――〝破壊と創造〟物語――
現在、公認されていない時代に、古代文化は存在したか
一般的な考古学者は、ほぼ例外なく、1万7000年前の地球人類は、最終狩猟生活の段階であり、最初の都市建設は7000年前としている。その間、何千万平方キロの大陸棚が海に沈み、地球の居住可能地域が完全に変わったという事実に興味を示さない。しかし、古代の精神性や高度な芸術文化に対して以前よりも寛容となり、石器時代の人々は無知な野蛮人、知性の低い野人ではないと発言する機運もある。
◆1万年以上前、高度な文明が存在したことを示唆する科学的・論理的根拠。
・1993年、スフィンクスの建造時期が訂正される。
B.C.2500年頃建立とされていたスフィンクスは、像に残る水による侵食の跡から、エジプトに大洪水があった紀元前1万年よりも前(1万年~1万5000年前)に造られたと解る。大洪水の前、エジプトは偉大な文明があったことを示している。
・1994年、ギザのピラミッド群は、1万2000年前の天体図と解る。
ピラミッドは、B.C.2600年―B.C.2400年の建造とされていた。1960年代、大ピラミッド・王の間の南側の通気孔が、オリオン座の三つ星に照準をあわせていること、1993年、女王の間の外とはつながっていない南通気孔は、シリウスに向けられていることが解り、ギザのピラミッドは天体図であると判明する。
ギザの第4王朝ピラミッドは、素晴らしい造りで、驚くほどの精度でオリオンの三つ星と同じ配置に建てられていて、何千年の歳月に耐えて現在に至るまで、ほぼ原形を保っている。第4王朝のものは第3、第5、第6王朝と建て方が異なっていて、最も優れている。第3は使用された石が比較的小さく、5~6人で扱えて、内部の構造はお粗末。第5と第6の造りもお粗末で、完全に崩壊している。
ジョン・アンソニー・ウェスト(初期のエジプト王朝研究者)曰く、「複雑な文明がいきなり成熟した姿で出現したのはなぜか? 1905年に作られた自動車と現代の自動車を比べてみるといい。そこには明らかな「発展」の過程が見られる。だがエジプトではそうではなかった。最初からすべてが出来上がっていたのだ。この謎に対する答えはもちろん明白だ。だが、一般に流布している考えに反するため、あまり考慮されてこなかった。エジプトの文明は「発展」したのではない。遺産を受け継いだのだ」
ウォルター・エメリー(ロンドン大学エジプト学教授) 「キリストが生まれる3400年程前にエジプトでは大変化が起こった。新石器時代の部族文化から、いきなり見事に組織化された王朝時代に入った・・・同時に文字が現われ、巨大な建築物が築かれ、芸術と工芸が信じられないレベルに達した。それらはすべて華麗な文明が生み出したものだ。これらが成就されたのは、比較的短期間のことであった。文字や建築技術の根本的変化の背後にはほとんど、あるいはまったくその発展の土台となるものが存在しないからだ。(中略)第三者がすでに発展させていた高度な文明が、それぞれ別個にエジプトと、メソポタミア(シュメール文明)に伝えられたとすると、二つの文明の間に共通することがある反面、根本的な違いがあることがうまく説明できる。(中略)旧大陸と新大陸のいくつかの文化は、双方とも、遥か古代の第三者の影響を受け、知識という遺産を受け継いだのだ。」
・1991年、エジプトのアビドス均衡の砂漠から、12隻の海洋船が発見される。
船が埋められたのはB.C.4000年だが、エジプト人は今昔とも航海民族ではない。
・19C発見されたとする南極大陸が、2~16C編纂の世界地図の多くに描かれている。
大洪水とさまざまな災厄の神話・伝説
大洪水伝説は、世界中で500以上ある。崩壊と創造の回数は異なるが、伝承内容は非常に似ている。そのうちの86(アジア20、ヨーロッパ3、アフリカ7、アメリカ46、オーストラリアと太平洋10)中の62は、メソポタミアやユダヤの伝説とは直接関係がない。
伝説や神話には詩のような言葉や比喩やシンボルが多く、連続して起こった地殻の大変動については曖昧だが、多いのは、少なくとも二つの災害が同時に起こったとするもの。多くは大洪水と地震だが、火と暗闇のものもある。こういった大洪水や大災害の神話では、天空にも変化が起こり、破壊的な冬と氷結の広がりを伴う「空の異変」、そして洪水の前後には火山活動や地震が現われるとする。
ノアの方舟伝説は、「ギルガメシュ叙事詩」(3500年以上前)にあるメソポタミアの大洪水伝説が原型と考えられている。これについて、ユダヤのトーラー研究者の多くは、これは天文学的な原因で起きた災害であり、宇宙空間から来た物体が太陽の周囲を廻り始め、地球の重力場を強く引っ張ったため地球軌道が大きく変化、海底から海を引き裂いて起きた実際の出来事とする。大洪水については、最後の氷河期の終わりに、水冠が溶けて海面が上昇、低い海岸地方に水が押し寄せたためと考える科学者もいる。
<洪水伝説について>
過去現在の世界の文化のうち、大部分が古い文明を壊滅させる「大洪水」物語を有している。
聖書(旧約聖書)『創世記』のノアやノアの方舟、インド神話、ヒンドゥー教のプラーナのマツヤ、ギリシャ神話のデウカリオン、および「ギルガメシュ叙事詩」のウトナピシュティムの物語は、よく知られた神話だ。
古代メソポタミア文明を築いたのは、謎の多いシュメール人とされている。シュメール人だけが文明の担い手であったわけではないが、シュメール人がやや先行する形で、ほぼ同じ地域に並立していたアッカド人とともに古代メソポタミア文明を築きあげた。
最終的に、シュメール人はアッカド人に吸収される形で消滅、この地域は古代バビロニア文明として発展していくことになる。
そのシュメール人の伝承の中にあったものが「ギルガメシュ叙事詩」。ギルガメシュ (Gilgames)は、古バビロニア王国のハンムラビ王 (在位 BC1792~BC1750) と並んで最も有名な古代メソポタミアの人物。
<シュメール神話>
シュメール神話は、楔形文字で粘土板に書かれた、世界最古の神話とされる。
◇
エンキ神が、シュルッパクの王のジウスドラに、洪水による人類抹殺を予告する。しかし、神がなぜこれを決定したかという部分については、粘土板から失われている。
エンキ神は、大きな船を作るように指示するが、命令についての文章は、同じく神話から失われている。
6日の氾濫の後、ジウスドラは供物と祈りをアヌ (メソポタミア神話)/アン(空の神)とエンリル(最高神)にささげ、シュメールにおけるエデンの園・ディルムンで神から永遠の命を授けられる。
◇
シュメール王名表も、大洪水について言及している。それによれば、最初エリドゥに渡った王権は、次いでバド・ティビラ、ララク、シッパル、シュルッパクへと移るが、イラクにおける発掘で、シュルッパクの洪水は前2900~前2750頃、ほぼキシュの街まで及んだことが証明されている。この街の王エタナは、大洪水の後、最初にシュメール王朝を成立したと言われる。
ジウスドラの伝説はエリドゥ起源の粘土板断片のコピーであり、その楔形文字型から、紀元前17世紀と年代が特定される。
ギルガメシュが生命探求の旅の末に訪れる、ウトナピシュティム(生命を見た者の意)とは、シュメール洪水伝説のシュメール王・ジウスドラ (永続する生命の意) が、アッカド語で解釈された結果できた名前。
方舟というのは、ノアの箱舟にあるような船の形ではなく、一辺約 60メートルからなる立方体。方舟が漂着した場所「ニムシュの山」は、クルディスタン地方らしいが、正確な場所は不明とされている。この神話が旧約聖書において「ノアの箱舟」となった。
もともとのシュメールにおけるギルガメシュ叙事詩が、アッカド語として作られた時に、ギルガメシュ叙事詩は、全 12の書板(11の本編と1つの外伝)として構成されることになった。
<バビロニア:ギルガメシュ叙事詩>
Sin-liqe-unninnによる ”He who saw the deep”版(タブレット11)の終わりのほうに、大洪水の参照がある。
◇
不死を追い求めていたギルガメシュ王は、一種の地上の楽園・ディルムンで、ウトナピシュティム(シュメール神話のジウスドラをアッカド語に直訳した名前)に出会う。ウトナピシュティムは、大洪水によってすべての生命を破壊するという神の計画について、エア神が彼に警告し、船を作って彼の家族や友人、財産や家畜を守るよう指示したことを語る。
大洪水の後、神はみずからの行動を悔やみ、ウトナピシュティムに不死を与えた。
◇
ギルガメシュは、シュメール時代には〝ビルガメシュ〟と呼ばれていた。そして、ギルガメシュが手に入れた不死の生命を得られる草名は、「老いたる人が若返る」。〝ビルガメシュ〟の意味がまさに「老人が若者である」というものになる。
<シュメール文化>
シュメール文明の興亡は、人類史上最大の謎のひとつとされる。歴史学はそれを「シュメール人問題」と呼び、解き明かせぬ歴史上の難問のシンボルとして扱っている。
シュメール人は、6000年以上も前に、人類史上、最古の文明を興した。文字(楔形文字)、文学、王政、教育制度、天文学、高層建築、運河、造船、集約農業、冶金術、商工業、貿易、法制・・・と、現代文明にも匹敵するありとあらゆるものを持っていた。
しかし、これだけのレベルをもつ文明でありながら、先行文明がない。何の前触れもなく、ある日突然、シュメール文明は始まった。
しかも、シュメール人の存在は、わずか150年ほど前の1850年代まで、全く知られていなかった。メソポタミアの歴史に詳しい聖書も、古代ギリシア・ローマの文学も、シュメール人については一言も触れていない。シュメールという名称そのものが、数千年の長きにわたって、人類の記憶から消え去っていた。
<日本人シュメール起源説>
(1) 歴史学者・ケンベル
最初に唱えたのは、元禄時代、日本にやってきたドイツ系のオランダ人ケンペル。
日本の歴史を研究した彼は、「高天原はバビロニアにあった」とし、「日本人は、はるか西方のその源郷から渡来した」と提唱した。
(2)原田敬吾
大正7年11月、バビロニア語を学んだ原田は、ケンペル説を踏まえ、バビロニア会議で、新たに「日本人シュメール起源説」を発表した。
「人類発生の原点とみられる西アルメニア高原から流れ出す、チグリス・ユーフラテス川下流域の沃野シュメールの地──この平原こそ、人類最初の楽園“エデンの園”(シュメール語でエディンとは平野のこと)であり、日本民族の祖先もここから移り住んできたのだ。」
その論拠として、以下のことをあげている。
・ シュメールの日の神ウト、海の神ヤーなどが、広く日本で崇拝された痕跡がある。
・ 創世神話、イシュタル女神の冥界下りなど、シュメール神話の多くが、日本神話に取り入れられている。
・ 古事記のイザナギノミコトの服装が、シュメール君主の服装に合致する。
・ シュメール人は元来海辺の民で、航海術にたけていた。
・ 日本語の地理的名称にシュメール系の言葉が多い。
(3) 三島敦雄
伊予大三島神社に奉職し、神社・古典に造詣の深い三島は、原田説を継承、発展させた。三島によれば、天皇の古語はすべてシュメール語で解釈でき、いずれも“天から降られた神”を意味しているという。(『天孫人種六千年史の研究』(S2年12月発行))
・ 古語に天皇をスメラミコトとも、スメラギ、ミカド、明津神とも申しあげることは、国家としてはかつて国の基底だった。
・ スメ(皇)、スメラ(天皇)とは古代バビロニア語のスメル(Sumer)と同語で、ル、ラは助辞の変化、シュメールとも発音された。このスメとは神の意で、ラテン語のスメ(Summae)も至上至高の意で同系語である。スメ(皇)をすべ(統)の意に解して“統制”の意にするのは、はなはだしい間違いで、天皇=神であり、スメル国は皇(スメ)国と一致して神国ということ。また、スメラギとはスメル、アグ(AK)の複称であり、ミコト(尊、命)、ミカド(天皇)の言語はミグト(Migut)の転訛で“天降る開拓者”すなわち神ということ。明津神とは、シュメール語の日神ウツ(Ut)の御子たる火神アグの権化として、この国土に降りたまわった。
とすれば、古代の日本に天皇をいただいて天降った(=渡来した)民族は、シュメールの王族とその民だった──ということになる。
また、古代バビロニアの日像鏡、月像の首かざり、武神のシンボルである剣は、日本の三種の神器に一致し、古代バビロニアに多く見られる菊花紋は旭日を美術化したもので、皇室の菊花紋章に一致する──とも指摘している。
ただ、三島は、日本に渡来したのはシュメール人だけではないと考えていた。彼は大陸の東端にある古代の日本列島には、さまざまな民族が渡ってきたが、建国の大業を経営統一した中心人種が、世界の諸文明の祖であるシュメール系民族だったとする。
彼らは今から数千年前、その大宗家たる皇室を奉戴して、人類文明の揺りかごである西の豊葦原の瑞穂の国から、日出ずる豊葦原の瑞穂の国に移住し、シュメール人本来の大理想を表現するためにこの日本を築いた……と。
(2)石川三四郎
キリスト教社会主義者・石川は、大正10年、『古事記神話の新研究』で、やはり、日本とメソポタミアの文明が非常によく似ていることを、シュメール神話と日本神話の比較などから指摘した。
しかし、石川の場合、直接的な日本人シュメール起源説をとらず、そのメソポタミア文明の媒介者としてヒッタイト民族を置く。
「鉄を発明した民族」として知られるヒッタイト人は、紀元前2000年ごろ、いずこからともなく現れて、トルコ・アナトリア高原に一大王国を築いた。その勢力はシュメール文明を継承したバビロニア王国を滅ぼし、当時、世界最強を誇ったエジプトを破るほど強大だったが、紀元前13世紀末に突如として消息を絶ってしまう。
ヒッタイト人もまた、シュメール人と同様、どこから現れ、どうやってその“鉄の文明”を築き、どこへ行ってしまったのか、まったく解明されていない謎の民族である。
石川は、「私はこのバビロンの神話を日本に伝えたのはおそらくヒッタイト民族であろう、ヒッタイト民族はすなわち我らが天孫民族であろう、と信じる者である。」という。
その証拠として、
・ 天忍穂耳命が「正勝吾勝勝速目」の名を自ら冠り、「吾れカチカチ」と名乗った。「カチ、カチ」民族、すなわちヒッタイトである。
・ ヒッタイトの岩屋生活は、天孫民族の天の岩屋戸に酷似する
・ 天孫民族の八咫烏はヒッタイトの両頭鷲像に似ている。
・古事記が諸神を、「柱」の語で数えるのは、ヒッタイト人が「柱」形をもって国王を表徴するのと同じ意義を持つ。
したがって、石川氏は、紀元前2004年にメソポタミアから突然姿を消したシュメール人こそ、ヒッタイト民族の祖先ではなかったか、と考える。
なぜならば、シュメール人の消失とヒッタイト人の登場は、ほとんど時期を同じくしており、シュメール人の滅亡を歌ったメソポタミアの哀歌は“彼らは遠い山中に連れ去られた”ともいっているからだ。
また、アナトリアの厳しい自然の中に、突然、高度な金属技術を持った新しい文明が誕生した謎も、彼らがシュメール人だったとしたら、たちどころに氷解する。そして何よりも、ヒッタイト人は文字を扱うことに優れていた。ヒッタイトの遺跡のひとつでは、古代世界最大の粘土板文書図書館が発掘され、そこには、当時メソポタミアで使われていた全ての言葉が記録されていた。
(4)中田重治
東洋宣教師会ホーリネス教会を指導した中田は、日ユ同祖論者。中田説の中心は、「日本人はセム系の古代イスラエル民族を中心として形成された特殊の民である」ということにあるが、中田は、『聖書より見たる日本』(S7年発行)で、聖書のいう「ヘテ人=ヒッタイト人」に注目している。
「このヘテ人と文明の祖となったシュメール人とは非常な関係があり、あるいはヘテ人はシュメール人の一部ではなかったろうかとさえいわれている。このヘテ人が今より2500年前、古代イスラエル王国の滅亡とともにどうなったかわからなくなってしまった。しかるに、オックスフォード大学の考古学の権威・セイヌ博士の発表したところによれば、それは日本人である。その骨格、その顔つきは日本人にひどく似ていて、目尻が上がっており、髪はわが神武天皇時代の人を絵に見るように、弁髪を束ねていたとのことである。日本人の中にたしかにこのヘテ人の血が入っているとは、私ひとりの想像ではないと思う。」
そして、シュメールとの関係についてはこう述べている。
「シュメール人は聖書のエラム、すなわち今のぺルシアの都スサに居住して発展したとのことであるが、日本の古代史にスサノオノミコトが兵を引きつれて東に上ったとあるが、あるいはこれは、その都のひとりの王ではなかったろうかとも想像できる。」
(5)シュメール学の権威/S・N・クレーマー(米・オリエント学会誌、1988年第1号)
「ついこの間まで、プレアデス星団を指すシュメール語ムル・ムルと、この星々を表す日本語スバルとの間に、何か歴史的な、あるいは文化的なつながりを想定するなど、だれにも夢想だにできないことだった。それが優れたオリエント学者ロイ・ミラーが、権威あるアメリカ・オリエント学会の会長講演をもとに加筆し“スバルの跡をたどれば、本当にシュメールの昔にまで行き着く”ことを論証したのである」
「将来のオリエント学は、日本の文化と古代シュメール文化の間に、このほかの様々なつながりを発見するだろう。このような比較研究は、近年までは想像もされないことだったが!」
(6)日本で「ペトログラフ」の発見
山口県下関市の西端、彦島から、奇妙な模様を刻んだ石が次々に発見された。解読を進めるにつれ、それは、シュメールの古代文字(ペトログラフ)だった。この後、ペトログラフは、九州北部と山口県西部の各地で相次いで発見された。
(7)国の名前の意味
シュメール人の足跡は、少なくとも満州(大陸)までは残されている。朝鮮版「古史古伝」の一つ、『桓檀古記』に登場する、「須密爾国」(スミル)こそが、シュメール(スメル Sumer)こと。そして、古代日本とシュメールの国名は同じ意味を持っていた。
古代日本 | 葦原之中津国(アシハラノナカツクニ) |
シュメール | Ki-En-Gi-Ra(キ・エンギ 「葦原之中津国」の意味) |
一般に「シュメール」と呼ばれているが、シュメール人自身は自分達の国を「キ・エンギ」(葦原之中津国)と呼んでいた。「シュメール」と言うのは、周辺民族側の呼び方で、「ニッポン」を「ジャパン」等と言うのと同じ。
〇エドガー・ケイシー
「リーディング」によって、ノアの大洪水は、一昼夜にして滅んだアトランティスのことと告げた。――BC10600年頃(誤差は数百年)、アトランティスの本島ポセイドニアが大洪水によって海に呑みこまれたとき、一部の人々が船に乗って脱出。災害を予期して既に海外に逃れていた人もいた。生き残った移民はエジプト、中央アメリカに向い、彼らは滅亡の記録以外に、天文学・幾何学・農業・医学などの実用的な知識ももたらし、神々として崇められた。
◆これまでにもあった世界的規模の大異変
約2億年前、今日の大陸がすべて合わさってなしていた一つの巨大な大陸が、数百万年の間に分割、個々の部分が離れて移動、現在の形になった。その間、地球では、繰り返し磁場の向きが逆転し、極地の磁性が周期的に移動してきた。
その理由は分っていないが、ハプグッド(米・歴史学者)は、極(地下約160キロにある溶融状態の鉱物層)の移動によって地殻が移動し、大陸移動と海底拡大現象の第一の原因となったとする。歴史家のヴェリコフスキーは、地軸の変動によって地球規模のカタスロトフィーが引き起こされ、溶岩は逆転した磁性を帯び、その逆転した磁性は地球磁場よりも数百倍強力なため、これまで説明のつかなかった世界的規模の諸々の現象が起きるとした。生前、ヴェリコフスキーは学界から嘲笑されたが、没後、彼の言った……古代エジプト時代、地球に衛星が接近した。彗星は岩ではなく、大部分は炭化水素と水からなる。等……の多くが正しかったことが明らかになっている。
ヴェリコフスキーが言う、地球が火・水・風、激しい雨によって破壊される様子は、数々民族に残された予言や宗教書にある終末予言と、驚くほどよく似ている。
突然の気候の変動、海洋の異常な変化、広範な火山活動と地震、氷結現象、大雨による危険、山脈の崩壊や移動、海岸の隆起や沈下、湖の傾斜、地盤沈降、化石化、熱帯の動物や植物が極地に現われたり、さまざまな緯度や棲息地の動物化石が一個所に集中する、周や属の絶滅、新たな種の出現、地球磁場の逆転、その他多くの世界規模の現象……具体的には――地震が起こり、地球は揺れ動く。慣性のために大気と水は動き続け、ハリケーンが吹きすさび、海は大陸に押し寄せ、砂利や砂や海の生き物を地上に打ち上げる。気温が上昇し、岩は溶け、火山は爆発し、岩の裂目からあふれた溶岩が引き裂かれた大地に流れ出し、広大な地域を覆う。平地から山々が突出し、ほかの山と肩を並べるほどせり上がり、断層や亀裂を生じる。湖は傾いて空っぽになり、川底は変動し、広大な陸地がその住民と共に海にのみ込まれる。森は燃え上がり、ハリケーンと荒々しく湧きかえる海は、木々を大地からもぎとり、根も枝も積み重ねて巨大な山にしてしまう。海は砂漠と化し、水は消える。そして、日々の自転速度の変化が地軸の変動と呼応すれば、遠心力のために赤道地帯の海に集中していた水が極地に向い、高波とハリケーンが極地から極地へと押し寄せ、(中略)地軸の変動は地球全体の気候を変え、(中略)急激な地軸の変動によって、地上や海中の多くの動物の種や属が絶滅し、文明があったとしても廃墟と化す。
「マヤの予言」の著者コットレルは、マヤの〝第五の時代の終わり〟は、地球磁気の逆転と関わっており、太陽の磁場(太陽黒点の変化)こそ、地球の磁場の逆転を引き起こし、激変と結びつくものとする。
新時代到来までを伝える伝承
・仏教
存在した「七つの太陽」は、それぞれ水や火や風によって滅ぼされ、現在の「第七の太陽」の終わりに、地上は炎に包まれる。
2002年、インドの科学技術大臣の発表――カンベイ湾の洪水で滅んだ都市遺物は、炭素年代測定法で調べた結果、9500年前のものと判明。これは、これまで考古学者が確認した、いかなる都市よりも5000年は古いことを示す。
・聖典(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)
この世には二つの世界が存在した。現在の世界は二番目で、最後の世界。大洪水は、世界の一つの時代の終わりを告げるもので、今の時代も、大災害によってもたらされる終末が来る。
古い歌 「神はノアに虹の前兆を与えた。もう水はこない、次は火だ」
ペテロ書 「古い昔に天が存在し、地は神の言によって、水がもとになり、また。水によって成ったのであるが、その時の世界は、御言により水でおおわれて滅んでしまった。しかし、いまの天と地とは、同じ御言によって保存され、不信仰な人々がさばかれ、滅ぼされるべき日に火で焼かれる日まで、そのまま保たれているのである。・・・しかし、主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。」
【終わりの時】
「トーラー」(=旧約聖書)「コーラン」ともに、世界の終わりが近づくことを示す不吉な兆しを、小戦争から大戦争への発展とする。
「この世の終わりが来ることは避けられない」と書かれた南仏アンダイの十字架の台座には、1992・3年~2012年頃とある。
・イランのアヴェスター(ゾロアスター教の経典)系のアーリア人
現代の前に3つの時代があった。最初の時代、人々は純粋で罪がなく、背が高く長寿だったが、時代が終わり、悪魔王が聖なる神アフラマズダに戦いを挑んで荒々しい大災害が起った。第二の時代、悪魔王は成功しなかった。第三時代は、善と悪とが完全に均衡した。第四時代(現代の世界)は悪が勝利して始まり、その後も変わらず世界に君臨しているため、終わりはもうすぐ来る。
・中国
失われた世界の年代「紀」は、孔子の時代までに10回あった。それぞれの「紀」が終わるとき、自然が激動し、海は盛り上がり、山々が地面から飛び出し、川は方向を変え、人間とその他すべてが滅ぼされたが、古代の痕跡は消された。
・マヤ(≒アステカ)
2万6000年で一周する地球の歳差運動から、現在の運動が節目を迎える日――太陽が沈む直前、金星が西の地平線の下に沈むと同時にプレアデス星団が東の空に上る。太陽が没するとオリオン座が上る――に、周期的大変化(壊滅的な大地震など)が起こるとする。この2万6000年間に、5つの太陽の時代があり、現在の人間が創造される前にあった4つの民族と4つの時代は、大激変のためにすっかり破壊され、わずかな生存者が過去の話を伝えたという。
第一の太陽の時代(~アトランティス崩壊)は、大洪水によって破壊された。アステカの伝説では、最初の太陽の時代の人々は巨人で、トウモロコシを食べていたが、洪水と降り続く雨によって破壊されて人間は魚になり、ひと組の男女、あるいは七組の男女だけが難を逃れたとする。
第二の時代、局地的な洪水と大風が起こり、平野の沿岸地域から奥地の森林地帯へ移動。第三の時代は火によって滅び、第四の時代は、太陽黒点の減少によって出生率が低下。旱魃による大規模な飢餓が起こった。
現代は、第五の太陽の時代。この時代は地震によって滅び、新時代が到来する。
【転換する年月日の違い】
①2012年12月22日
天体周期をベースにマヤ暦を解釈する考え方。
BC3114年8月12日~AD2012年12月22日。金星ケツァルコアトルの誕生から始まるこの時代の最後の日、マヤが暦の基軸とした金星が象徴的に死に、新しい時代が始まる。
②2011年10月28日(コールマン博士)
マヤ暦を人類の意識進化の予定表とし、その発達段階が完成する日とする。
2011年3月9日、最終の第9サイクルに入り、10月28日、164億年前から連綿と続く宇宙創造の完成の時となる。覚醒した宇宙意識が確立され、人間の意識変化はワンネスまで進化。人間(枝葉の先の魂)が今一度、もとの木の幹(創造主)を意識し、人類の意識進化が完了。魂が分離へ向かって学びを得る時代から、統合によって学びを得る時代に変わる。これは、ヨハネの黙示録にある「新たなエルサレム」の出現のときで、人類は本当の自由を手にし、歓びと平和の中で生きていく。しかし、その流れの中、古い意識に囚われた数多くの人々にとっては、新たな世界はむしろ苦痛で災厄でしかない。
・ホピ(アステカ族の系統)
「最初の世界は人類の過ちのため、天と地下からの火ですべてが燃やされ破壊された。第二の世界の場合は、地球の軸がひっくり返り、すべてが氷で覆われた。第三の世界は世界的な洪水で終わった。現在は第四番目の世界だ。この時代の運命は、人々が創造主の計画に沿う行動をとるかどうかで決まる。」
ホピ族の古老、ポール・シフキは――しるしはすでに目に見えているが、互いに武器を突きつけることばかりで、人々は好き勝手に生き、道徳も法もない。これらは時が来たしるし。この世界を創った知的な存在、創造力に富み知性のある精霊が、すべてを計画して創っている。偶然で存在するものは何一つなく、何一つ偶然に起きることもない。良い事も悪い事もすべての出来事には理由がある――とし、「もし人々がやり方を変えなければ、世界を守る精霊はわれわれに苛立つようになり、世界を炎で罰し、あの星(1900年代に爆発した星)が最後を迎えたのと同じように世界は終わるだろう」と警告している。
・大本教
世界が一つになって日本潰しにかかることから、日本の2度目の立替が起こるとする。それは国民の知らぬ間に水面下で進み、アッという間に現出し、その火ぶたを切るのは、「北」。
【王仁三郎の予言】
「大峠が来る前に日本国内に革命、暴動、内乱が起こる。鳩山内閣が出現したらいよいよその時が近づいた時であると、昭和18年1月に警告されている」
……鳩山一郎内閣(S29年)、鳩山由紀夫内閣(H21年)
◆審判――善と悪の戦い◆
<キリスト教>
・黙示録(14:7)
「神を恐れ、神をあがめよ。神の裁きの時が来たからである。天と地と海と水の源を創造した方を拝め。」
・黙示録(22:10~12)
「この書の預言のことばを封じてはいけない。時が近づいているからである。不正を行なう者はますます不正を行い、汚(けが)れた者はますます汚れを行いなさい。正しい者はいよいよ正しい事を行い、聖徒はいよいよ聖なるものとされなさい。見よ、わたしはすぐに来る。わたしはそれぞれのしわざに応じて報いるために、わたしの報いを携えて来る。」
・テサロニケ人への手紙(第一5:3)
「人々が「安全だ。安全だ。」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。」
・ペテロの手紙(第二3:10)
「主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。」
・テサロニケ人への手紙(第二1:8~9)
「そのとき主は、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わない人々に報復されます。そのような人々は、主の御顔の前とその御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受けるのです。」
・黙示録(20:11~13)
「私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられるかたを見た。地も点もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行ないに応じて裁かれた。海はその中にいる死者を出し、死もハデス(地獄)も、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行いに応じて裁かれた。」
・マタイの福音書(25:46)
「こうして、この人たちは永遠の刑罰にはいり、正しい人たちは永遠のいのちにはいるのです。」
<ノストラダムス>
「変革は大変に困難であろう 都市も田舎も変化による恩恵を受けるだろう
その変化は高い水準に保たれ 分別が確立され 狡猾な者たちは追い出される
海と陸が復活する 人間の調和が目覚めるように」
<大本教>
教祖出口直は、明治25年節分に神憑り(~T7.11月迄)となり、人類とりわけ日本民族に終末の備えを告げ、「ヨハネの黙示録」さながらの未来を予言。
聖師、王仁三郎によるお筆先(T7年12月~S23年)は、100%近い的中率。
・お筆先「三千世界一度にひらく梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。この神でなければ、世の立て替えはでけぬ。三千世界の大掃除大洗濯をいたすのじゃ。三千世界ひとつに丸めて万劫末代つづく神国の世にいたすぞよ」
「三千世界の大洗濯、大掃除を致して、天下泰平に世を治めて万古末代続く神国の世に致すぞよ。神の申したことは、一分一厘違わんぞよ。毛筋の横幅ほども間違いはないぞよ。これが違うたら、神はこの世に居らんぞよ。」
「艮の金神が現れると、世界に騒がしきことが始まるぞよ」
「日本中が皆○○のやり方になりて了うて居るから、日本の国は隅から隅まで汚れ切って、牛や羊の血を呑み、児には牛や羊の乳を吸わして、是れが文明の世じゃと得意がり、血も肉も霊魂までもさっぱり四ツ足に化り切りて居るから‥‥神国の姿は遠くの昔から亡びて居るから、今度は艮の金神、この世のエンマが出て参り、世の大洗濯を致して、元の清らかな神国の神政に立て直して、松の代五六七の代と致して天地総方の神々様や人民に御目にかけるぞよ。」
<大本教/善と悪の型、世界の型>
・お筆先「同じこと二度繰り返す仕組みざぞ。このことよく腹に入れておいてくだされよ。」
・お筆先「大本は‥‥いつになりても善い“かがみ”と、悪い“かがみ”とが出来る大望な所である」
・お筆先「大本の雛型(かた)は、神界の仕組みであるから世界中へ映るぞよ」
「大本にありた事件は、大きなことも小さなことも、善いことも悪しきことも、皆世界に現れてくる」
直の予言に対して、王仁三郎は「王仁が出たのはお筆先を合わさぬようにするため」と言いつつ、『霊界物語』で同様の地獄未来図を描写。大本では、「第一に肉食を廃し、身魂を浄めて神に接するの道を開くを以て、社会改良の第一義とせねばならぬ」と、王仁三郎以下幹部役員も皆、一汁一菜の簡素な食事だったが、教団が大きくなるにしたがって方針が徹底しなくなった。しかし、王仁三郎は幹部たちの乱れをたしなめることもなく、その他、風紀の紊乱をも助長。世の立替立直のため「型示し」としての大本弾圧を誘導していったとされる。
・お筆先「大本は善悪二つの世界の型を出すところ、他人に傷はつけられぬから、ナヲの血筋に悪の御役をさせるぞよ」
「このような大もうな御用、真実の御用になりたら人民の中では出来んから、模型を命じて御用さすぞよ」
現在、大本内部を攪乱させる人物は、ナオの血統から出たとされる。(長女・三女夫妻)
三段の幕
・ホピ「現代世界で3度の動揺が起きる」
・お筆先「今の世は地獄の二段目ぞ。まだ一段下あるぞ。一度はそこまで下がるのぞ。今ひと苦労あると、くどう申してあることは、そこまで落ちることぞ。地獄の三段目まで落ちたら、もう人の住めんところざから、悪魔と神ばかりの世になるのぞ。」
「今の肉体、今の想念、今の宗教、今の科学のままでは岩戸はひらけんぞ。今の肉体のままでは、人民生きては行けんぞ。一度は仮死の状態にして、魂も肉体も、半分のところは入れ替えて、ミロクの世の人民として甦らす仕組、心得なされよ。神様でさえ、このこと判らん方あるぞ。大地も転位、天も転位するぞ。」
「半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物質の肉体とならねばならん。今のやり方ではどうにもならなくなるぞ。今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ。灰になる肉体であってはならん。原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ。今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生まれつつあるのぞ。岩戸開きとはこのことであるぞ。少し位は人民つらいであろうなれど、勇んでやりて下されよ。」
「大掃除はげしくなると、世界の人民皆、仮死の状態となるのぢゃ。掃除終わってから因縁のミタマのみを神がつまみあげて、息吹きかえしてミロクの世の人民と致すのぢゃ。」
天災地変、無政府状態と生活基盤の崩壊
・エドガー・ケイシー
アトランティスが再び浮上することを予言すると共に、千年紀(ミレニアム)を迎えるにあたって、「地球の大変化」が起こる――周期的に繰り返されて来たように、磁極の移動によって地形が変化、運動し、大規模な崩壊を引き起こす。極の変化は気候変化も引き起こし、アメリカ東西海岸に沿った広い地域が、アトランティスのように波の下に消える。ヨーロッパの海岸部は洪水に呑みこまれ、気候が急激に変化してひどく寒くなり、ヨーロッパ北部は一瞬の間に変化する。今の極地方と熱帯地方はもっと温和な気候になる。極が移動し、北極と南極で大移動があり、熱帯では火山が噴火する。地球はアメリカ西部で分裂し、日本の大部分が海に沈む――世界がこれほど人口過密になったことはなく、現実になれば最大級の惨事となる。
・マタイの福音書(24:6~7/11~13)
「あなた方は、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい、これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉と地震が起こります。また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」
・ヨハネの黙示録
この世の終わりである「神と悪魔の最終戦争」が始まる前、神の手にある巻物の7つの封印が解かれ、地上に7つの恐ろしい災いが降りかかる。戦争、飢餓、死、サタン仲間の出現、天変地異などが起こり、人々は苦しむ。その後、手にラッパを持つ7人の天使が現われ、新たな災いが人々を襲い、この世で最後の地上最大の大地震が起こる。世界の大混乱が最高期に達した時、サタンが神との世界最終戦争に向かって準備を整え、軍隊を作る。サタンに呼び出されて出て来た海の獣(反キリスト)は、混乱の世の中から抜け出したい一心の人々に、「平和な世にしなければならない。私についてきなさい」と言い、地上の人々を誤った方向へと導く。そして、海の獣を支える陸の獣が、ニセの予言で人々に海の獣を崇拝させ、地上の指導者として悪が支配する世界を導いていく。人類はサタンを崇拝するようになり、獣、そして反キリストが、絶大な力をもって全世界を治め、人々にニセモノの信仰を植えつける。サタンに従う者には、その右手か額に獣の刻印(666)が押され、サタンの軍隊に所属。獣が支配する世界では刻印のない者は生きられない。
その苦難の時代に、人類は、「神かサタンか、どちらを崇拝するか」決断を迫られる。そして、サタンが軍を結集。地獄の扉が開いて世界最終戦争が起こり、神の言葉がサタンに支配された人々を打ちのめす。救世主であるキリストが再臨し、死者も生者も裁かれて天国と地獄に所属が分けられ、天国へ行った者には永遠の生命が与えられる。
・ノストラダムス
「日の出にすさまじい空を見るだろう 轟音と閃光が北へと広がる 地球では死と叫びが響き、武器、災い、飢餓をもって死が待ち伏せる」
「お金を引き出そうと銀行に人が向かうが、銀行は閉まったままで、金は価値を失い、その辺に捨てられたり、紙のように燃やされたりするようになるだろう」
・お筆先
「月は赤くなるぞ。日は黒くなるぞ。空は血の色となるぞ。流れも血ぢゃ。人民四ツん這いやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ。大地震、火の雨降らしての大洗濯であるから、一人逃れようとて、神でも逃れることは出来んぞ。天地まぜまぜとなるのぞ。ひっくり返るのぞ。」
「地震、雷、火の雨降らして大洗濯するぞ。よほどシッカリせねば生きて行けんぞ。」
「天が地となり、地が天となるぞよ。天災地妖が続いて起こるぞよ。目も鼻も口も開かぬようなことが出来るぞよ。餓鬼が段々と増えるぞよ。思わぬ国替を致す人民も沢山あるぞよ。段々人気が悪くなるばかりであるぞよ。医者と坊主と葬式屋の豊年は続くぞよ。米は段々騰貴るばかりで、何程金銀出しても手に入らぬ事になるぞよ。用意が肝心であるぞよ。」
「政治も経済も何もかもなくなるぞ。食べるものも一時は無くなってしまうぞ。覚悟なされよ。」
「元の世に返すというのは、たとえでないぞ。穴の中に住まなならんこと出来るぞ。生の物食うて暮らさなならんし、臣民取り違いばかりしているぞ、何もかも一旦は天地へお引き上げぞ。」
「立て直しとは、元の世に、神の世に返すことざぞ。元の世と申しても泥の海ではないのざぞ。中々に大層なことであるのざぞ。」
「一握りの米に泣くことあると知らしてあろがな。米ばかりでないぞ。何もかも、臣民もなくなるところまで行かねばならんのぞ。臣民ばかりでないぞ。神々様さえ今度はなくなる方あるぞ。」
「日に日に厳しくなりて来ると申してありた事始まっているのであるぞ。まだまだ激しくなってどうしたらよいか判らなくなり、あちらへうろうろ、こちらへうろうろ、頼る所も着る物も住む家も食う物もなくなる世が迫って来ているのざぞ。」
「少しでも食物の用意を致さねば、後で地団駄踏んでも追いつかぬ事になるぞよ。四ツ足の餌の奪り合いが始まりて来るぞよ。未と申とが腹を減らして惨たらしい酉合いが始まるぞよ。今までの世界の人民の苦しむ大戦争を喜んで、結構な事になりて金銀を積んで高ぶって居りた人民は気の毒ながら、真っ逆様に地獄のどん底に落ちて苦しむぞよ。」
「人民がみな飢餓におよぶことが出てくるぞよ。畜生国のように終いには人民を餌食にせんならんようなことができようもしれんが、何ほど詰まりて来ても、日本の国は共喰いというようなことはできんぞよ。」
「日本には、五穀、海のもの、野のもの、山のもの、みな人民の食いて生くべき物、作らしてあるのぢゃぞ。日本人には肉類禁物ぢゃぞ。今に食い物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ。今度は共食いとなるから、共食いならんから、今から心鍛えて食い物大切にせよ。」
食糧危機によりアメリカが食糧輸出をストップすれば、世界100カ国余りがすぐに飢え、アフリカでは1年で5億人がその犠牲となるという。「病と貧困のサイクル」(飢餓のある所で伝染病が蔓延、また飢える)から必然的に戦争が始まり、政府は倒れてカオス状態になる。
1960年代、ノストラダムスも人間の共食が起きることを予言。
「刷っても紙クズにならないのは日本円だけだ」
◆二つの道と救世主◆
救世主
<キリスト教>
二ケア公会議によって、世の終わりに現われる〝救世主〟は「再臨のイエス・キリスト」とする。
・「ヨハネの福音書」(3:16~17)
「神は、実に。そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。」
・「マタイの福音書24:27/30~31」
「人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめるように、ちょうどそのように来るのです。地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。人の子は大きなラッパの響きとともに、み使いたちを遣わします。するとみ使いたちは天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。」
・「ヨハネの黙示録」(第7章)
「また、一位の天使を見た。この天使は生ける神の刻印を持って太陽の昇る方角から昇ってきた」
・「ヨハネの福音書」(1:14)
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である、この方は恵みとまことに満ちておられた。」
・「マタイの福音書」(4:23~24)
「イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを治された。イエスのうわさはシリヤ全体に広まった。それで、人々は、さまざまの病気と痛みに苦しむ病人、悪霊につかれた人、てんかん持ちや、中風の者などをみな、みもとに連れて来た。イエスは彼らをお治しになった。」
・「ヨハネの福音書」(11:25~26)
「イエスは言われた。「私はよみがえりです。いのちです。私を信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていて私を信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」
・ローマ教皇ピウス12世(1952年、ラジオで日本国民に送ったメッセージ)
「いと慈愛深き我らの救い主は、来たるべき世紀を予言して、東の国の多くの人々が天国の饗宴に座する為、来り参ずるであろうといわれました。この喜ぶべき予言が、私の愛する日本に実現しますように……」
・バチカンにおいて上梓(1995年5月2日。司教教会博士聖アタナシウスの祝日)
「〝沈まぬ星の母〟〝神秘な日の曙〟〝栄光の太陽の光沢〟であるマリアよ、わたしたちに東方の光をお示しください。東方から毎日、希望の太陽が昇り、その存在の光を人類に与えています。(聖書の)美しい比喩によりますと、わたしたちの救い主が再び来られるのは、東方からなのです。」(cf.Mt.24,27)
・ノストラダムス
「ヨーロッパでは、長く期待してもついに再びあらわれない それがアジアにあらわれる 大いなるヘルメスから生まれて団結するその国 東洋のすべての国をも超えるだろう」
「日ユ同祖論」のマクレオドは、古代イスラエル民族と日本文化の共通性から、失われたイスラエル10支族が古代日本に渡来したことを突き止め、「エゼキエル書」に予言されるユダヤ民族を救済する世界の王「ダビデ」は、日本の天皇家(?)から出ると断言。出口王仁三郎「日本とパレスチナは霊的に繋がっている」
・出口王仁三郎
「自分の死後にトドメの予言が降ろされる」
道の選択と、分けられる人間
審判の前に、進むべき道が二つ示され、それぞれが自分で選択を迫られる。
♡「自分で新たな道を切り拓く」
♥「他者に任せて作ったレールの世界を進んで、終わりの世界へと落ちる」
アンリⅡ世は、ノストラダムスに2つの未来を示された――♡「カール大帝のように優れたまとめ役になる」♥「馬上槍試合で命を落とす」――結果、馬上槍試合で命を落とした。
・ホピの最終警告
「岐路に立つとき、二つの道がある」
「変化や新たな時代の到来を歓迎しない者は 変化への恐れによって命を落とすだろう」
・新約聖書(マタイによる福音書、24:38-39)
「大洪水の前の日々、人々は食べたり、飲んだり、妻を奪ったり、夫を奪ったりして過ごし、それはノアが箱船に入る時まで続いた。人々は洪水が来てすべてをさらっていくまで、なにも疑わなかった。」
・新約聖書(マタイによる福音書、24:27-41)
「だれも予想もしないときに、稲妻が東に落ち、遥か西まで光を放つように突然やって来る…太陽は暗くなり、月は明るさを失い、星々は空から落ち、天空の力は震える…そのとき、畑の二人の男のうち、一人は連れて行かれ、一人は残される。ひき臼を回している二人の女のうち、一人は連れて行かれ、一人は残される…」
・ヨハネの黙示録
「神を信じる者だけが、地上から救い出される。最も恐ろしい苦難が来る直前に救われて、神の導きによって天井に引き上げられ、いつまでも神と共にいる事ができる。」
・新約聖書(テサロニケの信徒への第1の手紙)
「人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、突如として滅びが彼らをおそって来る。しかし兄弟たちよ。あなたがたは暗やみの中にいないのだから、あなたがたはみな光の子であり、昼の子なのである。わたしたちは、夜の者でもやみの者でもない。だから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして慎んでいよう。」
・新約聖書(ペサロニケの信徒への手紙)
「信者が天井に一瞬にして引き上げられ、空中で神とである。車同士が衝突し、飛行機や列車の事故が起こるが、神に従う者はそこからもはやそこから消えている。」
・お筆先
「今度の行は世界の臣民皆、二度とない行であるから厳しいのぞ。この行出来る人と、よう我慢出来ない人とあるぞ。この行出来ねば灰にするより外ないのぞ。」
「神世のひみつと知らしてあるが、いよいよとなりたら地震、雷ばかりでないぞ。臣民アフンとして、これは何としたことぞと、口あいたままどうすることも出来んことになるのぞ。四ツん這いになりて着る物もなく、獣となりて這いまわる人と、空飛ぶような人と、二つにハッキリ分かりて来るぞ。獣は獣の性来いよいよ出すのぞ。火と水の災難がどんなに恐ろしいか、今度は大なり小なり知らさなならんことになりたぞ。一時は天も地も一つにまぜまぜにするのざから、人一人も生きては居れんのざぞ。それが済んでから、身魂磨けた臣民ばかり、神が拾い上げてミロクの世の臣民とするのぞ。どこへ逃げても逃げ所ないと申してあろがな。高い所から水流れるように、時に従いて居れよ。いざという時には神が知らして一時は天界へ釣り上げる臣民もあるのざぞ。人間の戦や獣のケンカ位では何も出来んぞ。くどう気付けておくぞ。何よりも改心第一ぞ。」
「今は神の力は何も出ては居らぬのざぞ。この世のことは神と臣民と一つになりて出来ると申してあろがな。早く身魂みがいて下されよ。外国は○、神の国はゝと申してあるが、ゝは神ざ、○は臣民ぞ。○ばかりでも何も出来ぬ。ゝばかりでもこの世の事は成就せんのぞ。それで神かかれる様に早う大洗濯してくれと申しているのぞ。神急けるぞ。この御用大切ぞ。神憑かれる肉体沢山要るのぞ。今度の行は○を綺麗にする行ぞ。掃除出来た臣民から楽になるのぞ。どこに居りても掃除出来た臣民から、よき御用に使って、神から御礼申して、末代名の残る手柄立てさすぞ。」
「この世の終わりは神国の、始めと思え臣民よ、神々様にも知らすぞよ、神はいつでもかかれるぞ、人の用意を急ぐぞよ。」
「またたきの間に天地引っ繰り返るような大騒動が出来るから、くどう気つけておくぞ。さあという時になりてからでは間に合わんぞ。用意なされよ。」
「一日のひのまにも天地引っ繰り返ると申してあろがな。ビックリ箱近づいたぞ。」
「それで元の神政に致すについては、一旦世界の大掃除、大洗濯が始まるから、日本の人民なら一日も早く大洗濯のあるまでに身魂を清めておかぬと、ツゝポに落とされて苦しまねばならぬぞよ。」
「天地開闢の初めの世からの約束の時節が参りたから、愚図愚図致して居れんから、今の静まりて在る間に一日も早く身魂を磨いて居らんと、東の空から西の谷底へ天の火が降る事が出来致したら、俄に栃麺棒を振ってアフンと致さなならぬようになるぞよ。それで一日も早く日本魂を磨けと申すのであるぞよ。」
「衣類も家も土地も、みな神から頂いたものでないぞ。あづけられているのであるぞ。人民に与えられているものは食べ物だけぢゃ。日のめぐみ、月のめぐみ、地のめぐみだけぢゃぞ。その食べ物節してこそ、ささげてこそ、運開けるのぢゃ。病治るのぢゃ。人民ひぼしにはならん。心配無用。‥‥ツキモノがたらふく食べていることに気づかんのか。食物節すればツキモノ改心するぞ。」
「正しき食べ物正しく食べよ。更に喜びふえて弥栄えるのぢゃ。自分の喜びを進め進めて天国へ入ることできるのぢゃ。悪い食べ物悪く食べるから悪くなるのぢゃ。」
「食い物大切に、家の中キチンとしておくのがカイの御用ざぞ。初めの行ざぞ。」
「神は気もない時から知らしておくから、よくこの神示、心にしめて居れよ。一日一握りの米に泣く時あるぞ。着る物も泣く事あるぞ。いくら買い溜めしても神のゆるさんもの一つも身にはつかんぞ。」
「神の国のお土踏み、神国の光いきして、神国から生まれる食べ物頂きて、神国の御仕事している臣民には、行は要らぬのざぞ。このことよく心得よ。」
改心
「大峠となりてからでは、いくら「改心します」と申しても、「許してくれ」と申しても、許すことはできん。」
「「九分九厘になりたら、手のひらを返すぞよ」と申してあるが、そうならんと守護神も人民も改心をいたさんが、恐さの改心は真の改心ではないから、間に合わんぞよ。」
「厭なことを目の前にして見せてやらんと承知がいかん浅ましきものであるから、にわかにジリジリ舞わなならんことが出てくるぞよ。そうなりてから走り込んで来て、「どうぞ助けてくれ」と申しても、そんなことにはかかりておれんように忙しくなりて、それどころでないぞよ。」
「大峠の最中になったら、キリキリ舞いして、「助けてくれ」と押し寄せるなれど、その時では間に合わん。逆立ちしてお詫びに来ても、どうすることもできん。皆おのれの心であるからぞ。今のうちに改心結構。」
「天地のびっくり箱が開くと、天地が一度に鳴り出して、耳も、目も、鼻も飛んでしまうような、えらい騒ぎになりて、どんな悪の強い身魂でも、学のある守護神でも、ジリジリ悶えいたして、一度に改心をいたすなれど、そうなりてからの改心はもう遅いぞよ。」
「真っ只中になりたら、学でも智でも金でもどうにもならんことになるのぢゃ。今は神を見下げて人民が上になっているが、そうなってから神に「助けてくれ」と申しても、時が過ぎているから時の神様がお許しなさらんぞ。」
残るのは三分の一
・お筆先
「三分の一の人民になると、早うから知らせてありたことの実地が始まっているのであるぞ。何もかも三分の一ぢゃ。大掃除して残った三分の一で、新しき御代の礎と致す仕組ぢゃ。三分むづかしいことになっているのを、天の神にお願い申して、一人でも多く助けたさの日夜の苦心であるぞ。堪忍の堪忍、我慢の我慢であるぞ。」
◆日本◆
世界が日本を攻める
・聖徳太子「北方の地に没落した者が復活し、南の諸国たちと共に戦争を起こす」
・お筆先
「北から来るぞ。神は気(け)もない時から知らせておくから、よくこの神示、心にしめておれよ。」
「メリカ(アメリカ)もキリス(イギリス)は更なり、ドイツもイタリーもオロシア(ロシア)も、外国はみな一つになりて神の国に攻め寄せて来るから、その覚悟で用意しておけよ。」
「世界一度にキの国(日本)にかかりて来るから、一時は潰れたように、もうかなわんと言うところまでになるから、神はこの世におらんと臣民申すところまで、むごいことになるから、外国が勝ちたように見える時が来たら、神の世近付いたのぞ。」
「世界中総がかりで攻めてくるのざから、一度はあるにあられんことになるのぞ。大将ざからとて油断は出来ん。富士の山動くまではどんなこともこらえねばならんぞ。上辛いぞ。どんなことあっても死に急ぐでないぞ。」
「神の国八つ裂きと申してあることいよいよ近付いたぞ。八つの国一つになりて神の国に攻めて来るぞ。」
「シベリア狐は死にたれど 醜(しこ)の曲霊は種々に 妖雲呼んで東天は
北から攻め入る非道さよ(中略) 華のお江戸は原爆や 水爆の音草もなき(中略)
物質界の曲津神 狂人の如く振舞いて 世は様々の相克ぞ(中略)
お蔭信心なしいたる 信徒も今ははなれ去り 真実の三千五百万 残る教の幕開きは
(中略) 国常立の大神の 岩戸開きはこのときぞ 固き厳に手をかけて
振うて落す地獄道 ノアとナオとの火水霊 現れ出でてゆさぶれば
一天にわかに掻き曇り 矢を射る如く流星の 地球に向いて落ち来たる
大地一度に震動し 吼えば地軸の回転も 止るばかりの大音響 物質浄土は忽ちに
地獄餓鬼修羅場と化す 山は崩れて原野裂け 人はあわれに呑み込まる
身の毛もよだつ凄まじさ 今明かに書き置くぞ 三段いよいよ開く時
三千余年の昔より 国の御祖の選まれし(中略) 神代乍らの祭政一致
開き始めて日の本の(中略) ここに従ふ三五(あなない)の 人の心ぞ尊とけれ
宇宙を拝し宣りませば 世界は輝きおのころの 東天に向い伏し拝む
地上天国この秋ぞ (「続・瑞能神歌」)
日本と世界
<使命>
・お筆先
「日出る国の日の本は、全く世界のひな型ぞ、わが九州はアフリカに、北海道は北米に、台湾島は南米に、四国の島は豪州に、わが本州は広くして欧亜大陸そのままの、地形をとどむるも千早ぶる、神代の古き昔より、深き神誓の在すなり」(大本神歌)
「日本の国土は国祖・国常立尊のご神体そのものであり、来たるべき霊界の復権のための磁場として立て分けられた」
「世界の人民よ、一日も早く改心なされよ。それについては、日本の人民の改心が第一であるぞよ。日本の人民さえ改心いたせば、世界は良い世になるのじゃぞよ。」
・王仁三郎「二つの超大国が世界統一しかけた時、奥に隠れていた別の大国が真に世を治める」……別の大国とは「日本」と断言。
<苦難>
・聖徳太子「子孫を酷するような根本的な苦しみが訪れるであろう」
・王仁三郎「北から攻めて来る時が、この世の終わり始めなり」
「日の雨が降るというのは、この程度のことではない。今は序の口で、本舞台はこれからじゃ。」 ……S28.8月、広島に原爆が投下された後の言葉。
・お筆先「神の国、一度負けたようになって、しまいには勝ち、また負けたようになって勝つのざぞ。」
太平洋戦争――「戦争は日本の負けだ。広島は最後に一番ひどい目に遭う。それで戦争は終わりだ。帰ったらすぐ奥地へ疎開せよ」「広島は戦争終末期に最大の被害を受け、火の海と化す…そのあと水で洗われるんや。きれいにしてもらえるのや」
戦後の日本について――その復興と繁栄のもろさを述べた。「出てきてからまた同じようなこと繰り返すぞ。今度は魂抜けているからグニャグニャぞ。グニャグニャ細工しか出来んぞ。それに迷うでないぞ」「いま一度、悪栄えることあるぞ。心して取り違いないように致されよ。」
<世界>
・お筆先「めぐりの出てくるのは、世界はこれからであるぞよ。高いところへ上がりて偉そうにいたしておりた人民、これからは気の毒なことに変わるぞよ。」
「日本魂と申す物は、天地の先祖の神の精神と合わした心であるぞよ。至善至愛の大精神にして、何事にも心を配り行き届き、兇事に遭うとも大山の如く、ビクとも致さず、物質欲断ちて精神は最も安静な心であるぞよ。天を相手とし、凡人と争わず、天地万有山野海川を我の所有となし、春夏秋冬も昼も夜も暗も雨も風も雷も霜も雪も皆我が言霊の自由に為し得る魂であるぞよ。
如何なる災禍に遭うも艱苦を嘗めるも意に介せず、幸運に向かうも油断せず、生死一如にして昼夜の往来する如く、世事一切を惟神の大道に任せ、好みもなく恨みも為さず、義を重んじて心裏常に安静なる魂が日本魂であるぞよ。
常に心中長閑にして、川水の流るるごとく、末に至るほど深くなりつつ自然に四海に達し、我意を起こさず、才智を頼らず、天の時に応じて神意に随って天下公共の為に活動し、万難を弛まず屈せず、無事にして善を行なうを日本魂と申すぞよ。(中略)
誠の日本魂のある人民は、其の意志を平素に内にのみ向い、自己の独り知る所を慎み、自己の力量才覚を人に知られん事を求めず、天地神明の道に従い交わり、神の代表となりて善言美辞を用い、光風霽月の如き人格を具えて自然に光輝を放つ身魂であるぞよ。
心神常に空虚にして一点の私心無ければ、常永に胸中に神国あり、何事も優れ勝りたる行動を好み、善者を喜びて友となし、劣り汚れたるを憐れみ且つ恵む、富貴を欲せず羨まず、貧賤を厭わず侮らず、只々天下の為に至善を尽くすのみに焦心す、是の至心至情は日本魂の発動であるぞよ。
天下修斎の大神業に参加するとも、決して慌てず騒がず、身魂常に洋々として大海の如く、天の空しうして鳥の飛ぶに任すが如く、海の広くして魚の踊るに従うが如き不動の神を常に養う、是れが神政成就の神業に奉仕する身魂の行動でなければならぬのであるぞよ。
凡人の見て善事と為す事にても神の法に照らして悪しき事は是れを為さず、凡人の見て悪と為す事にても神の誠の道に照らして善き事は勇みて之を遂行すべし。天意に従い大業を為さんとするものは、一疋の虫と雖も妄りに之を傷害せず、至仁至愛にして万有を保護し、世の乱に乗じて望を興さぬ至粋至純の精神を保つ、是れが誠の日本魂であるぞよ。
今度の二度目の天之岩戸開きの御用に立つ身魂は、是れ丈けの身魂の覚悟が無ければ到底終わりまで勤めると云う事は出来んから、毎度筆先で日本魂を磨いて下されと申して知らしてあるぞよ。」
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