九月二十一日

(お 伺) 九月十四日入信の信者で御座います。昨年八月頃より、急に一時的発作起り、妻だけを無意識の内に叩いて了い、その内意識が回復し、馬鹿な事をしたと後悔致します。妻が八月十四日に入信させて戴きましてより、発作が起ると妻の御守様に手を掛け、何とかしてはずそうと争います。私が御守様を戴いてより一度しか叩きませんが、その時は無意識に御守様をはずして叩いて了いました。尚入信させて戴きましてより、浄霊させて戴きますと、体躯中を動かし、手は見えなくなる程に振ります。私は南方に八年間軍籍にあり、デング熱病がありました、右御垂示を御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

 霊的ですね。この霊はお守が恐いんです。之は南方の狐らしいね。日本の狐と一寸違う。然し、段々良くなります。成可く祝詞を奏げて聞かせてやる。すると奴さんは萎縮するか、逃げ出すかどっちかです。浄霊はここ(額)です。ここに奴さんが居るから、ここを主にしてやる。自分でもやるんです。段々良くなります。

(お 伺) 昭和二十一年に入信させて頂きました者で御座います。約三十五年位前に蓄膿の手術を致しまして、其後十五年位後に又も悪くなりましたので医師に診断を受けましたが、何処も悪くないと云われ、困って居りました処、このお道を教えられ入信させて戴き全快させて戴きましたが、何としても鼾が大きく、他人様に御迷惑をかけており、自分では少しも分らないので、気の付け様もなく困って居りますが、之は霊的で御座いましょうか。又何処が悪いので御座いましょうか。御浄霊は何処を致しましたら宜敷う御座いましょうか。

〔御 垂 示〕

 之は霊的でないですよ。つまり咽喉と鼻の間から―鼻の奥に未だ固まりがあるんです。そしてアデノイド―咽喉と鼻の間、そこが腫れて、口の方に洩れていく訳ですね。それが咽喉の声帯に息がいって、それが鼾になる。鼾と言うのは咽喉と鼻の間ですね。だから、そこを目掛けて浄霊すれば治って了う。段々治って来ます。蓄膿の奴が未だ残っているんです。

(お 伺) (一)私は今年四月十九日入信させて戴きました。入信後、毎日の如く下痢があり胸部、腹部、背中が張り締められる如くになり、常にガスが多量に発生致し、時折り胃部に丸い玉の様な塊りが出来て動き廻り、胃を圧迫し苦しくなり、食慾不振等間断なき御浄化の為、家業(農業)が、入信後半休の状態で御座います。私は胃腸を手術して居り、其時に腸を引出して洗って居ります。胃腸の手術後に胃が悪くなり、四年になります。私の父は金毘羅様の熱心なる信者で、総代をして居り、家は禅宗であります。その他に、稲荷、龍神等も祀って居ります。私は入信前は成長の家を信仰して居りました。父は私の毎日の御浄化を見ては、金毘羅様に行って拝んで貰い、薬を戴けば直ぐ治ると申し、救世教には反対をして居ります。私が入信と同時に御屏風観音様を御奉斎させて戴きました。

 (二)長女智惠子(六歳)が生れて一年と三、四カ月の頃に、突然に痙攣を起し、泡を吹き、手足を硬くして、目がきつく恐ろしくなり、非常に苦しみました。其後は三十日乃至四十日に一回は必ず同じ様な引付けをやり苦しみ、胃部に固まりが出来ます。発作後は衰弱が甚だしく、医師も不明と言って居ります。智能は全く発達の様子が見えず、生れた時その儘で、只「アーアー」と言うのみで歩行も出来ません。然し動作は早くて、何でも手当り次第に破っては口に入れて齧る癖があり、それ以外は常に夢でも見ている様な状態であります。私の家の祖母が昭和十七年三月二十六日に二度目の中風で死亡致して居り、祖母の死の直前の苦しみと、長女智惠子が発作時に苦しむ状態が非常に良く似て居ります。祖母の位牌は白木ですが、別に祀ってあります。最近私が在宅中に発作が起りましたので、御浄霊を致しますと早くに楽になりました。

 (三)次男純男(四歳)は生れた時から骨が軟かく、現在に至るも歩行は出来ず、医学では「クル病」との事で御座います。頭脳の働き及び身体の運動状態は生後一年半位の程度で御座います。目がきつく、鼻汁を常に出して居ります。

 以上三名の御浄霊の箇所を御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕

(一)洗って居るとは蛙みたいだな。下痢は結構です。お腹の中に薬毒が沢山ある。玉の様なものは、之は霊です。邪霊ですね。金毘羅さんの霊ですね。金毘羅さんは海の神様で、漁師とか――そう言う者を護るので、病気には関係がない。金毘羅さんと言うのは、邪神が沢山邪魔してます。邪神が胃を圧迫してメシヤ教を()めさせ様と言うんです。そうして悪くして、お父さんに憑って――総代をしている位ですから――止めさせ様と言うんです。之に引っかかると大変です。それですから、その金毘羅さんの霊が邪魔しますから、治りがすっといかない。そこで、何うしたら良いかと言うと、この人はメシヤ教に徹底するんです。つまり邪魔されると言うのは(すき)があるからで、信仰に隙があるからやられる。だからメシヤ教一本で断固としてやり、出来るだけ御神書を読むんです。そすると奴さんは駄目だと諦めて出ていく。今は、本者と贋者との闘いです。そうするうちにお父さんが閉口するようになる。稲荷や龍神――こう言うのも、手伝いますからね。成長の家は、可もなければ不可もない。金毘羅さんに行けば治ると言うのは――之は奴さんが憑って言わせるんです。メシヤ教に反対してと言う、之なんです。正邪の闘いが起っている。肉体のね。ここで迷ったら救われない。断固として心で定めちゃう。そうすると先は来れない。こっちに隙があるからなんです。総代なんかに、メシヤ教に行かれたら大変な損失になるのでやっているので、危ぶないです。

(二)白木の位牌は長く置いてはいけないですよ。白木の位牌は四十九日迄が本当です。それからは普通の位牌で、それから先は、霊が嫌がります。お気附けがありますよ。人間が間違うと霊界はちゃんとその通りに響きます。だから霊界では、行く処に行けないと言う事になる。痙攣――之は水死して苦しんで死んだ霊ですね。赤ん坊だな。つまり生れたての子供を、落っこちたか、投げ込んだかして水死したのを祀ってないか、或は相当大きくなってから流産したのを祀ってないので、行き処がないのでくっついた。動作が早いと言うのは、動物霊です。ですから、赤ん坊と言うのは、動物霊が生れ変って来たのですね。動物霊の習性が多分に残っている。夢を見ている様なと言うのは、死んだ時の状態です。祖母の霊も憑いているらしいですね。ですから、祖母の霊が憑いている時は、祖母の状態を現わす。やはり、霊が二つも三つも憑く場合がある。人間と動物と両方憑く場合もあります。動物が憑って死ぬ事もありますね。

(三)之は蛇の生れ変りだ。之は治らない事はないがね。蛇が未だ充分に浄化されないうちに生れるからで、蛇みたいにグニャグニャする。之は浄霊していると段々普通になって来る。鼻汁が出るのは非常に結構ですね。之は気長にやれば治ります。随分然し、厄介な病気ですね。まあ――一生懸命に信仰して、一人でも多くの人を助ける様にすると、神様の御恵みによって――御守護によって早く治りますね。そうしているうちに、いづ(ず?)れお父さんも金毘羅さんを()めます。祖先の方が変るからね。

 

 

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