――山ケ野金山で、7月31日に「金の鉱脈」発見
日本では1300年前、宮城県涌谷町周辺で金が発見され、西暦752年の東大寺の大仏に約1.5億円の金が使われた。約700年前、ヨーロッパから中国に渡ったマルコポーロが、黄金でできた中尊寺金色堂(岩手県)の話を聞いて、黄金の国「ジパング」と呼んだことから、日本はそう呼ばれるようになった。実際に中尊寺金色堂の扉や壁には、本物の金が使われている。
現在、世界で生産される金は、2022年、第1位中国、32.7万㎏(6.5兆円)、2位オーストラリア31.3万㎏(5.5兆円)、3位ロシア31,0万㎏(5.4兆円)。日本は46位で、北海道、新潟、鹿児島などで、7500㎏(1300億円)。
2025年7月31日、約70年前に閉山した鹿児島県霧島市横川の「山ケ野金山」周辺で、金を含む新たな鉱脈が発見された。見つかった金は、1トンの鉱石から9.62gで、世界の平均よりも、3.2倍~1.9倍の金が含まれる優良な金山と判明した。鹿児島大学の志賀教授は、本気で探せばまだまだたくさんあると話す。
霧島市の北側にある噴火中の新燃岳から、西に約20㎞の山ヶ野金山は、200年前に火山活動があり、マグマがあった。雨水が地下で温められて熱水となり、マグマ由来の金、地下に含まれている金を溶かし込み、その金入りの熱水が上昇して、冷めて成分が沈殿し、金入りの鉱石がつくられていったと考えられている。九州では東南と北西から引き裂く力が働いて割れ目が造られ、たくさんの火山があって、トカラ列島の地震や新燃岳の噴火が続いていることから、鹿児島から大分にかけての一帯は、まだ手付かずの金の宝庫と考えられる。
最新(2025年末)の探査データによると、少なく見積もっても、九州の金埋蔵量は1万5000トン。南アフリカのウィットウォータースランド金鉱地帯に匹敵する、史上最大規模。
明主様は、地上天国では日本で金が大量に算出されるようになって、善言讃詞の「黄金の甍さんさんと」は、その情景を言ったものだと仰せになっている。経と緯。霊の国常立尊に対し、体の豊雲野尊は物質をつかさどられる。破壊が行われれば建設が始まるが、それには、金銭も必要。物質界のお働きが始まって、夏至から40日が過ぎた31日(41日目?)に金脈が見つかった。
(※ 江戸時代初期の1600年代半ばに発見された「山ヶ野金山」は、1953年の閉山までに金28.4トンを算出し、国内歴代7位。現在、日本で唯一商業レベルで稼働しているのは鹿児島県伊佐市の菱刈鉱山のみ。所有する住友金属鉱山(東京)によると、鉱石1トンに含まれる金量は平均約20g。)
<12,5%ですべてを得る戦略>
戦後、ドルの基軸体制の下に入った日本は、自前の金を掘る必要がなかった。いつか世界が揺らいで、自分たちの力で立たなければならない時のために、全国の金山は1950年代、戦略的に次々と閉山され、日本の金は地下に眠らせられた。
そして、中国が世界中の金を買い集める中、何年も前から、日本では新しい金の供給源「山ケ野プロジェクト」が進められていた。極秘に日本の地質学者と海外の研究チームが動き、金があることはわかったが、掘るタイミングを待っていた。大企業や政府が動けば周りに感づかれるが、カナダの探査会社アーヴィング・リソーシズは小さな会社なので、ただの運試しをしているくらいにしか思われていなかった。
2025年7月31日、山ヶ野金山で新しい金脈が見つかったことが報道され、8月10日、説明会が開かれた。この計画に世界最大のアメリカの金採掘企業ニューモント・コーポレーションが動いたことは、アメリカ政府がかかわっていることを示す。日本を代表する巨大商社の一つ、世界中で資金ビジネスをしている住友商事も動いた。出資比率は、ニューモント60%、アーヴィング27.5%、住友商事12.5%。日本が12.5%。世界は、日本が資源を安く手放したと思ったが、日本の出資比率12.5%には、仕掛けがあった。
一つは、「完璧な煙幕」。12.5%は、日本がほとんど取り分をもらわない負けポジションに見えるから、あえて捨て駒になった。これで北京は、日本は大した関心を持っていないと勘違いして、政治的な圧力(妨害)も報復も避けられた。
もう一つは、「国家主権」。株の持ち分はどうあれ、日本の国土にある金山の最終的なコントロール権は、法律や税制を変えるだけで全部日本にある。例えば、利益の8割を税金として徴収すると言われたら、ニューモント社も逆らえない。日本は金を精製する精錬技術で世界でもトップクラスだから、掘った金は全部国内の精錬所で処理というルールも作れる。掘るのは国際プロジェクトでも、金の採取所有者は日本になり、最終手段として、有事の時は、安全保障を理由に政府が金をすべて徴用することもできる。ニューモントもアーヴィングも同盟国企業だから、逆らうことはできない。
12.5%は、掘りだす段階での利益配分。外資主導に見せながら、静かに、確実に、誰にも気づかれずに、次の主導権を日本が取る布石だった。表向きは不利に見えるが、裏で、ルールそのものを書き換えた。世界が12.5%しかないと笑っていた時に、何十年祭を見据えた日本が、主導権を握った。
また、掘り出した金は、日本国内で精製して、純度99.99%のインゴットにされ、日本の半導体、電子部品、ハイテク産業に優先的に供給される。これによって、サプライチェーンを完全に日本国内で回せる、経済安全保障の完成形となる。そして、日本はその金を使って作った製品を世界中に輸出するから、付加価値が何倍にも膨らむ。つまり、掘るのは12.5%でも、何十倍も稼ぐことになる。アメリカは資金と安全保障を、カナダは探査のノウハウを提供し、日本は現物の金と未来の富をすべて手に入れることができた。
しかも、三菱商事とアーヴィビング社の契約には、日本企業が将来のプロジェクトに優先的に参加できる条項が入っていた。そして、今回のプロジェクトでノウハウを学んだ日本の企業、三菱、三井は、次からは監督になる。
<日本は、資源小国から資源戦略国家へ>
山ケ野金山は、世界の構造を揺るがすドミノの最初の一枚。鹿児島から大分にかけての九州火山弧は、手付かずの金の宝庫だから、日本が再び、〝黄金の国 ジパング〟と呼ばれる日も近い。
通貨と資源で世界を動かす戦い。金、レアアース、石油など、次々と資源が発見されている日本は、資源国として再評価され、外資が集中する。その変化は、インド太平洋のバランスをも変える。
<日本の金爆弾が、中国の金備蓄を無力化>
中国は、膨大な金を裏付けにデジタル人民元を発行して、アメリカのドルシステムを崩壊させ、世界に新しい金融秩序――金本位制の通貨(人民元)――を作ろうとしていた。そのため、10年以上かけて、世界の中央銀行全体の保有量に匹敵する3万トンとも言われる金を、何兆ドルも使って買い集めた。
ところが、山ケ野金山の再発見によって、必要なら、日本とアメリカはいくらでも新しい金を市場に流せることになった。日米が市場に大量に金を放出して、金価格を暴落させれば、中国が貯めこんだ金は暴落して、中国の新通貨は終わる。また、現在、不動産バブル崩壊、若者の失業率急増中で、金を動かせない状態の中国経済にとっては、致命的となる。
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