9.肛門

① 肛門関係の病気の原因は、後頭部

(『浄霊の急所 神霊医学断片集1』▲より/『栄光』145号)

 痔疾のような肛門に関係ある病気の原因は、ほとんど後頭部にある毒結であるから、そこを浄霊するとよく治るし、また歯痛によっては、その原因が盲腸手術の時の消毒薬が毒化し、歯茎から出ようとするためもあるから、盲腸部を浄霊すると、よく治るにみて明らかである。

② 痔、痔瘻、痔出血、痔核

(アメリカを救う『痔』より)

 この病気[痔]の原因は勿論薬毒であるが、その固結個所が後頭部及び股間鼠蹊部が主で、その他全身的にある毒血が、浄化によって溶け、肛門部から出ようとする。それが脱肛、痔核、出血、痛み、痒み等の症状である。只痔瘻は一寸違う。これは薬毒の強烈なのが肛門部に溜結し、排泄されようとして小形の腫物になり非常に痛むものである。これを放っておけば少しずつ破れた粘膜から滲出、或いは小穴が穿いて排泄され治るのであるが、これに無知である医学は手術をするが、これが大変な誤りである。というのは手術で固結を除くや、必ずその隣に又出来る。又切るというように、遂には蜂の巣のようになり、堪えられぬ程の激痛が続いて苦しむものである。

(天国の福音『痔疾患』▲より)

 この病気[痔]は日本人特有のものであろう。種類も脱肛、内痔核、外痔核、出血、掻痒症、痔瘻(じろう)等がある。いずれも浄化による膿及び毒血が肛門部から排泄されようとするためである。本医術によればいずれも容易に全治するが、ただ痔瘻のみは他の痔と異なる。それは激痛と多量の膿が排泄されるからで、もちろん治癒に長時日を要する。医家は初発時穿孔排膿を行うが、このためさきに喉頭結核において説いたごとく、隣接部に再腫脹する。また手術という具合に漸次痩孔(ろうこう)を増し、ついには蜂の巣のごとくなるものである。この理によって初発時放任しておけば自然穿孔し、保有するだけの排膿によって全治するが、本施術によればいかなる重症といえども短期間に全治する。世間よく痔瘻は治ると肺病になるというが、これは手術等によって排膿を停止する場合、膿は肺に向かって侵入喀痰となって排泄されるーそのためであるから、痔瘻によって肛門から排泄される方が安全で、苦痛も少ない訳である。痔瘻の膿は脊髄カリエスと同一原因で、脊柱部を通じて流下するものである。

 ここに心得おくべき事は、痔出血は非常に良いのである。何となれば、これによって頭脳頚部肩等の凝りの原因であるー毒血が減少されるからである。また痔瘻による膿の排泄も同様の効果があるをもって、世人の恐るる痔瘻も出血も実に天の恩恵ともいうべきである。

(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『痔瘻』▲より)

[痔瘻] 症状としては、肛門の内部又は深部に膿汁の為に瘻穴が一個ないし数個作られ、その穴から絶えず排膿されるのです。無痛と有痛とありますが、有痛の方が悪性で非常な激痛のもあります。又悪性は糜爛して瘻穴の所在さえ判らぬ位であります。原因は、脊椎カリエスの膿が下降して、肛門から排泄されるのであります。痔瘻が治癒すると、肺結核になり易いというのは、右の排膿が閉塞される為、排泄口を肺臓に求めるからであります。本療法によれば確実順調に全治するものであって、軽症は一、二週間・・・重症は二、三ケ月とみればいいのであります。

(註 カリエスと痔瘻の膿の違いについては、『御教え集』7号(昭和27年2月26日)お伺い「教師安田憲義~」で説明。)

(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『痔出血』▲より)

 この病気[痔出血]は、一名裂痔ともいい、肛門内部の皮膚が亀裂して出血するので、排便時相当な痛みがあるのであります。原因は、浄化作用による毒血が下降して肛門付近に滞溜し、排泄されるのであるから非常にいいのであって毒血が出るだけ出れば、自然に治癒されるのであります。本療法によれば一層速かに全治するので、軽症一週間、重症二週間位であります。

(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『痔核』▲より)

 この病気[痔核]は、内痔核と外痔核とあって、内痔核は肛門内部へ発生した一種の肉腫であり、外痔核は外部へ露出したそれであります。多少の痛みを伴うもので、慢性的のものであります。原因は一種の弱性膿結であります。本療法によれば、相当の時日を要しますが順調に全治するのであります。軽症二、三週間、重症一、二ケ月を要します。

ア.痔核及び(きれ)()

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 この原因は、意外にも股間鼠蹊部にあるのである。例えば痔の右側が痛む場合、必ず右側鼠蹊部にグリグリがある。それを浄霊溶解すると痔の痛苦は軽減する。次に出血であるが、これは上半身即ち頭脳、肩等に鬱血せる毒素が下降し、肛門から排泄されるのである。

 浄霊 痔の痛む側の鼠蹊部の毒結。出血の場合は頭脳(主に後頭部)及び肩の鬱血せる毒素。

イ.痔瘻

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 脊椎カリエスと同一原因である。

(※ 次項の<事例1>参照。『痔瘻によるカリエスなんてありませんね。痔瘻とカリエスは違います。(中略)それから痔瘻と言うのは、やはり頭の毒ですね。(中略)カリエスと言うのは、肛門からは膿が出ません。臀部とか股とか――そう言う処から出ます。』)

 症状 激痛を伴ない、多量の膿を排泄する。

 浄霊 頭部及び脊柱。

<事例1> 体内の毒が集まって出ているから結構で、峠は過ぎたから段々良くなる。痔瘻は頭の毒が下りて肛門から排泄され、カリエスは膿が肛門から出ず、臀部や股から出る。

(『御教え集』第7号/S27.2.26)

(お 伺) 教師安田憲義(四十四歳)本年一月十日頃より全身的悪寒があり、肛門附近が奇形的に紅腫し二十三日肛門附近三個所、陰部二個所より、驚くべき多量の排膿があり、其悪臭は側の者が嘔吐する位で、其後続いて多量の排膿があり、高熱と食欲不振の為に相当衰弱し、二月になり右足の自由が利かなくなり、毎日午前三時頃無数の霊に頼られ、全身的痙攣をし、油(脂?)汗を流し苦しみましたが、善言讃詞を奉唱させて戴き苦痛はなくなりました。其後小鼻を打ち、視力衰え危篤状態となり、二月十日御守護御願い致し、紐状の膿を排泄し楽にさせて戴きました。その時死亡の場合を考え医診を受けますと、肺欠症と肛門周囲膿膢であると言われました。現在右足は多少動く様になり、排膿後は食欲は一杯半位戴き、視力は元通りになり、白色又は赤色のヌラ状の排膿が続き、排泄口は肉が盛り上がって参りました。三日前より左足裏に気味悪い熱さを感じます。右は痔瘻によるカリエスの膿の排泄で御座いましょうか。御浄霊の個所及び今後如何させて戴きましたら宜敷う御座いましょうか。尚、本人は八年前に入信し、光明如来様を御奉斎させて戴いてを(お?)ります。

〔御 垂 示〕

 肛門周囲――之は病名じゃない。説明だな。周囲に違いないからね。痔瘻によるカリエスなんてありませんね。痔瘻とカリエスは違います。之は結構です。体内の毒が肛門の附近や下に集まって来て出るんですから、之は上等ですよ。大変なお蔭だ。それに、峠はもう過ぎてますから、あとは日数の経つに従って、段々良くなります。あと、食欲だとか、みんな熱の為ですからね。結構です(。?)もう少し経つとずっと良くなります。

 それから痔瘻と言うのは、やはり頭の毒ですね。それが下りて来て肛門から排泄され様と言うんで、それを放ったらかして置くと、痔瘻なんかにならないんです。痔瘻はお医者が作ったんです。つまり切りますね。すると、お隣に腫れて来る。そうすると、又切らなければならない。すると、又お隣に腫れて来る。だから、終いに蜂の巣みたいになる。それに手術したあと、消毒薬をつけますからね。それが、又一つの(もと)になって来る。あれは医療が作った病気ですね。カリエスと言うのは、肛門からは膿が出ません。臀部とか股とか――そう言う処から出ます。

<事例2> 梅毒や淋毒よりも薬毒が恐い。痔でも尿道でも自分で根気よく浄霊していると溶けやすくなって、楽しみになる。痔、腰痛など凡ゆる下の病気は、浄霊で溶けた薬毒が始終下にさがって溜まるから。

(『御教え集』第4号/S26.11.8)

(お 伺) 当年七十歳(本年九月入信)、廿三歳の時花柳病を患い、両横痃が出た事があり、其の時生卵を食べました処、引っ込んで了いました。其の後鼻の具合が悪く、頭も悪く首も廻らぬ様になり、薬も飲みましたが効果なく、或人より、若い女の人の頭の皿の骨を黒焼きにして飲むと良く効くと教えられ、内証で焼き場の人に頼み頭の皿を三個買い、三週間に飲みました処、今から考えますと、固かったのか治って了いました。又淋病も患い、種々薬も飲みましたが根治せず、七十歳の今日迄、排尿時に痛みを感じ、小便の出が悪い時もありました。尚 之迄に心臓病及び腎臓病を患った事もあり、痔も何時も悪く、昨年の九月より小便が全然出ぬ様になり、毎日医師に管で取って貰って居りましたが、今年七月より自分で尿道口より管を差込み、毎日十回位取って居りました。九月入信させて戴き、近頃は日に五、六回管で取って居ります。小便が溜ると苦しく、幾らきばっても出ず、膿が二、三滴出るのみで御座います。管を差込みますと、最初膿が出て、次に小便が出て、後から又膿が出ます。小便が溜れば苦しくて我慢が出来ず、管を差込んで出す時も、出した後も激痛甚だしく、尚痔の方も、この頃は浄化戴き、腰も痛みます。御浄霊は戴いて居りますが、管を差込まずに出る様になるもので御座いましょうか。如何に致しますれば宜敷う御座いましょうか。御浄霊の重点に就き御教示賜りたく御願申上げます。

〔御 垂 示〕

 生卵位で、引っ込むとは――おかしいね。毎日十回位――之は厄介だね。之は理由は簡単なものなんです。今迄色々――花柳病や――色々やりましたが、今迄体に入れた薬ですね。こう言う人は沢山あります。私などもありましたが、段々薬が下に垂れて、下がって来る。この人は、膿が下っていって尿道の周囲に溜るんですね。それで、尿道が小いさくなって圧迫するから、無理して出すと言う事になる。それから痔も、膿が下って、肛門に溜るんですから、つまり之はみんな薬毒ですね。梅毒とか淋毒と言うのは、大したものではない。そう怖いものではない。薬毒が恐い。それを治そうとする薬毒が恐い。膿が始終下に下っていって溜る。浄霊すると、段々溶けて来ますからね(。?)それから、小便する時に膿が垂れると言う事は、減っているんですからね。根気ですね。やっていると、痔も起らなくなる。痔でも尿道でも、自分で浄霊すると良いですよ。未だ、入信して間もないが、そう言う風にして根気よくやって御覧なさい。自然に出る様になります。そうすると、楽しみになって、段々出良くなりますから、非常に希望が出ますよ。こう言うのこそ、何にも心配がなくて、むしろ楽しみなものです。

 凡ゆる(しも)の病気ですね。婦人にしろ――男女共――痔ですね。腰が痛い。足が重いと言うのはみんな、前の薬が段々下に下っていくんですからね。だから、理窟は簡単なものです。その苦痛の処丈けをやっていけば、自然々々に減っていくものです。

③ 脱肛

(岡田先生療病術講義録▽(下巻)『脱肛』▲より)

 この病気[脱肛]は、肛門の贅肉が外部へ露出するので、軽症は指頭で圧すれば還元しますが、重症は容易に還元しないので、非常に不快を感ずるのであります。この贅肉は、空気に触れると膨脹性があります。原因は、排便時間の長いのと、便秘に因る息み等であります。従って、治療せんとするには、原因である排便時間を短縮する事で、少くとも一回五分以内にしなければなりません。又水分を出来るだけ多く摂って便秘を防ぐのがいいのであります。この二つを気永に実行すれば一、二年位で大体治癒するのであります。なお本療法を行えば、治療の期間を何十分の一に短縮するのであります。痔の病としては、右の外にも種々ありますが、大同小異だから略します。いかなる種類も、いかなる悪性の痔疾も、本療法によれば百パーセントの治癒率であります。

ア.脱肛        

(「病気症状の解剖」/「教修要綱」S29.9.1)

 原因 便秘による硬便の為と、排便時間の長いのが最大原因である。

 浄霊 押し込んでおいて患部を浄霊する。

 

 

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