入信後の災害

(お 伺) 

 私は自動車のタイヤ修理工場を経営している者であります。去る五月二十日午前十時頃丁度私が浄霊に出かけた後でしたが、階下より突然発火し、ガソリンタンクに引火して手のつけ様もなく、五分間ばかりの間に建坪四十二坪を全焼し、畏多い事で御座いますが階上の光明如来様も、御写真も其他お額も消失致しました。心よりお詫び申上げます。火災の二三日前長女和子が家の内外が「キナ臭い」と申しておりましたが、斯くの如き結果になるとは思いませんでした。然し不意の事で、且私の不在中にも拘らず一人の怪我人もなく、家内一同無事でありました事は御守護の賜と暑く御礼申し上げます。右の内長女が、「キナ臭い」と申したのは如何なる理由でしょうか。

〔御 垂 示〕

 キナ臭いというのは霊界で二三日前に既に火事になってしまった。それで臭かった。理由として斯ういう事がある。この人の財産に汚れがあるため浄化された。斯ういう浄化はよくある。例えば祖先が道に外れた事によって、即ち払うべきものを払はなかったり、出すべきものを出さなかったり、人を苦しめたりして金を貯めたのがよくあるが、その人が信仰に入って大きな御神徳を与えて下さるのに、過去の不純な財産が邪魔になる。即ち嚢の中が汚れていては好いものが入れられぬので、その嚢を奇麗にするのである。又こういう事もある。火事などで焼けるのは汚れを非常に早くとられる訳である。普通相場に手を出したり息子が道楽したりしてなくす事もあるが、其浄化が済むと屹度あといい事になる。よく道楽息子が、金を湯水の如く使うのは祖霊がするので、それをしないと一家断絶するのでそれを救うためで、これは割合長くかかる。然し霊的の事を人間は知らないから怒ったり悲観したりするのであるが、後はきっとよくなる。或は入信した人は或程度不純なものがとれてからは、ウンと神様から結構な御神徳を下さるもので、此人もそれである。勿論うんと財物を下さる。普通は御神徳で火事を免れるものだが、此人は不純物が沢山あった訳だ。 浄化にも時期があって、私など二十年位借金で苦しみぬいた。今にうんと金が入ると人に話してから十年位たって、昭和十六年に借金を全部済ませた。それから予想外に金が入る様になった。金が欲しい欲しいと思う時には仲々入らなかったが、諦めて神様任せにしたらそれからどんどん入る事になった。面白いものである。

 

 

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