この間のキリストが憑った婦人に、三月十三日から数回神憑りがあったのですが、これはなかなか面白いことと、割合正確なので、殆んど違ったところはないのです。それを読ませます。
(御報告)
この中にある、マホメットの言った〝火の地獄〟とは、原子爆弾の事です。
この後に出た各地の龍神ですが、殆んどヨーロッパ方面が多いのです。其処の大きな湖水とか海とか、そういう所の龍神ですが、これはなかなか面白いです。それはこの次に読ませます。
それで、キリストが言われたその言い方が、バイブルによく似てます。非常にくどいような、敬語などの表わし方とかです。キリストの一つの特長(特徴?)です。
それからもう一つ面白いのは、〝神ならぬ神〟という言葉が入ってますが、これは実にうまく言っているのです。実際今まで神様と言って拝んでいたのは、本当は神様でなかったのです。よい意味で言えば代理であるし、悪い意味で言えば誤まっていたのです。間違えられたのです。そこでキリストが自分を神と言われるのは苦しいと言ってますが、これは本当にそうなのです。つまり、よく神様と言っていろいろ崇められても、実際の値打ちよりも過ぎた待遇を受けると、かえって苦しいのです。これは人はあんまり知らない事です。しかし霊界は順序が正しいのですから、順序がちょっと違うとかえって苦しいのです。順序どおり、順序相当のお粗末にしてもらった方が楽でよいわけです。ですから祖霊さんなども、あんまり分不相応な祀り方をすると、かえって苦しいので、そのためにお気付があるのです。ですから稲荷様とか天狗とかを立派にお祀りすると霊は苦しいのです。かえって、気を付かせるために災いがあるのです。一生懸命に信仰して崇めているのに災いがあるという事は、霊の方で苦しいのです。こういう事は今まであんまり気が付かないのですが、やっぱり実際の価値と相応しないとそういう事があるのだから、やっぱりその点注意する必要があります。だから今キリストが言った、歌もあんまり自分を讃えすぎる歌は苦しいために、こういう歌詞で歌ってくれと、その歌詞も言いました。歌詞もなかなか良く出来てます。これはいずれはキリスト教信者が歌うべきものになるでしょう。それからこの中で面白いのはエジプトの神ですが、これは少なくとも五千年以上前の神様です。こういう神様達も救世教に対して分ったわけです。それで私があっちへ言(行?)ったら是非寄ってもらいたいと言うのですが、まだずっと先でしょう。それで、霊界は時間空間を超越しているから、今霊界中が残らず分ったのです。あっちの龍神なども非常によく分っているのです。それでこれから大いに働きたいと言うのです。面白いのは、この次に読みますが、龍神の中に壊す役があるのです。龍が、これから大いに壊す役をさせていただきますというのがあります。戦争や何かで破壊したりするのは、みんな龍神がやっているのです。焼いたりいろいろするのもそうです。日本に対する広島、長崎に原子爆弾をやったのも龍神がやっているのです。
それで最近盛んに水素爆弾とか、今度は窒素爆弾という頗ぶる恐ろしいのが出て来ましたが、これはいよいよこれから世界の切替について、神様の方で深い考えがあるのです。あれはみんな神様が作ったのです。よくみんな悪魔が作ったように言ったり思ったりしてますが、悪魔にはそんな力はないので、神様が作ったのです。つまり悪魔に作らせたのですが、その悪魔が本当に世の中を浄める働きをするのだから、形は悪魔でも、根本はやはり正義、善なのです。ただ、人間の判断はごく薄ッペラな判断だからそう思うのです。人間の解釈というのは深い所が分らないのだから、救世教信者たるものはその点をずっと深い根本へ気が付かなければいけないのです。それで、原子爆弾が日本にとっては大変な結構な発見なのです。原子爆弾に大いに感謝しなければならないのです。というのは、若し原子爆弾がないとすると、あの戦争というものはもっと続いたわけです。なにしろあのとおり、日本人の戦争に対する執着が強いのですから……。有名な話ですが、あの時の阿南陸相が天皇陛下に呼ばれて、〝お前、この戦争は勝つ見込があるか〟と言われて、〝見込みがありません〟〝それでは止したらよいではないか〟と言われて、〝止すわけにはゆきません〟と答えたのですが、それがあの当時の軍人の心裏でしょう。勝つ見込がなければ止せばよいのですが、〝止せません〟というのですから、実に、アチャコの言う〝無茶苦茶でござりまするわ〟です。それですから、終戦が分った夜中に腹を切って死んでしまったのですが、それは全く陛下に対してあまりに申訳なくて、生きては居られないからでしょう。そういうわけですから、若し原子爆弾で広島、長崎をやらなかったら、日本の各都市殆んどが壊され焼かれてしまって、日本に都市というものは無くなってしまったかもしれません。それが原子爆弾のために食止められたのですから、日本人は原子爆弾に大いに感謝しなければならないのです。大変なものです。又そのために人間の死ぬのが大変です。ですから原子爆弾のために広島、長崎だけは甚だ気の毒ですが、そのために日本人の何百万の生命を救ったかも分りません。それで日本人は原子爆弾を忘れられないほど怨んでますが、もう一層考えれば怨むどころではないので、大いに感謝してもよいのです。そういうような事が沢山あります。
それからハワイ通信ですが、今度の栄光に出ますが、中にちょっと面白い事があります。これはアメリカ人で新しく信者になった人の事ですが、その肝腎なところだけを読ませます。
(ハワイ通信 十八) 【註 栄光二五七号】
ハワイ通信 十八
(栄光二五七号)
この時は英語教修なのです。約十名の聴講者があって、外人は十名ぐらいだそうですが、その中の一人なのです。
それから四、五日前に、例のグリリ夫妻が、駐留軍の機関紙で「星条旗紙」というのがありますが、その主筆の米国人を連れて来たのです。なかなか頭の良い人です。その時は美術の話よりも宗教の話の方が多いくらいでしたが、実によく分るのです。その際グリリ氏の話ですが、(箱根美術館はその日に見て来たのですが)あれだけの美術品を集めるには普通は五十年かかると言うのです。それで〝どのくらいかかって集めたか〟と言うから、〝終戦後ボツボツ集めたが、本当に集まったのは正味三年ぐらいだ〟と言うと、〝どうしても信じられない、どういう訳だか聞かせてもらいたい〟と言うから、私は〝訳はないのだ、奇蹟で集まったのだ〟と言ったところが、どうも分らないのです。それで〝理屈はとに角、分らなくても驚いた〟と言うのです。〝実にあり得べからざる事だ〟と言って驚歎してました。それで私が〝終戦後三年ぐらいだが、最初から言えば七、八年はかかっている。その集める最初の時というのは金は殆んど無かった。それから金が集まったのだ〟という、それが不思議でしようがないのです。それで私は説明してやったのです。金が集まったという事は病気が治るためだ。医者から見放されたり、命がないというのが助かったその感謝のために金を献げる、そういう金が集まって美術品を買えたという話をしたのです。そうしたら阿部さんが側に居て、なにしろ病気を治すと言ったところで、つまり治す力を信者になった人に与えた、兎に角治す人を作った。キリストがやったように一人対一人ではない、幾人にもそういう力を与えられると言ったので、この事も驚いたのです。なにしろジャーナリストですから、偉い人や又昔からの偉い事績をいろいろ知っているが、そういう人達はみんな、自分はキリストや釈迦というような意味で、自分の資格とか、そういう事を話したり、知らされたりしたけれども、教祖はキリストや何かより上だ。キリストや釈迦をずっと下に見ている人は、まだ一人も会った事はないし聞いた事はない、という事は実に驚いたという事を言ってました。今度、駐留軍の司令官の夫人を連れて来るから、会ってもらいたいというような事を言ってましたから、いずれ来るでしょう。そういうようで、まだいろいろ話がありますが、兎に角米国の方に早く分りそうな工合です。ですからこれは逆輸入で、かえって面白いと思います。それについて少し書いてみました。
御論文〔迷信非迷信〕
迷信非迷信
(栄光二五八号)
標題のごとき迷信、非迷信について、私は是非一度は言わねばならない重要な事があるので、ここにかいたのである。それは何かというと、私は随分長い間現代医学と農業について鋭い批判のメスを揮って来たが、それは前者の医学が病気を作り、悪化させ、生命をも脅かすものであるという事と、後者の肥料によって地力を弱め、虫害、倒伏、不作等の原因を作るというこの二つを二大迷信として、極力啓蒙宣伝に努めて来たが、それに気付くどころか現在政府はじめ学者、専門家等は益々援助奨励している事である。しかもこれは日本のみではなく、世界共通の文化的理念となっている今日、これを分らせる事は難事中の難事である。
そのような中へ、私の説たるやこれまでの常識から言っても余りに飛躍しすぎているので、到底理解は困難である。何しろこの問題に関しては、国家的最重要事である以上、年々巨額の国帑を支出し、多数の大学、専門学校等を設立、生徒を養成すると共に、大仕掛な設備、研究機関等、至れり尽くせりの方法を講じており、世界各国の文化水準より後れじと大童になっている現在、それを私は根本的迷信であり、有害無益な存在として警告を与えていると共に、事実を以って立証しているのであるから、当事者としては反対は出来ず、といって今直に取上げる事も事情が許さないというのが現状であろう。
これを分りやすくいえば昔の切支丹バテレンと同様、今日の文化がいまだ低級であるため気が付かず、既成科学を唯一無上のものとしている。という訳でおかしな言い方かも知れないが、私は科学封建として、この丁髷思想をして、第二の文明開化の風に吹飛さねばならない事を痛感するのである。もっともこの事は洋の東西を問わず、昔から時代を超越した新発見、新宗教等発生の場合、一度は必ずと言いたい程当時の有識者から誤解の洗礼を受けるのが御定りとなっており、これが先駆者の悩みと言ってよかろう。故に私といえども予期はしていたが、それがため時を遅らす事が遺憾と思っている。そうしてよく考えて貰いたい事は、もし私の説が異端であり、迷信であるとしたら、そのような文化の反逆行為は許すべからざるものとして、断乎弾圧し抹殺すべきであるが、それは恐らく不可能であるどころか、反って薮蛇となるおそれがあろう。何となればこの私の説の信奉者は日に月に増えつつある現状をみれば、そこに動かすべからざる根拠があるからである。
察するに当事者は私の説が余りに桁外れで容易に信じられないが、そうかといって理論上からは反駁の余地なく、事実の立証はいかんともなし難いので、一種のジレンマに陥り、静観の止むを得ないのであろう。もしそうだとすれば、この考え方こそ実に無責任もはなはだしく事なかれ主義の姑息的態度としか思えない。何しろ国際競争劇甚な今日、これほど人類に対する超文化的救いの偉業はないのであるから、これこそ日本の誇りとして大々的世界に向って推奨すべきであり、しかも我が国現在の行詰りを打開するに最も有力なものである以上、一日も早く取上げ調査研究に取掛るべきであろう。その結果私の言にいささかでも誤りがあるとしたら、断乎制圧を加えるもよし、もし真実であり、確かに世界にも国家社会にもプラスであるとしたら、速かに援助すべきが至当であろう。それと共に既成文化の誤謬も発見されるに違いないから、是正すればいい訳である。ところが当事者は呑気千万にも、本教を以って世間並の新宗教と同一視し、何ら積極的態度に出ないのは、怠慢が進取的情熱の足りないためか、理解に苦しむのである。故に私は言う、何よりも大乗的見地に立って白か黒か、迷信か非迷信かを速かに決定する事であって、これが根本である。そうして私がこの事を急に言い出したのは、外でもない、近来アメリカのジャーナリストが私を訪問し、私の説を聞きたがり、私の事業を研究する人達が、漸次増えつつある事実であって、このまま進むとしたら、近き将来アメリカの識者間に相当問題となるのは予想されるからで、その時になって肝腎な御膝元の日本の識者が茫然自失するような事があっては、一種の国辱でもあろうから、今の内に警告する次第である。
これは私の臆測ではない。目下有力な米国のジャーナリストで、重要な責務のため数年前から日本に在住している某氏の言によれば、最近日本の外務当局や有力な幾人かのジャーナリストに、私の事業が世界平和建設に大なる貢献の価値ありとして推奨したところ、ほとんど歯牙にもかけない態度には唖然としたとの事である。これでも分るごとく、米人間には、漸次私と私の事業に注目を払うようになりつつある事は、喜びに堪えないのである。
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