① 上半身
ア.上半身は、肩、頸の廻り、脳天の奥、後頭部、延髄という順序でやれば、どんな病気も良くなる。動くと息が切れるのは腰が悪いためで、心臓の毒血が固まっている。
(『御教え集』第24号/S28.7.7より)
結局上は肩を主にして、それから頸の廻りです。それから頭は脳天の奥に毒がある人が多いです。これは始終心配すると此処に行くのです。それから頭を使うと此処に寄ります。本に書いてあるとおり、記憶とか、本を読むとか、学問をするとか、そういう考えるのは前頭部です。後頭部は感情です。ところが心配するのは感情と智性と両方使うから脳天に来るのです。そこで此処の中心が重い人や苦しい人は沢山ありますが、それは此処です。それから後頭部、延髄という順序でやって行けば何病気でも良くなります。
イ.上半身の病気は、ます肩を中心にし、次は延髄付近から淋巴腺という頸の廻りを大いに浄霊する。
(『御教え集』/S28.7.26より)
だから上半身の病気は肩を柔らかくするという事が一番よいという事を知って、肩を中心にやるとよいです。それから次は頸の廻りですが、特に延髄附近から淋巴腺、此処は大いにやらなければなりません。
ウ.肩に関係がないのは中風だけで、結核、肺、心臓、胃腸の病気も、赤痢も肩に関係する。結核や心臓病は左の肩が凝り、胃病は肩が張っている。
(『御教え集24号』/S28.7.5より)
この前にも〝結核を治すには肩をやるのが一番だ〟という事を言いましたが、これは結核ばかりではなく、心臓病なども必ず左の肩が凝ってます。ですから心臓病はやっぱり肩の病です。この肩の固まりが少しずつ溶けて下に垂れて行って心臓の附近に固まって圧迫するのです。ですから心臓病は肩を主に浄霊すればよいのです。それから胃病の人は必ず肩が張ってますから、それを浄霊すると食慾が増すという事はそういうわけなのです。ただ肩に関係のないのは中風だけです。(中略)そういう人はごく少ないので、一番多いのは結核、肺、心臓病、胃腸、それから今流行っている赤痢です。
エ.頭、頸、肩の毒が溶けて下がると、胃のむかつきや腹痛を起こす。その場合、男は下痢で、女はコシケや皮膚から出る。
(『御教え集24号』/S28.7.5より)
それから頭は、前頭部と後頭部とは違うのです。後頭部は赤痢か痔で毒素が出る順序ですが、ここで心得ておかなければならない事は、肩をやりますと胸が悪くなる事があります。胸がむかつくとか軽い嘔吐感があります。これは溶けたのが胃に集まって来るのです。そこで今度は其処を浄霊するのです。浄霊しなくても下がりますが、そうするとお腹が痛くなります。ですから肩とか頸をやりますが、それが溶けると胸がむかつく事と、その次にお腹が痛くなる事があります。それを知っておかなければなりません。頸が悪いというのにお腹が痛いというのはどういう訳かという事を聞かれるが、それは溶けたものがお腹に下がって下痢になって出るのです。男の方はそうですが、婦人の方は下痢でなく前の方から出る事があります。コシケとか、あとは皮膚の粘膜から出るのです。その場合にはピリピリするとか痒いという感じがあります。男は下痢一方です。そういうように心得ていると大体間違いなくゆくわけです。それが普通ですが、人によると腰に溜まる場合があります。
② 下半身
ア.腰が悪い人は、尾骶骨、腎臓を浄霊する。腰が悪いと心臓の毒血が腰に固まるから、息が切れる。腹が張る人は腎臓と臍の下から恥骨辺。足のあがきの悪い人は腿の外側の痛い所、膝から下が悪い場合は膝の裏。
(『御教え集』第24号/S28.7.7より)
下半身は、腰の悪い人は足が悪いのです。よく、くたびれやすいとか足がだるいとかです。それから腰が悪いと息が切れます。じっとしていると切れないが、歩いたり坂などを上ると息が切れますが、それは腰です。即ち腰が悪いと心臓の毒血が此処に固まるのです。それで足の悪い人は、尾骶骨をやれば必ずよくなります。尾骶骨を中心にやって、それから腎臓ですが、そういう人は腎臓の下部の方が多いです。それからお腹のはる人は、無論腎臓です。もう一つはお腹のはる人は小便の出が悪いのですから、臍の下から下腹の中心をやればよいです。みんな此処に両方から尿毒が寄って来ますから、そこの中心をやればお腹はずっと軽くなります。むしろ下の方がよいです。恥骨と言って毛の生えている所の辺がよいです。そうすると膀胱の毒がとれてゆきます。それから足のあがきの悪い人は腿の外側を押せば固いですから其処をやるのです。それから膝から下の悪いのは膝の裏をやるのです。
イ.腎臓で処理されなかった毒素は、職業によって肩か腰に溜まる。脚気、足の痺れ、吊り、だるさなど、すべて足に関係したことは腰の薬毒が足に流れることが原因。心臓が骨折れると、肺の動きが悪くなるから息切れする。
(『御教え集24号』/S28.7.5より)
これは腎臓ですが、薬毒は最初腎臓に集まって、腎臓が薬毒を処理する所です。ところが僅かしか出ないで、それが肩に行って固まるのです。それで肩に行って固まる時と、それが腰に行って固まる事があります。それはその人の職業によるので、手を使ったり根をつめたりすると肩に固まるのです。それから農業をする人は非常に腰を屈折したり、坐る仕事でも腰に力を入れる人は腰に集まります。そして腰に集まったものが少しずつ溶けて足に流れて行き、そこで足が悪くなるというわけです。脚気というのはそういうわけです。それからよく足が吊るとか、痺れるとか、だるいとか、膝がガクガクするとか、凡て足に関係したのは、一旦腰に集まったものが足に流れて行くのです。ですから足に関係したのは、まず腰の中心、尾骶骨を狙って背面から浄霊するのです。そうすると足をやらなくても足がずっと軽くなります。それからこのことが息切れに関係するのです。というのは腰から足が悪い人は、歩いたり坂でも上ると非常に骨が折れるのです。軽くゆかないのです。その軽くゆかないのが息切れになるのです。とに角心臓を大いに骨折るために、その力が心臓に影響するわけです。そのために息切れがするのです。この息切れという事は肺ですが、肺の呼吸が頻繁になる事です。というのは心臓は火で肺は水ですから、心臓が骨が折れると、心臓の火、熱が、肺を活動させる力が薄くなるので、肺の活動が悪くなるのです。そういう理窟になります。(中略)今話をしたのはごく大づかみの大体の事ですが、それが分っていれば、他の事はそれによって解釈すれば、元が分るから浄霊の場合でも非常にやりよいわけです。
何事もそうですが、まず急所です。浄霊の場合でも急所を発見する事です。
ウ.腰を始終浄霊すると、腰が非常に軽くなり、足が速くなる。
(『御教え集』第24号/S28.7.15より)
私はこの年で山や坂を上るのに非常に速くて、若い者より速いくらいです。(中略)というのは何かというと、私は始終腰を浄霊してますから、腰が非常に軽いのです。
エ.頸を浄霊すると、悪い足や腰がよくなる人も多い。
(『御教え集』/S28.7.26より)
それから足や腰の悪い人で、頸をやってから良くなる人も沢山あります。上半身は今言うとおり肩を中心にするのです。下半身は何と言っても腰の真中で其処をやると足がとても軽くなります。又息切れもとてもよくなります。
<事例1> 体全体の急所は頭。手の先らは頸部淋巴腺、足は足の附根、胃は腎臓が因。痛み、発熱、痰、寝汗が出るのは非常に結構で、救われると余計痛むかもしれない。
(『御教え集』第8号/S27.3.16)
(お伺) 内田雅郎(六十一歳)昭和十五年八月頃より手足が腫れたり引いたり致し、脚気又は胃酸過多症と言われ、二十年頃より右手足が痺れて冷くなり、時々痛む程度で御座いました。六〇六号、水銀注射各数本、鍼灸を続け、胃散を相当量用い、其後脊髄神経麻痺と言われ、不治との事で鍼灸を致しました。最近腰が非常に重く杖をついてやっと家の中を歩く程度で、右手は少し痺れている様で御座います。先月入信させて戴き、それより御序霊を戴き、体の気持が良くなり、腰が痛くなって参りました。如何致しましたらお救い戴けますでしょうか。御浄霊の個所を御教示御願い申し上げます。尚、御神体は今月中に御奉斎させて戴く予定で御座います。
〔御 垂 示〕
痛くなったら結構ですよ。之なら腰は治りますよ。もう、痛いとか熱が出るとか、痰が出るとか、寝汗が出ると言うのは、非常に結構だと、良く言ってやるんですね。どうも言い方が足りない様だ。如何致しましたら――救われると余計痛むかもしれない。御浄霊の急所は悪い処丈ですね。痺れた処と、それで良いですね。唯、よく個所々々と言うが、因ですよ。手の此処(先)らが悪いのは、此処(頸部淋巴腺)にあるんです。此処と此処(附根)にあるんだからね。足は、足の附根ですね。その、因をやるんです。此処(手の先)が悪いと言って、此処(手の先)をやっても、大した効果はない。体全体の急所は頭であり、手の急所は此処が一で、次が此処です。足は、附根。胃の方の急所は腎臓と、その急所さえ心得て居れば何でもない。
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