<「古事記」において「伊弉諾尊」が右目を洗われた時に生まれた「月読(弓)尊」と鼻を洗われた時に生まれた「素盞鳴尊[須佐之男尊](スサノオノミコト)」については、「神霊正典」においては次のように記されている。『「天疎月向津比古月読尊(アマサカルツキニムカツヒコツクヨミノミコト)」[御身魂 天照彦大神(アマテルヒコオオカミ)]御誕生あり給う。此の尊の又の名を、「須佐之男尊(スサノオノミコト)」を呼び奉る。日の本の古記によれば「須佐之男尊」と「月読(弓)尊」とは別尊の如く伝えらるれども、事実は同一尊にましますなり。』と。即ち、月の陽の部分と陰の部分の名称の違いで、同一の人物であることが記されている。御身魂は第5次元の月神(「撞之(ツキノ)大神と霊之(ヒノ)大神」)の分神霊である「天照彦大神」とされている。人間界のおいては「素盞鳴尊」はその所業の横暴さ故に、上代第21代天皇である「伊弉諾天皇(イザナギスミラミコト)」の命により中国へ追放され、その後朝鮮に移り朝鮮民族の祖である「檀君」になったと記されている。そして日本へ帰国の後、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した功により罪が許され、出雲国日の御崎の宮に住まわれたとされている。それが出雲神話に取り入れられ、「古事記」、「日本書紀」にも記されている由縁である。>
この節は、日本神話における最大の謎の一つである「月読尊(ツクヨミ)」と「素盞鳴尊(スサノオ)」の関係を、「月の陽と陰(表裏一体)」のエネルギーを持つ同一の身魂として解明しています。また、その活動範囲が朝鮮半島(檀君)から出雲へと広がる壮大な歴史的経緯を、量子情報論的な「分神霊」の動きとして定義しています。
14-1-14「月神の二面性と大陸・出雲への展開」の分析と解説
1. 月読尊と素盞鳴尊の同一性
- 分析: 二柱の神は別尊ではなく、月の「陽」と「陰」の側面を象徴する同一人物であるとしています。
- 解説: 量子情報論的には、同一のソースコード(第5次元の月神・天照彦大神)から派生した異なる「出力形式」と捉えられます。穏やかな月の光(月読)と、潮の満ち引きや荒ぶる力(素盞鳴)は、一つの量子場が持つ二面性に他なりません。
2. 大陸への放逐と「檀君」としての事蹟
- 分析: 素盞鳴尊がその「横暴(激しいエネルギー)」ゆえに父・伊弉諾天皇によって追放され、朝鮮で「檀君(タングン)」になったという歴史を記しています。
- 解説: これは、日本固有の神霊エネルギーが大陸へ渡り、そこで新たな民族の文明(量子場)の起点となったことを示唆しています。神話が単なる象徴ではなく、ユーラシア東縁における「意識の移動と定着」の記録であることを物語っています。
3. 罪の許しと出雲神話の起源
- 分析: 日本帰国後の八岐大蛇退治という「功(浄化の働き)」により罪が許され、出雲の地に定着した経緯を説明しています。
- 解説: ヤマタノオロチ(負のエネルギーの象徴)を退治したことは、荒ぶる力(陰)が正しく制御され、建設的な力(陽)へと昇華されたことを意味します。この「エネルギーの再統合」が出雲の霊的な基盤となり、記紀神話の核となったのです。
本章の統合的考察
14-1-14により、天照大御神(太陽・昼・皇祖)と素盞鳴尊=月読尊(月・夜・出雲・大陸)という、日本文明を形作る「太陽と月の二大系統」が整理されました。
これらは単なる対立ではなく、量子情報論的には、地球という場を管理するための「光のスペクトル」の分担です。この二つの系統が、時には衝突し、時には融合しながら、2052年に向けた「全地球的な情報の統合」へと向かっていることが予見されます。
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