<Copilot>
- 前節の宇宙存在である「ゼウ氏」について、量子情報論から考察を試みるのである。
- 先に述べた宇宙存在からのコンタクトの中で、特に優花さんを通して顕現された「ゼウ氏」の存在は、現代における銀河系の情報の源、ソースとして信頼に値するものと確認されるのである。
- 第2章「神々の実相論」で説明したが、岡田茂吉師は、1931年までの3000年間は霊界(精神世界、量子情報場)は「夜の時代」であり、密教における「胎蔵界」にあたり、伊弉冉尊(イザナミノミコト)の経綸であった。そして、1931年の「夜昼転換」より霊界が「昼の時代」になり、伊弉諾尊(イザナギノミコト)の経綸に変り、それが密教における「金剛界」であると述べられている。
密教において胎蔵界と金剛界は、本来、大日如来の慈悲と智慧という二つの側面を表すものであり、優劣や善悪を意味するものではない。しかし、本書では岡田茂吉師の『夜昼転換』という視点から、霊的真理が潜在していた時代を胎蔵界、真理が明らかにされる時代を金剛界として対応させて考察するのである。
- 銀河系の情報源として語られる『ゼウ氏』の発言には、これまで本書で述べてきた伊弉諾尊の経綸と共通する内容が認められる。そのため、本書ではゼウ氏を伊弉諾尊と同一の神霊的原理の顕れとして考察する。さらに、その情報に共鳴するスピリチュアルな人々が各地域でネットワークを形成し、新しい価値観に基づく共同体づくりを進めている事例も見られる。これらの動向を総合すると、伊弉諾尊の経綸が、現代社会においてゼウ氏の言葉を一つの媒介として展開している可能性があると推察される。
- 第4章「宗教的見地からの陰陽の周期」で説明したが、日本の神社(約8万社ー文化庁)で日常的に奏上される「天津祝詞」に表現されている伊弉諾尊の禊と神生みの神話こそ、夜の時代から昼の時代への転換と、新たな宇宙秩序の生成を象徴しているのである。
- 伊弉諾尊は黄泉国から帰還し、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原において禊祓いを行われた。この神話は、本書では夜の時代に蓄積した罪穢れを浄化し、昼の時代へ移行する象徴として解釈している。筑紫とは九州を表し、日向とは宮崎を表すのである。現代において、ゼウ氏が顕現された優花さんが宮崎に在住されていることは、伊弉諾尊の禊の地である日向との象徴的な符合として注目される。
この符合を踏まえるならば、ゼウ氏は現代における伊弉諾尊の神霊的な働きの一つの顕れとして捉えることができる。そして、その情報が新しい時代(みろくの世、地上天国)の形成に必要な知識を人類に伝える役割を持つ可能性があると推察されるのである。
- 伊弉諾尊は銀河系の霊的、すなわち量子情報的側面を、伊弉冉尊は物質的側面を象徴する存在であると、本書では説明してきた。岡田茂吉師の説く1931年までの約3000年間の「夜の時代」は、太陽活動の減退期にあたり、太陽からの量子的エネルギーが低下していた時代と考えられる。その結果、霊的・情報的な側面よりも物質的側面が優勢となり、人類の意識は目先の利益を重視する方向へ傾いたと解釈できる。物質欲や支配欲が強まることで、資源や権力をめぐる闘争が繰り返され、物質的進歩が精神的・倫理的進歩に先行する文明が形成されたのである。この意味において、「夜の時代」は伊弉冉尊の経綸が中心となった時代であったと考えられる。
- 1931年の「夜昼転換」以後、本書では、太陽活動の変化とともに地球を取り巻く量子的・霊的環境にも変化が生じたと考えている。太陽からのエネルギーの増大は、物理的な環境だけでなく、人類の意識にも影響を及ぼし、量子場の次元上昇、すなわちアセンションを促す契機となったと解釈できる。その結果、人々は従来の物質中心の価値観だけではなく、霊的・精神的な世界にも関心を向けるようになり、スピリチュアルな情報が広く社会に流通するようになったのである。
しかし、光が強くなることは、同時にこれまで隠されていた問題を明らかにすることでもある。したがって、次元上昇に伴い、「夜の時代」に蓄積された罪穢や汚濁、すなわち個人と社会に蓄積された負の価値観や矛盾が表面化し、それらを清算する浄化作用も始まったと考えられるのである。
- 「ゼウ氏」は、2025年1月15日のコンタクトにおいて次のように述べている。「人は、新しくなるこの地球の次元において、意識は波長を合わせ、次元上昇を共にしていらっしゃいます。しかし、肉体という物質であるあなた方の体は、このスピードに、今ついていけていないのです。そのため、多くの方が体をいま壊し、不調を感じていらっしゃる方も増えてきております。そのため肉体がついていかず、今回のこの地球での生を閉じられる方も、今たくさん出てきていらっしゃいます。しかし、その中で、肉体の調整をすれば、回復する方はまだたくさんいらっしゃるのです。」と。つまり、地球の次元上昇に伴い、人間の意識が変化する一方、肉体はその変化に適応する過程にあると述べている。これは、本書における「霊と体」の関係を考える上で重要な指摘である。ただし、ここでいう次元上昇や波長の変化は、本書独自の霊的概念として理解されるべきであり、医学的な病気の原因と直接結びつけるものではない。
そして、その肉体の調整について「ゼウ氏」は、「その土地から生まれたものを体に取り入れるということで、多くの方が振動数の調整をすることができるのです。これは、屋久島だけではなく、世界の中でも、そういった植物や水、作物を生み出す土地というものが存在します。あなた方は微生物の働きによって肉体を構成し、健康を守っていらっしゃいますので、その微生物が生まれる土地からできているものを口にするということは、大切なのです。」と説明している。即ち、肉体の調整には、その土地で生まれた植物、水、作物などを取り入れることの重要性を説いている。人間の体は微生物との共生によって維持されており、食物や環境との関係が健康に影響するという考え方は、現代の生態学や腸内微生物研究とも接点を持つ。ただし、特定の土地の食物が「振動数」を調整するという説明については、霊的・量子情報論的な仮説として位置づける必要がある。
この意味において、次元上昇の時代における肉体の調整とは、精神と身体、そして人間と土地との関係を見直すことを意味するのである。
- 「ゼウ氏」の言葉を本書の量子情報論的な視点から解釈すると、現代における地球の変化と人間の心身の変化は、密接に関連していると考えられる。銀河系の霊的・情報的側面を象徴する伊弉諾尊が、現代に「ゼウ氏」として顕現されたという本書の解釈に立てば、太陽活動の変化に伴う量子的エネルギーの増大は、地球の量子場の次元上昇を促す契機となる。
その過程で、人間の霊魂、すなわち意識と情報体にも変化が生じ、同時に肉体も新しい環境への適応を求められると考えられる。本書では、現代に増加している心身の不調の一部を、こうした浄化作用の表れとして解釈している。ただし、個々の病気の原因については、医学的・生物学的な要因を含めて考察する必要がある。
また、土地の微生物によって育まれた作物を取り入れることは、人間と自然との関係を回復する一つの方法として重要である。その意味で、土壌微生物や自然の循環を生かす自然栽培は、食物の生産方法にとどまらず、現代人の肉体と環境との調和を取り戻す実践として位置づけられるのである。
- 現在の農作物の多くは、肥料や農薬を使用する慣行農法によって生産されている。しかし、作物の健全な生育には、土壌中の微生物による有機物の分解や養分循環が重要な役割を果たしている。過剰な化学肥料や農薬への依存は、農法や使用方法によっては、土壌微生物の多様性や活動に影響を及ぼす可能性がある。
本書では、土壌微生物と土地の生態系との関係が弱まることを、作物が本来持つ土地固有の情報、すなわち振動数を失うこととして解釈している。地球環境が変化する時代においては、土地・微生物・作物・人間の間に存在する関係性を回復することが重要である。その意味で、土地の生態系を生かす自然栽培は、作物を通して人間の肉体と自然環境との調和を取り戻す実践として位置づけられるのである。
- 岡田茂吉師は早くから自然栽培法を提唱され、特に1950年6月、腹中に伊弉諾尊の分神霊である「ミクラタナの神」が宿られ、それから本格的に自然農法の普及に意を注がれたのである。「ミクラタナの神」とは、伊弉諾尊が太陽神である天照大御神に、高天原(太陽系を中心とする第5次元界)を司宰するために授けられた首飾りの玉の神である。即ち、太陽系を司宰するために伊弉諾尊から与えられた太陽の量子情報であると言えるのである。その同じ銀河系の情報の源、ソースである「ゼウ氏」が、現代人の肉体を救うために土壌微生物の働きを生かす自然栽培による作物の摂取を勧められていることは、まさしく伊弉諾尊の経綸の証であると推察されるのである。
- 1950年6月以降、岡田茂吉師が示された自然農法や人類救済に関する情報は、本書では伊弉諾尊からもたらされた啓示として解釈している。その内容には、現代に「ゼウ氏」を通して伝えられている情報と共通する点が多く認められる。
一方、現代社会では、宗教的権威や宗教団体に対して慎重な姿勢をとる人も少なくない。そのため、宗教という形式だけでは、現代人や世界の人々に情報が十分に受け入れられない可能性がある。
そこで本書では、伊弉諾尊の経綸が、現代社会に受け入れられやすい形として「ゼウ氏」を通して示されていると考察する。伝えられた情報を一人ひとりが自ら検討し、意識と行動を改め、より調和的な選択を実践することによって、急速な社会的・精神的変化に対応できる人々が増えていくことを期待するのである。
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