① 胃病は薬毒が直接原因
(医学革命の書『胃病と心臓病』より)
如何なる病気も其原因は悉く薬毒である事は勿論だが、其中でも此胃病位薬毒が直接原因するものは外にないのである。何しろ薬を飲むや一番先へ胃に入るからである。故に全部の胃病は薬で作ったものであるのは争えない事実である。先ず此病気の始まりは人も知る通り食中り、食過ぎ、運動不足等の為、胸焼、靠れ、胃痛、消化不良、重圧感等の苦しみが起った場合、放っておけば自然に治るべきものを、薬迷信の為必ず何等かの胃薬を飲むので、一時はスーッとするが、暫くして再び同様の苦しみが起る。それは最初の浄化を薬で抑えたからで、毒はそのまま残ると共に、その時飲んだ薬毒も加わるので、起る毎に少しずつ悪くなり、期間も縮まってくる。というように繰返す内遂に慢性となって了い、名の付くような病気になる。
即ち胃アトニー、慢性胃痛、胃痙攣、胃下垂、胃潰瘍、胃癌等々であるが、(後略)
(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『胃病』▲より)
今日、胃病という病気になるのは、ほとんど全部が薬の中毒といっていい位であります。消化不良とか胸焼、胃酸過多、アトニー、胃痛などいろいろありますが、原因は一つで、最初は食物がもたれたり、不消化であったり、胃が痛んだり、胸が焼けたりする。しからば、それらの原因は何かというと、これは全く食物の分量を決めたり、食事の時間を決める為であります。何となれば、分量や時間を決めた以上、前の食物が消化されない中(うち)に食う為に、前の分が醗酵し腐敗し、前述のごとき胃の病的症状を起すのであります。でありますから、腹が減れば食い、減らなければ食わない主義にすれば、絶対に胃病は起らないのであります。私はこの方法によって永年の胃腸病が治り、今日は頗る健全であります。このような病的症状が起った場合、その原因に気がつき、それを改めれば容易に治るのであるが、誰しもその場合薬を服む。それがいよいよ胃病の始まりであります。薬を服むと確かに一時は快くなるが、原因を改めない限り再び起きるので、その度毎に薬で抑える。その為ついに慢性になるのであります。それで胃痛や胸焼や種々の苦痛は胃の浄化作用であるから、放任しておけば必ず治る。それを薬剤を服むと浄化作用が一時停止される。それで一時苦痛がなくなるから、それを「薬で治る」と信じるのでありますが、何ぞ知らん、事実は「治癒を停止」させたに過ぎないのであります。実際、薬で治癒されたなら、最早病気はおこらないはずであるのに、再び起るというのは「治らない」からであります。言換えれば、胃自身としては治ろうとして痛むのを、治ってはいけない・・・というように薬を服むという理屈になるのであります。そうして、胃がわるいと消化薬を服む、そして消化のよい物を食べるんですが、これがまた大変な誤りで、態々(わざわざ)胃を弱くするんであります。何となれば、胃は胃自身の活動によって、物を消化する様に出来ている。それによって胃は健全を保っているのであります。ところが消化薬を服むと、胃は活動しなくとも済む。薬が消化してくれるからで、その為胃は段々弱体化する。有閑者のようになる。そこへ消化のいい物を食うから、なお拍車をかける訳で、益々胃は退化する。退化するから薬を倍々(ますます)服む・・・という循環作用でついに慢性になるのであります。そうなると、偶々固い物を食ったりなどすると胃はとても骨が折れる。もう「消化する力」を失っているので、そのまま腸へ送る、腸も胃の影響を受けて弱体化しているから、下痢し易くなるのであります。中には反対に便秘する人があります。これは食物が少量過ぎる為と、胃薬で柔軟化させ過ぎる為であります。ですから、下痢と便秘と交互にする人がありますが、全く前述の理によるのであります。自然に任せておけば、順調に排除されるのを、薬剤によって不正にさせ、苦しんでる人が、随分世間には多いようであります。
(天国の福音『胃疾患』▲より)
日本人に最も多い病気として胃疾患がある。この病気は周知の通り種々の症状があるが、最初はほとんど軽症であるに係わらず、療法や摂生の誤謬のため漸次慢性となり、一進一退の経過をたどりつつついに重症にしてしまうというのが大部分である。
最初は消化不良、胸焼け、胃痛等の軽い症状であるが、それ等の原因は胃の外部に溜結せる毒素の圧迫であって、それよりもそれを治癒せんがための消化薬服用と消化しやすい食餌摂取が問題である。それ等の方法は一時は有効であるが、連続するに従いついに胃の弱化を促すのである。従ってまた服薬する。弱化するという訳で、遂に消化薬を放す能(あた)わざるに到り慢性症となるのである。
(『観音講座』(七)▲より)
胃が悪いから薬を飲む。飲むから働かぬ様になる。働かぬから又飲む。鼬(いたち)ごっことなり胃病となり、胃癌となり、喰えなくなるからブドー糖注射をやる。それにより又働かなくなる。この内に死ぬより仕方なくなるので誠に気の毒な事である。
② 胃酸過多症、慢性胃痛、胃痙攣
(医学革命の書『胃病と心臓病』より)
胃アトニーは胃酸過多症とも曰い、酸が多すぎる症状で、此原因は自然は消化を援ける為、不断に胆嚢から胆汁を胃に送っているが、薬毒という異物が消化を妨げるので、胆汁は多量に要するからである。又慢性胃痛は一旦吸収された薬が毒化して還元し、胃壁を刺戟するからであり、胃痙攣は胃薬が胃底に溜り、或程度を越すと急激に浄化作用が発るからで、之も医療は激痛緩和の為麻痺剤等を用いるので、一時は楽になるが癖になり易いものである。
(天国の福音『胃疾患』▲より)
胃痙攣は激痛が特徴であるが、これには二種あって、一は第一浄化作用による毒結強化のため胃を圧迫する場合と、第二浄化作用による毒結溶解の場合とである。前者は無熱にして後者は有熱で、これは治癒しやすいのである。これらの原因は服薬が時日を経て胃に還元し一種の毒素に変じて固結したものである。次に胃酸過多症は消化薬服用が原因で消化薬の変化によるのである。
(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『胃痙攣』▲より)
胃痙攣は、水膿溜結が段々固結した時、胃の方が不消化物又は大食をして膨脹する時、胃とその固結物とが押合って痛むので、その痛みのひどい為に痙攣を起すのでありますから、その固結を溶解すれば全治するので、割合容易であります。
(『対症療法の可否』▲より/『栄光』114号)
胃痙攣の痛みは、背中にある固結が溶けて、胃へ集まり腸へ下降しようとするその痛みである。
ア.胃痙攣
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 第一浄化作用に依る毒結強化の為胃を圧迫する場合と、第二浄化作用に因る毒結溶解の場合とである。前者は無熱、後者は有熱。
浄霊 肩及び右左何れかの肩胛骨と脊柱との中間で土手のようにふくれている所。
イ.胃酸過多症
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 薬毒を解消すべく自然作用は胆汁をしきりに胃に向って送入する。これが本病である。
浄霊 背面より胃部を浄霊する。
<事例1> 背中で溶けた薬毒が胃に来ている。痛むのは治りいいのに、浄霊に力が入っている。
(『御教え集』第1号/S26.8.8)
(お 伺) 私は十七歳頃より胃酸過多症でしたが、昭和二十三年の春より胃に痛みを憶え、逐次痛みが加わり、同年九月入信致しましたが、病状意の如くならず、最近宮津支部にて毎日御浄霊を頂いて居りますが相変らず痛みがとれず、医師の診断によれば十二指腸潰瘍兼胃アトニー兼胃下垂との事で、殆んど一日中胃及び胃の後一面が痛みます。昨年六月より仕事(会社の会計事務)も出来ず、毎日遊んで居りますので、家計的にも行詰り状態となり、心身ともに苦しんで居ります。
一日も早く御用の出来る体にして頂くには如何致しましたらいいもので御座いましょうか (。?)御伺い申上げます。
母は熱心な日蓮宗の信者で、此お道に対する理解なく、父は昭和十五年十二指腸潰瘍で死亡、同十八年弟が結核性脳脊髄膜炎で、同十九年妹が結核で各々死亡致して居ります。
浄霊をする場所を御教へ(え?)下さいませ。
〔御 垂 示〕
之は誰がやっているんです。斯う云うのはそんなに長くかかる訳はないんだが、痛みと云うのは治り良いんですからね。あれは浄化だから、浄化が起こっているんだから。胃の痛みなんて大したもんじゃない。浄霊に力が入るんじゃないかな。それから、こう云うのは全然背中ですよ。前なんかやる必要はない。前が痛い様ですが、背中で溶けた薬毒が溶けて来て胃に来るんだから、背中にあるんです。
「お腹に石みたいなものが出来て居ります」
その石みたいなものが病原と思っていると違う。その後の一寸上の方に痛みがありますから、そこをやると直に治る。胃痙攣でも、前でなくて、背中をやると直き治る。之は全部薬毒ですからね(。?)
<事例1> 胃の悪い人は薬毒が多い。ご神体をお祀りできない事情に加え、嘔吐するのは非常に強い悪い薬毒だから、難しい。
(『御教え集』第1号/S26.8.8)
(お 伺) 私の夫五十歳は以前より胃病にて困って居りましたが、昭和二十四年四月多量の血液を嘔吐してから一層悪化したので、其後医者や薬と手当をやったが効果なく今年の一月頃より一層悪化して床につく様になりました。
今年の三月救世教の有難い事を御聞きして、私が御守をお受けして毎日浄霊をさせて戴いて居ります。家の都合で御神体は御祭りして居りません。
三月以来激しい痛みが続きましたが、お蔭様で痛みは少し楽にさせて戴きましたが、毎日二回は食べた物を嘔吐致しますので、其為か便通は少く、身体は日に増衰弱して大変痩せました。四月頃の痛み激しかった時より余程元気づいて居りましたが、近頃の暑さの為か急に弱って来ました。又毎日二回嘔吐する事は何か霊的の関係がありましょうか。又薬毒の浄化でしょうか。
浄霊する主な処を御教示願います。
〔御 垂 示〕
之は大変な薬毒ですね。胃の悪い人は薬毒が多いものですがね。衰弱が増すんですね。それから食物を吐くと云う事も良くないな。それから光明如来様をお祭りしないと云う事も困りますね。何とかしてお祭りして、浄霊は背中ですよ。さっき云った通り、胃の後辺りですね。そこを主にする(。?)次は腎臓ですね。浄霊はそれだけです。それから光明如来様をお祭りして、
「引揚者で、アパートで二階の下に住んで居り、主人がずっと病気で赤貧洗う如くでありまして」
そうかと云って、二階の下に居たのでは、絶対祭る事も出来ないし――難かしいな。嘔吐は非常な薬毒ですからね。薬毒にも色々ありますからね。之は強い悪い薬の毒ですね。矢張り薬毒がある為に嘔吐するんですからね。一寸難かしいんじゃないかと思いますがね。
<事例2> 薬毒が出る間、肺に比べて胃は体がもちやすいが、相当な薬毒量だからかわからない。御神書を聞かせて霊的に浄める。背中と腎臓が急所。薬が溶けて腹や腕、足が膨れる。
(『御教え集』第1号/S26.8.11)
(お 伺) 現在腹部の大浄化を戴いております金子松次郎(五十二歳)と申します未入信の者に就き御伺い申上げます。
以前から肩の痛み及び頭痛持ちで御座いまして、痛みます度にトンプクを服用し、トクホン貼付を続けて参りましたが、一昨年十一月頃猛烈な胃痙攣を起しまして、其後一年間は大した変化なく過して参りました。
昨年十二月頃より胃の左上部がシクシク痛み始め、本年四月頃より痛みが日増に加わりましたので、五月下旬に入院致しました。医者に肋膜に水が溜ったと言われ、ストレプトマイシンを十四本打ちましたが何等変化が御座いませんので、六月七日に退院致しまして翌日より都内の某国立病院に入院致しました。其頃より一日一度位、猛烈な胃部の痛みを憶え、特に七月初め頃より一日五、六回の強痛となりましたので、その度に注射で麻痺させるより外ない状態となりました。
病院で調べましても原因不明で、医者も外に手の施し様もなく、毎日痛み止めの注射をしつゝ過しておりました処、漸次衰弱して来まして七月初めには最早一カ月の生命と、宣告を受けるに至りました。
七月七日より毎日御浄霊を戴く様になりまして、某日から強痛は遠のきました。大変に喜びまして本人の妻と姪が入信致しました。そして約十日後に衰弱重態の中を退院致しました。以後、毎日御浄霊を続けさせて戴いておりますが衰弱甚だしい状態で御座います。現在、胃左上部の固結、鳩尾部及び右肝臓部の固結を相当に溶かして頂きましたが、最近は一寸でも水や食物を頂きますと、直に腹部が膨満して、ハチ切れる程にふくれ上り、ゲップにより食物を戻してしまう事も御座います。
腹部がふくれ上った時は御浄霊を戴きますと楽にして戴きますが、別にはっきりした御浄化はございません。
現在、背部、横側特に左側が局部的にむくみ、又左肺の胸は呼吸の折、殆んど動かぬ程にむくんでおります(。?)胃部の張る苦しみは、御守護によりまして一日おき位に参りますので、いくらか耐え易く本人も喜んでおります。家族共に一心にお縋りしております。御守護の程御願い申上げますと共に、どの様に御浄霊させて戴きましたら宜敷う御座いましょうか、御伺い申上げます。
〔御 垂 示〕
中教師か――何の様に御浄霊なんて、今この様な事聞く様じゃ仕様がない。背中に毒が固まっている。特に肩の所。何時も云う通り、お腹が痛い時、何うしてもここ(お腹)をやるが、そうではない。背中が楽屋になっている。前の方は舞台になっている。之は背中をやれば治ります。之は薬毒ですからね。之はお医者様がこしらえた病気で何でもない。実際恐ろしい世の中です。実際こんな事では命に関わります。こんな事で―段々病気を作って、金を使って、――金を使う自殺です(。?)こんなに金を使うより三原山に行った方が利口ですね。苦しまないで一ぺんに済んでしまう。こんな馬鹿らしい事するのがつまらないのでね。宗教迷信どころじゃない。医学迷信が、先ず世界的の大迷信ですね。だから、之は殆んど背中ばかりやって良いんです。それから腎臓です。腎臓も大分萎縮しているから。それからお腹が膨れるのは薬が溶けて膨れるのですからね。薬毒が溶けて膨れるのは随分あります。中には腕だけ膨れるのも随分あります。それから、足に薬が流れて足が腫れるのがありますから。この人は胃の薬を多く飲んで、それが溶けて胃に固まるんですから、之は相当の間かかります。衰弱さえうまく堪えて行けば必ず治ります。無論嘔吐もしますからね。薬を吐くんです。然もモヒの注射をやってますからね。相当衰弱しますよ。だから、きっと治るとか、治らないとか見当がつかない。私が薬を飲ましたのなら見当がつきますが、他の人が飲ませたのだから。薬の分量が少なければ良いが、ある薬を出すだけの期間持って居れば良いが、持つ事が出来なければいけない、と云うんです。然しこう云うのは割合助かるものですがね。肺の方と違って胃の方の病気は体が持ち易いんですね。そうして、出来るだけ側の人が御神書を聞かせる様に――そうすると霊的に清まりますからね。
③ 胃潰瘍
(医学革命の書『胃病と心臓病』より)
胃潰瘍であるが、此原因は胃薬永続の為である。何しろ胃薬には消化剤として必ず重曹が入っており、重曹は食物を柔かにすると共に、胃壁までも軟かにブヨブヨにして了うので、その為粘膜に極微な穴が穿き、其処から絶えず血液が浸出する場合と、固形物が触れ亀裂を生じ、出血する場合との両方がある。又出血にも二通りあって、一は少しずつ胃底に溜り、黒色の粒となって、糞便に混って出る場合と、液体となって嘔吐で出る場合とがある。嘔吐は珈琲色の液で、其中に点々と血粒を見るが、珈琲色は血液が古くなったものである。而も驚く程多量に出て洗面器一杯位毎日吐く人もある。然し斯うなっても割合治りいいもので、其際の鮮血は新しい血液であるから、衰弱も相当するが、心配する程の事はない。
処が此病気も服薬を廃めて、血の出る間だけ流動食にし、血が減るに従い粥から普通食に移るようにすれば必ず治るのである。茲で注意すべきは、潰瘍の場合流動食、安静、止血剤等で一時固めるので、此固りが癌に見られ易く、斯うなった人は胃の周囲に薬毒が充満しており、之が濁血、膿、ヌラ等になって、絶えず胃に還元し嘔吐するのである。勿論胃の容積も減るから食欲不振となり、衰弱斃れるのが殆んどである。又癌の場合肉食多量の人は、肉の毒も加わって経過も不良であり、肉食人種に胃癌の多いのも其為であるから、之を治すには肉食を廃め、菜食を主にすればいい。
茲で消化不振又は嘔吐感に就いて注意したい事がある。それは彼の幽門狭窄症であって幽門なる器能(機能?)は胃で消化された食物が腸へ下降する通路になっており、此周囲に薬毒の固結が出来ると、圧縮されて狭くなり、通り難いから逆流する事になるので、之も服薬を廃めれば自然に治るのは勿論である。
(天国の福音『胃疾患』▲より)
また消化薬連続は胃壁をまで柔軟にする。それへ固形物が触れる場合亀裂を生じ出血する。それが胃潰瘍である。故に胃潰瘍の原因はそのほとんどが消化薬連続が原因であるから、かかる場合薬剤を廃止し柔軟食を摂る事によって漸次快方に向うのである。また胃壁に腫物を生じ出血する場合もあるが、これは時日を経て血便または吐血する。この際 医家は胃潰瘍と誤診する事がある。右は自然療法によって全治するものである。また大酒家に胃潰瘍が多いが、これは酒害よりもよく酒後に用うる薬剤のためで、酒のために充血せる胃壁に対し、薬毒は特に悪影響を与えるのである。
(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『胃潰瘍』▲より)
胃潰瘍は全く薬と飲酒が原因で、特に薬剤の方が悪性であります。それは、胃薬は食物を柔軟化させると共にいつしか胃壁も柔軟化さしてしまう。それが為少しの固い物が触れても、亀裂を生じ易くなり、その結果血液が参出するのであります。その血液が胃の一部に滞溜して、便に混入して出る事があります。この場合、古い血ほど黒色なのであります。出血がなくとも胃潰瘍といわれる事がありますが、出血が無ければ潰瘍にはなっていないのであります。亀裂が大きい程出血が多量であります。口から血を吐くのはそれであって、こういうのは血が新しいから赤いので、これは重症であります。しかるに、この胃潰瘍を薬で治そうとするが、それは不可能であります、何となれば言うまでもなく、薬が原因の病気であるからであります。胃潰瘍は、薬をやめて痛みと出血のある内は流動食ばかり摂らせ、出血が止まればお粥のような物を食わせ、そして段々普通食にすればいいので、衰弱さえはなはだしくなければ必ず治癒するのであります。日数は軽症で一ケ月位、重症で三ケ月位であります。
ア.胃潰瘍
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 大部分消化薬の連続服用の為である。その為胃壁をも柔軟にするから、柔軟化した胃壁に食物中の固形物がふれると、そこが破れて出血し痛みをも伴なう。
浄霊 消化薬を廃止し、肩及び胃を背面より浄霊。
<事例1> 薬を飲んでいないというが、胃潰瘍は薬で作るから、子供のころ漢方薬などを飲んでいる。霊的な場合、胃痛は滅多にない。
(『御教え集』第7号/S27.2.15)
(お 伺)松永嘉一郎(昭和二十五年四月入信。四十八歳)昨年四月胃の御浄化を戴き、十二月二十六日小康を得、出勤出来る様になりましたが、一月四日再浄化を戴き、食欲が減り次第に衰弱の度が加わって参りました。特に夜一時から二時頃迄毎晩胃部に激痛を覚え、耐え難い事も御座います。此様に毎晩定まって痛むのは、何か霊的の原因が御座いましょうか。一家入信させて戴き、御神体、御屏風観音様は御奉斎させて戴いてを(お?)ります。将来至極健康で、昭和十八年四月胃潰瘍で大学病院に二週間入院し、手術すると言われ退院し、断食療法で全快致しました事が御座います。右御垂示御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
この人は何の位薬をやっているんですか。
「殆ど飲んで居りません様で御座います」
薬を飲んでいなくて、胃潰瘍になるのは変ですね。胃潰瘍と言うのは薬で作るんですね。霊的と言う事は、ない事はないが、胃が痛むと言う事は滅多にないですね。子供のうちに飲んでいるんじゃないですか。
「精しくは存じませんので―」
必ず飲んでますよ。聞いてご覧なさい。背中を浄霊しているんでしょう。何でもなく治るんですがね。背中に固まりがありますね。
「長崎県の信者で、専門の教師が居りません為に、信者さんが致してを(お?)ります」
浄霊に力が入るんじゃないかな。力を抜いてやれば、何でもなく治りますよ。之は確かに薬毒ですよ。子供のうちかに、必ず飲んでますよ。漢方薬かも知れませんね。
<事例2> よほど質の悪い薬毒がたくさん入っており、こういう人は峠がいくつもあるが、まだ峠を越してない。浄霊は力を入れないで向こうに通るようにするのが難しい。偏食は健康に良い。人工吐瀉は駄目。
(『御教え集』第7号/S27.2.15)
(お 伺)田附健蔵(昭和二十三年入信、五十三歳)御神体、御写真、御屏風観音様を御奉斎させて戴いてを(お?)ります。胃潰瘍にて再三御垂示戴いてを(お?)りますが、一昨年十月より特に御浄化激しく、現在に至る迄毎日痛み続けで、毎月平均三回位(一回の吐量一升から一升五合位)の異物を吐いてを(お?)ります。色は白色膿の様なものと、濃い緑茶色のもので御座います。入信前の内服薬はゲンノショウコ約半年、正露玉五瓶位、消化剤、鎮痛剤等で、注射薬としてモヒ二、三本、六〇六号十本、他にキニーネ数服、卅年前淋病にてケンゴール外一種の薬を三カ月服用致しました。又、軍隊の当時予防注射等を致してを(お?)ります。現在の状態は、背部の痛みが、左胃の背部から腎臓部にかけて特に痛み、右側も時々痛みます。腎臓上部の痛みが特に激しい様で御座います。腹部は臍下より左横隔膜より鳩尾にかけて特に痛み、左横隔膜に特に激痛を訴えます。熱はなく、ある時でも微熱です、緑茶色より白色膿状の様な物を吐く場合特に激痛があります。入信以来現在迄に吐いた異物の量は相当になります。激痛の折は板の如く固くなり、絶えずヌラが上って参ります。小水を致します時尿管が痛み、それが腎臓部に通じ横隔膜の処に痛んで参ります。小水は常に膿の様に濁ってを(お?)ります。食欲は偏食勝ちで御座います。要求する物を偏食させても宜敷う御座いましょうか。一昨年「浄力」の御守様を拝受致しましてより、特に御浄化激しく、現在未だ「光明」の御守様は拝受致してを(お?)りません。妻も共に入信致し居り、二十四年頃出張所として御使い戴いてを(お?)りました。子供は一人も居りません。御浄霊は教会と離れている為に、他の教会の教師の方に御浄化の激しい時に戴いてを(お?)り、不断は妻がさせて戴いてを(お?)ります。入信以来大小の痛みの切れ間が御座いませんが、御浄霊の急所がはずれている為で御座いましょうか。御浄化の激しい場合に御浄霊致しますと、必ず一時痛みが激しくなります。痛みの激しい時に異物を吐きますと、一時楽になります為に、口中に指を入れて人工吐瀉致しますが、如何なもので御座いましょうか(。?)此為に御浄化を長引かせているのでは御座いませんでしょうか。御霊紙は毎日戴いてを(お?)ります。激痛の場合は一日に十数回御浄霊させて戴いてを(お?)りますが、それで宜敷いでしょうか。不断は一日に二、三回程度で御座います。
〔御 垂 示〕
尿管が痛み――尿の中の薬毒が粘膜にしみる訳ですね。偏食をいけない様に思いますが、決してそんな事はないですよ。偏食は結構ですよ。医学の方でいけない様に言うんですが、本当言うと偏食が健康に良いんですよ。一番、偏食でいいのは鳥ですね。カナリヤなんか稗許り食べている。偏食と言うのは、体が要求するんですからね。要求するのは、必要だから要求するんです。結構だから、偏食は大いにやりなさい。人間は偏食するのが健康になるんです。
農作物がそうですね。一つ物を作ったら、段々穫れて来ます。それに対する土が、それを要求する精分が出来て来るんですから、うんと出来ます。
御守は取替えると良いです。今の浄化は強いですから、本人に強く来ます。人工吐瀉――本当はいけないですね。無理に吐かせるのはね。でも、大して悪い事はないです。でも、そうやると、唯癖になって、この次から吐き方が悪くなるんです。御浄霊――之は幾度やっても良いですよ。肺病丈は一寸何ですがね。他の病気は浄霊する程良いんです。
「見て居られない程の激痛で、激しい時は一昼夜位続きます」
そんな筈はないがね。誰が浄霊しているんですか、光明如来様は御祀りしてあるんですね。
「大光明如来様を御奉斎させて戴いてを(お?)ります」
もう治らなければならないがおかしいね。無論薬毒ですがね。うんと薬毒があるんですよ。で、浄霊に力が入るんじゃないかな。注意したでしょうね。背中をやっているんですね。之は無論背中ですよ。
「今度の御浄霊法は良く申してを(お?)ります」
未だ然し、力が入るんだ。さもなければ治らなければならない。もっと力を抜く様に言いなさい(。?)そうして背中にあるから、そこをやる。そうして、力を入れなくて、向うに通る様にね。之は難かしいんですよ。力を入れなくて、それで向うに通すんですからね。それから偏食は結構だ。一つ物を食べるのは結構だ。
「チョコレートを食べ、その為に痛みが来たと思われます事が御座います」
それは、食物のせいじゃない。薬毒が、其処に出て来ているんですから、そんな事は問題ではないんです。何しろ、余程質の悪い薬が入っているんでね。
「御浄化が激しくない時には普通食で宜敷いでしょうか」
良いですよ。こう言う人は良くありますよ。それで、漢方薬に多いですね。
「最初は洗面器に六杯御座いました」
大変なものですよ。或る峠迄行って、越すと段々良くなりますが、この人は峠を未だ越してない(。?)こう言う人は峠が幾つもあるんですよ。そう言う風にやれば、段々良くなりますよ。そう難かしいものじゃない。
④ 胃下垂
(医学革命の書『胃病と心臓病』より)
胃下垂であるが、之も医療で作る事がよく分る。即ち消化のいいものを食い、消化薬を飲めば胃の活動の余地がないから、胃は弱って睡眠状態となり、弛緩するのは当然である。従って此病気を治すのは訳はない。薬を全廃して普通食を普通の食べ方にすれば自然に治るのである。之に就いても注意すべきは、よく噛むのを可いとしている事で、之が大変な誤りであって、よく噛む程胃は弱るに決っているから、半噛み位が最も可いのである。
(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『胃下垂』▲より)
胃下垂でありますが、原因は、消化薬を服みつつ柔い物ばかり食うから胃が弱る。それで緊張が無くなるから弛緩し、下垂するのでありますから、「人為的製造病」であります。しかし、胃下垂と言って来る患者で事実下垂のものは十人に一人位であります。それは、実は、水膿溜結の大きいのが胃から腸の部分にあるので、それが下垂のように見えるのであります。この症は、本療法で溶解すれば、一、二週間位で簡単に治るのであります。又真の胃下垂は、食物の改良・・・即ち普通米飯食になし、薬剤を服まなければ短時日に治るのであります。
ア.胃下垂
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 消化薬を飲みつつ柔かい物を食うから胃が弱る。それで緊張がなくなるから弛緩し下垂する。真の胃下垂のものは十人に一人位で、実は毒素流血の大きいのが胃から腸の部分にあるので、それが丁度胃下垂に見られるのである。
浄霊 背面より胃部を浄霊する。
<事例1> 熱や痛みは薬毒の固まりが溶け始めたからで結構。服薬は寝るから背中に溜まる。薬の飲み過ぎで薬がたれて胃下垂になる。胃の悪い人はお茶漬け。
(『御教え集』第6号/S27.1.16)
(お 伺) 伊藤義雄(十八才)胃下垂の為二年間服薬注射を致し、段々衰弱し、昨年夏頃より御浄霊戴き、大分気分が良くなり、入信させて戴きました。其後父も入信させて戴き、以後自宅で父の御浄霊を戴いて居りました。本年元旦に教会に参拝致し、午後から下腹から寒気がして気持が悪くなり、其夜から熱が出て、食欲なく、胃が痛み、四時間程苦しみました。毎日下痢し、お腹も数回痛み、元気なく、何となく疲れ易くなりました。御浄霊の個所を御教示御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
之は結構ですよ。熱が出たと言う事は、薬毒の固まりが溶け始めたんだから、浄化熱ですね。それから、胃が痛み――痛みもやはり薬毒が溶ける苦痛ですね。その為に食欲がないんだからね。毎日下痢――之は結構ですよ。この為に毒が出るんだからね。疲れる――之はしようがないですよ。食欲がなく、下痢するんだから。少し位疲れます。この位我慢しなさい。浄霊は背中の方に固まりがありますから、それを溶かす。一旦服んだ薬は、仰けに寝るから背中に溜りますから、それを溶かす。前にも固い処がありますから、それをとる。
胃下垂と言うのは、薬の飲み過ぎなんですからね。何時も言う通り、薬を飲み過ぎて、薬が垂れて来るんですからね。こんなものは何でもないですよ。それから、こう言う人はお茶漬を食べると良いんですよ。お香こをきざんで、それでお茶漬する。鮭でお茶漬ですね。そう言う風なものが割に良いんですよ。つまり胃下垂と言うのは、消化の良い物とか、良く噛んだりすると駄目なんですから、胃の悪い人は、お茶漬を食うんですね。それ丈で治ります。胃下垂なんかは、お茶漬で百発百中です。
⑤ 胃癌(真症癌と擬似癌)
(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『胃癌』▲より)
ここでその癌[胃癌]の原因と発生の経路をお話致します。元来、癌なるものは、青年期には発生しない。四十歳以上でなければおこらないという事実でありますが、これはどういう訳か。この点から解決されなければならないのであります。
それは、人体内にある毒素が、自然浄化作用によって常にいずれかに集溜しようとしている。しかるに、集溜作用は運動等に因る・・・神経活動の部に限るので、青年期には全身的活動旺盛の為、四肢五体に分散するのであります。しかるに、老年期に近づくに従い運動不足になる結果、毒素は一部分に集溜しようとします。即ち、運動不足者は、肺、心臓は余り活動しないから、どうしても、胃の部に集溜するのであります。そうしてその毒素なるものは水膿でありますから、それは時日の経過によって固結してゆき、進んで化膿性になります。この化膿した一種の内部腫物は、胃の外壁から内壁へと蝕入してゆく。これが胃癌になるまでの経路であります。診査の場合、胃部を圧して痛い塊のあるのは、まず「癌の卵」と思えばいいので、普通、心窩部から臍までの間の中央線が主で、次がその両側であります。しかしながら、胃部に滞溜した水膿も、その人が浄化力旺盛であれば、自然下痢などによって排泄されるのであります。近代人は、少しでも不快だと直ちに薬を服む。薬剤は浄化力を弱め、特に胃薬が胃を衰弱させるから、胃の抵抗力を減ずる結果、排泄されないで、ついに化膿するまでになるのであります。化膿が進めば、胃の一部に穿孔される事になる。そうなると胃の活動はほとんど停止され、又その孔からの排膿作用も加わって、旺んに嘔吐をするのであります。しかし、痛(癌?)は身体が衰弱してさえいなければ必ず治るのであります。何となれば、胃は仮に化膿しても浄化すれば元の様になる性質のものであります。胃癌の最初の徴候は、胃痛又は重圧感であります。嘔吐が加わるのは、相当進んでからであります。胃癌の初期ですと、本療法で一週間ないし二週間で全治するのであります。次に、最も注意しなくてはならないのは末期のものです。これは治療する場合に、非常に危険があります。それは、癌を溶解するのに急激ですと、内出血するから生命に係わるのであります。故に末期の癌は極めて徐々に治療しなければならないのであります。私が以前扱った患者で、腸の一寸位上の方に、護謨毬位の癌があって、治療二、三回でずっと萎びたので喜んでいると、間もなく死んだのであります。それは、急に癌が溶けた為、内出血したので、これは私の無経験による失敗でありました。そういうのは圧してはいけない。極く軽く触れるか触れない位にしてやらなくてはならないのであります。胃癌によっては、腸又は肝臓部へ移行する場合もありますが、これは最も悪質であります。普通の進んだ症状に、コーヒーのようなものを沢山吐瀉する事がある。あれはよく出血といいますが、私には、そうは思えないのであります。あの吐瀉物は、煙草かコーヒーのような色で血の色ではない。そしてこれを随分吐きますから、血液なら生命を保てる訳がないと思うのであります。これは、沢山飲んだ薬剤の化学的変化した物と思うのであります。勿論この中に幾分血液は混っておりましょうが、全体としては他の物質と思うのであります。
(天国の福音『胃疾患』▲より)
世人に恐れられているものに胃癌がある。胃癌には真の胃癌と擬似癌とあり、前者はほとんど霊的原因が多く霊的は後に説くが、ここでは両方共体的に説いてみよう。
胃癌の初期は、胃の外部上方または心窩(みぞおち)部に小固結を見、食欲やや不振位にて他はなんらの苦痛なきもので、この際 医診においては癌の疑いを起し、多くは手術によって除去するが、手術後大抵一時は良好であっても再発しやすく、医学上の統計によれば、手術後平均二ケ年半の生命を保つに過ぎないという事である。医療においては手術に依らざる場合ラジウム放射療法を行う事になっている。しかるにこの方法は既記のごとく癌組織を破壊すると共に内臓をも破壊するので、事実は反って悪化するのである。
また真症癌は末期に到るに従い、癌毒は胃部はもとより腹膜腎臓部等までも犯し、最も悪性なのは上半身全部を犯す事さえある。かつ盛んにヌラを嘔吐し食欲の減退著しく衰弱死に到るのである。このヌラが真症癌の特徴である。そうして普通は緩慢なる進行をとるが、人により非常に速かに進行するのもある。稀には一両日間に半身全部を犯すものさえある。真症癌は、本医術によるも初期なれば完全に治癒するが、中間以後はまず快復困難と見るべきである。またこの病気の特徴として、発病早期から急激に痩せる事であって、はなはだしきは一ケ月間に一貫目位ずつ体重減退するものさえある。かつ皮膚は光沢と弾力を失い、極度の貧血に陥るが、割合不快や苦痛はないのである。故にこの病気を診断の場合右のごとき症状によってよく知り得るのであるが、医家は種々の理学的方法を行い、診断は容易に下せないのである。また医学においては結核を、滅減性疾患といい、癌を増殖性疾患というのである。そうして癌の毒素は特異性のもので膿ではないから医学においても癌には菌がないとされている。また真症癌は霊的であるから、唯物的医学においては全く病原不明と共に治療も確立し難いのである。
擬似癌の原因は、膿及び毒血の固結せるもので、初期においては真症癌と同じく胃の外部に固結を生じ、漸次腹膜、腎臓部等に及ぶのであるが、これは治癒しやすく、衰弱がある程度を越えざる限り、ほとんどが全治するものである。
(天国の福音『胃癌』▲より)
この病気[胃癌]も既記のごとく真症と擬似とがあるが、真症だけを書いてみる。真症はほとんど霊的原因で、最初胃部に固結が出来るが、気の付かない位小さいものが漸次膨大し、拳大またはそれ以上に及ぶものさえある。そうして固結が胃部または幽門部を圧迫、食欲不振となり、痛苦を伴い、衰弱死に至るのである。右の固結は一個あるいは数個のものもあり、指頭をもって探ぐれば柔軟なるがごとくで、中心はすこぶる硬く治癒は非常に困難である。この病気の特異性としては末期に至るに従い必ず頻繁なる嘔吐を伴い特に吐瀉(としゃ)物は透明なるヌラで、その多量なる事驚くべく、ほとんど無際限とさえ思われる程である。またこのヌラは癌毒から発生せる液で普通は無臭であるが、人によりすこぶる悪臭のものもある。重症はこのヌラが胃中に充満し、食欲を絶無ならしむるのである。さきに説いたごとく、真症癌は霊的で、特に胃癌はその代表的のものである。しからば、その原因は如何というに、龍神の再生者が、前世龍神時代の罪穢によるのである。龍神は蛇であるから、蛇の時代多くの生物を呑み、その多数霊の怨霊が残存し人間に再生してから執拗に苦しめるためで、その霊の物質化が癌とそうしてヌラである。もちろんこれらも一種の浄化作用である。故に真症胃癌患者の面貌はほとんど龍神型である。本医術による時、患者の衰弱がはなはだしからざる限り治癒するが、症状により相当長期間を要するものである。
ア.胃癌
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 真症癌と擬似癌とあり、擬似癌は膿及び濁血の固結せるもので、原因は薬毒と過度の肉食、つまりその際、野菜の食べ方が少いからで、初期に於ては真症癌と同じく胃の外部に固結を生じ、漸次腹膜腎臓部等にも及ぶのである。真症癌は霊的である。
浄霊 胃部を圧して痛い塊りのあるのは癌の印と思えばよい。普通心窩部から臍迄の中央線が主で、次にその両側である。その部を背面から浄霊する。
イ.胃癌
(「病気症状の解剖/病気と霊」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 龍神の再生者に多く、前世龍神時代の罪穢に因るのである。龍神は蛇であるから、多くの生物を呑み、その多数霊の怨霊が残存し、人間に再生してから執拗に苦しめる為で、その霊の物質化が癌と、そうしてヌラである。故に真症胃癌患者の面貌は殆んど龍神型である。本教浄霊による時、患者の衰弱が甚だしからざる限り治癒するが、症状に依り相当長期間を要するものである。
<事例1> 本当の癌。食事量も少なく体力がもたないから、見込みがない事を告げる。
(『御教え集』第8号/S27.3.6)
(お伺) 長谷川栄吉(五十三才)二十五年十月頃より胃潰瘍で、自宅で療養してを(お?)りました。本年一月胃癌となり。(、?)二月に光明如来様を御奉斎させて戴きました。最近食欲減退して衰弱を増し、一杯の食事も余り入らず、時々ヌラを三合位吐きます。又泡状の時も御座います。昼夜寝られず坐った儘にて、胃附近が苦しく足が痺れております。便は三、四日目に一回少量致します。三月二日に突上げて参り大変苦しみました。本人は以前信仰しており、薬は余り使用致しておりません。如何致しましたら宜敷う御座いましょうか(。?)
〔御 垂 示〕
之は駄目だな。之は宜敷く――お断りした方が良いですね。之は本当の癌ですよ。時々ヌラを――之は立派な癌ですからね。それで、一日一杯の食事――之はもう駄目ですね。だから家の人に、到底見込はないと言って、宜敷く止すと言う様にした方が良いですね。
⑥ 食欲不振の原因は後頭部
(『食欲と頭脳』▲より/『栄光』135号)
私は近来、目に見えて食欲が減って来たので、これはどこかに原因があるに違いないと思い、身体中を手で探ってみたところ、後頭部に骨のように固い瘤が、四つ五つあるのを知って驚いたのである。以前からこの辺が少し変だとは思っていたが、別段苦痛もなかったので、そのままにして置いたのだが、まずこれを溶かしてみようと思って、約二カ月くらい前から浄霊したところ、段々柔らかく低くなったところ、頭の具合も非常によくなったが、意外な事には食欲が一日増しに増えて来て、最近は初めからみると、悠に二倍になったので、大いに嬉しく思っている。ここにおいて食欲不振の原因が、後頭部にあるという新発見した訳であるから、信者諸君も一度試みてみたらいいと思う。
⑦ 船車の酔
(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『船車の酔』▲より)
これ[船車の酔]も一種の病気であって、割合多いのであります。原因としては、胃の周囲に滞溜せる水膿が動揺の為胃中に浸潤し、不快、嘔吐感又は嘔吐をするのであります。胃部より乳部辺までを指圧すれば、痛み又は重圧感のある個所がそれであります。本療法によれば、軽症は、二、三回、重症は五、六回にて全治するのであります。
⑧ 消化不良、胸焼
ア.消化不良
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 然毒、尿毒、薬毒が胃の外部に集溜固結し胃を圧迫するため、胃は萎縮し、活動が遅鈍となり消化不良となる。
今一つは食事の時よく咀嚼したり、柔かいものばかり食べる事が原因である。
浄霊 肩及び背面より胃部を浄霊する。
注意 胃の浄化はすべて背面より浄霊すべきである。
イ.胸焼
(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)
原因 胃部の内外の溜結毒素溶解の為である。
浄霊 肩及び背面より胃部を浄霊する。
⑨ 胃病の事例
<事例1> 胃薬をたくさん飲んだ結果だが、気長にすれば治る。薬毒が腸に行くから腸の粘膜が荒れる。
(『御教え集』第3号/S26.10.15)
(お 伺) 昭和二十二年一月以来腹部の御浄化で苦しみ、七人の医師にかゝり、「胃潰瘍の傷痕の痛み」又は「胃下垂」と診断されました。昭和二十二年一月より五月迄が最も悪化致し、腹部は一枚の板の様になり、痺れて感覚はなく、食事も納らず、医薬も皆吐き出しまして、ヌラも吐き、大便は五、六日に一回位黒いものが出まして、不絶腸の内部を引掻く様な激痛の為、一時は死を覚悟致しました。六月頃より小康を得まして、二十二年十二月入信、翌年御神体を御奉斎させて戴きましたが、苦しみに堪えかね、医療を致しました。今以って腸の内部の痛みが続きまして、歩行も困難で御座います。時折激痛があり、その際は下腹部に棒状の突起が出来まして、激しく脈打ちます。最近信者様の熱心な御浄霊を戴いて居り、龍神もお祀り致し、御飯も一杯半位美味しく戴いて居ります。私の母が先年死亡致しました際、死相は宛ら龍神の様で御座いました。母との折合が悪く、母の死後は事業の方も思う様にいきません。私の病気は霊的に関係が御座いましょうか。又下腹部の脈打つのは如何なる訳で御座いましょうか。
〔御 垂 示〕
之は霊的ではありませんね。薬毒ですよ。腹部は一枚の板の様に――之も薬毒ですね。全部薬毒ですね。大便は――之は食物が少ないから、大便が固まって黒くなるのです。然し、之は幾らか血が混じっているんですね。胃潰瘍のね。腸を引掻く様な――薬毒が腸を刺激する。毒素が腸を通る時刺戟するんです。今以って腸の内部の痛みが続いて――この薬毒が始終腸にいくので、腸の粘膜があれている様になる。棒状の突起が出来、脈打つ――お腹が痩せている人でよくあります。之は段々治るに従って肉がつきますから、普通になります。龍神も関係はありますね。けれども、之は薬毒ですよ。医者の胃の薬を沢山飲んだら、こうなるに定まっている。そうして、背中に固まりがありますから、背中の方を主として浄霊すると良い。腹部が痛い時は、背中の一寸上の方あたりに固まりがあります。両側にありますからね。どっちかが余計腫れてます。大抵左が大きい、人によっては右側もありますが、多く腫れている方を浄霊する。之は気長にです。段々良くなって来ます。
<事例2> 大変だが、医者が作った薬毒病だから出ればだんだん良くなるから、気長に。下痢や出血は良い。
(『御教え集』第6号/S27.1.25)
(お 伺) 西本文子(三十五歳)の姑(六十二歳)は昨年二月頃より胃が悪く、内仕事は悪い乍らもボツボツ致しておりましたが、段々痛みを感ずる様になり、食欲も無くなりましたので、四月に病院に行き、レントゲンの結果少し胃癌の模様があるとの事で、手術したら一カ月で治ると言われましたが、老年の事故断り、一カ月薬と注射を続けましたが、少しも快方に向わず、漢方薬も併用致しておりました。別の医師に胃下垂と言われ、一カ月治療を続けましたが、一向に良くならず、胃専門医に診て貰い胃潰瘍と診断され、胃の口が爛れているとの事で、注射と薬を飲み通院しておりました、(。?)胃の右側に梅の実大の固結があり、痛みは取れず苦痛は益々増す許りで御座いました。八月二十四日には多量の喀血があり、血の固りも多量に出、それからはすっかり衰弱し起きる事も出来なくなり、近所の医師に来て貰い、又々注射と薬の御厄介になりました。此頃知人からお道のお話を聞きましたので、十月一日から御浄霊を戴く様になり、一カ月半過ぎました頃から時々下痢の御浄化を戴き、大変楽にさせて戴きました。十二月中頃から一週間程日に四回の下痢を致し、益々食欲は無くなり、糊の様なお粥を戴いても、胸がムカムカ致し、受附けない時も御座いますので、流動食を主にしております。胃と肝臓の右下に固結が板張りの様になっており、軽く押しても痛みを感じます。食事は日に牛乳三合、鶏のスープ少しと、糊の様なお粥を少し戴く程度で御座います。時々吐気を催し、口中にスッパイ液が出ます。便通は三日に一度位で、固く大変難儀を致します。又脳も悪く、耳も次第に遠くなっております。尚、姑は三人兄弟ですが、姉は十一歳の時水に落ちて変死し、姑の次男は三才の時脳膜炎となり、現在三十歳になっておりますが、外に出たがるので、二カ月前より脳病院に入れてあります。又私の長女は一昨年(七歳)脳膜炎で死亡致しております。右と何か関係が御座いましょうか。尚御浄霊の急所に就き御教えの程御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
之は霊的に関係ありません。薬毒ですよ。お医者さんに作って貰った病気ですから、薬が出る丈出れば治るんですが、之が大変なんでね。時々吐気――スッパイ液――之は胃の中に、やっぱり薬毒が残っているんです。それから、一旦滲みたのが、胃に戻って来てますね。それから便通は、たんとあってはおかしいです。少ないのが当り前です。流動物ですからね。難儀をする――一週間や二週間は便が出なくても何でもないんですから、安心して――自然に出るのを待って居れば良いんです。何時かは出て来ます。食欲がなくて、流動物なら出ないのが当り前です。之は、薬毒病ですから、気長に――下痢や血が出るのは結構ですから、そうしてやって居れば、段々良くなってきますよ。
<事例3> 鼻血となって背中に固まっていた飲薬の固まりが溶けて、大分衰弱しているが、大きな固まりが小さくなったからもう一息。急に衰弱しないよう、身体がしっかりしたら浄霊というように気長にすると楽にいく。
(『御教え集』第7号/S27.2.6)
(お 伺) 浅野和子(未入信。五十六才)十二月十二日より御浄化を戴き二、三日置きに私(中教師、及川卯三生)が出張御浄霊をさせて戴いておりました。十二月一杯は不快感で寝たり起きたりし、一月十四日に長男の結婚式で、色々心労乍らも無事済ませました。二十一日より御浄化が激しく床に就き、御浄霊致しますと黒茶色の物を約五合位吐き、それより毎日三合から五合位、御浄霊の度毎に十五、六回吐き、肥って居りましたが見る見るうちに衰弱し、鳩尾部と少し下部に二つ、大きな固結がありましたが、現在は鳩尾部に少々ある程度で御座います。背面を御浄霊致しますと、吐きます。又食欲はなく、少量のお粥とクズ湯を少々戴く丈で御座います。胃には痛みがなく、臍の左側が時々痛みます。薬は使用して居りませんが、鍼と灸は相当致しております。又PL教団の別派暁教の補教師で三、四十名の信者を受持っておりますが、本教に一生懸命縋っております。右御垂示の程御願い申し上げます。
〔御 垂 示〕
之は結構ですがね。この人は、つまり胃に小さい穴があいているんですよ。それで、少しづ(ず?)つ来ては溜って、固まりが出来ていたのが、浄霊で溶けて来て、そうして吐くんですから、或る期間食欲がなくなって―仕方がないんです。ですから、あんまり急に衰弱しない為に―そう言う時は浄霊を休んでいるんです。そうすると、幾らか食欲がつきますから、そうして食べて身体がしっかりしたら、又浄霊をする。と、気長にやった方が楽にいきますね。ですから之は、大変結構なんですがやっぱり之は、昔――子供のうちか何かに、飲んだ薬が鼻血になって、背中に固まっているんです。ですから、背中を浄霊すると、溶けて出るんですから、本当は結構なんです。で、可成り衰弱しますが、割合大丈夫なものです。極く衰弱すると、ぬ(む?)くみがきますからね。それでも別に差支えないですよ。普通は、そうならないうちに済むものですがね。大分大きな固まりも、小さくなったんですから、もう一息ですよ。それで、当分お粥みたいな物をやって、あんまり固形的な物をやらないんですね。まあ、それ丈です。
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