つべきものがあろう。これによって普及会会員諸氏にしても、百万の味方を得た感があると思う。

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農林省自然農法研究会趣意書

 現代日本農業は、政府・学者・技術者及び農民等の懸命なる努力にもかかわらず、正に危機に直面している。

 このときに当って肥料代不要、農薬代不要、労力節減かつ風水害・冷害・かんばつ・病虫害等の被害軽微にしてしかも年々増収となり五カ年にして五割以上増収という画期的農法が出現し、すでに全国各地の農家において着々とその実効を挙げつつあり、新聞・雑誌・ラジオ等でも報道され問題となっているが、学者や技術者は到底あり得べからざることとして研究することなく、政府も又これをとりあげるに至っていないのであります。

 一方において自然農法普及会は、この全国的組織をもって各都道府県に地方本部をおき、大々的にその普及に進出し、今や実施農家は数万の多きに達しているといわれるのであります。

 ここにおいて我々農林省に勤務する者、拱手(きょうしゅ)傍観するに忍びず実地について調査の結果、理論はともかく、増収となることが厳然たる事実であることを知ったのであります。
 我々はかかる事実の存するところ必ずや合理性のある何物かが存在することを確信するものであります。かかる観点から農林省内においてこの農法に関心を持つ者相図り、自然農法とはいかなるものであるかをあらゆる角度より研究する必要のあることを痛感し、本会を結成した次第であります。

 右の趣旨に御賛成下され志を同じゅうする者は速かに本会に入会し、相共に研究せられんことをおすすめ致します。

 昭和二十九年三月       農林省職員有志自然農法研究会発起人一同

 各 位

   会  則

 (名称及び事務所の所在地)

第一条 この会は農林省職員有志自然農法研究会と称し、事務所を農林省内におく。

 (目的)

第二条 この会は自然農法をあらゆる角度より調査研究し、あわせてその調査研究の結果を発表するをもって目的とする。

 (会員)

第三条 この会には農林省職員は誰でも随時入会することができる。入会の際金五十円を納付するものとする。

 (役員)

第四条 この会に次の役員をおく。

   委 員 長   一 名

   副委員長   二 名

   常任委員   二 名

   委  員   若干名

第五条 委員長・副委員長・常任委員及び委員は会員中より互選し、その任期は一カ年とする。但し再選を妨げない。委員長は会務を統括し、副委員長は委員長を補佐し、常任委員は庶務及び会計を掌り、委員は各局におき相互の連絡に当り会務の運営を図る。

 (顧問)

第六条 顧問は委員会の決議に基き学識経験者の中より推薦することが出来る。

 (事業)

第七条 この会は第二条の目的を達成するため次の事業を行う。

  一、自然農法の原理の研究

  二、自然農法の効果の研究

  三、自然農法実施方法の技術的研究

  四、自然農法実施農家の現地調査研究

  五、自然農法の実地試験委託研究

  六、自然農法以外の農法との比較研究

  七、自然農法に関する座談会の開催

  八、自然農法に関する資料の蒐集

  九、その他自然農法と関連のある諸問題の研究

  十、機関誌の発行

 (月例研究会)

第八条 この会は毎月一回適当な日を定めて月例研究会を開く。但し委員長が必要と認めたとき、又は会員五名以上の要求があったときは臨時研究会を開くことができる。

 (会計)

第九条 この会の経費は会費及び寄付金によって賄う。但し会費は委員長が必要と認めたとき、過半数の同意を得て徴収するものとする。

第十条 この会の会計年度は四月一日に始まり翌年三月三一日に終る。

 (総会)

第十一条 この会は毎年三月総会を開き、その際役員の改選を行う。委員長が必要と認めたときは臨時に総会を開くことができる。

第十二条 定期総会においては委員長は会務を報告し、常任委員は決算報告をしなければならない。

 (会則の改正)

第十三条 この会則を改廃するには会員三分の二以上の同意を要する。

付帯決議事項

 一、役員は発起人において責任者を推薦し本人及び会員の同意を得て決定するものとする。

 二、顧問は委員長決定後委員会にて決議の上推薦するものとする。

 三、月例研究会は毎月第二火曜の午後五時より開くものとする。

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 今読んだような工合ですから、非常によいと思います。それと共に農林省の役人がこういう会を作ったというその事が、自然農法の宣伝の上に非常な力と言いますか、一つの信頼感がわくわけです。今後各地地方で宣伝する上においても、その土地の農事試験場とか、或いはそういった役目の人達も大いに信用してかかるという、その効果は大きいと思います。無論神様がそういうふうにしているのです。この間、各地の神様が、さっきのような工合に憑って来て、自分は自然農法の事について、これから大いに活動するという事がありました。ですから神様も自然農法で活動されているわけです。なにしろこれからは神様が総掛りで救世教の仕事をやるのですから、思わざる所や、思わざる事がドンドン出て来て、素晴しい発展の段階にゆくわけです。つまり新年早々話したとおり、今年からいよいよ表面的になるのですから、大いに張合(はりあい)があるわけです。だんだん〝わが世〟が近づきつつあるわけです。

 

 

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