① 薬毒の量と浄化
ア.身体から薬毒である血膿を全部とると、骨と皮だけになるほど薬毒は無限にある。薬毒を全部取るには二代三代かかる。
(『御教え集』第28号/S28.12.17より)
薬毒というものは、信者になった人はみんな分ってますが、ただ本当に分らないのは、薬毒の量を大抵な人は少なく見ているのです。ところがこれが非常に多いのです。私はこの間何かに、薬毒を全部除るには一生かかっても難かしいと書きました。まず一生の内に薬毒を全部無くす事はできないです。二代三代ぐらいはかかるでしょう。そうすれば病気する事はなく、寿命も百以上は必ず生きます。薬毒というものはそのくらい厄介なものです。よく、随分酷い疥癬などを煩(患?)った人が、もう自分の毒はあらかた取れたように思いますが、とんでもない話です。それから薬毒にも種類がいろいろあります。まず三つも四つも五つも六つもあります。それで疥癬は沢山出るようですが、これは天然痘の毒素です。つまり遺伝毒素です。ですから疥癬の重いのをやって、オレはいいと思っていると、それから酷い浄化が起こりますが、これはそういう訳です。何よりも自分の薬毒というものは殆んど無限にあるように思っていれば丁度よいのです。それでその薬毒というものはどういうふうになっているかというと、血膿です。よくオデキなどにやって腫れて出る血膿です。それが一ぱいあるのです。それで人間の体から血膿を除いてしまったら、骨と皮だけになってしまいます。そういう例があります。随分肥っている人が、毒が出てゆくとヒョロヒョロになってしまいますが、痩せたから薬毒が無くなってしまったかと思うと未だあるのです。本当にこれを取ってしまったら骨と皮になってしまいます。
イ.薬毒は三代目くらいでようやくとれるほど多いから、働くのに差支えがないくらい健康になればよい。
(『御教え集』24号/S28.7.27より)
救世教の浄霊ですが、浄霊で治すという事も或る期間までです。つまり浄霊とは薬毒をとる方法ですから、薬毒を入れないようになれば浄霊の必要もなくなるから、薬毒を入れないという真理さえ分ればよいのです。と言ったところで、そう簡単に薬毒を抜く事も大変です。あなた方が疥癬などで随分膿を出して、もう毒はないと思っても、それからまだまだウンと毒が出てくるのです。それはどんな人でも、自分であきれるほど毒が出て来るものです。私などもそうで、此処(側腹)に固まりがあって始終浄霊してますが、これが五十年前の肋膜の薬毒です。それから始終頭が痛くなりますが、これが三十七年前の歯の薬毒です。ですからどんな人でも薬毒をとるとしても一生涯でとり切れる人はまずありません。三代目くらいで漸くとれるくらいです。即ち薬が毒である事が分ってから、孫の代になってすっかり無くなるくらいなものです。しかしすっかりとれなくても、働くのに差し支えないくらいに健康になればそれでよいです。私などもそんなに毒がありながら、普通の人より健康で働いているのですから、そう悲観する事もありません。そこでこれを知らせ信じさせるのが大仕事なので、それが救世教の一番の仕事なのです。
ウ.飲んだ薬は体内で小さく固まるが、溶けるとその何十倍にもなる。
(『御教え集』13号/S27.8.6より)
毒というものは――今度知ったものではないが、之位のものが溶けると、此位(多く)になります。薬だって、仮に薬一合飲みますと一勺よりもっと小さく固まるものです。三十分の一か五十分の一位に固まります。ですからそれが溶けると、何十倍というものになります。之は信者さんは皆知ってますが、毒は溶けると実に多いものです。痰などいくら出しても出るし、それから膿でも何んでも、いくら出ても出ても後出来ます。その位増えるものです。(中略)そうしてみると人間の毒の量というものは大変なものです。
(註 1勺=1合の1/10=1升の1/100)=約18ml)
エ.五十年以上前の薬がまだ残っているほど薬毒はしつこい。薬毒が減るに従って体の具合が良くなって丈夫になり、頭もよくなる。
(『御教え集』第29号/S28.12.16より)
目が悪くて、ヨードカリという薬を二年ほど続けてのみました。これは海藻からとる薬ですが、これが溜まって肋膜が起こったのです。やはりこれが肋膜の附近に溜まっていたのです。ですから今もって背中と横腹の間にゴリゴリがあるのです。これを三、四年前からやってますが、まだあるのです。それから肋膜の時にのんだ薬がありますが、これが十八の時のですから五十年以上前です。それから三十七年前に歯を悪くしてやった薬が今もってあるのです。近年殆んどのように忘れてますが、それでも毎日のように少しずつ痛みがあるのです。ですから私なども、本当に無くなるには、もう二十年ぐらいかかるのではないかと思います。ですから九十になったら本当に薬毒がなくなり、それから大いに活動――できるかできないか分りませんが……。その代り減るに従って年々体の工合が良くなって行きます。ですからかえって近頃若くなったと言われます。それはかえって薬毒が減ったためです。それほど薬毒というものはしつこいものだという事を知らなければならないです。
(『御教え集』第29号/S28.12.15より)
私が美術学校に行っていた時に目を悪くして、ヨードカリと言う海藻から取った薬を二、三年続けました。そのために肋膜が起こって、肋膜から肺結核になったのですが、肋膜から水を除ったり、薬も多く飲みましたが、やっぱりヨードカリを多くのんだのです。これは弱い薬で痛んだりする事はないのですが、しかし始終胸が凝ったりするのです。この頃は殆んど忘れてますが、それが約五十年前のものです。
(『御教え集』13号/S27.8.25より)
私は四十迄は殆ど薬詰めであったが、薬の害を知ってから今年で三十六年ですが、一滴も薬というものを飲まない。それでも未だ薬毒はありますから始終自分で浄霊してます。其為に年々丈夫になってます。今七十ですが、暇があれば庭で木の枝を切ったり色んな事をやってます。重労働ではないが軽労働と重労働の間位の事をやってます。それで皆は草臥れた草臥れたと言ってますが、私は別に草臥れたという事はないのです。何ういう訳かと言うと、やっぱり薬毒が無くなったせいです。だから人間は薬毒が無くなれば非常に丈夫になるのです。今でも私は足が早いのです。(中略)若い者が追附かないのです。(中略)それで又薬毒が無くなると頭が良くなります。頭が良くなるから、仕事が沢山出来ます。
オ.薬毒が多いほど早死にする。
(『御教え集』第29号/S28.12.15より)
三十七年前とか五十年前の薬毒が今もってあって毎日浄霊しているのですから、如何に恐ろしいかという事が分ります。信者などで〝あれだけ浄化したから、もう無いと思ったら未だある〟という事がありますが、あなた方もそういう事がよくあるでしょう。そういうようなわけで本当に大変なのです。それが一番分るのは何がよいかと言うと寿命です。おそらく今は百歳以上生きるのは、万人に一人か十万人に一人というようなものでしょう。(中略)薬毒が全然無くなれば、必ず百以上は生きます。それで薬毒が多いほど早死になのですからして、それで見ればはっきりしてます。
カ.一生涯の悩みの原因となる薬毒が減っただけは快方に向かう。
(医学革命の書『固め方法と溶かす方法』より)
薬毒の執拗なる容易に解消するものではないからで、此例として私が五十二年前肋膜炎を患った時の薬毒が今も残っており、数年前から私自身毎日のように溶かしており、近頃は大分減ったが、それでも少しはまだ残っている。今一つは三十七年前歯痛の為約一ケ年間、毎日のように薬を塗けた為の痛みも今尚残っており、之も毎日浄霊している位であるから、薬毒の恐ろしさは到底想像すらつかないものである。此様に薬毒は一生涯の悩みの原因となるばかりか、全部の解消は先ず困難といえよう。此理によって我浄霊法とは薬毒溶解排除の方法であって、現に薬毒が減っただけは快方に向うにみても判るであろう。
② 漢方薬と西洋薬
ア.漢方薬から西洋薬になったから、日本人の寿命が延びた。浄化で薬毒を排泄する場合、薬の量が多い漢方薬は時間がかかるから衰弱を増す。
(『御教え集』第19号/S28.2.16より)
日本人の寿命が短かくなったのは漢方薬のためなのです。だから歴史をみても、千年くらいまでの間はみんな百才以上生きたのです。ところが千四、五百年くらいたってから非常に短かくなって来たのです。漢方薬が渡来したのは丁度千年過ぎた頃からです。欽明天皇の時に疫病が流行しましたが、疫病というのは天然痘ですが、それまでは日本には天然痘は無かったのです。そういう様で漢方薬が一番寿命を縮めるのです。それで近頃寿命が延びたというのは漢方薬をのまないからです。その点において西洋の薬の方が、割合に害は少ないのです。しかしこの頃ペニシリンとかヒドラジットとか出てますが、これは毒が強いですから、これを続けていると恐ろしい事になるに違いありません。
(『御教え集』第31号/S29.2.15より)
近年〝日本人の寿命が延びた〟という事を言われてますが、これもそのためなのです。近年になってだんだん漢方薬を飲まなくなって、西洋の薬になったからして、そこで量が少ないから寿命が延びるというわけです。ですから病気で死ぬという事はないので、衰弱で死ぬのです。病気のための衰弱ですから、病気のためとも言えますが、直接は衰弱で死ぬのです。衰弱で死ぬという事は、長引くから衰弱するのですから、長引くという事は薬の量が多いからです。そこで漢方薬というのは、ある点においては西洋の薬よりか恐ろしいです。チビチビという奴は毒は少なくても、やっぱり非常に大きな量になるからして、浄化で排泄する場合にも暇がかかるから衰弱を増すのです。それから西洋の方は勝負が早いから、治るとなるのも早いわけです。それから致命的になる事が少ないです。そのために寿命が延びたというわけです。
イ.西洋薬はすぐ腫物やオデキになって出るが、西洋薬より毒の強い漢方薬は、後から後から溜まって衰弱死する。
(『御教え集』第19号/S28.2.17より)
漢方薬というのは非常な毒なのです。これはむしろ西洋の毒よりも毒が強いわけです。それで又漢方薬というのは量が非常に多いのです。(中略)もっともお茶の代りにのむという事を言いますが、ところがこの漢方薬が恐ろしいのです。一番良く分るのは顔色の悪い人、始終青い顔をしている人に聞いてみると、必ず漢方薬をのんでます。〝あなたは漢方薬をのんだでしょう〟と言うと、〝ほんの少しです、まあ土瓶に二、三杯です〟と言うのです。ところが土瓶に一杯でも大変な毒なのです。それから日本人が早死にになったのは漢方薬のためなのです。それで最近寿命が延びたという事は、漢方薬をのまなくなったという事が非常に原因しているのです。そこにいくと西洋の薬は、顔色は割合に悪くなりませんし、漢方薬ほどに命にはいきません。しかし西洋の薬も、近頃は漢方薬に負けずになって、ペニシリンとかやってますが、これがずーっと行くと、一時寿命が延びて、それから先になると縮んで来ます。だからこれからはそういう新しい薬が恐ろしいのです。効くという事は、つまり毒が多いのです。
(中略)そういう様で漢方薬は非常に悪いのですが、又量が多いのです。そのために、いくら浄霊しても、あとからあとから溜まって来ます。それは漢方薬です。西洋の薬はすぐ腫物、オデキになって出ますから、その点は割合に始末がいいです。西洋の薬では、今読んだ様に、消毒薬が怖いのです。
ウ.使用量が非常に多い漢方薬は、相当腎臓に影響を及ぼし、浮腫みとなる。漢方薬中毒は鈍痛。
(医学革命の書『薬毒(一)』より)
漢薬であるが、勿論草根木皮が原料となっており、伝説によれば支那前漢時代、神農という神の如き偉人が現われ、病を治す方法として山野から種々の草木を採取し、これを薬として飲ませたところ、苦痛が減ったので、これこそ病を治すものと思い、それから今日まで続いたのである。勿論今日でさえ薬は毒である事を知らない位だから、況んやその時代においてをやである。何しろ一時的ながらも苦痛が緩和するので、薬の効果を信じ今日に至ったのである。そうして漢方薬は量が非常に多いので、左程でない毒も案外害は大きいもので、しかもお茶代りに飲む人さえあるのだから厄介な話である。又漢薬常用者は、特に顔色が蒼白であるからよく分かる。中国人の殆どが黄色なのはその為であろう。又これが腎臓に及ぼす影響は相当なもので、浮腫の原因となる。中年以上の婦人で青ん膨れの人をよく見受けるが、之と思えば間違いない。そうして漢薬中毒の痛みは鈍痛が多く、昔花柳界の女で持薬として蕺菜、ニンドウなどを飲んだのは、花柳病予防に効果があるからで、つまり湿疹や腫物などの浄化停止に効く為からである。又昔の婦人によくあった癪、寸白、冷え症などもそれであり、男の疝気といって睾丸の痛む病気も同様である。其の他男女共通の病としての胃痙攣、脚気、リュウマチ、心臓病などもそれである。
エ.漢方薬を薬と思っていないから、浄霊の場合、漢方薬の種類と量を聞く。痛む場合は消毒薬だから、手術の有無を尋ねる。盲腸手術の消毒薬が原因の歯痛。
(『御教え集』第31号/S29.2.26より)
これから浄霊の場合に漢方薬に注目して、どういう薬をどのくらい飲んだかという事を、時によっては聞く必要があります。けれどもただ漢方薬の方が毒が緩慢な性質であり、鋭くないです。しかし神経痛などは西洋の薬です。だから近来神経痛が非常に多いという事は西洋の薬の関係です。注射などは尤も神経痛の原因にもなるし、それから何時も言うとおり、消毒薬というのは必ず痛みになります。痛みの病気はまず殆んど消毒薬と思っていれば間違いないです。ところが消毒薬でも、此処なら此処が痛むから此処に消毒薬を入れたかと思うと、そうでもないのです。例えば頭の痛い人が、手足を手術した時の消毒薬が頭に上っていって、其処に固まるのですから、とに角痛みのときは一通り手術を聞いてみるのです。そうすると一番よく分ります。この頃大分聞きますが、歯の痛い人は必ずと言いたいほど盲腸を取ってます。盲腸の手術が歯痛に一番現われるのです。これは思いもつかない事です。ですから歯が痛くて浄霊して、一回か二回で治るのなら其処だけのものです。大体歯の痛みの原因というのは、歯を抜く時や或いは歯にセメンや何かをつめる場合に、その前に消毒薬を塗りますが、それが原因です。これは前に何かに書いた事がありましたが、歯医者に行って歯につめる場合、必ず前に消毒をしますが、そうすると必ず痛みます。その消毒薬が腐って出ようとするからです。それが痛みになるのです。だから何も消毒をしないですれば決して痛みはありません。これも実に馬鹿なものです。ところが一回や二回で治らない場合には盲腸の手術を聞いてみるのです。この盲腸を手術した時の消毒薬がだんだん上って行って、胸を通じて歯から出ようとするのです。これは、歯の痛みの原因が盲腸の手術という事は、世界的の大発見です。
そういうようなわけで、漢方薬の悪いという事をよく知らなければならないのです。ところが漢方薬を薬と思わないような人が沢山あります。よく患者に〝これは薬毒だ〟と言うと、〝私は子供の内に飲んだきりで、飲んだ事はありません〟〝あなたは漢方薬はどうですか〟と言うと、〝それなら飲みました。それもやっぱり薬毒があるのですか〟という人がよくあります。というのはお茶代りに飲むからです。中には波布草をお茶代りとして飲みますが、これも毒があります。一番毒が強いのはゲンノショウコです。そういうようで、非常に長くかかったりしつこいのは、まず漢方薬とみて間違いないです。
オ.漢方薬中毒の多少は顔色で判断する。黄色や青黒いのは漢方薬中毒で、薬を飲まなけば赤い顔色になる。ゲンノショウコ、ドクダミは特に悪い。奇応丸、大黄も悪い。
(『恐るべき漢方薬』▲より/『栄光』207号)
むしろ薬毒は漢方薬の方が多いくらいである。なるほど薬そのものとしては洋薬よりも弱いが、何しろ漢薬の方は量が頗る多い。昔から漢薬は土瓶に一杯煎じて、持薬として毎日飲むどころか、お茶の代りに服む人さえあるのだから、洋薬の何十、何百倍にも上るであろう。
そうして漢薬の種類も相当あり、中でも私の経験によればゲンノショウコが一番猛毒で、この薬を沢山飲んだ人は、浄化の場合実に執拗で、除っても除っても後から溜ってくるので、衰弱死に至る、実に恐ろしいものである。次はどくだみも中々毒が強く、まずこの二つを多く飲んだ人は、余程注意しなければならない。右以外の薬は大体同じようであるが、今一つ名前は分らないが、真黒で飴のような漢薬があり、これを飲んだ人は偶にあるが、この中毒も執拗で治り難いものである。何よりも漢薬中毒の多少は、顔色で一番よく分る。多く飲んだ人程顔色が蒼白で、よく青ぶくれというのがこれである。(中略)それから便秘によく効く薬で、奇応丸(きおうがん)という丸薬があるが、私は以前これを二十数年毎日飲んだ人で、腎臓結核となり、医師から見放された人を扱った事があるが、何しろ余りにその毒が多いので、到頭駄目になった経験がある。
(『御教え集』第19号/S28.2.16より)
漢方薬中毒が一番分るのは顔色です。黄色いのや青黒いのがありますが、これはみんな漢方薬中毒ですから、よく調べれば分ります。又青ぶくれた人が多いのです。又女の人が多いです。漢方薬は男より女の方が多くのんでます。それで漢方薬で一番恐ろしいのは、何時も言うとおり、げんのしょうこです。これをのんだ人はまず助からないとみていいです。その次はどくだみです。それからまだいろいろあります。
私の父は五十六才で死にましたが、非常に早死にだったのです。なんでも便秘をなおすために二、三十年間大黄という薬を一日も欠かさずのんでいたのです。のまないと便秘をして気持が悪いので続けていたのです。それで死ぬ前に心臓病になって、医者にみせたら、半年くらいしかもたないと言われて、やはりそれから数カ月たってから死にました。死ぬ時に睾丸の皮が破れて、それはとても臭い汁が出ました。その時には私はまだ若年でしたから分らなかったが、今日考えてみると、それは大黄の中毒だったのです。
それで、一番分るのは顔色です。だから中国人には黄色い顔色をした人が多いのです。赤い顔はあんまりありません。それは漢方薬中毒のためです。もっとも日本よりあっちが本場ですから、よくのんでます。そういう様で薬毒の場合には漢方薬を考えてみると間違いありません。それから田舎の農夫などはどうも黄色い顔が多いのです。都会人の方は白い顔か青い顔をしてますが、農村の人は黄色いのが多いです。これは、まずい物を食っているからと言うが、そうではないので、漢方薬を煎じてのむからです。ですから農村の人でも、いくらまずい物を食っていても、漢方薬をのまなければ赤い顔になります。それを一番感じたのは、去年の春に薬師寺の管長の橋本凝胤氏が私の所に来たので、半日話をしましたが、それは実に赤い顔をして、模範的と言ってもいいくらいに良い顔色です。それで相当太っていて、実に頑健なものです。そうなると男性美と言うか、一種の美しさを感じます。顔を見ていて実に惚れ惚れとします。五十六才だそうですが、聞いてみると絶対菜食だそうです。だから私の所で晩の御馳走をしてあげるのに、鰹節も入れずに、本当の菜食にしてあげました。だから栄養学から言うと、栄養不良で青い顔をして居なければならないのが、全然反対です。
カ.漢方薬持続者は青膨れし、洋薬多用者は痩せて、老人のような皮膚になる。
(『御教え集』第19号/S28.2.17より)
青くて太っている人がありますが、そういうのは漢方薬中毒です。青ぶくれの人が一番多い様です。それから西洋の薬の方はあんまり青くならないで、やせる方です。(中略)支那人というと、黄色くて太っている人が多いのですが、それはやはり漢方薬中毒のためです。
(天国の福音『既存療法』▲より)
漢方薬持続者は多く青膨れとなり勝ちである。洋薬多用者は皮膚に光沢なく、弾力衰え若くして老人のようになる。従って薬剤を廃止すれば皮膚は漸次若返えるのである。
キ.漢方薬の量が多い日本人の病気は治りにくく長引き、再浄化が起きる。西洋薬だから治りきりになって再浄化がないアメリカでは、急速に発展するだろう。
(『御教え集』第31号/S29.2.15より)
ロスアンジェルスでも大分お蔭が著しいので、ジリジリ発展しつつあります。特にそのお蔭が、日本よりか多いのです。例えてみれば病気が非常に治りがよいのと、治り方が早いのです。そして再発が殆んどないのです。だから発展し出したら、到底日本どころではないと思うのです。非常に急速に大きくなるだろうと思います。それはどういう訳かというと、原因があるのです。日本の病気は非常に――しかし医者から見れば浄霊の方がばかに早いですが、――長引くとか、再浄化が起こるとか、三度も四度も起こる人があります。それはどういう訳かというと、漢方薬のためです。漢方薬の量が多いために、それを排除するのに非常に手間がかかるのです。ところがハワイやアメリカの方は漢方薬がないので、全部西洋の薬ですから、薬毒の量が非常に少ないのです。それで取れやすいのです。それは、何十年とかいうのが三回か五回の浄霊で大抵治ってしまうのです。そして治ったきりで、あと丈夫でドンドン働けるのです。それは薬毒の量の原因です。
(『御教え集』第31号/S29.2.26より)
ハワイと、最近ロスアンジェルスの方にも大分開けて来たのです。それで、あっちが早く開ける一番の原因は病気が非常に治りよいのです。治ると共に、治りきりになって再浄化がないのです。これは日本と大変な違いです。それは何が原因かというと、こういう訳なのです。日本の病人と言うと変ですが、特色は、薬毒の量が多いのです。だからして固まりを溶かして其処だけは出てしまうが、後の後続部隊が溶けたりする浄化作用が起こるのです。ですから長いのです。しつこいのです。ところがあっちの方はさっぱりしているのです。というのは日本人は漢方薬のためなのです。漢方薬は量が多いですから、そこで量は漢方薬より西洋の薬の方が強いかもしれないが、量から言うとずっと少ないので、百分の一か千分の一です。そこで治りがよいのです。(中略)そこで、日本人の再浄化というのは、漢方薬を沢山飲んでいるためとみれば間違いないです。なにしろお茶の代りに飲むというのがあります。よく浄霊しても、痰が出る洟が出る、下痢や嘔吐という事がひっきりなしに出ているので、それでだんだん衰弱して参ってしまうという事があります。再浄化というのはそれです。(中略)ですからそう考えると、むしろ漢方薬を方が恐ろしいです。それが今度ハワイやアメリカの病気の治り方で実にはっきり分ったのです。
ク.胃が重い、食欲がない、嘔吐などは飲薬の浄化。背中や背骨に薬毒の固まりがある。
(『御教え集』第19号/S28.2.7より)
だんだん浄化が強くなって来てますが、この頃の浄化は飲薬のが多いです。胃が重いとか食欲がないとか、嘔吐をするとかです。つまり、飲薬の浄化が非常に多いのです。特に漢方薬が多いのです。なにしろ漢方薬は量が多いですから、土瓶に一ぱいでも大変な毒なのです。それが胃の廻りに溜まってだんだんしみ込んで固まったのです。それが、浄化が強くなったために胃に戻って来るのです。そこで胃に溜まるのです。それで胃が重くなったり食欲が無くなったりするのです。ですからそういう人は必ず背中に固まりがあります。左か右か、或いは両方にあります。それから脊骨の辺に固まっているのがあります。ですから背中の固まりをとると、ずっと良くなります。酷いのになると、食欲が無くなって衰弱するのがある様ですから、そのつもりで背中の固まりを溶かす様にするのです。
③ 薬毒の浄化状況
ア.薬毒には痒い、痛い、麻痺など種類がある。大体の病気は薬毒によるが、霊的な場合も元は薬毒。
(『御教え集』第29号/S28.12.16より)
私も随分、疥癬をやりましたが、毒にもいろいろ種類があるのです。疥癬の毒と、頭の痛くなる毒とか、腹の痛くなる毒とか、いろいろ種類があるのです。それで、疥癬の毒というのは天然痘の毒ですから、そこで疥癬は痒いのです。まず痒いのは天然痘の毒と思えばよいです。それから疥癬でも、痛いので黒豆のようなものが出来ますが、これは薬毒です。ですから疥癬は天然痘の毒に薬毒が混って苦しむものです。それで毒によって、痒いのと、痛いのと、麻痺したのと、いろいろあります。それは自分のつけた薬やのんだ薬を考えてみれば分ります。それから何時も言うとおり、一番痛い毒は消毒薬です。よくお蔭話とか質問に、霊的の病気のように思っている人がありますが、霊的の病気もありますけれどもごく僅かなもので大体は薬毒なのです。よく病気が思うように治らないというような時質問があり〝何の毒でしょうか〟とか〝霊的でしょうか〟というのがありますが、そうではないので、みんな薬毒です。それから霊的の病気があるとしても、やはり薬毒です。つまり霊が薬毒で曇っていると悪霊が憑きやすいのです。
イ.消毒薬は激痛と痒みの苦痛を伴い、頭痛、眼(失明)、中耳炎、歯茎等から、肛門(痔)、陰部、手足の関節等にまでの腫物か湿疹となる。
(医学革命の書『手術に就て』より)
大いに注意すべきは消毒薬である。手術とか外傷の場合消毒薬を不可欠のものとしているが、何しろ何十倍に淡めても黴菌を殺すだけの劇薬であり、直接筋肉から浸透するので、時が経てば必ず何処からか出ようとする。その場合多くは頭痛、眼(失明)、中耳炎、歯茎等であり、時には下降して肛門(痔)、陰部、手足の関節等へまでも集溜し、腫物か湿疹となり、痛み痒みの苦痛が伴うが、ただ消毒薬に限って激痛であるからよく分かる。
ウ.結核の間接的原因となる肋間神経痛の原因は、消毒薬のためが最も多い。消毒薬の毒性は執拗で、治るにも長期間かかる。
(『医療誤点の種々相』▲より/『栄光』152号)
結核の間接的原因としての肋間神経痛であるが、この原因は意外なところにある。それは首から上の病気でよく手術をするが、この際使用する消毒薬のためが最も多いのである。しかるに医療は消毒薬は殺菌に不可欠のものとして必ず用いるが、この薬毒こそ実に恐るべきもので、この毒分は非常に強烈で、しかも筋肉から直接滲透し、量も多いと共に、それが下降して肋骨部に固結し、なお下降して下半身に及び、種々の病原となるが、この毒性は執拗で、治るにも長期間を要するのである。
エ.インシュリン注射は脳疾患、ヨード剤は種々の病原や虚弱の原因となる。
(天国の福音『既存療法』▲より)
最近行われている結核療法にセファランチンの注射及び服用がある。これらも悪性逆結果となり、治癒はすこぶる困難である。私は弟子に対し、セファランチンの多量使用者に対しては生命の保証は為さざる事を注意するのである。その他糖尿病に対するインシュリン注射が脳疾患の原因となり、また沃度(ヨード)剤が種々の病原または虚弱の原因となる等も看過出来ないものがある。次に、外科的に用いる消毒薬として沃度ホルムがあるが、これは特に恐るべきものであって、よく手術による患部が治癒し難く長時日を要する場合がある。医家も不可解に思うが、これは全く消毒薬中毒であるから、その場合薬剤を落し、清水をもって洗うだけで順調に治癒に向うのである。沃度ホルムの悪作用としてはこの薬が患部の筋肉から滲透し、その近接部に膿色斑点が出来、それが漸次拡充する事がある。その場合医師は腐りゆくと思い、手足等の切断を奨めるが、それは猛烈な堪え難き痛苦もあるからである。右のごとく黴菌の侵入を恐れる結果用いる消毒薬が、黴菌よりも数倍恐るべき結果を招来する訳である。
オ.梅毒治療の砒素は、悪質で執拗極まる精神病、偏盲目、悪性腫物、種々の結核等、あらゆる病原となる。
(天国の福音『既存療法』▲より)
私が幾多の経験上長(?)も恐るべきは彼の六百六号(サルバルサン)の注射である。これは周知のごとく駆黴療法として一時は実に救世主のごとく想われたのであるが何ぞ知らん事実はこの反対である。この薬剤の原料は耳掻き一杯で人命を落すという程の砒素剤であるから、この毒作用によって一時的浄化停止の効果は顕著である。すなわち梅毒性発疹や腫脹に対し、同剤を注射するやたちまちにして消滅するから治癒したように見えるのであるが、実は浄化作用によって、潜伏毒素が皮膚面に押出されたのが、注射によって還元したまでである。しかしそれだけならいいが、砒毒という別な猛毒が追加されたのである。しかもそれは黴毒よりも数倍恐るべきもので、右の砒毒はあらゆる病原となるのである。特に最も多いのは精神病、偏盲目または悪性腫物、種々の結核等あるが、いずれも悪質にして執拗極まるものである。従って私は六百六号の注射を五、六本以上受けた患者は、何病に係わらず恢復困難と見るべき事を弟子に注意している位である。
カ.利尿剤の逆作用で、頑固な腹水病、睾丸水腫、排尿閉止が起きる。
(天国の福音『既存療法』▲より)
利尿剤の逆作用も注意すべきものである。彼の腹膜炎患者の腹部膨満に対し医療は必ず利尿剤を用うるが、一時は尿定量を増し膨満は減退し、軽快またはほとんど治癒したとさえ思う程になるが、それは一時的であって、例外なく再び膨満する。また利尿剤を用いると軽快する、また悪化する、また用うるという訳で漸次利尿効果は薄らぎ、ついに薬効は皆無となり、すこぶる頑固なる腹水病となるのである。ここにおいて医療は腹部穿孔排水を行うが、これらも一時的萎縮で、再び膨満する。また穿孔排水させるという事を繰返すにおいて、漸次腹水集溜の速度と量を増し、最後に到ってはその膨満著しく臨月よりも巨大となり、間もなく死に到るのである。また睾丸水腫という睾丸の膨脹する病気や、排尿閉止等も利尿剤の逆効果による事が多いのである。
キ.モルヒネの多用で、食欲減退、嘔吐頻繁、衰弱死も。
(天国の福音『既存療法』▲より)
各種神経痛の強烈なる痛みに対し、モルヒネの注射をなし一時的苦痛を免れさせるがこれらも繰返す場合、食欲の減退はなはだしく、進むに従って嘔吐頻繁となり、食欲不振、衰弱死に到る事も稀ではない。
ケ.湿布、膏薬による薬毒は、治癒を遅らせるなどの悪影響を及ぼす。
(天国の福音『既存療法』▲より)
次に湿布である。これは皮膚による呼吸を閉止し、または薬毒を滲透させ、その部面の浄化停止を行うのであるから、一時的苦痛は軽減するが、その方法及び薬毒の残存が、種々の悪影響を及ぼすのである。
次に膏薬または湿布薬であるが、これも不可である。
(岡田先生療病術講義録▽(上巻)『各種の治病法 塗布薬』▲より)
これ([塗布薬])は薬が皮膚から参透し、血液を濁し、浄化作用を弱めるから、一時苦痛は緩和されるが、治癒は後れる事になるのであります。
コ.予防注射が小児病を増やす。赤ん坊への注射は発育を止める。
(『世界的丁髷時代』▲より/『栄光』155号)
予防のためと称して種々の注射をされ、幼児の内から薬毒を詰め込むのだからたまらない。いずれは浄化作用が発生し、各種の病原となるのは当然で近来小児結核や小児喘息、小児麻痺等が増えているのはよくそれを物語っている。
(『観音講座』(七)▲より)
最も恐ろしいのは赤坊に注射をする事である。赤坊に注射をすると発育が止るから実に困るのである。人間は絶対に薬を入れてはならん。
④ 薬毒の浄化事例
ア.迷った途端、神様とのつながりが切れる。
(出典不明)
周囲の人々が忠告がましく医者にかかれとか言うと、信仰のない人はじきに迷ってしまうが、迷うとたん神とのつながりが切れてしまうんです。もっとも周囲が判らないとき徹底して言うと、警察問題にもなるからあまり強くも言えない場合がある。それはしかたない。ずいぶん気の毒な人がありますよ。某はこの春疥癬をやった。これで死ぬ人はないのですが、私の所へ相談に来て、周囲がうるさいから医者にかかりたいと言うので、まアかかんなさいと言った。信仰のない人は周りの人の邪魔――邪霊がたくさん来ますからね――で、駄目になってしまう。この人も入院して死んでしまいました。ちょうどこの人と同じように疥癬をやった人もお浄めでいまはすっかり治っている。
<事例1> 薬の恐ろしさが本当に分れば人類は大体救われたが、今迄は悪人も必要だったから、観音様は薬師如来となって薬を飲ませた。曇りの原因は殆んど薬毒で、あとは罪。薬毒で血が濁り、霊が曇るから罪を犯し、霊が曇っているから悪霊が憑る。人間が薬を止めれば苦痛は無くなる。薬毒は一寸した刺戟で寄って来て出ようとする。
(『御教え集』第4号/S26.11.1)
(お 伺) 昭和廿四年十二月入信の信者、植田ナカ(五十九歳)同年九月初め、右足を蟻の巣に踏入れた為、そこに小さい傷が出来、それが二、三日するうちにキリキリと痛み出したので御浄霊を戴きました処、痛みは益々ひどくなる許りで、遂に歩行も出来なくなりましたが、十二月頃から小康を得、杖に縋って歩く事が出来る様になりましたので、早速教修を戴く光栄に浴しました。傷口は依然として残り毎日相当量の拝膿がありました。翌廿五年二月頃より、全身が浮腫み始め、次第にひどくなり、五月頃には口中特に舌が痺れ、火傷の様な痛みを感じ、遂には顔面迄痺れ、同時に手足の第二関節迄ローソクの様に白くなり、感覚がなくなって了いました。此頃ふと邪神にやられ、病院にも一寸行き、手当てを受けましたが、排尿は益々悪く、遂に全身は浮腫み心臓の動悸も激しくなりましたので、再び御浄霊を戴くうちに、十二月頃足の傷はやっと治りましたが最近又、右足に傷口が出来、痛みも以前と同じ様な状態となって参りました。二十年前胃潰瘍、腎臓炎、肋膜(、?)腹膜、膀胱、盲腸、肺炎を一時に患い、生命の危険を感じた事も御座いました。注射の名は解りませんが、二本以上打つと生命の保証は出来ないと言う注射を、主人と同意の上毎日二本宛一ケ月続けて打ちました。やっと生命は取止め、一年病床に就き全快致しましたが、以後右の足が常に腫れています。私の家は、昔お寺の屋敷跡で庭の隅には先祖の墓と無縁仏の墓がありますが、本年八月家の墓を山の墓地に移した時に、その無縁仏の墓も一所に移し、仏壇には「諸霊位」として祀ってあります。因に御屏風観音様は二十四年四月、御神体は二十六年五月御奉斎させて戴いて居ります。右御開示の程御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
之は、この薬毒ですよ。二本づ(ず?)つ一ケ月続けた――と言うこの薬で、今そう言う風になって出るんです。それで蟻の巣を踏みつけて傷がついたと言う、あの為じゃないんです。針の先でも同じなんです。そう言う薬毒は、何処か一寸した刺戟で、そこに寄って来て出ようと言うんです。それで、最初のは出て、今度は残っているのが出ようとしているんです。もう少しの辛抱です。痛みと言うのは、全部薬ですからね。だから、人間薬を止めれば、痛みは無くなる―苦痛はね。人類から薬を無くすれば、痛みと言うのは無くなるんです。薬が痛みをつくっているんです。大変な世の中ですね。だから、薬の恐ろしい事が本当に分れば、それで人類は大体救われた訳です。それから、霊が憑るのも――やっぱり霊が曇っているから悪霊が憑るんで、曇りと言う原因は殆んど薬毒ですね。あとは罪ですからね。罪を犯すと言う事は、薬毒で血が濁り、霊が曇ると言う事ですね。結局人間の身体から薬を抜けば、悪人も無くなるんですね。然し悪人も今迄は必要だったんです。血を濁らせて、悪人をつくって―やっぱり必要だったからです。だから、観音さんは薬師如来になって、薬を飲ませたんですからね。やっぱり仕組なんです。
<事例2> 痛い、痒い、発熱などは皆薬毒。薬毒の曇りがないと霊は憑れない。
(『御教え集』第2号/S26.9.11)
(お 伺) 五十一歳の信者で御座いますが、昭和二十三年妻が入信致し、本人は幼少より体が弱く、浄霊を戴き大変良くなり、昨年七月光明如来様及び御屏風観音様を御奉斎させて戴きました。本年二月顔面神経痛の浄化を戴き入信致し、其後大変に良くなり、仕事も出来る様になりました。一昨日(九日)朝急に頭が重くなり、浄霊を戴き直ぐ良くなりました。同日午後右手頸より肘の辺迄強い痛みを感じ、寒気が致し、浄霊二十分位で寒気が取れ、腕の痛みも薄らぎましたが、背中と足に高い熱があり、心臓及び胸一面が苦しく、急激に寒くなったり、熱くなったりしますが如何なる訳で御座いましょうか。数年来脱腸があり、其浄化を度々戴いて居りますが、はかばかしく御座いませんが霊的な関係が御座いましょうか。御垂示御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
之は霊的ではありません。薬毒が体躯中にある。それで方々に固まっているのが、順に溶けて来る。其浄化です。ですから、根気よくやればすっかり治ります。寒気がするのは、そこに熱がある。足に高い熱があるのは、薬毒の固まりが溶けて来るんです。心臓に浄化が起って熱がある。それで胸が苦しい。脱腸はお腹に固まりがあり、押している訳ですがね。霊的と言うのは滅多にないですがね。
それから霊が憑ると言う事は、そこに曇りがあるので、曇りがないと憑れない。曇りと言うのは薬の毒ですからね。何処かに病気とか、苦痛があれば、何時薬を飲んだか――あの時の薬だ、と言う事で分ります。病気は何でも薬だと思えば間違いない。何でも霊的だ、霊的だ――と言うのはそんなに思わない様にした方が良いですね。精神病や癲癇は絶対に霊的ですがね。他の――痛いとか痒いとか、熱が出るとか――そう言うのは皆な薬ですからね。ここが痛いと言うのは、何時の薬だろうと考えると分る。
それから漢方薬が恐いですね。漢方薬は頭に来ますからね。あの時の漢方薬だと思えば分ります。私は始終薬の事を書いているが、仲(中?)々染込まないですね。何しろ長い間薬毒迷信にかかってますからね。
<事例3> ひどい薬毒の浄化は長く、迷ったり焦れたりするとご守護が切れる。
(『御教え集』第2号/S26.9.8)
(お 伺) 昭和二十三年十一月二十五日下顎骨が顎裏を破って膿と共に排泄致し、現在尚破れた口(二寸位)の両側が髭のある儘内側に巻込み、丁度ザクロの割れた様になって皮が張って了い、此処から絶えず唾液が流れたり、息も洩れたり致します。唇、下顎あたり全体は絶えず痺れて、締付けられる様な感じと激痛が続いて居りますので、長時間体を動かしますと目眩が致します。下歯は肉についた儘残って居りますが使用出来ず、奥歯が口を動かす毎に上顎をつき上げ、その痛みの儘苦しんで居ります。御陰様で食欲がありますので体力は御座います。余りに長い御浄化に家族の者は罪の深さを知って、浄化中の父と母と兄嫁を残して、兄弟三人御神業に専念させて頂いて居ります。
信仰上到らぬ点並に御浄霊の急所と皮の張った傷口と残った奥歯は、今後何の様になるもので御座いましょうか。
〔御 垂 示〕
この人は以前に何か薬を入れた事があるのですか。
「性病の様な事も多少あり、薬も随分入れて居ります」
それです。薬毒ですよ。薬毒がそこによって出ようとしている。薬毒が沢山あるから日がかかる。浄霊を始めてから何の位になりますか。
「三年位です」
その位じゃしようがない。私は歯を毎日浄霊してますが、之で三十六年です。
「傷口ですが、巻込んだ儘毛が生えて参りますが」
それは切ったら良い。
「その間に歯が顔出して居ります」
色んな変化があります。結局、薬毒ですよ。ですから、薬毒を簡単に思うが、薬毒は大変なものです。私は浄霊始めてから二十年になるが、未だ解決しない。今でも毎日やってます。慣れっこになって了ったが、年々治って来ます。薬を入れたのが昭和三年ですからね。未だ取れない。薬毒の少しひどいのは十年、二十年は何でもない。だから三年位ではね。迷ったり、懊れたりしては神様に申し訳ない。命がないんですからね。それに感謝する事で、それに一寸でも――何うかすると、御守護が切れます。
<事例4> 凡ゆる病気は焦ると治らなくなる。中風的症状なら一・二年は焦らずにお任せする。
(『御教え集』第4号/S26.11.8)
(お 伺) 加藤千代(五十五歳)と申す信者で御座います。昭和廿五年十二月受講中、脳溢血的症状で倒れ数日間人事不省(詳?)となりましたが、御守護戴き回復させて戴きました。本年七月再浄化戴き、隔日位に御浄霊させて戴いて居ります。(他の日は家族が致して居ります)現在迄余り変化なく、当人も家族も多少焦燥の気味で御座います。症状は不絶頭が重く、折々眩暈があり、稀に吐気があり、記憶力は非常に減退して居ります。七歳の頃、角膜炎の手術二回、この折全身麻酔をし、現在は弟さんの家にて養生中で、そこには御神体奉斎され御屏風観音様もお祀りさせて戴き、日中の気分の良い時は、努めて御神書を拝読させて戴いて居ります。何かと不平勝ちで御座いまして、無い命を救われたと言う感謝の念の乏しかった事をお詫び申上げます。最近稍々改心致し、不平は無くなって参りました。御浄霊の重点及び、信仰上改心すべき点を御教の程御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
七月再浄化で、三月位しか経たないですね。それで焦燥なんて、余っ程言ってやると良い。中風的症状で、三月や四月で、良いとか悪いとか言うのでは、問題にならないですね。之は普通打擲らかして置くと何十年も治りっこないんですからね。一年や二年は、何にも焦らずに任かせて置くと言う心持でないと駄目ですね。病気は――凡ゆる病気は、焦ると言うのが――執着ですからね。何時も言う通り、そうすると治らなくなる。反って、治そう治そうと言うと、それが逆になりますから、治らなくなる。こう言う事は、家に人に良く言ってやると良い。だから、死ぬまい死ぬまいとすると、反って死ぬ。そんな事を考えないと、生きる。この間も言ったが、逆効果になるからね。浄霊の重点や信仰上改心する点と言うのは、御神書読んでいるでしょう――結構ですよ。頭ですね。頭に毒が非常にありますから、頭を主にしてやると良い。それから、こゝ(頸部淋巴腺)ですね。それで、少しづ(ず?)つ治っていく訳ですよ。
<事例5―1> 浄霊しているうちに段々毒が減って、腫れ方も少なくなり治る。浄霊で治すと跡形なくちゃんと元通りになる。
(『御教え集』第3号/S26.10.28)
(お 伺) 私(藤原アヤ子四十四才)は十四才の時に、襟に針を刺していて、何かの機勢に左の乳を突き、其の翌る日より非常に痛み、医者に行きました処、黴菌が入って化膿したのだと言われ、直ぐに手術をし四十日余りで治り、其為か左の乳は殆んど出ません。其後何事もなく、四十二才の夏頃より左の乳が一日二、三回位針で刺す様に痛み、心に固まりが出来、次第に大きくなりチクチク痛む回数も多くなり、四十三才の春頃乳首を押すと、赤黒い血が少量出始め、家族の者より医診を受ける様再三奨められましたが、手術の恐ろしさと、痛みが連続的でないので其儘にして居りました。四十三才の暮頃には、大きさと固さが丁度子供の茶碗を伏せた位の固まりが出来て居りました。本年二月二十八日近所の信者様より、このお道の有難いお話をお聞きし、早速其日より御浄霊を戴き、一週間後に下の方に傷口が出来、日増に大きくなり、膿もどんどん出て参りました。三月二十三日より二日、程(程、?)四十度位の熱の御浄化を戴き、左脇下及び左乳横に梅干大の固まりが出来て日増に大きくなって参りました。其後毎日御浄霊を戴いて居ります。私は四月十日入信させて戴き、一生懸命お縋り致して居ります。四月の末頃、第二回目の熱の御浄霊(化?)を戴き、右脇下に亦梅干大の固まりが出来、今尚其の儘で御座いますが、左の固まりは次第に大きくなり、傷口になって膿がどんどん出て、乳の下部七分位は傷口になって居ります。傷口には一番下に御霊紙を戴き、その上に脱脂綿を当て、一番上に二メートル位のガーゼを八つ折にし、一日四回位取替えて居りますが、持つ処がない位膿が出ます。六月の末頃から、傷口が非常に痛みました。御屏風観音様は七月十五日にお迎えさせて戴きました。其晩乳首が非常に痛み、御霊紙を取替えました処、親指大位の毒血の塊りが取れ、十六日の朝、前夜の半分位の毒血の塊りが取れました。昼頃には御霊紙を替えさせて戴きました処、二寸五分位の長さに乳首が取れました。其後大した痛みもなく傷口は、乳の中心を深くえぐり取った様になって居ります。其後左の脇下には七、八つ指先で押した位の塊りが出来、それが次第に口があき、一塊りになって、今では縦が二寸五分、横一寸五分位の盛上った傷口になって居ります。全体の膿の出る量は、五月頃に較べますと、半分位になったのではないかと思います。八月頃より腕の附根の下側が痺れて、筋が吊る様な痛みを感じて居りましたが、九月十日頃より毎日教会え(へ?)お参りして御浄霊を戴いて居りますうちに、末頃より御守護戴き、今の処は痛みも大変楽にさせて戴きました。二回目の御浄化を戴きました時に、右脇下に出来た固りは、今も其儘で御座いますが、その固りが繋がった様に、右の乳の上側に、無数に、指で押した位の固りが出来ております。今の処右側にも口があき、傷口が出来る様に感じられます。九月二十五日には伜の嫁も入信させて戴き、大光明如来様を御奉斎させて戴きたく思って居りますが、二階の屋根が低くてお祀り出来ずに居ります。年が変れば家を建てますので、其時に戴きたいと思って居ります。一時は大分衰弱致しましたが、御守護により、又教会の先生や近所の信者さんに励まされて、お縋りし乍ら、一生懸命御飯を戴いて参り、少しづ(ず?)つ力づいて参りました。
この御浄化は今後何の様に変化して参るもので御座いましょうか。又この膿が多量に出ます原因は、何で御座いましょうか。尚この御浄化が早く済まさせて戴きますには、今後何の様に致しましたら宜敷いでしょうか。
〔御 垂 示〕
之は結構ですよ、大したものだ。だから、入信しなかったら、この人は命がなかったですね。最初からの事を言うと、最初針を刺した時に、打擲らかして置くと何でもなかった。黴菌が入った―之は間違っているんですよ。針で刺しますね。そうして、疵が出来ると――何時も言う通り、火傷とか疵で刺戟を与えると、黴菌が寄って来る。丁度黴菌が入った様に見えるんです。黴菌があるのはあるんです。入ると言うが、少ないのです。大体は寄って来るんです。試して御覧なさい。火傷すれば黴菌が入る迄に、大抵は油をつけます。それでも腫れて来ますからね。火傷する様な熱で、油をつければ、黴菌が入る様な理由がないんです。然し、そこに寄って来るんだからね。お灸をすえるのと同じですね。放ったらかして置けば良かった。黴菌が寄るだけ寄って、それで治って了う。それから、消毒薬ですね。消毒薬が、何時も言う通り恐ろしいんです。大体、この人は毒の多い人です。そこにもっていって、ガーゼを取替える度に消毒薬をやって、それが段々浸透して、その附近にすっかり――血液ですね――それを濁しちゃった。それが出るんです。それが血膿なんだからね。それが又、大変なものなんです。それが色んな形で、大きく腫れたり小いさく腫れたりしているんです。それを知らないと、医者に行って切りますね。その時又、消毒薬の影響を受けるから、段々衰弱して行って死ぬと言う人が沢山あります。だから命拾いした。之は浄霊しているうちに、段々毒が少なくなり、腫れ方も少なくなります。ですからもう一息ですよ。それですっかり治りますよ。それから、浄霊で治すのは、穴があいたり、色々したのも、跡形なく、ちゃんと元通りになりますから少しも心配要りません。それから、腕の附根――と言うのは、その固まりの為ですからね。大変熱心だから結構ですね。今年一杯位で、大体良くなるでしょう。
<事例5―2> 御霊紙は治れば自然に取れるから、貼り放しに。消毒薬が一番痛み、しつこい。仰向けに寝るから薬毒は背中に固まる。浄霊は力を抜いても霊が向うに通らなければならない。身体の悪い人は甘い物を好まない。病人はスッパイ物を好むが、治るようになると甘い物を食べたがる。
(『御教え集』第8号/S27.3.17)
(お伺) 藤原アヤ子(四十五歳)昨年十月乳癌で御垂示戴き「大変熱心だから結構ですね。今年一杯位で大体良くなるでしょう」と御言葉を戴いております。其後熱と下痢の御浄化にて、衰弱と息苦しさの為に床に就いております。御浄霊は戴いておりますが、益々衰弱の度が加はり、左肩胛骨より左腕全体が固く浮腫み、御浄霊戴きますと、堪らなく痛みます。然し後は楽にさせて戴きますが、間もなく同様の事を繰返します。心臓は常に圧迫される様な息苦しさが御座いますが、局部の前後の御浄霊で楽になります。動きますと腕も心臓も苦しく、痛みます。右乳上にも大豆位の固まりが二十程一固まりとなり。(、?)後普通のオデキの様になり、御霊紙は堅く貼り附いて取れません。右脇下にも親指で押した位の傷口が出来、少量の膿汁が出ております。左傷口は少なく浅くなり、膿汁の量も多少少くなり、食欲は一杯位で御座います。大光明如来様は二階の屋根が低い為に七、八月頃に家を建てましてよりお祀りさせて戴きたいと思っております。今後如何様な経過を取るもので御座いましょう。
〔御 垂 示〕
御霊紙は貼り放しで良いんですよ。治らないうちは取れませんからね。ですから取替える必要はないです。薬の様に思うから取替えるんですが、そうではない。貼りっ切りでね。治れば自然に取れるんですからね。之は、知らないからですね、之は、乳癌と言うが、癌じゃありませんよ。之は、手術しないんでしょうね。
「致しておりません」
之は癌じゃありません。普通のオデキですよ。こんなものは、そんなに治り悪いものじゃないんですがね。浄霊は何時からですか。
「二月頃からで御座います」
膿が――結構じゃないですか。
「最近衰弱が増しております」
食欲が少ないからね。熱があるんでしょう。
「時々御座います」
食欲がないのは熱の為ですね。お乳の熱と腕とは非常に関係があるんですよ。誰が浄霊しているんですか。
「私(平岡栄子)がさせて戴いております」
あなたは何時頃入信したんですか。
「十九年で御座います。中教師一位の御資格を戴いております」
大分古いんだな。力が入るんじゃないかな。
「一生懸命に抜かせて致しております」
抜いても、霊が向うに通らなければならないんだからね。唯、こう(御浄霊)やっている丈ではいけない。力を入れないで、而も霊が向うに通らなければならない。難かしいんでね。今穴があいている処があるでしょう。
「左の脇の下に御座います。乳首が取れまして――」
未だ出来ないですか。それは、治ると出来ますがね。此処(頸部淋巴腺)はやってますか。
「やらせて戴きました」
兎に角非常に毒があるんですよ。薬毒がね。それで、癌と言うのはそう痛まないんですよ。強く痛むのは、決して癌じゃない。消毒薬が一番痛む。消毒薬中毒がね。それが原因です。消毒薬と言うのは、しつこいものですよ。根良くやって、膿が出て行くづつ治るんですが――結局は治るんですが、唯衰弱を増さない様にね。
「顔色は宜敷いのですが、皮膚の色が悪いので御座います」
貧血している為じゃないかな。貧血の為です。食事が少ない為にね。背中の方は――。
「肩胛骨の後に――」
押して痛いんですか。肩胛骨の方にかけてね。消毒薬に違いないな。背中の方も充分浄霊しなければいけない。背中の方が溶けて、こっちの穴の方に膿がいきますから、背中をやるんだな。人間と言うのは仰向けに寝るから、どうしても背中に固まる理屈になるからね。そうして根気良くやるよりしようがないな。食物は――。
「普通の物を半膳程お茶をかけまして――」
お茶かけても、何でも良いから、量を出来る丈多くするんですね。特に変った物じゃないですね(。?)普通の物ですね。
「左様で御座います」
どうも、身体の悪い人は甘い物を好かないですね。だから、病人でも治る様になると、甘い物を食べる様になる。之は覚えて置くと良いが、病人と言うのはスッパイ物が好きでね。で、良くなると甘い物が好きになる。今言った様に、衰弱を増さない様にしなさい。お茶漬は極く良いですよ。それから噛み方は普通の噛み方ですか。
「左様で御座います」
長い間噛むといけませんよ。食欲が減ります。食欲を増すには、生ま噛みに限る。飲込む様にすると、それは腹が減るからね。
「十日程前に、横隔膜の方が脹り、座れない様になりましたが、御浄霊で治りました。之は、背中の膿の関係で御座いましょうか」
溶けて来て、其処に固まったんです。
<事例6> 今までは浄化が少しずつだったが、今は全身的になった。一ぺんにうんと苦しむような浄化だと短期間に治るが、年齢的にそれだけの浄化力がないから長くかかる。
(『御教え集』第5号/S26.12.28)
(お 伺) 本年二月風邪の御浄化を戴き、三月中旬より自宅で静養し稍々良くして戴き、布教させて戴きました。九月上旬より、非常に寒気を催し、咳が激しく、便通なく、十月より再び自宅で静養し現在に至っております。現在相当衰弱し、見た所は元気そうでありますが、足等は大分細っております。用便は一人で致しております。食欲はあったりなかったりで、ない時でも無理をすればお茶碗に半分位戴けます。肩、背中、胃の裏等御浄霊致しておりますと、発熱し譫言を言う事もありましたが、現在はあまり御座いません。十一月頃迄は大分寒気を覚えましたが、現在はあまり御座いませんが、腰部は常に痺れ、又息苦しく、あまり長話は出来ません。特に息苦しい時は鳩尾の固りが胸につっかける様になります。子供の時より胃が弱くワカモト、胃散、粉薬等服用し、又風邪の度に、咳止めを大分飲んでおり、二十四歳の時、痺れ脚気で七十五日間程医療を受けた事が御座います。現在は、頭部(脳天、後頭部)延髄部、肩、背中、胃の裏等や左腎臓部に熱があり、右箇所を御浄霊致して居りますが、宜敷う御座いましょうか。又は、霊的で御座いましょうか。尚、家族全部入信。御神体、御屏風観音様を御奉斎させて戴いております。
〔御 垂 示〕
之は霊的ではありませんよ。薬毒ですよ。薬的ですね。之は薬がうんとあります――この人の身体わ(は?)ね。だから気長に――根気良くやるんですがね。以前だと固まっていて、少しづ(ず?)つしか浄化が起らないから、誤魔化していられたが、今は、全身的になりますからね。何処と言う事はない。全身的に浄化が起っているんです。熱があるから食欲がない。食欲がないから便秘する。咳や痰が出ると言う訳ですからね。年が五十三才だから、一ぺんに大きな浄化が来ないんですね。一ぺんにうんと苦しむ様な浄化だと短期間に治るが、それ丈の浄化力がないから、長くかかるんですね。それだけの事ですからね。唯、浄霊する場合に、急所を見つけるのが一番ですね。自分で身体を見ると、一番熱が起っている処があります。それが、一番の急所ですから、そこを浄霊する。自分でやる時も、力を抜かなければならないですよ。そうすれば治ります。別に難かしい事もない。それ丈ですね。
<事例7> 漢方薬で命を落とす人はたくさんある。
(『御教え集』第1号/S26.8.5)
(お 伺) 私の妻杉山かめ(六一歳)は娘の時分より常に腹痛に悩んで居り、特に月経も少なく下腹部の疼痛がございました。三十七歳の時胃腸病にて八十日程絶食し、生命危篤に迄及んだ事も御座いました。四十六歳頃より慢性腹膜炎となり入信前迄煎じ薬を常用して参りました。
二十四年一月私が入信致し以来御浄霊を続けて参りました。
二十五年八月四日、五日と排尿不能、意識不明となり全身はむくみ、腹部は臨月大となりましたが、御守護を頂き、六日には沢山排尿があり、八日には起きられる様になりました。本年二月本人が入信させて頂き、五月十五日熱海に御参詣後浄化が強くなり、全身むくみ排尿も少量となりました。六月始めより教会の先生に御願い致しましてから排尿も楽になり、全身のむくみも減退致しましたが、腹部は尚臨月大の状態でございます。この状態にも拘らず何んな食物でも非常に美味しいと言い、特に魚肉を欲します。食べ過ぎると排尿も減じ悪化致しますので毎食軽く一膳位頂いて居ります。
脈搏は常時三十乃至四十位でございますが、昼間は床の上に坐って居られます。又四十歳前から両眼の視力が減じ現在殆んど失明して居ります。一家は私及び嫁も入信させて頂き御神体、御屏風観音様も御奉斎させて頂いて居ります。霊的関係と致しましては杉山家は四代続いて嫡子がなく、私も妻も両養子で御座います。
妻の実父は腹膜炎にて死亡、実母は汽車に飛込み自殺して居り、養父は電車にて轢死して居ります。
昭和十四年九月十九日、座敷内にて知人が痴情関係で殺害されました。(現在無縁仏として御祀りしてございます)(。?)
尚二十四年十一月十一日には放火に会(遭?)い、御守護により天井を焼いたのみにて鎮火致しました。
息子(養子)は現在外地(シベリヤ)より帰還致して居りません。
右の御浄化は如何なる原因で御座いましょうか。御浄霊の急所につき御教賜り度御願申上(げ?)ます。
〔御 垂 示〕
急所もへったくれもない。随分入っているな。漢方薬ですね。この為です。外に何もありはしない。漢方薬で生命を落した人は随分ある。強いて急所と云えば腎臓ですね。
<事例8> 余程生まれつき丈夫だから、これだけ薬を入れても生きている。浄霊するだけは薬が減って良くなるが、衰弱を堪え切れるかは入れた薬の分量による。ゲンノショウコやアルバジルは極く質が悪い。
(『御教え集』第7号/S27.2.27)
(お 伺) 阿部ヒロ(四十八歳)幼少より腹痛にてクミチンキを十歳頃迄常用致し、二十四歳で結婚、二十五歳で女子を分娩。それより病弱にてアルバジル大瓶二本半位服用致し、家が薬種屋でありました為に、其他種々の薬を多量に服用し、ゲンノショウコも二、三年常薬として続けております。二、三年前頃より腰部に御浄化を戴き、一進一退で御座いましたが、昨年十月頃より激しくなり、本年に入り多量の痔出血があり血痰を出しております。最近は体に浮腫みがあり、全身苦しく、痰の出方も困難で御座います。食欲もなく一日に半杯位二回程度で、衰弱も加わって参りました。夜は特に腹が張り眠れません。御神体、御屏風観音様は御奉斎させて戴いております。御浄霊の重点を御垂示御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
アルバジルは悪いですよ。アルバジルで死ぬ人は随分ありますよ。ゲンノショウコも悪いな。然し、この人はよく生きてますね。余程生まれつき丈夫な人ですよ。之丈やって、生きているんだからね。之は、浄霊の重点と言うのはないんですがね、つまり薬毒ですからね。身体全体ですがね。唯、ゲンノショウコ丈はお腹ですよ。然しゲンノショウコの中毒と言うのは、しつこいものですよ。だから、問題は衰弱丈ですね。御浄霊する丈は薬が減って行きますから、それ丈は良くなっていきますが、然し其為に食欲が減ったりするからね。どうしても衰弱するから、それを堪え切っていけば治ります。衰弱で負ければ、どうも危ぶないですがね。で、それは結局薬の分量にありますからね。だから、見当つかないですね。私が薬を飲ましたのなら解りますがね。おまけにゲンノショウコやアルバジルなんてのは、極く質の悪い奴だからね。お腹が張るなんてのは、一旦薬が固まったのが溶けて来るんですからね。まあ、小便の出が良いといいんですがね。お腹と腎臓――ここを良くして――それを主にしてやれば良いんですね。そうすれば食欲が増えますから、衰弱が少なくなるから、まあ――一番良い訳ですね。
<事例9> ドクダミ中毒は大変。浄化が強くなったから方々痛いが、浄霊力が弱い。龍神に関係あれば、夢知らせや人が言うなど助けてやらなければならない事情が現われる。
(『御教え集』第6号/S27.1.25)
(お 伺) 小林裏子(三十七歳)元来丈夫でありましたが、三か月前より急に一日六、七回と、多い時は十回位物凄い下痢の御浄化で、すっかり衰弱して立つ事も出来なくなりました。去る四日に、危険な状態を中教会の御神前にて御守護御願い申し上げ、御救い戴きました。其の後下痢は止まり食欲も出て参りましたが、少しも肥らず、咳が盛んになり、痰も相当出、熱は三十九度前後で、脈搏は九十五、六で欠(結?)滞があり、呼吸困難で、体中が痛み腰が立ちません。御浄霊は頭、咽喉、肩、臍の廻り、鼠蹊部、肩胛骨、胃の裏、腎臓を御浄霊させて戴いておりますが、特に肩と胸を致します時は、呼吸激しく苦しそうで御座います。御浄霊の急所を御教え御願い申し上げます。今迄に飲みました薬はドクダミ位との事で御座います。尚、店の入口(道路中)に古井戸が塞がっており、昔庚申塚があった所に家が三軒建てられ、その左端が本人の家となっております。何か霊的関係が御座いましょうか。主人は世話人として御道に盡させて戴いております、(。?)御神体は御奉斎させて戴いております。
〔御 垂 示〕
ドクダミ位――之が大変なんだ。ドクダミは、ドクダメ(毒溜め)だね。古井戸――誰かが塞げたんでしょうから、こう言うのは塞げた人に祟るべきですよ。唯、祟るんじゃなくて、助けて貰いたいとお願いする場合がありますからね。ですから、そう言うのは祀ってやるとか、何とかしなければならない事情が出て来ますから、そうすれば、唯言霊で神様にお願いすれば良いんです。一々手数かけて祀る程の謂がないんですからね。昔から自分の家にあった池とか井戸を埋めるんじゃないからね。そう言う点も区別して考えるんですね。この人はドクダミ中毒ですよ。
それから急所が解らないらしいですがね。下痢は止ったから、下の方の毒が出たが、今は咳と痰ですね。それは上の方ですね。大体下の方は下痢になって、上の方は痰になって出るものなんですがね。併しそうはっきりは言えないですよ。それは下の方から痰が出る事もありますからね。大体はそうなっている。それで、急所をみるのは何でもないんです。体を撫でてみて、一番熱い処がそうです。脈搏は、九十や百は何でもないですね。呼吸困難は肋骨ですね。肋骨の何処かに毒が固まっているんです。それが呼吸困難です。身体中ドクダミの毒が固まっているんですね。腰が立たないのは、尾骶骨ですね。そう言う所をやれば良いです。大抵、こう言うのは、ここ(頸部淋巴腺)が多いんです。こんなに方々やってもしようがない。急所を一カ所か二カ所ですよ。病人は女だから、あんまり裸にしてやるのも困るから、自分で体に触ってみて、押して痛い処ですね。無論、そう言う処は固まりがありますから、それから熱い処ですね。それが急所ですから、それをやれば順調に治りますよ。浄化が強くなってますから、可成り方々痛かったり、色々ありますが、それは、少し我慢しているんですね。そうすれば、段々良くなって来ますからね。苦しい――そこが溶けて来て、肺に入ろうとする場合に、肺膜が厚いとか、毒が濃いから、引張る為に息切れする。こう言うのは、浄霊する人の力が足りないから――霊力がないから、そうなるんです。何時も言う通り、この山ですね。ここ迄(山の頂上)いく力はある。だから息苦しい。之を越す力がない。だから息苦しい。霊力が足りないんですね。やっぱり、手に力が入るんだな。力を抜くと、霊力がずっと出ます。今言った様にしてやれば、順調に治っていきます。それから、若し龍神に関係があるとすれば、夢で知らせるとか、或いは人が言って来るとか、助けてやらなければならない事情が現われて来ますから、そうしたら――祀る事は滅多にないけれども、愈々といえば、近くに瓶か何か埋けて、替りにしても良いですが――だから光明如来様に、そういったものが迷っているとしたならば早く人間に生れ変る様に御守護御願いするんです。大体それで良い訳です。
<事例10> 峠を過ぎているから、色んなものが色んな形で出る間辛抱していれば、段々いつとはなしに良くなる。痰が切れないのは浄霊の見当違い。
(『御教え集』第7号/S27.2.26)
(お 伺) 教師可児正則の妻すみ子(三十三歳)入信前ノーシンを服用致し居りました。昭和二十二年卵巣膿腫で手術し、全快しない中に妊娠した為にツワリが強く、体の衰弱もあり堕胎手術を致しました。それから肋膜で二カ年療養しましたが、良くならず、人に奨められる儘に色々致し、人骨を煎じて二カ月程飲みました。注射はザルブロ、ビタミン数十本を射ち少し楽になりましたが、今度は主人が喘息にかかり、その時より再度御浄霊を戴く様になり御守護戴き主人は税務署を辞して御神業にお使い戴く様になりました。大光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させて戴き、初めて農耕の手伝を致し、不思議に仂く事が出来ました。処が、首にグリグリが無数に出来、数回膿が出、今ではグリグリが沢山ある儘に口は塞がっております。昭和二十六年十月「大光明」の御守様を拝受致し、痔出血の御浄化を戴き、本年一月頃に左手に激痛が起り、皮膚は蝋細工の様な色となり、血色悪く、体はフラフラとなり、毎日御浄霊を致してを(お?)りますが、手の神経痛、腹部の痛み、腹の張り、胸の痛み、足の御浄化で、一進一退で御座いました。二月上旬より、痔の出血は止まり、通じも二回位で軽くなりました。二月十一日「大浄光」の御額を戴きますと、胃の御浄化で、咳が出、痰の様な唾の様なヌラや苦い水が沢山出ました。心臓が苦く床に就いております。現在は頭がガンとして胸が苦しく、胃が空の様な気が致し、口が苦しく足腰がだるくフラフラで、御浄霊を致しますと熱が出(、?)咳が出ますが、痰が切れないので苦しみます。食事は軽く一杯三度食べます。尿も良く出、便通も御座います。右御垂示の程御願ひ申し上げます。
〔御 垂 示〕
之は薬毒の浄化ですからね。色んなものが色んな形で出て来るんですから、その間辛抱していれば、段々良くなりますよ。こう言うのは、段々何時とはなしに良くなりますから、辛抱して居れば良い。別に何うと言う病気じゃない。入れたものが出る。それ丈の話です。それから痰が切れないのは、浄霊の見当違いをしている。だから、良く調べて見る。之は自分で体中触って、調べてみる(。?)熱があるから、そこから痰が出るから解ります。解らなければ、御主人に体を触って貰へば良い。之も、峠を過ぎてますから、もう一息です。
<事例11> 余りにも医者にいじくられているから、入信して無理をしないで気長にやるしか言えない。手術の傷が塞がらないのは消毒薬中毒。
(『御教え集』第4号/S26.11.18)
(お 伺) 沢田敬哉(二十六歳)六年前肋膜にて入院、三カ月後医師の診断の結果、異状なく会社に復職、一年半後に脊椎カリエスとなり灸、鍼にて大分楽になり、二カ月間休んだ丈けで、一年六カ月勤務して居りますうちに、右腎臓部が腫れて痛みが激しくなり、又鍼、灸に頼りましたが効果なく、一カ月後に多量の血尿が出ましたので医師に診せた処、腎臓結核と診断され摘出手術をしましたが、その傷は今も塞がらずにを(お?)りました。其後膀胱結核、副睾丸結核(片方摘出)腹膜等になり、昨年十二月左腎臓部が腫れ上り、切開して膿を取り、今年五月退院し、現在軽微な腰痛と右切開部より少量づ(ず?)つ膿が出て居ります。発病時より最近迄、多量の服薬と注射(主に葡萄糖、カルシウム、ビタミン、ペニシリン七、八十本、マイシン二十本、パス七百グラム等)を致しました。現在体重は五十一キロ、平熱で食欲はあります。只今の処は御浄霊を戴いて居りますが、十二月に入信を希望して居る者で御座いますが御救い戴けましょうか、御浄霊の急所を御垂示の程御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
之はどうも、余りいじくり過ぎちゃったんで、確実な事は言えませんがね。まあ、御浄霊して、それこそ無理をしない様に、普通でやっていくんですね。別にいけないとも言えないし、請合う事も出来ない状態ですね。今迄の経路を話して見ますと、最初肋膜の時に固めたんですからね。それ迄に、水が下って脊髄に固まったんです。それを、脊椎カリエスと、こう間違えて――鍼、灸でしょう――又固めたんですね。それから腎臓部に肋膜の水が下って固まった。そこに浄化が起ったんだから、打擲らかして置くと良かった。腎臓から滲みて小便になって出ちゃう。効果が無い――というのは、浄化が強かった。固まらなかった。一カ月後に多量の――と言うのはそれが溶けて病原になって出るので、非常に良かった。それを――之は放ったらかして置くと、みんな治ったんですがね。医者が、みんな拵えたんですね。気の毒なものですね。傷は今も塞がらず――塞がらない方が良いんです。出る丈け出た方がね。之は、消毒薬中毒ですね。その為に容易に塞がらないんです(。?)副睾丸結核――それは、腎臓摘出の時の消毒薬ですね。それが滲みて、下っていった。之は、よく生きてますね。右を摘出したので、左の方に毒が寄って来たんですね。何にもならない。結極(局?)両方取らなければならないが、両方取っては命が無いから、しょうがないですね。どうも、しょうがない。一番恐ろしいですね。自然に出ると言う事を医学は知らないんですね。何も取らなくても良い(。?)自然と言う事を全然無視してますね。少量づ(ず?)つ出ているから非常に結構なんです。平熱で食欲があるから生きている様なものですね。一週間に二回位にね。気長にやっていると、何うやら生きて居る丈けには治るでしょう。之は何うとも――請合うとか、色々な事は言えませんね。と言うのは、薬を何の位やっているか、切開手術を何う言う風にしているかでね。私がやった訳ではないから分らない。
「入信は差し支えないので御座いましょうか」
結構ですよ。差し支え――なんて。どっちにしろ、入信しなければ駄目ですよ。入信したら、少し生きるかも知れないが、入信しなかったら数年ですよ。だから、偶に――浄霊を一週間に二度位で良いと言うのは、入信しての話ですよ。入信してなかったら、一週間に二回でも駄目ですよ。
<事例12> 熱で乾き食欲が減るから便秘しても構わない。頸部、延髄を浄霊すると熱が減っていくが、浄霊に力が入っていると減らない。
(『御教え集』第7号/S27.2.27)
(お 伺) 和田フミ子(四十三歳)二十五年十一月発熱し腹に固まりが出来、延髄から後頭部に上って、凝りが激しく、全然食事も入らない状態で御座いましたが、十二月に御救い戴き、夫婦共入信させて戴き、昨年十二月御屏風観音様をお祀りさせて戴きました。半年余り大変健康に暮させて戴きましたが、秋頃から横に寝ると咽頭部が詰る様で、頭に凝って行く気が致しました。二十六年十一月(前年発病と同日)血痰を五勺吐き、それ以来毎日四十度近い発熱が現在も続いております。特に咽頭の廻りに最もある様似思われます。肋間、背部、腰が痛み、ねがい唾が引切りなしに出ます。大小便の排泄は少く便秘しております。御浄霊は毎日続けております。又、次男は四歳で、一週間程患い口から血の固まりを吐いて死にました。実父は腹膜炎、母は脳溢血で急死致しました。この事との霊的関係が御座いましょうか。又何処を御浄霊させて戴きましたら宜敷いでしょうか。尚、昨年十一月頃、町会より貰って天井に貼っていたお稲荷さんのお札を元に返した事が御座いますが、右と関係御座いましょうか。
〔御 垂 示〕
こう言う便秘は構わないです。どうしても――熱で乾くのと、食欲が減るから、便秘しても構わないです。誰が浄霊しているんですかね。見当違いだね。右と関係――之は関係ありませんよ。之は無論薬毒ですよ。こう言う人は、ここ(頸部淋巴腺)から熱が出ますからね。ここ(頸部)がどちらかが腫れてますから、之を良くやって、その次は延髄のどっちかが腫れてますから、それをやって、それで熱は減りますがね。若し減らなかったら、浄霊に力が入るんだ。力を抜いて、そこをやれば、熱は段々減って、それで治っていきます。大したものじゃないね。肋間、背部、腰―之は、其処をやれば割合に簡単に治っていきます。
<事例13> たくさんある毒血が色々な所から色々な形で出ていって治る。順調だから気長にやれば良い。
(『御教え集』第8号/S27.3.16)
(お伺) 山本米造(昭和二十四年四月入信。五十三歳)昭和二十三年二月光明如来様を御奉斎させて戴いております。一月九日朝より悪寒が四、五時間位続き、昼頃より乳液に褐色物の混った様な物を多量に吐きました。十一日夕方よりシャックリが二時間程続き、御浄霊戴き一時止り、四十分程して一時間位続きましたが、一週間目より食欲も出て参りました。十五日目より肩、肩胛骨より肋骨下部に、高さ四、五寸巾五寸位、右手は上膊部及び手首より指先迄腫上り、右手肩の関節は動かず、食事(一膳位)の時丈起きて食べさせて貰っております。血尿が三、四回御座いました。三十七日目に腕の力瘤の処に直径一寸位の突起が出来、先が赤くなり、翌日濃い膿が出、少し楽になりました。それより十日位膿が出続け、大分腫れも引きましたが、肝臓に拳位の固結が出来、食欲なく大分衰弱し、膿も出なくなりましたが、御浄霊戴き食事も戴ける様になりました。血尿は一日に四、五回出ます。膿は血膿となり、肩甲骨の下部に少し膿が御座います。元気になって参りましたが、腕の附根は動きません。御浄霊の個所に就き御教示御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
之は結構じゃないですか。順調にいってますよ。この人は毒が沢山あるんですね。毒血がうんとあるんだから、色々な処から色々な形で出ていって、結局治りますからね。気長にやって居れば良いですよ。浄霊の急所は、腫れている処とか痛いとか熱があるとか、それは分りますよ――症状でね。それで良いです。
<事例14> 薬多き一家。衰弱さえうまく堪えられれば治るが、浄霊するとますます浄化する。痰に薬毒があるから咽喉が荒れる。
(『御教え集』第4号/S26.11.25)
(お 伺) 室伏壽朗(昭和二十五年十一月二十九日入信。四十四才)御神体、御屏風観音様は御奉斎させて戴いて居ります。病歴としては――
- 十八才の時、柔道にて右肺部乾性肋膜。
- 二十三才の時、中耳炎手術。
- 二十四才の時、蓄膿症手術。
- 三十三才の時、鼠蹊部切開手術。
- 三十九才の時、右肺部湿性肋膜にて一カ年療養。
- 四十二才の時、右肺に空洞(直径三センチ)あるを以て、病院にて加療。
- 四十三才の時、国鉄を休職、自宅にて療養。
この間洋薬、漢方薬等相当に使用して居ります。特に三十二才に渡支以来、帰国迄八年間征露丸を常用して居りました。四十二才の時肺を患い、一年間毎月二回気胸を致して居りました。昨年十一月入信させて戴き罪多き一家では御座いますが、御守護を戴きまして、十二月中旬頃から床を離れ教会に通える様になり、御浄霊を戴き大して休む事もなく、明主様の御参詣も毎旬させて戴き、教会の座談会にも出席させて戴きました。九月初めより喀痰の量も多く、食事も進まなくなり、臥床する日の方が多くなりました。十月上旬より、浄化も強いので、御浄霊は二日置き位にさせて戴いてを(お?)ります。特に咽頭部に痛みを感じ、食欲もなく体の衰弱が目に見えて参りました。現在食事はお粥一杯位、其他パン少量、水は欲しくても単独では飲めず、パンに浸してとる程度で御座います。下痢は少量では御座いますが、一日四、五回程度で御座います。尚、両足及び左手の甲に少し浮腫みを感じて居ります。霊的としては――
長兄(六十才)は屋根より落ち屋根鋏にて咽喉をつき即死、四兄(三十五才)五兄(四十二才)共に肺結核にて死亡して居ります。薬毒も多く霊的にも深い因縁をもって居りますが、執着はなく全てはお任せ致して居りますが、御浄霊の上に特に注意すべき点を御教示賜り度く御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
随分この人は――まあ、然し医学を頼ったら、こう言う事になる訳ですね。罪多き一家――じゃない。薬多き一家だ。屋根鋏と言うのは――(。?)
「大きな鋏で御座います」
あれが、屋根鋏ですか。屋根を切る鋏かと――(。?)
之は、霊的はありませんね。之は、医療的ですね。湿性肋膜――之が相当固まっているな。まあ薬毒ですね。それで唯、薬毒が浄化が強いからね。やっぱり、痰になって出たり、微熱も出るし、それで食欲不振なんです。痰に薬毒があるから、咽喉が荒れる。それで痛んで、あんまり食えない(。?)衰弱ですね――衰弱さえ旨く堪えられれば、之は治るに定まってますが、だからこう言うのは難かしいんです。浄霊すると、益々浄化しますしね。そうかと言って、打擲らかして置くと、色々苦痛があるからね。之は、臨機応変にやる。一番肝腎な事は、急所を見附けてやる。一番痛むなり――苦痛ですね。之は、一、二、三、四と急所がありますから、一の急所を発見してやる。それから二の急所をやる。こう言う風に、順序良くやると旨くいきます。それを、一をやらずに二、三をやるから、馬鹿に苦しくなる。
「全てを明主様にお任せする心境になって居ります」
その心境が結構じゃないですか。ここ(頸部淋巴腺)をやってますか。ここに熱があるんでしょう(。?)ここですね。之が溶けて咽喉にいくんです。どっちかに固りがあって、熱があるんです。
<事例15> 薬がくだって下に溜まるが、とってもとっても溜まるから根気よく。溜まるよりも取る方が多ければよいから、一日に何度も浄霊する。
(『御教え集』第2号/S26.9.15)
(お 伺) 島根県大原郡三成町、藤原船美(二十六歳)(光明如来様をお奉斎させて戴いて居ります)
今年正月頃より咳嗽、吐痰、腹痛、下痢、切痔等の薬毒の御浄化を戴き、お陰様にて大体順調に経過して居りましたが、七月下旬より両足に痺れを感じ始め、八月の終り頃より特にひどくなり、現在では靴をはく範囲程は抓っても殆んど感じない程度に麻痺して居り、便所に通う時非常に危険だと申して居ります。現在足部以外の症状は、腹部が固く、食欲は腹が膨って苦しい由です。衰弱は相当加って居ります。熱は微熱程度で、脈は八、九十位で御座います。足の痺れるのは重い薬毒がその部分に下っている為で御座いましょうか。それ共他に何か意味するので御座いましょうか。尚本人使用の薬毒はカルシウム四十本、ザルブロ三十本、服用薬三十日位で御座います。御浄霊は土地柄不変な為殆んど本人の父親が致して居ります。
〔御 垂 示〕
之は薬が下っているんですよ。ですから何でもないですよ。気長にやれば治っちゃいます。それから腹が膨ると言うのは、之もやっぱり薬が腹に溜って来ている。それで、胃が膨れるから、腹が膨れる訳ですね。衰弱は、食事がたんと入らないからです。熱は問題ではない。唯、薬が下って下に溜るんですから、取っても取っても溜るんですから、根気良くやる。溜るより取る方が多ければ良いんですからね。一日に何回もやる。そうすると早く治ります。薬と言うのはしょうがないですね。こう言うのは、医者に行くと脚気と間違えられる。それで又ビタミンBの注射を受けると、今度は愈々命に関わる。自殺希望者が、自殺幇助願をするんだからね。仲(中?)々費用がかかりますからね。
<事例16> 薬毒が背中に固まり、腎臓を押している。御神書を読ませて、痛んでくれば浄化が起こって治る作用だとわからせる。
(『御教え集』第4号/S26.11.8)
(お 伺) 酒井康祐(五十歳)二十二年六月頃より背中がつゝぱり、激痛を感じ、鍼、灸等をやっているうちに、同年十二月、より以上に悪化し、首より下が全身不随となり入院(東大)致しました。病名は脊髄炎後胎症と言われ、ペニシリン注射三カ月、サルバルサン(三号)二十本、電気マッサージ等の治療を致し、又検査の為脊髄より四回水を取って居ります。入院後三カ月程して、体は段々動く様になり、八カ月目に退院し、その後は殆んど医薬を用いて居りません。現在は仕事を致して居りますが、発病当時と同じ様に背、胸に痛みを感じ腰、足が突っ張り、主に左が悪く、又大、小便の出が悪く背中、腎臓、足等を強く指圧しても痛みは感じません。尿毒の為と存じますが、体は肥満して居ります。一カ月前より、御浄霊をさせて戴いて居りますが痛みは段々強くなって来て居ります。右、病気の原因並びに御浄霊の箇所を御教示御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
脊髄炎後胎症と言うのは、おかしいな。之は、薬毒が背中に固まっているんです。それから、腎臓が圧迫しているから、之は、腎臓を主に、背中の痛い処、そこをやれば、きっと治ります。痛んで来れば結構ですよ。浄化が起ったんだからね。相当痛むでしょうが、よくそれを言い聞かせて、痛むと言う事は、治る作用だと言う事を納得させる様に説明してやって、そう言った事を書いた私の本を読ませる様にすると良い。
<事例17> 注射で麻痺させて痛みを取ることを繰り返し、体中が動かなくなる材料を増やした。痛むのは浄化が強いからで、治りが良いから安心して楽しみにする。明主様は力を抜くために、向うの壁を狙って浄霊される。
(『御教え集』第5号/S26.12.1)
(お 伺) 赤川山一(十月下旬入信。五十一才)十年程前両足首関節に激痛を覚え、骨接ぎに行きましたが病名不明と言われ、医師にかかり関節炎と診断され、薬名不明の注射を四本打ち、大分良くなり仕事をして居りました。昭和二十四年十一月になり、右手の人差指の附根関節が猛烈に痛み、医者にかかり薬名不明の注射を一週間続けて治りましたが、同年十二月に両足首が痛み出し医者に行きました。其後一カ年通い毎日ザルソブロカノンの注射を続け、同年大晦日より午前はキノフエン、午後はザルソ・ブロカノンを毎日二本宛、二十六年五月迄続けましたが、痛みは中々治らず、五月二十日より十日間温泉に行き、大体良くなりました。更に六月四日から、完全に治そうと思い東大附属病院に入院、四十五日間米国新薬コーチソン(二グラム)ビタミンC(八千ミリ)シンコルター(八CC)注射し大変良くなり、帰りには独りで楽に歩けると言う状態で退院しましたが、二週間後に再発、以前より非常に悪くなり、痛みは全身の関節に及び、床に就き全く起上る事も出来なくなりました。八月中旬頃お道のお話を聞き、信者さんに御浄霊を戴く様になりました。九月より信者さんの御紹介を戴き、横浜出張所の森久保先生に御願いして、御浄霊を戴く様になり、二十日間位で大変楽にさせて戴き、歩行も出来る様になり、銭湯にも行ける様にさせて戴きました。十月妻と共に入信させて戴き、十一月五日に光明如来様を御奉斎させて戴きました。現在は両足首の関節が痛み、歩行困難となり床に就いて居ります。長い間の苦しみに、果して元の様に治して戴けるものか、何うかと不安の気持が去らず、煩悶致して居ります。何卒御教示の程御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
こう言う人が沢山あるんですがね。何しろ多量に製造しているんだから困るね。骨接ぎに――この時放ったらかして置けば良いんです。とうに良くなってピンピンしている。之を元にして製造にかかったんです。最初、色んな注射ですね。すると、一時そこの処丈は麻痺させて、痛みが取れて治ったと思ったが、身体の方の目的は、最初の時に――足首とかに痛みを生じたのは、溶ける為に固まったんです。溶け始めたのと、もう一つは身体の毒が、始終そこに溜っている。それで、出口を求めて、腫れて出ようとした。それを注射で――つまり戸を閉めた様なもので――膿が、出所がないので他に出ようとする。それを又注射するから、増えた訳です。それが方々に固まった訳ですね。だから、身体中動かなくなる様な材料が増えちゃったんですね。だけども、メシヤ教に入って良かったですよ。さもなければ命迄いきますよ。全然逆の事許りやった。一種の――お医者は――自殺幇助だ。之は、治るに定まっているから、ちっとも心配ないです。浄霊する丈づ(ず?)つ減っていくから――結局は溶けて無くなるから、治るに定まっている。唯、沢山材料を入れているから、長くかかるでしょうね。然し、割合治りが良いでしょう。全て、痛むのは治りが良いんですからね。浄化が強いんだからね。むしろ、安心して――楽しみにして良い。自分でもやって良いですよ。出来る丈力を抜くんです。力が入ろうとするから、抜き抜きやる。唯抜く丈ではいけない。奥に――背中をやる時は、前の方に通る様にする。
私は、こう言う風にやる時は、向うの壁を狙ってやる。そうすると――力が入るから、そうではいけない。力を抜いてする。一つの練習ですね。
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