山彦学校は共産思想培養の学校?

 先頃来(さきごろらい)、多少世間に名の知られた、彼の山形県山元村の山彦学校であるが、近来本教信者が同村に出来、漸(ぜん)次(じ)盛んになりつつあるからでもあろうが、近頃(ちかごろ)巧く生徒を利用して、本教の信用を傷(きず)つけようとし、熱心に色々な手段を用いているという報告があったので、実に不可解に思っていた処、今度江川氏がそれらに就いて、茲(ここ)に掲載(けいさい)する如く(本書には省略)詳(しょう)細(さい)批(ひ)判(はん)の原稿(げんこう)を寄せられたので、よく読んでみると、同校の妨害(ぼうがい)の意図(いと)がよく分ったような気がした。それは、同校職員が赤の思(し)想(そう)にかぶれているように思われるからである。

 周(しゅう)知(ち)の如く、共産主義の理論は、宗教は阿片(アヘン)なりという無神論であるのは有名な話であるが、本教は僅かの間に村中の評(ひょう)判(ばん)になったので、こんな力強い宗教が現われたという事は、彼等にとっては一(いち)大脅威(だいきょうい)であると思い、何とかしてやっつけてしまわなければならないという意思から、本教を悪く思わせようとして生徒を使い、教育家にあるまじき虚(きょ)偽(ぎ)の文を作らせ、利用したものであろう。処がそれでも足りないのか、今度は映画のシナリオに迄作り上げ、発(はっ)表(ぴょう)しようとするのだから、実に御(ご)念(ねん)の入った赤の御用と思われる。勿論霊的にみれば、本教を傷つけんとする邪神が、山彦学校の校長や先生に憑(ひょう)依(い)したまでであるが、兎に角邪神の方でも、最も驚(きょう)異(い)の的(まと)である本教に対し、絶えずあの手この手の戦術を用いているその執拗(しつよう)さで、実に油(ゆ)断(だん)がならないのである。今度の事もその一つの表われと思えば間違いないであろう。

(栄光 一三四号)

 

 

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