8.膀胱、尿道

① 膀胱結核

(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『膀胱結核』▲より)

 この病気[膀胱結核]の症状としては、排尿時の前後、激痛を伴い、普通必ず多少の出血を見るのであります。原因としては二種あります。一つは、腎臓結核が移行したものと、一つは、膀胱自体に発生したものとであります。第一は、腎臓の説明にありますから、第二を説明しますと、初め、膀胱の外部に水膿溜結し、それが悪化して化膿状となり、漸次、膀胱内部に侵入するのであります。治療としては痛みのある部分へ向って行えばいいのであるが、これは非常に治療し難いものであります。何となれば、結核部へ常に尿の浸潤を受けるので、どうしても其為に治療を妨害されるから、長時日を予想してかからなければならないのであります。特に腎臓結核から移行したものは、治癒は特に困難であります。

② 膀胱結石

(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『膀胱結石』▲より)

 この病気[膀胱結石]は、膀胱内に一種の石が出来るのであって、排尿の故障又は痛苦を伴うものであります。原因は、胆臓からの胆汁が浸出し、それが腎臓を通過して膀胱へ入り、尿中に混入せる水膿と結合し、化学的に結石するのであります。これは、胆石と同一の理であります。本療法によれば、結石は漸次崩壊して治癒しますが、相当の時日を要するのであります。軽症一ケ月、重症三ケ月位であります。

③ 事例

<事例1> いろんろな注射が下にいき、溜まった所が痛い。下痢をすると良くなる。

(『御教え集』第1号/S26.8.28)

(お 伺) 私は昭和二十三年七月より小便をすると痛みを感じる様になり、医師を五人もかえ医療を受けましたが、次第に悪化致しました。薬剤はマイシン五本、ペニシリン二十一本、六〇六号一本、其他の注射も多数致しましたが、益々悪く小便が出る度に大変痛み、苦痛は日に増し困って居りました処、お道を知らされ御浄霊を頂き、奇蹟的にお救いを頂き有難さに感謝、廿五年七月夫婦揃って入信させて頂きました。其後教会の御詣りもさせて頂き、他人様の御浄霊もさせて頂いて居りました処、本年六月より再浄化を頂き、小便をすると血尿が出る様になり、出る時は大変痛み、一時間に二、三回も行きます。毎日御浄霊を頂いて居りますが次第に浄化は厳しく睾丸に少し腫れが出て居りました。

 八月十日御神体を御奉斎させて頂きました処、其日より睾丸は、直径五、六寸に腫れて大きくなりました。小便は一時間に相変らず二、三回行きますが、血尿は止りました。大便は十日間程ありません。又、腰が痛く上向きに寝る事が出来ません。脚も全体に浮腫が来て居り、足の先は炬燵にあたって居る様にあつく感じます(。?)食事は大変美味しく、普通一回にお茶碗に二杯は頂き間食も頂いて居ります。御浄霊は腎臓、鼠蹊部、膀胱等を重点にして頂いて居りますが、それで宜敷う御座居(い?)ましょうか。右謹んで御伺い申上げます。

〔御 垂 示〕

 医療を受けるから悪化するんです。医療を受けなければ段々治って来るんです。注射をするから増(益?)々悪くなるんです。睾丸が大きく腫れて来た――之は結構だな。之も、色んな注射――ペニシリンとか――そう言うものが段々下にさがって来て、下に溜るんですからね。こう言う人は沢山あります。腰が痛く――と言うのは腰に溜っている。足にも溜っている。足の先迄下って来るんですね。最初、尿道に溜ってんですね――尿道の廻りに。それだけの事ですからね。心配はないんです。根気ですね。段々薬毒がとれるに従って治るんですからね。睾丸が腫れるのもその為です。之が段々下にいって溜って来る。浄霊すると、之がとれて来る。うまくいって下痢すると良くなる(。?)気長にやっていれば治ります。薬の罪だ。

<事例2> 上の薬毒が垂れて、尿道にできたオデキのために痛い。祖先の霊が病気を起こしても、一代か二代くらい前。

(『御教え集』第6号/S27.1.27)

(お 伺) 小柳治男(昨年八月入信。二十七歳)入信以前より淋病的症状が少しあり、十月末より血尿の混入した排尿を致し、その度毎に尿道に激痛を感じ、激しい時は十分置位、良い時で一時間置で御座います。昼夜同じで、特に朝起きた時は激しいそうです。血尿は十二月上旬に止りましたが、排尿は依然として近く出ており、尿道の激痛は未だ変りありません。御浄霊は頭、延髄、腎臓、鼠蹊部、膀胱、内股から尿道にかけて致しております。食欲は普通で御座います。霊的と思われます事も度々御座いますが、御浄霊の急所が違っておりますのでしょうか。尚、本人の知人が或祈祷師に見て貰った処、祖先の霊が無数に来て居るとか、又十三代前の祖先で、女遊びをして女を沢山苦しめた人がある為、下の方の病気になっていると言い、その神様は庚申塚とか言い、日蓮様に御願いして祀ってあげると言ったそうですが、やはり狐霊の類で御座いましょうか。又国常サチジの尊と言う邪神も憑いていて苦しめているとの事で御座います。本人は非常に感謝し、熱心で御座います。右御垂示御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 急所が違っているんですね。祖先の霊が無数に来ていても、尿道許り狙う事はありませんよ。十三代前なんて、そんな古いのは、こんな事はありませんよ。若しあるとしても、一代か精々二代前位ですね。そんな事をやる場合に、こんな様な症状は出させないものですね。国常サチジの尊――ありませんね。国常立尊ならあるが、サチジなんて無いですね。之は霊的じゃありませんよ。之は淋病でもないですね。尿道にオデキが出来ているんですよ。それが痛むんですね。その刺戟によって、始終小便が出たいんですね。血尿は、そのオデキから血が溢れたものですね。何でもないんですよ。之は、尿道専門にやれば良いんです。そう言うのは、みんな上の薬毒が垂れていって、尿道にオデキが出来る。しつこいオデキなんですね。そこを目掛けて溜る。ですから、そこの――尿道を根気良くやる。そうすると治りますよ。

<事例3> 出産時の薬毒が下に固まっているから大小便の感覚がない。腎臓に漢方薬の薬毒が固まっているから全体的に肥満している。気長に、出ただけは治る。

(『御教え集』第1号/S26.8.1)

(お 伺) 昨年二月入信の廿八歳の信者、本年六月五日お産の折、難産にて二日二晩陣痛に苦しみ、漸く子供の頭が三分の一程出た折、産婆が長い苦しみの為、母体が弱っているから、楽にお産の出来る様にと陣痛の起る注射を二本、左右両大腿へ打ってしまいました。当人が産婆の言葉を信じて注射を打った為、神様の御守を落したのでしょうか。それからは陣痛が起きず、頭が半分出たのみにて、産婆は機械で出すようにと、再三奨めましたが、注射の為に陣痛が止ったのだと思い、御浄霊を続けておりましたが、三日目の夕方になっても生れず、遂に機械で子供を出しました。子供は出た時、一呼吸したのみで死亡致しました。母体よりは其後沢山の毒血が下りましたが、現在、小便と大便の出るのが判りません、御浄霊は其後続けております。御加護によりまして、三週間目より起られる様になりました。一時陰部と肛門の間に腫物が出来、座る事が出来ませんでしたが、御浄霊戴く度に下り物となって膿が出て治癒させて戴きました。小便や大便は心得て行く様にして居り、行けば必ず多量の小便が出るとの事です。何処に原因が御座いましょうか。現在鼠蹊部がつり全身的に肥満し、後頭部が痛むと云って居ります。夫は五年前入信させて戴いて居りますが、先妻が他の男と関係し其後別れました。先妻との間に女児が一人あり、夫が引取って居ります。先妻は子供に対して相当執着を残して居る様で御座います。

 現在の妻は一昨年後妻として迎え、初めての子供で御座います。又当人(後妻)は先夫の見持が悪い為離別して現在の夫の許へ嫁いで来たとの事です。

 先妻の怨も御座いましょうか、又御浄霊は主に何処を致したら宜敷うございましょうか(。?)御垂示の程御願申上(げ?)ます。

〔御 垂 示〕

 之は薬毒がウンとあります。おかしいんですが、陣痛微弱だと云って注射打つと、余計陣痛微弱になる。不思議ですね。この人は大小便の感覚がないと云うのは、薬毒が下に固まっているんです。気長にやれば出ますからね。出ただけは治って行きますからね。全身的に肥満――腎臓に固っているんですね。全部薬毒です。漢方薬でしょう。漢方薬中毒が、こう云う風ですね。漢方薬も恐ろしいものですよ。霊的の関係はありませんよ。ですから、今云った様にね、――下の方ですね。薬毒が始終下に行っちゃ困るんです。肛門や陰部ですね。それを浄霊して出しちゃう。痺れるのも薬毒ですからね。そうしていれば段々良くなる。

 

 

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