【御教え】
近頃よく御守護電報が来るんですが、それに書いてあるのを見ると、「長い間胃が痛んだ」とか「頭が痛んだ」――そういう様な電報がよくあるんです。大体痛みというのは訳もなく治るものなんですよ。浄化作用では、一番激しい浄化作用だからして治りも良いんで、それが大分長い間そういう痛みがあるというのは、あれは浄霊の仕方がやっぱり悪いんです。というのは力を入れるんですよ。よく、一生懸命にやるという事を言いますがね。御蔭話なんかにも書いてありますが、一生懸命にやるとどうしても力が入る。だからそこを間違えない様にしなければならないですね。一生懸命にならない方が良く治る。一生懸命になると人間の力の方が多くなるから、神様の力の方が薄くなる。治してあげたいというのは結構ですが、治すのに一生懸命になるというのは、いけないんです。だから、全然一生懸命にならないで、極く軽い気持というよりか――軽い気持というと反って徹底しないので――まあ、どうでも良い、ええい面倒臭いと、そういう気持が良いんです。私はそういう気持でやっているんです。どうせ、うんと薬を飲みやがったんだから、自業自得だ。だからまあ可哀相だから治してやるんだけれども、そう何も一生懸命になる必要はないという様な――極短(端?)ですが、そういう様な気持でやる方が反って治る。すると、神様の御力の方が強くなって、人間力の方が弱くなるから治るんです。痛みなんか、極く力を入れないでやると直き治るんです。軽い気持で、霊が通れば良いんですからね。それで霊を通そうとすると力が入るんです。そこが難かしい。だから力を出来る丈抜いて霊を通そうとする。そうすると段々慣れてきますからね。そうすると痛みなんか割合早く治る。どうしても痛みが治らないという御守護電報は、そういう訳なんです。力が入るんですね。
それからもう一つ知って置かなければならないのは、こう(御浄霊)やると直きに咳が出、痰が出ますが、あれは溶けた毒が肺にいくんです。処が肺にいかないで胃にいくのがある。よく浄霊した場合に――頭をやると頭は大変気持良くなったが、胸がムカムカするというのがある。それは溶けた毒が胃にいくので――之は大抵下痢になります。そういう時に胸がムカムカする。其時には鳩尾を狙ってやる。そうすると、胸がムカムカするのは直きに良くなります。頭が良くなったのに胸がムカムカする。可笑しいなという事が良くありますが、今の理窟を知ればなんでもない。一寸気がついた事を注意して置きますから、その積りでやって貰う。
それから最近米国から――あっちに行っている人の通信では、今米国で一番多いのは癌なんです。その次が小児麻痺。その次が結核と。此三つが一番多いんですね。唯、日本と違うのは、癌が非常に多い事と、小児麻痺も多いですね。結核は日本の方が上かも知れません。或いは米国の方が、又結核が再び増えつつあるのかも知れませんが、今度書いてそれを米国の関係方面に送ろうと思ってます。癌の原因というのは肉の毒なんです。肉食が多過ぎるんです。アメリカの人は――まあ、白人種はそうですが、特にアメリカ人は多いです。肉の毒を消すのは野菜です。だから菜食すれば良いんです。癌も色々ありますが――特に胃癌が多いですが、胃癌は菜食すれば治るんです。ですから、つまり肉が多過ぎるんですね。本当から言うと、私の栄養学に書いてある通り、菜食と肉食と半々が良いんです。それが、菜食が少なくて、肉が多いと癌になるんです。医学ではそれが解らないから色んな可笑しい研究をして、只それ丈なものです。それをアメリカの人に知らしてやると、ずっと癌は減ります。それから小児麻痺ですが、アメリカの小児麻痺は疑似小児麻痺が多いので、ですから大抵片っ方の足が歩けない―大抵足ですね。それは、注射の毒が足に固まる。それを放ったらかして置けば良いが、色々の固め療法でやりますから、固まって――そうすると歩けない。それが原因なんです。それも解ってみれば何でもないものですが、根本が分らないからやっぱり固めちゃう。そこで浄霊をあっちでは未だ知らないとすれば、放ったらかして置くのに限るんです。そうすれ、いずれは腫れて膿が出て、治っちゃうんです。それと、結核の方はいずれ「結核信仰療法」の本が出来たら、あっちにも送りますから、それで解決出来る訳です。そろそろ西洋の方にこっちの医学を教え様と思って、ボツボツやろうとしてます。そんな様な訳で、アメリカの人も、他の発明や何かは中々偉いですが、医学に関する限り、何ういうものか寔に頭が悪いですね。
次は美術館です。箱根の庭園ですね――地上天国――それが愈々出来る事になりました。明日あっちに引移る積りですが、何時かお話した裏手の方のモミジを植えて、下に青苔をやるという事でしたが、つい此間行ってみると、モミジは殆ど植わったです。聞いてみると二百本許り植わったそうです。みんな相当大きな木ですね。一人前のモミジですね。ですから幾分――紅葉でもしたら壮観だろうと思います。其下の苔ですが、もうそろそろ植えて良い段取りになってますから、今度箱根に来る時に苔を出来る丈持って来て貰いたい。丁度来月は入梅にかかりますから非常によいと思います。で、六月十五日に落成式ですね。神仙境(郷?)の落成式と美術館の開館式をやりたいと思ってます。それ迄に苔も出来る丈植えて置きたいと思いますから、今月の二十五、六、七。来月の、五、六、七ですかね。その二回のうちに出来る丈苔を持って来て貰いたいと思います。何しろ広いですから、相当要ると思います。多勢の人ですから随分来るだろうと思いますが、こっちの広さも中々広いですから、その積りで出来る丈多く持って来て貰いたい。あれも大して重いものでもないし、嵩ばるものでもないから、相当持って来られるだろうと思います。――そうして六月十五日から――何しろ早く見たいという人が沢山どころか、殆ど皆早く見たいと思いますから、それで出来る丈見せたいと思うので、大体十五日から十日でも間に合わないかも知れません。日光殿も随分広くなりましたが、やっぱり二千人一寸だろうと思いますね。だから中々多勢は、一度に一寸入り切れないですからね。それは教団の方で然るべくやるだろうと思ってますが、随分大変だろうと思ってます。美術館も随分色々なものを並べますから、一回見るにも相当暇がかかるだろうと思います。急いで見ると一時間位かかるだろうと思います。少し好きな人は、もっと――二時間も三時間も見たい人があるだろうと思います。何しろ何処にもないものが沢山ありますからね。見られない様なものがある訳ですね。それは方々に美術館とか博物館とかありますが、そういう処にない様なものを私は出来る丈主にしてますから、中々暇もかかるし、度々行って見たいだろうと思います。
信者以外の一般人で来たい人もありますし、そこで交通ですね。交通も考えているんです。今の登山電車ですね。あれなんかも、不断でも随分満員で乗り切れない事がよくあるそうですから、どうしても小田原から強羅迄教団の自営のバスが必要だろうと思って、今そういう様な計画をしてます。之は大して厄介でもないらしいので、昨日もそういう話があったんですが、四、五十人乗のバスを十台位用意しようと思っている。そうして教団の人は専用バスですから、非常に楽に自由に乗れますから、どうしてもそれをやる必要がある訳です。参拝日以外は、教団以外の一般の人の美術館行という様にしてやる訳ですね。今の処では、強羅から降りて又ケーブルに乗らなければならない。それをバスでずっと直通にして了えば非常に楽ですから、之は是非やろう思ってます。近頃はバスは非常に進歩してますから中々乗心地の良い、観光的ですね。ああいうバスの非常に良いのが出来ている。然も信者の人で、あの方の専門の感謝の社長さんが、骨を折って呉れるそうですから、非常に工合が良いと思ってます。まあ、美術館の事は話すれば沢山ありますが、話すより「百聞一見に如かず」で、見て貰う方が一番早いです。
他にないのは――美術館も他にないですが、今度あそこにモミジが沢山植わって、廻りに紅葉でもする様になると、いきなり入って行って――で、紅葉は一般人に見られる様にしますからね。それから萩の道を通って竹林ですね。それら庭園の美です。それ丈で相当驚くだろうと思います。何とも言えない――あそこの調子が良いですから、そういう美術館というのは世界中にないと思ってますね。外国の美術館なんかには、それは相当広い処もありますがね。芝生の幾何学的の――我々から見てはあんまり趣味がないです。只気持が良い丈でね。あとは町の中ですね。其点に於ては箱根の美術館は断然群を抜いていると言い得ますか、特異的の環境ですね。そういう風になってますね。美術品も、私は日本よりか外国を主にしてますからね。英・米の何を調べてみるけれども、随分数はあっちにありますが、一軒で大したものはない様です。だから段々分るにつれて外国の人が随分来るだろうと思ってます。話はその位にして――。
今度、二十日過ぎてから九州方面に、又宣伝旅行をやる様で、例の通り原稿を書いて貰いたいというので、一寸書きましたがね。一寸変った事が中にありますから、参考になると思うから読ませます。
(御論文「舌に代えて」) 【註 栄光一五八号】
舌に代えて
(栄光一五八号)
私はメシヤ教教主岡田茂吉であります。実は皆さんに直接お話したいのでありますが、そういう訳には参らないので、残念ながら原稿にして読ませますから、その御心算で聴いて貰いたいのであります。
そもそも我メシヤ教は、御存知の通り最も新しい宗教であります。それと共に最も大きなスケールの下に活動しつつある宗教であります。それは何かというと病貧争絶無の世界、すなわちこの地上に天国を造るというのであります。もっともこの説はキリストの天国は近づけりとか、釈尊の弥勒の世の未来成就説などを始めとし、幾多の聖者は同様の予言をされている事は、誰も知る通りでありますが、私はその予言を実現する。すなわち理想世界を如実に造るのであります。という訳でいずれは誰かが造らなければ、右の二大予言は造る人が出なければ空言となってしまうでしょう。とすれば釈迦、キリストは嘘を吐いた事になり、二千有余年間人類は騙されていた事になりましょう。それでは聖者どころか大嘘吐きとなるので、そのような虚偽が二千年以上も長い歳月、暴露しないはずがないでしょうから、この事だけにみても、我メシヤ教が出現すべき理由と、その時期の来た事は、何ら不思議はないのであります。
今一つ是非知って貰わねばならない事は、現在の文明は進歩したといっても、それは外形だけで、内容に至っては空虚で、魂がないといってもいいでありましょう。判り易くいえば物質的には進歩したが、精神的には何ら進歩は見られない事で、それは事実がよく証明しております。何よりもこれ程文化が進歩したと言いながら、人間の幸福は進歩の程度と余りに伴わない事で、人類の苦悩は絶える事なく、全く地獄そのままの世界であります。それはどういう訳かというと、今申したように唯物科学偏重の結果、精神科学を忘れてしまったからで、つまり人間なら半身不随で、不具的文明であったから、幸福な社会など出来るはずはないのであります。
次にこの世界は造物主すなわち神様が御造りになられた事は、何人といえども否定する事は出来ますまい。そうして世界を造られると共に、神様の御目的は真善美完き理想世界にまで進歩させるにある事で、それがため最初の経綸として、物質文化を発達させたのであります。ところが最早ある程度物質面は完成の域に達したので、ここでいよいよ精神文化の面を一挙に飛躍させ、両々相まって進む事になったので、ここに初めて天国世界実現の段階となるのであります。これを判り易くするため、一つのたとえを申しましょう。昔からいう計画とか、企画とかいう言葉で、この下の文字は画くという字になります。そのように神様は大計画の下に、長い年月を経て世界を主題とした名画を描かれたのであります。もちろん種々の色彩が必要であるが、これも世界の国々をみれば分るでありましょう。たとえば米国は黄色、英国は紫、ソ連は赤、日本は白、独逸は柿色、フランスは浅黄、イタリアは黒、中国は青、朝鮮は鼠というように、それぞれの特異な色を持っている。その色を駆使して神様は思いのままに筆を揮われ、ここに世界画をかき上げたのであります。ところが描いただけでは何にもならない。どうしても魂を入れて、生きたものにしなくてはならないが、それには目玉を入れる必要がある。つまり瞳を入れるのであります。だがそれは誰が入れるかというと、かく申す私であります。
ここでちょっと瞳について説明を致しますが、これも言霊上ヒトミは火と水の事で、日月であり、日月は眼に相応します。また火は経に燃え、水は緯に流れるから、つまり経緯であり、この経緯が結ばれてこそ、両眼揃って完全な働きをするのであって、換言すれば経が精神文明で、緯が物質文明であるから、両文明が一致して、初めて天国世界が生まれるのであります。つまり経が父で緯が母であるから、その結合によってミロクという立派な子が生まれるのであります。以上はなはだ抽象的でありますが、これで概念だけは得られたと思うのであります。
以上申したように、今までの文化は不具であって、何も彼も上面だけで、中味がないから、間違いだらけの世の中になっていたのであります。そこへいよいよ我メシヤ教が出現して、それら一切の誤謬の因をハッキリ分らせると共に、本当のやり方を教えるのであります。何よりも個人としては本教を信ずるや、たちまち運命の大転換となり、病に悩む不健康者は病は癒えて、完全健康人となりますから、思い切って働く事が出来るので、貧乏は吹っ飛んでしまい、争いもなくなるのはもちろんで、家庭は天国化すのでありますから、天国的家庭が増えるに従って、天国的社会となり、ここに天国世界が実現するのであります。だがこれだけを聴くと余りに旨い話で棚牡丹式なので急には信じられないでしょうが、それも無理はないので、何しろ今までにこのような素晴しい救いはなかったからであります。ところがこれは一点の誇張や掛引もない事実ありのままをお話しするのでありますがら、いささかなりとも疑いのある人は、実地にブツかってみる事であります。その結果本当であれば信ずるより外はないし、もし偽りであるとしたら、断然私を葬ってしかるべしでありましょう。だが私はそんな恐ろしい自殺行為は、真ッ平御免であります。という訳で私は神の代行者として、絶対確信をもって救いの業に邁進するのであります。余り長くなるからこの辺で筆をおくのではなく、代弁者の舌を閉じる事に致します。
此中に日本は白の色という事が書いてあるが之は面白いんですよ。日本の天皇の皇の字ですね。それから、日本は「天皇」の国とか、「皇」とかいう事は、各々白の下に王と書いてありますね。日本は白の国という事は――太陽の光線の色をグルグル廻すと、白になりますね。あれと同じ理窟です。だから日本は各国の色を全部取入れるんです。そこで日本の文化をみれば良く分ります。日本位各国の特徴を取入れた国はないですからね。世界中の人種で、各国の文化を理解出来るのは日本人丈だ。之は外国の識者でも、そういう説を唱えているのもある様ですがね。例えて言えば、同じ東洋人でも、西洋音楽は日本人しか解らない。支那――中国人には解らない。勿論朝鮮人もそうです。日本丈です。それから外人――白人種の方は、色々な方面には随分頭が良いんですが、日本の芸術――それは解らないらしいですね。近頃大分歌や俳句を研究している様ですが中々解らない。処が日本人は外国の詩でも文学でも容易に理解出来るんです。だから日本人位多方面に力がある国民はないです。そこで日本は日の本ですね。太陽の国というのはそういう訳です。講和以前ですと、あんまり斯ういう事を言うと工合が悪いですが、もう言っても良いから言うんですが、そんな様な訳でメシヤ教にもそういう事が当嵌まるんです。又今迄の宗教でも、メシヤ教位色んな事をやる宗教はないです。大抵今迄の宗教は、教えとか――まあ教えが根本です。美術館を造るとか、農業を改造するとか、或いは医学を排(廃?)して病気を治すとか、御祭の余興に色んな芸能人に色んな事をやらせるとか、メシヤ教という名前からしてキリスト教向きであって、そうかというと観音様があったり御神体があったり、仏教的で――実に多方面に亘っているんですね。之は今言う太陽の白の働きですね。ですから昼間の世界という事は、白の世界ですからね。それで色々な色を取入れて、コントロールして白色という事になる。それで私は寸鉄に白光生という名前をつけたのはそういう意味からです。そういう事を知って日本の国をみると一番良く分るんですね。だから日本には色んなものがあるんです。だから日本の思想にはアメリカの思想もあるし、ソ連の共産主義もあるし、イギリス、ドイツ――色んな――各国の思想があります。又そういった風の色の人間も日本人にはあります。東洋でも色々――支那、朝鮮、南洋――そういうのがあります。実に面白いんです。それで、日本には凡てのものの種類が一番多いですからね。食物でも、日本位魚の種類が多い国はないそうですからね。そういう事を言うと切りがないのですが、今言った様な――日本は白という事はそういう意味です。そういう事をお話したんです。
それから此間火星が地球に近附くというので、一寸気がついたのでそれを読ませます。
(御論文「宇宙は地球以外に生物なし」) 【註 栄光一五九号】
宇宙は地球以外に生物なし
(栄光一五九号)
外国の天文学者は、余程前から火星に生物がいるとか、運河があるとかいう説を唱えていたが、私は以前火星には生物はなしと記いた事がある。ところが近頃になって火星無生物説を唱える学者もボツボツ出て来たので、私は愉快に堪えないのである。という訳でまだまだ現在の天文学は幼稚極まるものと私は思っている。ところが近頃は月の世界への旅行可能として、準備している物好きな学者が英国辺りにあるそうだが、これなども実に気の毒なくらい低級な学者達である。
ここでそれらについて少しかいてみるが、この大宇宙には、地球以外に生物は決して生存していない事を断言する。そうして月の世界はいつもいう通り氷の塊であって、その冷たさは到底零下何度などと人間が想像出来るような生易しいものではない。全く絶対無極の大氷塊である。だからもし人間が行けたとしても、一瞬にして石のごとく氷結してしまうと共に空気など一粍もないところの無と同様な世界であるから、まず諦めた方がよかろう。という訳で望遠鏡に映る種々な凹凸は氷塊の不規則な一面である。ついでだから太陽も説明してみるが、これも想像もつかない程の巨大な火の塊であって、いわば火の霊であり、火の体は地球の中心になっている火の塊である。つまりこの天と地とにある火熱が、氷塊である月球を溶解し、水素を造って地球活動の役目をしているので、海も、川も、雲も、霧もその変化したものである。そうして星は地球を牽引しつつ、星自体の霊気を宇宙線を通じて地球に供給し、地球の活動を助けているのである。
以上の理によって現在学者が誇りとしている天文学なども、まず原始時代に毛の生えたものと思えばいいので、全く唯物科学ではこの謎を解くなどは痴人の夢である。ところがいつもいう通り、現代科学は独り天文学ばかりではない。医学も農業もあらゆる文化も右と同様の程度であるから、その盲点を明らかにして科学のレベルを引上げるべく、私は現在骨を折っているのである。
(御論文「世界的迷信としての現代医学」) 【註 栄光一五九号】
世界的迷信としての現代医学
(栄光一五九号)
よく時々新聞、ラジオ等で報道されている事だが、鉄の肺で小児麻痺が治ったとか、赤ン坊の決定的死を親の血液と取替えて助かったとか、死人の網膜を移植して目が見えるようになったとか、心臓の手術が成功したとか云って、サモ医学が進歩したように特ダネ的に扱っている記事がよくあるが、これを吾々からみると、医学の低級さに情ないと思うくらいである。何となればよし治るにしてもむごたらしい冒険的手段で万一を僥倖するのであるから、確実な方法とは言えないと共に、仮に治ったとしてもそれは一時的で、決して根本からではないから、いずれは必ず故障が起こるか、再発するのはもちろんである。それに引き換え本教浄霊によれば、それしきの病気などは簡単に治るのみか、そんな手数も要らず、苦しい思いもせずして安心しながら全治出来ると共に、再発の憂いもないのだから、到底比較にならない程の異いさである。従って本教の全快者の驚きは大変であると共に、絶対的信念を得て百八十度の転換となり、医学を棄ててしまうのである。もちろん病気になっても浄霊一本で済むばかりか、家族の誰でも信者になりさえすれば浄霊が出来るのだから、これ程有難い事はあるまい。たとえ夜が夜中でも急の間に合うのだから、その安心感たるや到底言葉では表わせない程である。ところがこれ程進歩した信仰療法を、筆に口に知らせても一般は容易に信じられないのであるから、いかに医学迷信が根強く沁み込んでいるかが分かるであろう。もちろん政府も専門家も同様で、振り向いても見ないのであるから困ったものである。これを想像してみるとこうであろう。そんな馬鹿な事があって堪るものか、ヤハリ戦後派宗教の巧妙な手段の一つで、全然科学性がないのだから、迷信以外の何物でもないと決めてしまうので、この態度こそ吾々から見れば恐るべき迷信以外の何物でもないのである。
右のように医学の僅かばかりの御手柄を、大々的に宣伝するジャーナリストも、ヤハリ迷信屋の味方であるから、吾々の方でどんなに奇蹟的効果を知らせても、豚に真珠で迷信を通り越して野蛮蒙昧人と言いたいくらいである。しかし事は人間生命に関する重大問題であるから、何とかして彼らの眼を醒ましたいと思うが、右の通りだから仲々容易な業ではない。しかし時が来れば神は絶対力を揮わせ給うから、その時こそ万人の眼を覚まさせられるのは言うまでもあるまい。
二、三日前の新聞に、貧乏な人の婦人ですが、片っ方の目が見えなくなったので、それを病院で手術をしたんですね。肉腫が二つあったのを、二つ取ったら直ぐに見えて来たというのをデカデカと出てましたが、あれは肉腫じゃないんです。何故というと、最初から痛んで熱が出たというんです。肉腫は痛みも熱もないんです。痛みがあり熱があるのは膿なんです。それを、視神経に膿が固まっていて邪魔したので見えなかった。そんなのは我々の方でやれば直き治っちゃいます。そういう様な事を、私の方で厚生省に一年以上前から毎号送っているんです。だから厚生省の人は誰か吃度みているに違いない。御蔭話なんかに、目の見えない人が訳なく治ったという事実があるんです。読んでいるでしょうが、何にも関心を持たない。そうして、医学のつまらない――一寸効果があるという事実を大々的にして嬉しがっているんです。全く、つまり之程根強い迷信というものはあんまりないでしょうね。然も之は世界的迷信ですからね。今迄は宗教の迷信というと、一民族とか、世界の一部ですからね。処がこの医学迷信は、今迄のものの中で一番大きいでしょう。そして又迷信にかかっている人も最も多いですね。尤もそういう迷信があるからメシヤ教が発展する訳ですがね。そういう迷信がなかったら、我々の方で発展するとか、人を救うという必要はないんですね。御蔭話なんかというのはなくなっちゃうんですね。だから其点に於てはあんまり悪くも言えない。そうかといって神様の方は万民を救うんですからね。こっちの都合の良い事許り考えても居られないです。そんな様な訳で、例のハイドラジットですね。此間、「結核新薬を嗤う」という論文を出しましたが、最近になってどうやら怪しくなって来て、アメリカの新薬会社なんか、一時は株が暴騰したそうですが、最近になって又ガタ落ちになった。薬屋が、あんまり誇張して言い過ぎたんです。それで医者がそれに乗っちゃったんです。それで製薬会社で米国の医者に、千何百人とかが詫状を出した。あんまり誇張して言ったので、御迷惑かけて済まなかったと。そういう様な事は矢張り薬を迷信している為にそんな事件が起るんです。我々の方は最初から薬というものは駄目だということが分っているから、予言した事が当っちゃったんですが、そんな訳でこの医学迷信、薬剤迷信――之をぶち壊すのは中々大変なものです。こういうもの――薬を一番信じているのはアメリカですからね。アメリカの医学が一番世界的に威張ってますからね。之をボツボツ之から解らせ様と思ってますがね。その位にして――寸鉄を――。
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