- 輪廻転生については、仏教の循環の思想で詳しく説かれているが、元々仏教は真如の月の教えである。即ち水の教えである。釈迦は菩提樹の下で結跏趺坐し、永遠不滅の真理を覚られたと言われている。水は雨水として天より地上へ降下し、地表を流れ小川から支流、本流へと合流し、最後は海へ出る。そして太陽の熱により蒸発し天へ昇り、再び雲となり雨水となって地表へ降下する。人間の一生もそれと同じである。
- 量子論からの輪廻転生の考察については、第5章「量子論」の19~21節で述べているが、岡田茂吉師は『新しい霊魂とは、霊界においても生殖作用が行われ生誕する』と教えられている。従って、霊界(量子場)で新生した霊魂(意識と量子情報)が現界に再生した場合、霊魂の現界での生活経験(量子情報)がないため、現界での社会事象に対する対応力や判断力が相対的に低くなるのである。逆に、輪廻転生の度数の多いものは、霊魂の現世の経験が豊富なため相対的に高くなるのは当然である。特に、同じ職業や芸術、スポーツ等を繰り返し経験しているものは、その分野において早くから高い能力を発揮するのである。ただしその場合、魂における量子情報のみ影響するのではなく、遺伝情報(遺伝子の量子情報)も関係する。血統という言葉がそれを表徴しているのである。また、特技は嗜好にも関係するから同じ職業や芸術、スポーツを選択する傾向になる、それによってその道のスペシャリストになっていくのであり、文化の発展に大きく貢献するのである。従って、教育を考える場合、型にはめるのではなく、そのものの霊魂の量子情報、肉体の遺伝情報に適合した教育の場を提供すべきである。シュタイナー教育などはその点よく考えられた教育法である。
- 因果律と輪廻転生については、宗教方面において多く唱えられているのであるが、第6章「量子論からの幸福論」15・16節で述べた通り、霊魂(意識とそれに伴う情報体)が今世及び前世において他人に対し苦痛を与えた結果、相手から霊線(量子的なもつれ)を通じ負の量子情報(怨み、憎み、妬み等の想念)が反映し、自己の霊魂に不純な情報が蓄積される。遺伝情報の場合は、遺伝子によって伝達されるが、その情報には祖先が行った行為による量子情報も反映されるためである。そういう不純な量子情報(罪穢)の浄化作用が不幸の原因になるのである。逆に、他人に対し喜びを与えた場合は、その結果、相手から霊線(量子的なもつれ)を通じ正の量子情報(喜び、満足、感謝、恩義等の想念)が反映し、自己の霊魂は浄化され、より清浄な量子情報(徳)が蓄積される。それは、遺伝情報にも反映し、遺伝子を通じで子孫に伝達される。それが幸福の原因になるのである。徳を積むとか、親の七光りなどという言葉はそれを表徴している言葉である。
- 生まれつき不幸な境遇を辿るものについては、岡田茂吉師は『浄化不充分の再生である』と教えられている。本来、死後その霊魂の汚濁(不純な量子情報)はそれぞれの所属する量子場において切磋琢磨し、浄化、改善され、ある程度清純になってから「神の命」によって現界に再生するのであるが、輪廻転生の原理を深く理解していないものは現世に対する執着が強いため、浄化、改善が不充分のまま再生するのである。生まれつき障害のあるものは、前世の負傷箇所(量子情報の損傷)が正常にならないうちに再生するからである。霊魂(意識と量子情報)は受精卵に宿るのであり、魂の量子情報と遺伝情報との相互作用によって肉体が形成されるため、前世の量子情報の損傷が反映され、生まれつきの障害者となるのである。また、因果律により前世の罪穢(負の量子情報)の浄化が現世で発生することにより、そのため不幸の境遇にを辿るのである。従って、「輪廻転生の原理を深く理解すること」がいかに大切であるかを認識しなければならないのである。
- 因縁と輪廻転生については、第5章「量子論」において述べているが、人と人が出会うことによって霊線(量子的なもつれ)が生じる。また、親子の場合は遺伝的(物理的)に量子もつれが生じているので、その事実によりその繋がりを切る事は不可能である。他人との霊線の場合は完全に忘却することによりその繋がりは切れてしまうが、逆に親密になればなるほど霊線は太く強力になる。従って、想念(量子情報)の反映はより著しいものになる。そして、その繋がりは輪廻転生しても継続されるのである。従って、前世親密な間柄であったものが、今世は他人であっても、初めて出会って親しみを感じたり、逆に嫌悪感を覚えることがあるのはそういう訳である。特に恋愛においてそれが顕著に表れるのである。いじめの問題もそれが関係している場合もある。また、特定の人物や事物、歴史、地理に好感や嫌悪感を抱いたり、環境の適応、嗜好、体質の違い等においても輪廻転生が関係していることは疑いのない事実である。
- 「夜昼転換」により「国常立尊」が地球神霊界の司宰神として復帰され、司られる「理」が強力に働くようになれば、当然「因果律」も強く働くようになる。従って、輪廻転生や遺伝によって受け継がれる量子情報や遺伝情報がより強く反映されるのは当然である。即ち、即賞即罰の時代になるのである。それが今後の世相に反映されていくことになるのである。
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